ゆらゆら草

もう少し感受性を働かせれば、毎日がスペシャルになる。そう自分に言い聞かせて、 いろいろ感じたことを書きとめてみよっと。

“ヌーベルつけ汁” の最先端 ~ 『庵 浮雨 -un peu-』  



前に、「近場で、どっか、いいとこないかなー」って、
探した時に気になったままだった店に行ってみましたー。

その名は、『庵 浮雨 -un peu-』!
・・・って、まったく読めないや。
いろいろ調べてみたけど、どうも “あんぷう” と読むらしいス。

でも、意味が全然わからんなー。
仮にフランス語として調べてみたら・・・ “少数” という意味だったかな。
行ってみると、ちっちゃい店なので、そういうコトなのかなあ。
それとも、中国語かなんかなのかなー。



場所は、埼玉県庁のある浦和だ。
JR浦和駅から徒歩3分くらいのところにある “ナカギンザ” の中。
ちなみに、“てっちゃん” たちには有名なハナシだけど、
浦和には、7つの浦和駅があるんだよ。
浦和、東浦和、西浦和、南浦和、北浦和、中浦和、武蔵浦和。
四国の “伊予” のつく駅の数にはかなわないけどね(28駅?)。
* 僕はてつでないです。

“ナカギンザ” ちゅうのは、行ってびっくり。
ビルの一階なんだけど、30~40mくらいの “通路” なんだね。
屋根があるけど、“親不孝通り” とか、“しょんべん横丁” とか、“ゴールデン街” みたいな
軒の低い呑み屋街ってあるよね、そんな感じのとこ。

通りの両側に、立呑み屋とか、カウンターバーとか、ラーメン屋とかが並んでる。
こんな “ちょい呑み横丁” みたいなとこに、あの名店があるのか?
と思いながら歩いてたら、5歩くらい通り過ぎてしまった。
けど、あった、あった!

001庵浮雨_店頭

外からでも、カウンターに5~6人、小さなテーブルが2~3卓しかないのが見える。
「えーっ?これかあ?」というのが、第一印象だなー。
店内も、昔ながらの喫茶店みたいな造りだ(失礼だなー)。



002庵浮雨_ランチメニュー

おー、ランチメニューもあるんだねー。
でもね、ココへは「これにしよう!」と決めてきたんだよね。
「花巻クリームせいろ」というやつさ。
クラムチャウダーみたいなクリーム汁につけて食べるせいろ蕎麦だぜ。
他の方のレビューを読んでも、これは特筆もんの一品のはずなんだよ。

003庵浮雨_蕎麦メニュー

・・・って、蕎麦のメニューを見たら、あれっ?ない。
じえ、じぇっ!
ない!

004庵浮雨_油蕎麦メニュー

あ、これに変わったのかあ。
んー、これもおもしろいけど、ラーメンみたいだし、
もう、口がクリーム仕様になっちゃっているからなあ。
いまさら、まぜ蕎麦かよ、どうしてくれんの?
・・・とメニューを眺めると、「肝せいろ」という変な感じのやつがあるじゃんか!
これもつけ汁蕎麦だから、これでいこう!というわけでコレにしたった。
もひとつは、だいたい味の想像がつくけど、健康によさそうなので「ごま汁せいろ」にした。

005庵浮雨_ごま汁せいろ

↑ほれ、「ごま汁せいろ」はこんな感じ。
ご主人は、横浜一茶庵(※1)の学校の卒業生で、あの神田「眠庵」で修行したというから、
麺はさすがの美形だなー。
十割なのに、けっこう細くて、よくつながっていて、けっこう長い。
ちゃんと、蕎麦粉の味がするもんね。

006庵浮雨_ごま汁せいろ汁

ごま汁は、かえしをつかっているんだろうと思うけど、ゴマー、って感じがパワフル!
強いゴマの香りと濃厚なすりゴマの味が口に広がりまっせ。
しかも、甘くない。
妙な旨味もない。
ゴマ本来の香りと味を強調した、大人の味だな。
ラー油がついてくるので、使うと一種タンタン麺みたいな風味になるわさ。

どこにでもありそうで、案外ないんだよね、ゴマのつけ汁って。



テーブルの上に、たくさんメニューが置いてあるので、手に取ってみた。
おーっ、地ビールがあるじゃん。
これは、イケてるねー!

007庵浮雨_ビールメニュー

地ビールは、ピルスナーやラガーや一部の黒ビール以外は、
上面発酵って言って、味の濃いものが多いんだよ。
作り方も、酵母を漉さないか大雑把に漉したものが多いから、
発酵食品としての個性も豊かなのだ。

なぜか、日本人が普段飲んでいるビール(ピルスナー)より、
こっちのほうが圧倒的に料理とのマリアージュがうまくいくものが多いんだよ。
だから、地ビールや外国のビールをいろいろ置いている店は、
料理もおいしいとこが多いはず
なので、少しウキッとしてしまうのだ。

ちなみに、地ビールに多い上面発酵ビールが、ビール本来の姿なんだよ。
工業的につくられている、下面発酵のピルスナーのほうが特殊なビールだべ。
くわしくは、いつかまた。

日本酒も、渋めのところでちゃんとあるね。

008庵浮雨_清酒メニュー

焼酎や梅酒もある。

011庵浮雨_焼酎メニュー

驚くのは、ワインメニューの豊富さだなー。
銘柄については、僕には全然わからないけど、種類がたくさんあることくらいはわかる。
あと、実際に食してみて、赤ワインとその料理が合うか合わないかもわかると思う。

010庵浮雨_ワインメニュー白

009庵浮雨_ワインメニュー赤

ひょっとしてと思って、ココのある日の一品料理メニューを見ると・・・

<洋風小皿料理>
●ヒラマサの炙りカルパッチョ
●イカのわたクリームあえ
●エビとアンディーブのマリネ 赤ワインビネガー風味
●タコブツとブロッコリーのガーリックマリネ
●ホタテの洋風板わさ
●アジの洋風なめろう
●たらこのスモーク
●鴨のスモーク
●地どりのササミ 洋風とりわさ
●豆腐チーズ
●酒盗クリームチーズ
●ミモレットチーズ&わさびづけ

<野菜料理>
●自家製濃厚とうふ
●ホウレン草のゴマクリームあえ
●みょうがのピクルス
●トマトのおひたし サフラン風味
●木の子のマリネ

<蕎麦屋のビストロ料理>
●豆苗のバターソテー
●だし巻き風オムレツ
●牛ホホ肉のスープ煮
●豚肉コンフィーのグリル
●白子のムニエル こがしバターソース
●鴨のロースト ゴマ風味

<デザート>
●くるみのヌガーグラッセ キャラメルソースがけ

・・・なーるほどね、ココがどんな蕎麦屋なのかわかるというものだ。

★前にも書いたけど(※2)、ココは「蕎麦で〆られる呑み屋」なのだ。
★しかも、ココは、飾りっけのない「ちょい呑みダイニング」でもある。
★しかし、「フレンチ風料理&ワインをかなり楽しめる店」なのだ。

↑この★の3つのポイントが、この店の実像なんだろうと思うな。
そう、神田「眠庵」の洋風版とでもいうのかなー。
実に、ユニークだよね!
お昼に車で行ったので、この店のホントのおいしさや楽しさを満喫できなくて、
めっちゃ残念だった。



さてさて、“ヌーベルつけ汁” の本領やいかに!

012庵浮雨_肝せいろ引き

ナハハ、写真で見るとごま汁と似てるねー。
でもホントは、けっこう違うんだ。
あっちは、うすいベージュ色だけど、こっちはうすい茶色、って感じ。
(なんかよくわからんね)

013庵浮雨_肝せいろ汁

細かく切ったあさつきの下、筒に切ったやつも汁の中を泳いでる。

麺は細麺。

014庵浮雨_蕎麦寄り

ちょっと角が丸い気もするけど、十割で長さもじゅうぶんなので許す(えらそーだなー、こらー)。

015庵浮雨_蕎麦アップ

016庵浮雨_蕎麦マクロアップ

汁の中には、レバーではなくたぶん鳥のハツだね、これも入ってた。

017庵浮雨_肝せいろ汁ハツ

手繰った蕎麦をとっぷり浸して、すすり込むと、おーっ、きたー、レバーだあ!
そう、レバーパテの味だ。
メニューにも、“手繰るレバーパテ” って書いてある通りだなー。
しかも、ニワトリのフォアグラ・白レバーを使っているそうだ。
こりゃ、赤ワイン片手にこれを手繰る、ってのもありだなー。
おもしろい!!
もちろん、うまいですよ!!
でも、レバー類の嫌いな人は、まったくだめだと保証しましょうね。
でも、レバーパテやフォアグラを赤ワインでやるうまさを知っている人は、踊り出すだろうね。
そして、僕みたいに車で行ったとしたら大後悔するねー、間違いなく。



日本人はきっと、コレクト&エラーを数百年も繰り返しながら、
やっぱり、いまある辛汁をもり蕎麦のつけ汁に選んで、洗練させてきたんだよね。
きっと、それに匹敵するか勝るつけ汁を見つけるのは、すぐには難しいかもしれない。
でも、こういうチャレンジは、僕はすばらしいと思うなー。

江戸蕎麦のこだわりは、いわば古典芸能のすばらしさ、おいしさだと思う。
それはそれ、これはこれ。
蕎麦の世界でも、通と呼ばれる人たちのヒンシュクをかいながらも、
ぜひとも、新しくて完成された表現を見つけてほしいと願ってまーす!



018庵浮雨_店頭行燈



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※1
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「一茶庵」とは、関東大震災後の大正15年に、“天才”と呼ばれた片倉康雄が
いまの新宿アルタのあたりに21歳にして独学で開いた蕎麦屋のこと。
当時の蕎麦界は、大正から昭和の始めにかけて機械打ちが一般化していて、
蕎麦通と呼ばれる人たちも当時の雑誌などで嘆いているほどだった。

「一茶庵」も最初は機械打ちの上、まずい蕎麦屋だったらしいけど、
文筆家で蕎麦通だった高岸拓川という人に手打ちをすすめられて、
昭和4年頃から評判となり、その後、魯山人と出会い、
建物や器、メニューなどを“蕎麦料亭”化することとなったと言われている。

昭和8年に東京・大森に移転してから、蕎麦料理として大森海岸で獲れる海産物や
フランス産の合鴨を使ったり、関西料理のよさを取り入れたり、
独自の石臼技術をあみ出したりで、一世を風靡するに至ったとのこと。

その後、第2次世界大戦があって、一茶庵は閉店したが、
昭和29年に、請われて栃木県の足利市に再開してからは、
家族・親類、弟子たちなどが次々に関東近圏に店を開いて今日に至っている。

一茶庵は、そうして“手打ちの名人”として復活して以来、
昭和40年頃から始まり現在まで続く “手打ちブーム” の火付け役となったとのこと。
現に関東各地に「そば教室」を開いてプロを養成。
いまもその兄弟や子供が引き継ぎ、横浜などで教室は続けられているからすごい。
これまでに、1,000人あまりの卒業生を世に送り出し、
その4割の人たちが蕎麦屋を開業しているというから、
さらにその弟子たちも含めると一茶庵系の蕎麦屋はものすごくたくさんあるはず。

ちなみに、あの有名な翁達磨の高橋邦弘氏も初期のこの教室の卒業生で、
卒業後も宇都宮「一茶庵」で修行を行った後、東京・南長崎の「翁」を開店したそうだ。

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※2
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蕎麦屋ってなんだろう、ってたまに考えることがある。
めし屋なのか、呑み屋なのか、料亭なのか・・・。

それは蕎麦屋が、“○○庵” とか “○○屋” とか言っても、
高いのか安いのか、うまい酒やツマミがあるのかないのか、こだわり系かフツーなのか、
店名やお店の外観、営業時間などではわかりずらいからだと思う。

イタメシ屋なら、パスタ屋なのか、ピザ屋なのか、トラットリアなのか、リストランテなのかで
どんな使い方をしたらいいのか、なんとなくわかるよね。
和食なら、食堂なのか、居酒屋なのか、小料理なのか、割烹なのか、懐石料理なのかなどでそれとなくわかる。

でも、蕎麦屋となると急に難しくなるよね。
天ぷらとか寿司とかうなぎとか、専門店だと難しいのかなあ。


① ウチは「めし屋」である

営業時間は、昼と夕方の3時間ずつくらい。
丼物とのセットメニューもいろいろある。盛りもいい。
時にはチキンライスもあったりする。値段もだいたい安い!
酒は日本酒1種とビール大瓶、つまみは枝豆くらい。
そう、働く者の強い味方、いつもの店だ。
バカにしているんじゃないよ、僕は実はこういう店が大好きなんでーす。
腹いっぱい、幸せいっぱい食べられるし、
「蕎麦は手打ちで、天重も天ぷら屋顔負けのうまさ」、
というような店も探せばけっこうあるからね。
こういう店が、1980年代までの日本の経済成長を引っ張って来たんだよ。
残念ながら、最近はこういう店を見つけるのが難しくなってきたね。
昔は、駅前といえば1軒や2軒必ずあったんだけど。


② ウチは「ちゃんとした蕎麦屋」である

営業時間は、昼3時間&夕方3時間くらい。
蕎麦屋らしいメニューがそれなりの値段で押さえてあって、
季節を感じさせる天ぷらなどもその折々にある。
ツマミも伝統的な品書きのほか、季節のものやオリジナルもあって蕎麦前をそそる。
「天ぬき」や「鴨ぬき」などの蕎麦屋裏メニューも通じる。
酒も燗酒、冷酒でこだわり銘柄がある。
惜しむらくは、中休みがあるので、昼下がりの蕎麦屋酒ができない。
・・・といった感じかな。


③ ウチは「蕎麦にこだわる、こだわり蕎麦屋」である

一日に、昼の2時間しかやってなかったりする。
昼&夜それぞれ2時間くらいやってても、
「蕎麦がなくなりしだい閉店」だったりする。
酒にもツマミにもあまりこだわっていない。
むしろ、酔っぱらいにはいてほしくないようすだ。
蕎麦単品の値段は、そこそこ高い。
店主に語らすと、長い、説教っぽい。


④ ウチは「蕎麦前を楽しめる蕎麦屋」である

②とあまり変わらないけど、
ツマミメニューと酒のラインナップがもっと多くて、
ぐぐっと呑みたくなる。
夜は、フツーの蕎麦屋は午後8時頃に終わるけど、
このテは9時か10時頃までやっていることが多い。


④’ ウチは「昼下がりの蕎麦前を楽しめる蕎麦屋」である

②または④の「中休みなし」バージョンのありがたい店。
これが意外と少ないよね。
中には、11:00~16:00だけとか、12:10~17:00だけといった
“昼下がりのまったり” を思い切りねらった店もあるよねー。
昼酒をする習慣というか気力というかがなかった僕には、
このテが最も “大人の世界” でわかりにくいんだなあ。
法事の時に、昼間っから酔っぱらっていた、親戚のおっさんを思い出してしまう。
でも、自分も正月なんかは昼から呑むかあ。
ともかく、昼酒の好きな向きには、とってもありがたい店だ。
このタイプが、江戸の蕎麦屋やうなぎ屋の真骨頂なんだろうな。


⑤ ウチは「蕎麦で〆られる呑み屋」である

これは、④と似ているけど、蕎麦屋の範疇から逸脱したツマミがたくさんある店。
逆に蕎麦のメニューがもりだけだったりして、“呑み” と “蕎麦” が逆転している感じ。
そもそも蕎麦屋だから、ツマミが手作りで手間がかかっていて、
器も凝ったりしてるから、まるで小料理屋や割烹料理屋みたいなレベルのとこも。
和風ダイニングバー、という言い方もできるかもね。
ランチタイムに加えて夜遅く11時頃までやっているか、
17:00~23:00だけといった、完全呑み屋型のとこもあるね。


⑥ ウチは「蕎麦懐石料理屋」である

文字通り、蕎麦周辺の素材や季節の食材を使った懐石料理屋。
高いよ。


⑦ ウチは「手打ち蕎麦を食べられる日本料理屋」である

コース料理が蕎麦でシメという料亭や割烹って多いよね。
でも、コレって蕎麦屋じゃないね、すんません。


・・・といったくらい、蕎麦屋にはいろんなスタイルがあるよね。
まあ、ネットで情報収集すればいいんだけど、
行き当たりばったりの看板やたたずまいではわかりずらくてさ。

こうやってみると、東京の老舗名店って、
①から④'までをピシッと押さえているとこがほとんどなことがわかる。
なるほど、さすが!
でも、ほぼ午後8時頃で終わりだから、
昼のほろ酔いはよしだけど、夜中の酩酊に加担する気がないのも特徴だね。
きっぱりと、「酔っぱらってぐだぐだ言ってんじゃねぇや、蕎麦食わねぇんならほか行っとくれ」
っちゅう潔いスタンスが伺えるね。

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●『庵 浮雨 -un peu-』
埼玉県さいたま市浦和区高砂2-8-11 ナカギンザ内
048-825-0468
11:30~14:00 
17:30~22:00
ランチ営業
定休日/月曜日


コメント

目が釘付けに

こんにちは。
孤独のグルメかとおもった。
メニューに釘付け、写真に釘付け!
何を注文しようかなと、あれこれ組み合わせたりして…
生唾ゴックン。美味しそう。
犬ならPC画面舐めてそう。

サンデーランチ #- | URL
2013/07/31 15:21 | edit

ヌーベル蕎麦

ヌーベルつけ汁!!
素晴らしいタイトルですね。
新たな試みのお蕎麦ですが、
きっとお蕎麦としての概念はしっかりした
逸品なんでしょうね。

映画カッパ #- | URL
2013/07/31 23:42 | edit

Re: 目が釘付けに

サンデーランチさん、ご訪問ありがとうございます!

「孤高のグルメ」!
海外でお住まいですのに、よくご存知で!
あれはこっちでも、知らない人がけっこういるんですが、
おもしろいですよね。

ガッツリ見ていただき、ありがとうございます!
なによりもうれしいです。
いっつも長くなってしまうのですが、
蕎麦好きの人や蕎麦屋を探している人、グルメな人に
“食い足りる情報” をプレゼントしよう、
というコンセプトで書いているので、
読んでいただいて、喜んでいただけるのがいちばんうれしいんです。

「素敵に美魔女」、大ファンです。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします!

つかりこ #- | URL
2013/08/01 06:59 | edit

Re: ヌーベル蕎麦

するどいツッコミ、ありがとうございます!

こっちのほうでは、変わったつけ汁にチャレンジする
“ニューウェーブ“ な蕎麦屋がたま~にあるんですが、
ここんちは、フレンチ料理にこだわっているみたいなので、
“ヌーベル” と言ってみました。

ちょっと長くなってもいいですか?(笑)

「つけ汁」が変わっている蕎麦って意外と少ないんですよ。
せいぜい、「鴨汁」、「天汁」くらいでしょうか。
しかも、やっぱり「醤油+出し」味のかけ蕎麦の汁系の味ですよね。
それは、作るほうも食べるほうも、伝統的な「醤油+出し」味を
求めているからなんでしょうね。
江戸時代からその味が変わらないということは、
「醤油+出し」味は、蕎麦をおいしく食べる方法として
完成度が高いということでしょうね。

それでもこっちのほうでは、
「ゴマ」とか「クリーム」とか「カレー」とか「肉汁」とか「親子汁」とか、
たま~に見かけますが、ここの「肝」というのはとてつもなく珍しいです。

そもそも、“呑みが主役” の蕎麦屋ってのもヌーベルなのですが、
フレンチ系の凝ったツマミでワインを飲らせる、
という蕎麦屋もかなりヌーベルですねー。
和食系のツマミと凝った清酒を揃えた蕎麦屋はボチボチありますけどね。

ご主人が「一茶庵」という名店が昭和中期からやってる学校を出て、
神田にある超人気店で修行をされたらしいので、
蕎麦の麺や汁の作りは、技術も味も一流のはずですね。
実際、手打ちの十割の麺のカタチも味もすばらしいのですが、
「つけ汁と蕎麦の香り・味のハーモニー」を蕎麦のおいしさの概念とするならば、
やはり、「肝汁」だと、せっかくの蕎麦の香りと味が薄れるのが残念です。
でもおいしいんですよ。「醤油+出し」味よりは薄れるというくらいです。

讃岐の名店のピッチピッチのうどんに、クリームシチューをぶっかけて
食べてみるとこを想像してみてください。
讃岐うどんの麺の味や香りやコシは損なわれはしないでしょうけど、
「やっぱ、生醤油か出し汁だろ、これはもはや讃岐うどんじゃない」と思うか、
「これはこれでおもしろい」と思うかは、食べる人しだい、ということですよね。
私は蕎麦通じゃないので、こういう店にもがんばってもらって、
いろいろ楽しませてほしいと願っているのですが。

つかりこ #- | URL
2013/08/01 09:04 | edit

おれ ふ あめ

その点追及してくれてなかったら
頭の中で「おれ ふ あめ」と読み続けた
バカもんです。

つかりこさんて通なお店よく御存じですね。
知る人ぞ知るっていうような店。

だからか本当に美味いもんを知ってるんですよね~。

浦和って小山へ住んでた頃よく通ったわ。
なんか懐かしいな。

ちっち #- | URL
2013/08/01 12:36 | edit

ほんとだぁ!

ほんとに変わったお店発見しましたねぇ♪

蕎麦は美人ちゃんだけど
付け出汁もメニューも!!

面白い~~~o(*^▽^*)o

単品&お酒メニューもそそられる豊富さで
色々と楽しめるお店ですね!

さすが!つかりこさん☆

さん平です #- | URL
2013/08/01 14:17 | edit

Re: おれ ふ あめ

ガハハハハーッ!
ちっちさんって、写真上手なだけでなく
おもしろい人だったんですねー。
たしかに!「おれ ふ あめ」ですよねー。
僕は、初めてみた時、まったく発音できなかったです。
その後は、「うん・ぴゅう」と読んでいました(笑)。

僕は蕎麦通ではないんですが、
勉強のつもりでいろいろ調べてはいるんですが。
蕎麦好きの間では、有名な店みたいですよ、「おれ ふ あめ」。
食べるのは好きですが、蕎麦以外は、美味しい店、ぜんぜん知らないんです。
教えてくださいねー。

小山ったら、あー、すぐ近くですねー。
この前行った行田市のとなりって感じのとこですねー。
あの辺は、夏は暑いのでは?

つかりこ #- | URL
2013/08/02 06:37 | edit

Re: ほんとだぁ!

さん平さん、んちゃー!

私が発見したわけではなく、
蕎麦好きの間では、けっこう有名な店みたいですよ。

店内は、喫茶店みたいな感じですが、
メニューはわくわくです!
ワインかビール片手に、いろいろ食べてみたくなるでしょ?
だいたい、酔っぱらって、蕎麦の味がわからなくなってしまう
のがオチの私ですが・・・。

つかりこ #- | URL
2013/08/02 06:44 | edit

俺じゃないやん
あんやん

もういや~(-_-;)

ちっち #- | URL
2013/08/02 11:53 | edit

Re: 恥

あれー?

もうわかってたと思ってたんですが、
さっきまで、ホントに「庵」を「俺」だと思ってた?

ガハハハハー、やっぱおもしろい人やわー。

つかりこ #- | URL
2013/08/02 12:36 | edit

花巻クリームせいろが、すごく気になりますね。
このお店のツボは、フレンチ風料理を楽しめる蕎麦屋は、こちらでは、あまり見かけませんね。ワインを置いてある店は結構ありますが…
蕎麦も美味しそうですしいい店ですね。

takaki11 #- | URL
2013/08/03 11:52 | edit

Re: takaki11さん、いらっしゃいませ!

そうですよねー、私もそれを目当てに行ったので
とても残念です。
女将さんいわく「あー、あれは冬にやります」とのことですので、
冬にリトライいたしますね。

他の方々のログを参考&総合してご紹介いたしますと・・・

●花巻クリームせいろ 1,370円 ※リゾットつき1,580円
あさりの出汁とクリームに、生海苔ときざみあさつきの入った
あたたかいつけ汁・・・だそうです。
板海苔じゃなくで生海苔を使って、花巻としているんでしょうね。
パスタみたいに、パルミジャーノチーズが添えられていて、
好みに応じて入れて食べるとのこと。
んー、やっぱり赤ワインのアテ、といった感じでしょうか。
うまそーですねぇ。
蕎麦湯を注ぎ入れれば、花巻クリームポタージュのできあがり!

ほかに、日替わりで・・・

●「カレークリーム鴨せいろ」
●「あられクリームせいろ」(貝柱入り、サフラン出し)
●「フレンチのアメリケーヌソースせいろ」(海老入り)

つまみにも・・・

●「ホタテのテリーヌ板わさ仕立て」

などというのもあったりして、
やはりフレンチ料理を意識したメニュー展開ですね。

フレンチのメニューがひとつふたつある、
呑み主体の蕎麦屋というのはこちらにもたまーにありますが、
フレンチ&ワイン主体で蕎麦屋酒を飲らせる蕎麦屋というのは、
こっちでもそうとう珍しいと思います。

ぜひ、夜にまったりやりにいきたいと思います。

つかりこ #- | URL
2013/08/03 16:00 | edit

すごくこだわりのお蕎麦屋さんですね。
お酒の品揃えが良い店は間違いありません!
珍しいおそばもいろいろあるんですね。
ゴマ汁のつけだれも美味しそうです。

里花りん #- | URL
2013/08/03 19:20 | edit

Re: 里花りんさん、ご訪問ありがとうございます。

自然とそれを愛するおもいやりにあふれた
里花りんさんのブログに、いつも癒されています。
大都会なのに、視点を変えて感受性を研ぎ澄ませば
たくさんの自然が見えてくる・・・
そんなことを教えていただいている気がします。
いつもありがとうございます。

新宿西口にも、すばらしい手打ち蕎麦屋さんが
ありますよ。
新宿郵便局の迎えのあたりの繁華街の一角です。
「渡邊」といいます。
もし、蕎麦が食べたい時がありましたら、
候補のひとつとしていかがでしょう?
すでにご存知でしたら、笑ってやってください。

つかりこ #- | URL
2013/08/04 02:05 | edit

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