ゆらゆら草
もう少し感受性を働かせれば、毎日がスペシャルになる。そう自分に言い聞かせて、 いろいろ感じたことを書きとめてみよっと。
201705<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>201707
蕎麦打ちの腕も、酒の選択も “黒帯”
H「きょうはお気に入りの黒帯で田舎をたぐる。」

Hくん黒帯

おおーっ、「黒帯」ですか。
僕は呑んだことがないんだけど、
日本酒マニアの同僚のハナシでは、
とてもうまい酒だとのことだねー。

精米歩合が62%で、日本酒度+5.5の辛口でクリーンな味わい、とのこと。
特別純米で2種の酒米でキャラができているはずだから、クリーンといっても、
造り手がめざした “旨い酒” に、きっちり仕上がっているんだろうと想像できるなあ。

なんたって、徳川幕府ができた頃からある酒蔵だから、
前田120万石城下でいろんな人間の舌で味を磨かれてきたに違いないねー。
「手取川」の古酒とか石川にはうまい酒がけっこうあるよね。


そういえば、よく、「蕎麦屋で呑む酒は、うまいよなあ」って聞くけど、
それがなんでか、僕なりに考えてみたことがあるんだけど、書いておくねー。


① 400年かけて選ばれてきた肴

日本人が酒を呑む時に、いつからツマミを食べるようになったのかわからないし、
蕎麦屋がいつから酒やツマミを出すようになったのかも僕にはわからないけど、
“蕎麦前” というものが行われるようになってから、
蕎麦屋で出せる範囲でいろんな肴が供されてきたはず。
そりゃ、ン百年もかけて日本酒に会うツマミを取捨選択してきたということだわさ。
膨大な人力と数えきれないコレクト&エラーの末に、
酒がうまく呑める肴が定番化されているんだから、
酒がうまいに決まってる、というわけ。


② 出汁やかえしが酒に合う

蕎麦屋って、自分とこで作った出汁やかえしを使った料理が多いよね。
出汁のイノシン酸や、その出汁に合う食物のグルタミン酸などは、
発酵仲間だからそもそも醸造酒に合うんだよね。
かえしの醤油やみりんも醸造仲間で、日本酒に合うんだよね。
ツマミの味付けが日本酒とばっちり合うから、酒がうまくなるというリクツ。
①とちょっと似ているかな。


③ 欲求不満効果

蕎麦屋とか寿司屋って、江戸前の伝統というのか、昔から “長居は野暮” って言われるよね。
パパッと呑んで、つるっとすすって、さっさと帰る。
その短い時間のせいで、憩いや味や酔いが強調されるんじゃないかな。
後を引きながらも、江戸っ子は袖を翻して去らねばならぬ、のだ。
「もっと食いてえ、もっと酔いてえ」と思いながら帰る道すがら、
それはすでに “うまかった思い出” になっているのだ。


④ たたずまいも味のうち

蕎麦屋って、和や和モダンで凝った、スカッとというかキチッとというか
そういうたたずまいだよね、概して。
まあ、そうじゃないとこもあるけど、蕎麦前したくなるような店は、きっとそうだよね。
それから、器類も凝った味わいのものがほとんど。
そういう環境って、自分もキリッとしたくなるじゃん?
ほどよい緊張感や期待感って、ヒトの五感を明るく敏感にするんじゃないかな。
内装や器の匠を愛でながら、少し背筋を伸ばしてくいっと呑む酒って、
なんだかうまいもんなんだよ。


⑤ こだわり大将

粉や手打ち、道具、器、内外装、食材、天ぷら技術、接客・・・・・、
昨今の蕎麦屋の大将のこだわりは生半可じゃないよねぇ。
うまい酒や、酒と肴のマリアージュにもこだわらないわけがないじゃんか。


・・・といった感じだけど、そんなこと考えなくたって、
うまいもんはうまいよねー。


それにしても手打ちの田舎、すごいねー。
うまそう!!
いつ食わしてくれんのお?
コメント
コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2017 Powered By FC2ブログ allrights reserved.