ゆらゆら草

もう少し感受性を働かせれば、毎日がスペシャルになる。そう自分に言い聞かせて、 いろいろ感じたことを書きとめてみよっと。

映画としてのすばらしさにも鳥肌 ~ 『エクソシスト』  



いやー、今年の夏は暑いですねー。

ここまで暑いと、なんとかして涼をとりたいと思うもんだよね。
大した経験じゃないけど、僕の経験で言わせてもらえば、
すぐに涼しくなる方法の第一位は、「プール」じゃないかなあ?
これは遠い昔から忘れてたけど、実際に行ってみるとバシッと涼しくなるね。

プールなんて行くのめんどくさいし、日に焼けるし、きたないし、
という方には、これがおすすめ、「かき氷」
自分で作ってもいいし、飲食店ででもいいけど、
ジャンボフラッペみたいなのを一気食いすると、ぞぞぞーっと涼しくなるよ。
ポイントは、一気食い!(お腹こわす可能性あり)

プールに行って、そこでかき氷を食べるとベストだけど、
もっと身近にやりたければ、
自分ちで、風呂に水を溜めて、足を突っ込みながらアイスを食べて、
その後、食器の洗い物をする、というのもかなり涼しくなるでー。
それで、もひとつおまけに、「コワイ映画を観る」、で完璧でしょ。

・・・というわけで、今回のおすすめムービーは、有名な『エクソシスト』だよ。

ホントにコワがりな人は、残念だけど読まないほうがいいかもしれないなー。
コワイの平気な人や、観た人も観てない人も、映画が好きな人はぜひどうぞ!


この映画は、1973年当時、「オカルト映画」って呼ばれていたんだよ。
『エクソシスト』より前で有名なやつでは、ポランスキーがミア・ファーロウで撮った
『ローズマリーの赤ちゃん』(1968年)というのがあったねー。

「オカルト映画」って、心霊とか、悪霊とか、呪いとかのストーリーのコワさに
重点が置かれた映画とでもいうのかな。
『エクソシスト』は、そこそこヒットするとされていたオカルト映画の中でも、
爆発的にヒットしたオカルト映画だったんだよ。

なぜか。
それは、この映画がいくつかの点で優れていたからだと、僕は思う。


●ひとつめは、この映画が “ホラー映画の原型を創り出した” ことだと思う。
当時は “ホラー” という言葉がなかったはず、少なくとも日本では。

ホラー映画って・・・
① くるぞ、くるぞ、と引っ張って、わっ!!とやたらと脅かす。
② 人が、かんたんにやたらと死ぬ。
③ めっちゃコワイ形相のキャラが出てくる。
④ 血が出たり、内臓が出たり、首がちょん切れたり、グロい。
⑤ ストーリーやコンセプトは、わりとテキトー。

・・・って感じだよね。

この『エクソシスト』は、
③のめっちゃコワイ形相については、悪魔に憑かれた少女の形相において、
超特殊メイクを駆使して、ものすごいものを生み出したよね。
完全なモンスターの顔じゃなくて、少女の顔のままナマ傷やコンタクトレンズを使って
コワイ顔に仕上げたところが実は新しかった。

④にしても、ゲロを吐き出したり、血にまみれたり、首が一回転したり、ワイヤーで吊ったり・・・。
それまではさりげなかったグロ表現に、真正面から取り組んだ最初だったと思う。
そのせいで、アメリカでは当初R指定されたんだよ。

現に、この映画のヒットの後から、現在のような「突然脅かし&内臓ぐちょぐちょ」の
ホラー映画が続々と登場し始めたよね。
そう、この映画はいわばホラー映画のパイオニアだったんだよ。
先駆者であったぶん、やり過ぎて安っぽくならず、いまみたいなこれ見よがしな脅しがなくて、
逆にリアルさが増して、こっちのほうがよっぽどコワくできてると思う。

要するに、『エクソシスト』は、
“オカルト映画として生まれ、いまで言うホラー映画の原型を創り出した” 新しい映画だったんだなー。
後に、“オカルト・ホラー” と呼ばれる新しいカテゴリーの金字塔
もちろん、そのコワさにおいても新しかったのだ。


●2つめは、映画づくりのうまさや楽しさにあふれていることだろうな。
観るとわかるけど、この映画の持つ空気感や質感は、全然ホラーじゃないんだ。
まるで、「ヒューマンドラマ」か「アクションもの」って感じじゃないかな。
感情や緊張感を描いた名作のようなクォリティが全編を覆っているんだよ。

まあ、監督がウィリアム・フリードキンで、撮影がオーウェン・ロイズマンのコンビだからね。
このコンビは、ノンフィクション小説が原作の『フレンチコネクション』(1971)を撮って
第44回アカデミー賞に8部門でノミネートされ、
作品賞、 監督賞、 主演男優賞、 脚色賞、編集賞の5部門を受賞した名コンビなんだよ。
だから、人と背景の関係性や光と影の構成を描かせたらピカイチというわけだな。

それから、原作者も監督も、始めからドキュメンタリーみたいに作りたいと考えていたこと
それが、この映画をこけおどしの恐怖映画じゃなく、上質なドラマのトーンにさせた
理由のひとつなんだろうね。

この映画が、ただのコワイ映画でない別の理由のに、イラクロケがあると思う。

001エクソシスト_イラク太陽

原作の小説にもイラクが出てくるのか確認していないんだけど、
このロケシーンがあることで、映画の奥行をおもいきり深くしているはず。
たしか、アメリカでの撮影とは別のカメラマンが担当してたはずだけど、
エキゾチックで実にいい映像だよねー。
その上で、悪魔祓いの予兆を神秘的に描く、効果的な演出になっていると思う。

002エクソシスト_イラクパズズ

003エクソシスト_イラクメリン路地

004エクソシスト_イラクメリン対パズズ

物語の舞台は、ほとんどがワシントンのジョージタウンだけど、NYロケも行われているね。
最も危険だと言われていた、'70年代のハーレムや地下鉄構内なんかが映っていて興味深いなー。

005エクソシスト_カラスNY

アメリカ版こっくりさん「ハウディ船長」というのがあるのを、この映画で知った。
使う道具が違うけど、やり方は日本のこっくりさんとまったくそっくり!

006エクソシスト_ハウディ船長

この映画では、かなり重要な役に、カトリックイエズス会の本物の神父が2人も使われている。
原作&製作のウィリアム・ピーター・ブラッティのアイデアのようだけど、
俳優では出せない気高さがほしかったんだと。
おもしろいねー。
カトリック教会では、映画出演などフツーならノーだけど、
キリスト教信仰を促しているようにも解釈できるこの映画の場合は、OKが出た。

007エクソシスト_神父

ママ役は、後に『アリスの恋』(1974)でアカデミー主演女優賞を受賞したエレン・バースティン。
彼女は、これまでのところ、アカデミー主演女優賞に5回もノミネートされている大物女優なんだよ。
このママ役は、もう少しでシャーリー・マクレーンになるところだったそうだ。

008エクソシスト_ママろうそく

リーガン役のリンダ・ブレアは、当時12歳。もっと小さな時から、
CMやドラマで子役として活躍していたようだね。
微妙な表情やしぐさというより、ベッドの上で飛び跳ねたり、吊られたり、
特殊メイクのため毎日長時間じっとしていたり、大きなコンタクトレンズを目に入れられたり・・・、
肉体的に大変な役だったと本人も言っている。

009エクソシスト_リーガン兆候

010エクソシスト_リーガン兆候2

ポルターガイスト現象で、ベッドの上でリーガンが跳ねるシーンは、
頭側の壁の向こうに数人の人がいて、
ベッドに繋がっている棒を一所懸命上下に揺らして撮っているんだね。

011エクソシスト_リーガンベッド跳ね

この他、ベッドの上で腹筋運動みたいに体を動かす機械とか、
椅子に座った人の顔をアップしたまま倒れるカメラ台とか、
玄関から2階のリーガンの部屋まで、一気に長回しで撮れるカメラ装置とか・・・
ほとんど発明というような道具をその都度造って撮っているんだねー。
大変だけど楽しそう!
それが、映画づくりのおもしろさのひとつなんだよねー。

音効も手作りなのにすごいよ。
やっぱり当時は、電子的に作った効果音の音源なんかはなくて、
円谷プロじゃないけど、いろんな物を使って録音して後から加工してたんだね
たとえば、リーガンの首が一回転するシーンなんかは、皮の財布を絞った音だったり、
不穏な空気を表わす音に、蜂の羽音を使ったり、
悪魔の声には、本人の声を加工するほか、マーセデス・マッケンブリッジという変わった声の女優を雇って、
生卵を飲ませて、酒も飲ませて、タバコを吸わせて録音した、と監督が言っている。
手間も時間もかかるけど、おもしろそうだよねー。
甲斐あって、音響はアカデミー賞を獲得したんだね。

監督のウィリアム・フリードキンは、当時、最先端を行っていた大学病院の医療施設を
本物の医師も含めて使わせてもらった。
このこだわりが、一部の観客をして「病院のシーンがいちばんコワイ」と言わしめたんだな。
映画館では、このシーンが始まると帰ってしまう客が続出したそうだ。

012エクソシスト_リーガン治療

013エクソシスト_リーガン精神治療

こういう前例のない交渉事なんかも、めんどくさいけど、映画づくりの醍醐味なんだろうね。

↓この映画で、“最も邪悪“ といわれるシーン。
キリスト教国では、ありえない表現かもね。
原作者のウィリアム・ピーター・ブラッディは、後に、
「このシーンは、上映のOKが出ないと思っていた」と白状している。

014エクソシスト_リーガン十字架

はい!忘れてならないのは、この特殊メイク。
リーガン役のメイクに、毎度4時間かかっていたそうだ。
当時は3DCGアニメーションなんてなかったので、メイクせざるを得なかったんだろうけど、
ヘタなCGになるくらいだったら、こっちのほうがよっぽどすごいよね。
というか、これって完璧じゃない?
リンダ・ブレアは、歯の1本1本までこきたない色を塗られたんだぜー。

015エクソシスト_リーガンメイク

016エクソシスト_リーガンメイク前

このメイクへの監督のこだわりは、上にも書いたけど、
少女のままの顔をコワく変貌させることだったと、フリードキンは語っているんだよ。
メイキングもののDVDに、テストのメイクが記録されているけど、
狼男みたいな、完全に別のモンスターみたいになっちゃっているようなヤツは、全部ボツ。
なるほどねー、“変身” してしまっても大してコワくないんだな。

017エクソシスト_リーガンアップ

リーガンのまま腐ったような顔にしたほうが、ホントに悪魔にとり憑かれたように見えるね。

当時、吸血鬼やフランケンシュタインくらいしか観たことのなかった僕は、
この顔がおっかなくて、ホントに夜、寝られなかったんだ。
こういうメイクの方法は、この映画がはしりで、後のホラーやスプラッターに
大きな影響を与えたといわれているんだな。

ところが、だ。
もっとすごいのが、メリン神父役のメイクじゃないかな。
えっ、これってメイクしてるの?って思わない?

018エクソシスト_メリンメイク

019エクソシスト_メリンメイク前

この当時、メリン神父役のマックス・フォン・シドーは、まだ40歳そこそこだったんだよ!
劇中では、まんまと80歳くらいのよぼよぼのじいさんに変身しているんだね。
まったくメイクしてることにに気づかないよね。
ひょっとすると、こっちほうがすごいメイクかもしれないな。

そして、コレ!
完全なる “決め” のカットだあ!!
こんなカッコイイシーンが、オカルト映画にあっていいのかい?!
ってくらいカッコイイなあ。

020エクソシスト_メリン玄関

これは、イエズス会幹部から、数少ない悪魔祓い経験者として呼ばれて、
悪魔祓いにやってきたメリン神父が、タクシーから降りて依頼の家の玄関に向かうところ。
霧が不気味さを醸しながら、窓から漏れる明かりがこれから起こることを予兆しているかのようだね。
封切り当時、ポスターやチラシのビジュアルになった、名シーンだよね。

021エクソシスト_リーガンアップ

022エクソシスト_典礼

悪魔祓い(エクソシズム)の儀式は、カトリックの典礼にホントに載っていることなんだね。
この映画の原作は、1940年に実際にメリーランドであった事件を参考して書かれたもので、
その時もホントにカトリックの悪魔祓いが行われたんだよ。
いまでは、行われていないことになっているけど、
カトリック教会には、悪魔憑きを確かめるチェック項目まであって、
それをクリアした場合、今後もこの儀式が行われる可能性があるんだな。

023エクソシスト_カラス典礼

主役格のカラス神父役は、ジェイソン・ミラーという役者。
『フレンチコネクション』で名をあげたフリードキンがメガホンということで、
超有名な俳優が何人もこの役獲得にアプローチしてきたらしい。
中には、スティーブ・マックイーンなんかもいたけど、
フリードキンはあまり有名じゃない俳優を選んだと語っているんだな。

024エクソシスト_ワイヤーアクション

有名なワイヤーアクションだよねー。
これは、まったくフィルムの合成をしていないそうだ。
ワイヤーを背景の色と同じ色の塗料で、“点線になるように” 塗るんだそうだ。
そうすると、全然見えなくなるんだって!
いいこと聞いたねー。

025エクソシスト_悪魔対メリン

口から出るゲロは、口に含んでおいて出しているんじゃないんだね。
口に横一文字に細いパイプを噛ませておいて、口の中央あたりに穴を開けて、
ベッドの裏から圧をかけて、豆のスープを吹き出させているんだってさ。
頬にかかるパイプは、その上からメイクを被せて見えなくしているということらしい。
それにしても、気色ワリィーなあ。
でも、作っている人たちは、楽しいんだろうねー。

026エクソシスト_リーガンとパズズ

027エクソシスト_悪魔笑い

この作品では、当時あまり聞き慣れないサブリミナル効果も試みているんだよ。
本格的な科学的なやり方じゃないかもしれないけど、
不気味さ不吉さを演出するには、ずいぶん効果的だったんじゃないかな。

028エクソシスト_サブリミナル01

029エクソシスト_サブリミナル02

こいつは、映画の後半、あっちこっちでチラチラ現れる。
キャプチャー画像ではばっちり見えちゃっているけど、
ほんの0.1秒くらいフラッシュするだけだから、
その間にまばたきでもしていると見逃してしまうようなギミックだ。

そして、ギミックといえばコレ・・・

030エクソシスト_TASUKETE!

↑わっかるかなー?
アルファベットで「タスケテ!」と書いてあるのが。

リーガンのママに頼まれて、その病状を確かめに行ったカラス神父が、
戻ってきて音響ミキシングスタジオに入るシーンの冒頭だ。
悪魔の声を録音してきて、逆回転させて、悪魔がさかさ言葉を話していることに気づくカット。
3秒くらいしか映らないので、たいがいは気づかずに流れちゃうけど、
僕は、この映画を何度か観るうちに気づいたのだ(自慢)。
他にも、このことに気づいている人、いるのかなあ?

'70年代に入って、日本の俳優や作品がハリウッドに進出したり、
日本がハリウッド映画の市場として大きくなってきたことの表われだなんだろうね。
まさか、日本語が不吉ということではないと思うけど。



そう・・・
●3つめは、この映画には “恐怖” 以外にもメッセージがあることだと思う。
フツーこのテの映画は、コワがらせること以外は案外テキトーで、
登場人物の人物像やストーリー、物語の持つメッセージなんかが
どうでもいいことが多いけど、この映画はだいぶん違う。
僕は、日本人にはなじみが少ないけど、
キリスト教でいう “原罪”のようなものを訴えているんじゃないかと思ってる。

原作者のウィリアム・ピーター・ブラッティや、監督のウィリアム・フリードキンや、
大人になったリンダ・ブレアが、この作品をオカルト映画とかホラー映画とか呼ばないでほしいと
言っている理由がそこにあると思う。

物語には、忙しく働き連れ合いとうまくいっていない無信仰のママ、
ドイツ人をナチと呼んで差別する映画監督、母親をひとりほったらかし酒もタバコもやる神父
・・・・などが登場する。
世の中が、信仰とか善を忘れ、怠惰や悩みや諦めや邪悪にあふれている。

でも、悪魔は罪も穢れもない少女にとり憑くのだ。
それは、悪魔が無垢な少女を冒すことで、
ネガティブを背負った人々を絶望させようとしている
からだ、
と劇中では語られている。
実は、悪魔のターゲットは、とり憑いた少女じゃなくて、
そのまわりの大人たちだったんだ
と、僕は思う。



その当時もいまも、どんなに善が希薄なことか、
人が善であることが、どれほど困難なことか。

そう、悪魔は誰にでもとり憑くのだ。




031エクソシスト_窓



★ちょっとは、涼しくなれましたか?
 僕はかなり熱くなっちゃいました。



032エクソシスト_ポスター

●『エクソシスト』(THE EXORCIST)
1973年 アメリカ、日本公開1974年
上映時間: 122分
監督:ウィリアム・フリードキン
脚本:ウィリアム・ピーター・ブラッティ
原作:ウィリアム・ピーター・ブラッディ
製作:ウィリアム・ピーター・ブラッティ
製作総指揮:ノエル・マーシャル
配給:ワーナーブラザーズ
出演:リンダ・ブレア、エレン・バースティン、ジェイソン・ミラー、マックス・フォン・シドー、
   リー・J・コッブ、キティ・ウィン、ジャック・マッゴーラン、ウィリアム・オマリー、
   ルドルフ・シュントラー、バートン・ヘイマン、ピーター・マスターソン、
   ウィリアム・オマリー(イエズス会神父)、トーマス・バーミンガム(イエズス会神父) ほか
   マーセデス・マッケンブリッジ(声の出演・悪魔)
音楽:マイク・オールドフィールド『チューブラー・ベルズ』、ジャック・ニッチェ
撮影:オーウェン・ロイズマン、ビリー・ウィリアムズ(イラク担当)
編集:ノーマン・ゲイ、エヴァン・A・ロットマン、バド・S・スミス、ジョーダン・レオンドポウロス
特殊メイク: ディック・スミス
音効:クリス・ニューマン、ロバート・ニュードスン、バズ・ヌーソン、ゴザーロ・ガベラ
サウンドミキサー:ロン・ネイグル
特殊効果: マルセル・ヴェルコテレ
美術:ビル・マーレイ、ジェリー・ウンダーリヒ
宗教テクニカル・アドバイザー:トーマス・バーミンガム(イエズス会神父)
受賞:第46回アカデミー賞
   ・脚色賞(ウィリアム・ピーター・ブラッディ)
   ・音響賞(クリス・ニューマン、ロバート・ニュードスン)


コメント

エクソシストは音楽もかなり有名でしたね。
結局、コワくて見に行きませんでした↓
当時、かなり話題になったのは良く記憶しています。
結構、奥が深い映画だったのですねえ〜。
(それにしても詳しいですね!)

ペチュニア #- | URL
2013/08/14 21:00 | edit

ホラー映画は苦手なので、ほとんど見ていませんが、
「エクソシスト」は有名ですね。

私は、ほんとに暑くてたまらない時は
スイカを食べるのが一番すっきりします。
バリ島にもスイカがあり、美味しいです。

里花りん #- | URL
2013/08/14 21:31 | edit

素晴らしい

つかりこさん素晴らしいです!!
オカルト映画の金字塔の「エクソシスト」ですが、
これほどまでに、検証され、分析された、
映画論をはじめて読みました。
「エクソシスト」は、ワタシ達世代には、
余りにも衝撃的で、突然でした。
しかし、当時の各メディアでは、
映画の本質よりも、話題性が先走りし、
まだ、若すぎたワタシには、怖いだけの印象でした。
そして、50歳を過ぎて改めて見直すと…。
確かにつかりこさんの言う通りです。
また改めて見直してみます!
ありがとうございました。

映画カッパ #- | URL
2013/08/14 23:47 | edit

Re: ペチュニアさん、こんにちは!

あ、するどい!
音楽のこと書くの、すっかり忘れてましたー!
この場を借りて、書きますねー。

あの曲は、イギリス人のマイク・オールドフィールド
という人が作った『チューブラー・ベルズ』という曲なんですね。
チューブラーベルというのは楽器の名前です。
ペチュニアさんもよくご存知のはず。
NHKの「のど自慢」で、採点の時にカンカンカンカンと鳴らす
あの金属の棒状の楽器です。
それを多重録音してる音源の一つに使っているんです。

この曲は、この映画のために書き下ろされたものじゃなくて、
マイク・オールドフィールドさんがすでにレコードとして
発表してあったものなんです。
それを映画のスタッフが交渉して拝借したんですね。

この曲は、全部で50分ほどもあるインストルメンタル(歌なし)の楽曲で、
'70年代中盤以降、日本でもブームになった“プログレッシブ・ロック”
の曙を作った作品のひとつで、英国のヒットチャートで1位、
米国で3位を記録したようです。
後の「キングクリムゾン」とか「ピンクフロイド」なんかより
先に売れた作品だったんですね。

日本のポップスチャートにも、ずいぶん長い間入っていて、
ラジオで何十回も聴かされましたよね。
軽妙で美しいメロディなのに、すっかりコワイ音楽になって
しまいました。

僕は当時田舎の映画館に観にいきましたが、
あまりに怖くて何カ月もゾクゾクしていたのを覚えています。
いまは、ホラー映画はコワくなくなりました。
何を観てもコワくない自分がコワイです(苦)。

うん、当時、映画誌や平凡、明星みたいな雑誌で
激しく話題になっていましたよねー。
けっこうなブームになりました。

僕はもその後も「オーメン」とか「キャリー」とか
コワイ映画をいろいろ観ましたが、
やっぱりこれが一番コワイし、映画としていい作品だなー
と思ってこんにちにに至っているわけです。

けっして詳しくないんですよ。
好きな作品は、いろいろ調べたり、友達と話したりしている内に
けっこう詳しくなりますが、それもいくつかの好きな作品は、のハナシです。
映画は好きなんですが、もう、たくさんいい作品を見逃しています。

ホラー映画はいまのところ大して好きじゃないんですが、
この作品は、何度観ても、映画としてすばらしいという気持ちが
褪せないので、今回書いてみました。

キモイ記事を読んでくださって、ありがとうございました。

つかりこ #- | URL
2013/08/15 12:25 | edit

Re: 里花りんさん、スラマッシアン!

唐突に気味の悪い記事を書いてすみませんでした。
特にホラーおたくというわけではないのですが、
この作品は、いち映画ファンとして好きだなー、
ということで、夏だし、ということで書いてみました。

やな記事の時は、ズバッと読み飛ばしてくださいね。

そっかー!スイカというテがありましたねー。
僕は、冷たいスイカを、種をとらずにガブガブ食べるのが好きです。

バリレポ、とても楽しく読ませていただいております。
ありがとうございます!

つかりこ #- | URL
2013/08/15 12:37 | edit

いやー、エクソシストの音楽について熱く語るつかりこさんサイコーです☆
実は、そのような綺麗系の音楽だったのですね!
今でも耳元に聞こえますよ、忘れられない、私に取っては「コワい音楽」なのですけどね!

「スクリーン」(雑誌)なんかも有名でしたね、友達と回し読みしましたよ!

ペチュニア #- | URL
2013/08/15 14:27 | edit

Re: 素晴らしい

僕なんかよりはるかに映画に詳しい
カッパさんのような方に褒めていただいて
とてもうれしいです!
いつもありがとうこざいます。

僕も同じです。
これを見た頃は、まだ子供でしたし、
こんなに凝った恐怖映画を観たこともなかったので、
怖くて怖くて・・・。
ただそれだけでしたが、雑誌なんかを読むと
特殊メイクのことやワイヤーワークのことなんかが載ってて、
ウルトラQやウルトラマンなんかの特撮に対する興味と
同じ気持ちでぐいぐいファンになっていきました。

分析なんて大層なもんじゃないんですよ。
なんせ、封切られてからずいぶん経っているので
続編がどんどん出たり、ディレクターズカットなどが発売されたりで、
その度にいろいろ読んだりして、のほほんとしていても
なんとなく知識が溜まったという感じです。

この映画の出来については、いま観てもやっぱり
映画としての質が高いなあ、と感じ入ります。
怖くてグロいけど、大好きな映画の1本ですので、
ログってみました。

蕎麦の記事を読もうとしてきた方の中には、
「なんじゃこりゃ!?」という方もいると思いますが・・・。

これからも、共感、しましょうね!

つかりこ #- | URL
2013/08/15 18:45 | edit

Re: ペチュニアさん、ありがとう!

更新やそちらへの訪問が薄くなっててすみません。
お盆休みだというのに、仕事の駆け込み受注が複数あって、
自宅での作業に追われていますー。
(まあ、毎年のことではありますが)

うんうん、「チューブラーベルズ」、私も同じですよ。
なんかで聴く機会があっても、ゾゾーッとするだけです。
アーティスティックな作品のはずなのに、
作者にたいへん申し訳なく思っています。
が、もう完全に “恐怖のメロディ” ですよねぇ?

ペチュニアさんと僕は、けっこう近いトシですよね、きっと。

つかりこ #- | URL
2013/08/15 19:01 | edit

エクソシスト、子供の時CMですら怖かったのを覚えています。父に興味本位で連れていかれて、ほとんど怖くて見ていなかったです。
この映画が、ホラーの奔りだったんですね。
オーメンがぐらいからは、どうにか見れるようになった気がします。
いろいろ、深いことが分かって改めて興味がわきました。

takaki11 #- | URL
2013/08/17 15:56 | edit

Re: takaki11さんこんにちは!

食レポじゃない記事でびっくりしたでしょ?
キモイ記事を読んでくださってありがとうございました。

私も、どちらかというとホラー映画は苦手なんですが、
この映画だけは特別だな、という想いがありまして、
ホラーブームでもないのに唐突ですが、
夏だし、ということで今回書いてみました。
よく見ると、恐怖本位でなく、
映画として実に質が高いなあ、と思います。

つかりこ #- | URL
2013/08/18 10:57 | edit

エクソシストは

有名で見てて憶えていないのか
見ていないのか?文章を読んでみても
何一つ記憶にないので結論としては
見てないんだと思います。

残念ながら、つかりこさんの題材にするもの
全て観てないような・・(-_-;)

私は幼いころ衝撃的だったのがオーメンシリーズ。
ところが何年か前観なおしてみたら
昔受けた衝撃はどこへやら。

あとポルターガイストシリーズも
凄かったな。

その類の洋画に出てくる神父さんて
曲者が多いですよね。

ちっち #- | URL
2013/08/19 14:58 | edit

Re: エクソシストは

ちっちさん、お元気でしたー?
めっちゃ暑いですねー。
お体、大事にしてくださいね。

そうそう、こわい系の映画って、
何度も観たり、年齢とともにこわくなくなりますよね。
うれしいんだか、悲しいんだか。

僕も、この映画は始めはホントに恐ろしかったんですが、
何年も経つうちに何度も観て、もう、全然こわくなくなって
しまいました。
さらに観てるうち、それにしてもいい質感の映画だなー、
なんて思うようになり、カメラワークとか、特殊メイクとか、
フィルターとか、ギミックとか、映画の作り方のほうに
興味が移行してしまって、こんな記事を書くにいたる、なんです。
やっぱり何度観ても、よくできた映画だなー、って思っています。

ちっちさん、まだ観てらっしゃらないのでしたら、
そのうちどうですか?
初めて観るのだとしたら、けっこう涼しくなれるかもしれませんよ。
エクソシストの神父さんは、それほど曲者じゃないですが・・・。

つかりこ #- | URL
2013/08/19 18:33 | edit

エクソシストの衣装

素晴らしい記事をありがとうございます。
まるで自分自身の心の中を代弁して貰っているようで、感動しました。
ひとつコメントさせてください。
私はエレン・バースティンの衣装も見どころの一つだとかねがね思っておりまして。
撮影の仕事から歩いて帰る時のヒッピーテイストの服、自宅パーティでの(確か)青いドレス、病院に医師を訪ねた時のワンピース、初めてカラス神父と会う時のざっくりした白いコート等々どれもとてもスタイリッシュなんですよね。
ラストで回復したリーガンが着ているワンピースもかわいい。
このような映画でもファッショナブルな要素をきちんと盛り込んで作られているあたり、抜かりがないなと思わせらせます。

ファルコ #- | URL
2015/01/11 08:57 | edit

Re: エクソシストの衣装

ファルコさん、コメントありがとうございます!
過去の記事に反応していただけて、とてもうれしいです。
僕の場合、「日記」と思って書いていないので、
過去ログに感想やご意見をいただけるのは、無上の喜びなのです。
ありがとうございます。

> 私はエレン・バースティンの衣装も見どころの一つだとかねがね思っておりまして。
> 撮影の仕事から歩いて帰る時のヒッピーテイストの服、自宅パーティでの(確か)青いドレス、
> 病院に医師を訪ねた時のワンピース、初めてカラス神父と会う時のざっくりした白いコート等々
> どれもとてもスタイリッシュなんですよね。
> ラストで回復したリーガンが着ているワンピースもかわいい。
> このような映画でもファッショナブルな要素をきちんと盛り込んで作られているあたり、
> 抜かりがないなと思わせらせます。

↑あー、そうですねー!
エレン・バースティンのピッピーっぽいファッションは素敵ですよね。
この映画が封切られたのは、すでに'70年代に入っていて、
アメリカのヒッピー文化も翳りをみせていた頃ですが、
逆に最後のあがき的な活動も激しかった時期でもあります。
そういう時代の空気が感じられるファッシヨンですよね。

反対に、撮影シーンの集会にあつまる学生などは、プレッピーというかヤッピーというか
インテリ系の服装の人も混じっていたりで、さらに時代性が伺えます。

エレン・バースティンは、俳優という役なので、当然お金持ちという設定なので、
普段着でも “さりげなく、上質でかっこいいもの” を着ている演出が絶妙だと思います。
黒味の多い映像の中に、ぱっと花が咲くような印象を受けますよね。

たしかに、ネグリジェばかりだったリーガンがお出かけ服に着替えて引っ越して行く時の
コスチュームも新鮮で、いまの子供&ヤングファッションの参考になるかもしれませんね。

本文では、音楽とファッションのことは失念しておりました。
うれしいご指摘、ありがとうございました!
「エクソシストおたく」になってもいいと思っています。(笑)
他にも裏話等ありましたら、教えてください

よろしかったら、ファルコさんのブログ(?)等ございましたら、お知らせくださいなー。
遊びに行かせてください。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

つかりこ #- | URL
2015/01/11 15:53 | edit

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