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ゆらゆら草

もう少し感受性を働かせれば、毎日がスペシャルになる。そう自分に言い聞かせて、 いろいろ感じたことを書きとめてみよっと。


近頃なぜか、ちょいちょい観てた "家族もの"。
しかもこれも、サバイバル or アドベンチャー系。(汗)

001停電の夜家族で.jpg


ある日突然、電気が使えなくなったー!
なぜかは、わかんない。
日本だけ?世界中?
それもかわんないけど、ま、細かいことはどうでもいいか。

しかも、コンセントなんかの電源を使えないだけでなくて、
スマホやPCなんかの充電池の電気もなくなっちゃってる!
なんでか、それもわかんない。
ま、でも、物語の流れには関係ないからいいか、
そだね~。

※ 「そだね~」の発音方法と微妙な意味合いについては、
道産子のわっしとしては、少しばっか講釈めいたことを
してみたいところだけど、ま、いつかチャンスがあれば
ということで。



・・・ということ(まったく電気がない)になったら、
どういうことになると思う?

当然、灯りは点かないでしょ?
スマホ、PC、テレビ、ラジオ、音楽プレーヤー、髭剃り、
電動ハブラシ、電気マッサージ器、炊飯器、水道、ガス、車、
冷蔵庫、トイレ、電車、飛行機、船、信号、郵便、銀行、病院、
スーパー、会社、各種証券・マネー取り引き・・・・・・・・

ほらほら、実はほとんどの地球人の文明生活は壊滅するんだねぇ。
生命を維持するための食べ物と水を、
自分で手に入れるか、物々交換することが毎日の主な仕事になる。
お金はただの紙切れと金属片になり下がるし、
ヴィトンのバックもただの物入れになって、物々交換の品物にしても
水や食べ物より価値が低いということになる。

002豚.jpg


ヒトのメンタル面でも、恥ずかしがったり、斜に構えてたり、
ツンデレとか、デカダンだとか、好きだとか嫌いだとか、
見栄だとか、プライドだとか、かっこいいとか悪いとか
言ってる場合じゃなくなるんだなー。

コメディなんだけどね。

003野草.jpg


そうやって、この映画を観ているうちに、
「そうか、矢口監督は、電気のスイッチを切ることで、
文明社会のスイッチを切ってしまおうと考えたんだな。
それによって、文明社会が生んだいいところと悪いところを
浮かび上がらせようとしたんだなあ」って、気付いた。

というか、誰でも気付くよねぇ、タイトル見ただけで。
そう、まあ、予定調和というか見え見えというかの
ストーリーなんだけど、でも、この作品はいいなあ、好きだわ。

ストーリーものじゃないんだよなあ、シンプル過ぎて。
小説で言えば、文体で読ませるタイプかなー。
映画の作り方が、うまいというか味があるというか。

家族ものによくある、家の中と近所と会社なんかの
狭いエリアでの世界観、とは全然違うなあ。
家族が家を出てからは、"チャリンコロードムービー"
と化すんだけど、この屋外ロケはすごいよ!

エンドロールを読んでも、
どんだけ日本のあっちゃこっちゃでロケしたんだよ!?
って感じ。
どっかのショッピングセンターを借り切るなんてあたりまえ、
高速道路を通行止めにして、借り切って撮影したりしてんだもんな。

004高速道路にて.jpg


朝ドラの『わろてんか』とバッティングしてたのかなかったのか、
葵わかなちゃんは、いつ撮影に参加してたんだろう?
なんて、余計な心配をしてしまったよ。
役者さんはみんな(クルーもか)、肉体的にもスケジュール的
にも大変だったと思うよ。

さすが、『ウォーターボーイズ』、『スウィングガールズ』、
『WOOD JOB! 〜神去なあなあ日常〜』の矢口監督、
屋外で撮るのうまいけど、この作品はこれまでにない
スケール
だったなー。

それと、ホントに電気も、ガスも、水道も、食料もなくなった
時にどうしたらいいか、のハウツーもそろっと
紹介されている
んだよ。
役に立つ情報がもれなく付いてくる映画
こういう作り方のパイオニアは、僕が知る限りでは
伊丹十三監督なんじゃないかと思う。

社会派で、コミカルで、ドラマチックで、そしてハウツーや
僕らが知らなかったことを教えてくれる映画だったよね、
伊丹さんの監督作品って。

そういう、おもしろさも備えた映画だなこの作品は。

なんで、日本アカデミー賞とかに箸にも棒にもかからなかった
のかなあ?なんて僕なんかは思うんだけど、
んー、もう少し哲学めいたというか、教訓めいたというか、
ケレンミみたいなオチがあればよかったのかなあ?

でも、そういうメッセージがないかというとそうでもないし、
きっと、そういうことをはっきりと表現するのが
嫌いなんだろうな矢口監督は・・・
そだね~。



ところで、世の中の電気がまったくなくなったら、
なんて荒唐無稽なハナシだと思うでしょ?
でも、ホントに荒唐無稽かなあ?なんて
僕なんかは思うんだよ。

地球温暖化とか、地軸ズレとか、地球の磁気が反転する
ポールシフトとか、氷河期とか、太陽光の異変とか、
ダークマター(宇宙の未確認物質)の襲来とか・・・
トンデモ論もあるかもしれないけど、
宇宙では何が起こっても不思議じゃないのさ。

だいたい、現代のヒトの生活って、電気や磁気に
頼り過ぎていると思わない?

たとえば、4,000~5,000年前のヒトの文書って、
石や岩、貝とか竹、ぐっと短くなって劣化しにくい紙に
書かれているよね。

フツーの人や職人の手に負えない
超ハイテクな技術で作られている、
超軟弱なデバイスで再生しないといけない
DVDなんかが、5,000年後に残っているのかなあ?

そう考えると、電気や磁気ってとても危ういものな
気がするんだよ。
しかも、ヒトは完全に電気の奴隷になっているじゃん?
安全弁が一つに偏っていると、万一それがダメになると
全滅的な大参事になるっしょやー。

そんなことが起こるわけがないって思うかもしれないけど、
天変地異とか事故とかって、人智の想定外で起こるもんだよね、
津波で壊れた原発みたいに。


まあ、そんなこと言っていると、
遅れてるなあじじい、とか言われるんだろうなー、
そだね~。





005ポスター.jpg

●サバイバルファミリー(SURVIVAL FAMILY)
2017 日本
上映時間/117分
監督/矢口史靖
製作/石原隆、市川南、永井聖士
エグゼクティブプロデューサー/桝井省志
企画/臼井裕詞、上田太地、小島伸夫、小形雄二
プロデューサー/小川英洋、土本貴生、堀川慎太郎
製作会社/フジテレビジョン、東宝、電通、アルタミラピクチャーズ
脚本/矢口史靖
脚本協力/矢口純子
撮影/葛西誉仁
照明/豊見山明長
美術/中澤克巳
装飾/西渕浩祐
録音・整音/滝澤修
整音/郡弘道
音響効果/岡瀬晶彦
編集/宮島竜治
音楽/野村卓史
主題歌/SHANTI「Hard Times Come Again No More」
    (編曲・プロデュース : ミッキー吉野)
VFXスーパーバイザー/石井教雄
助監督/片島章三
製作担当/島根淳
プロダクションマネージャー/前村祐子
配給/東宝
出演/小日向文世、深津絵里、泉澤祐希、葵わかな、菅原大吉、徳井優、
   桂雀々、森下能幸、田中要次、有福正志、左時枝、ミッキー・カーチス、
   時任三郎、藤原紀香、大野拓朗、志尊淳、渡辺えり、宅麻伸、柄本明、
   大地康雄 ほか







♪ 3月9日 / レミオロメン



これは卒業の歌じゃないんだよ、ホントは。


♪ ニートな午後3時 / 松原みき



この時代のニート、そのニートと意味が違うのさ。
いま、'80年代のJ-POPSが海外で流行ってるらしいねー。


♪ SKINDO LE LE / 阿川泰子







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007_02ミモザ.jpg

ウチのコになって16年目のミモザ



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コメント

サバイバル術

会社の避難訓練で最近思うことがあります。いつものように机の下に潜って、皆で並んでゾロゾロと外へ避難するあれ。決められた通りに行動する実働訓練なのですが、まあ実際の災害ではまずこのシナリオ通りに事は進みません。311はいつものオフィスとは違う出張先の事業所で遭遇したのですが、机の下に潜る訓練は身についていますからこれは役立ちました。しかしその後は皆大混乱。帰れる人は帰ってよいという指示になったのですが、海沿いだったので津波が来ていたらどうなっていたことやら。311の経験から今は逆にしばらく待機が正解でしょうね。どこでもやるような予定調和の訓練はそろそろ見直した方がよいのではないかと個人的には思います。どこで遭遇するかはわかりませんし、それよりも夜に訓練をやってみて真っ暗な状態を体験してみるとか(懐中電灯がすぐに手元に用意できるとは限らない、しばらくすれば目も慣れてくる)、ナイフ1本で火を起こす方法とか、高所から降りるときのロープの結び方とか、サバイバル術を身に付けさせた方がよっぽど役立つと思います。最後は五感をフル稼働させた情報収集力と判断力です。自然災害大国である日本人は、昔はそういうサバイバル能力が子どもの頃から身についていたはずです。世の中が便利になり、鉛筆一本ナイフで削れなくなった今の日本人は、私も含めてそういう生き抜く力を失っていると思います。今日も夜の帰り途で、歩道ではなく路肩を対向でランニングするキ○○イと遭遇しましたが、もはや何がリスクかも計れない人たちばかりです。

papayoyo #- | URL
2018/03/09 21:15 | edit

震災で被災して、電気のない生活を送りました。
ただ、ガスがすぐに復旧してどうにかなりましたが、
実際電気が完全になくなったら、水も出ない、給湯器やヒーターの電源もないからお湯も沸かない。
二週間のサバイバルライフでしたが、
いかに”生きていく力”を身につけていたか…で、明暗分かれる2週間でした。
そういう意味では、考えさせられる映画かもしれないですね。

ラマラマ子 #- | URL
2018/03/10 11:14 | edit

ニートはneatでしたっけ、昔は・・・。

矢口監督はというかコメディを撮る人はああいった賞とは無縁ということを
本人もそのファンも認識している・・・よね?(笑)
矢口監督は駄作がないのがスゴイですが。
って、全作は観ていませんが。
今作もまだ観ていないんです。

サバイバルというと、ゴルゴ13もサバイバルもさいとう先生は生き抜く知恵が
スゴイですね。
あと浦沢直樹のMASTERキートンとか。

震災経験者の方々のコメントを読むと、自分は三日間を生き抜く準備すら
満足にできていないな~と反省しきりです。
電気が止まるとあらゆるインフラがダウンしちゃいますからね。


バニーマン #- | URL
2018/03/10 22:23 | edit

Re: サバイバル術

papayoyoさん、コメントありがとうございます。

> 会社の避難訓練で最近思うことがあります。いつものように机の下に潜って、
> 皆で並んでゾロゾロと外へ避難するあれ。決められた通りに行動する実働訓練なのですが、
> まあ実際の災害ではまずこのシナリオ通りに事は進みません。
> 311はいつものオフィスとは違う出張先の事業所で遭遇したのですが、
> 机の下に潜る訓練は身についていますからこれは役立ちました。
> しかしその後は皆大混乱。帰れる人は帰ってよいという指示になったのですが、
> 海沿いだったので津波が来ていたらどうなっていたことやら。
> 311の経験から今は逆にしばらく待機が正解でしょうね。

↑そうですね、机の下に潜ったり、避難経路を確認したりするのも
実際に役に立ちはしますが、それよりも、事後に生き残った人がどうすべきかを
学習する機会が少なすぎますよね。
僕も、1968年に起きた十勝沖地震で家を破壊された経験があるのですが、
不幸中の幸いにして、その後水も食べ物も寝るところもないという状態にはならなかったので、
ピンときていませんでしたが、実際はそこからが最も過酷なんでしょう。
まあ、都会の帰宅難民なんてかわいいもんです。
会社にでも寝てればいいのですから。

> どこでもやるような予定調和の訓練はそろそろ見直した方がよいのではないかと個人的には思います。
> どこで遭遇するかはわかりませんし、それよりも夜に訓練をやってみて真っ暗な状態を
> 体験してみるとか(懐中電灯がすぐに手元に用意できるとは限らない、
> しばらくすれば目も慣れてくる)、ナイフ1本で火を起こす方法とか、
> 高所から降りるときのロープの結び方とか、サバイバル術を身に付けさせた方が
> よっぽど役立つと思います。最後は五感をフル稼働させた情報収集力と判断力です。
> 自然災害大国である日本人は、昔はそういうサバイバル能力が子どもの頃から
> 身についていたはずです。世の中が便利になり、鉛筆一本ナイフで削れなくなった今の日本人は、
> 私も含めてそういう生き抜く力を失っていると思います。

↑この映画では、ちょっとしたサバイバル術も紹介されています(ちょっとですが)。
ふだんから本格的なアウトドアライフを楽しんでいるような家族は、やはり強いみたいです。
それから、街なかでも水を手に入れる知恵とか、体を動かして食べ物を手に入れる方法とか
にも気付かせてくれます。(まあ、あくまで娯楽映画ですが)
事後、どうやって生き延びるか、生き延びるために事前にどんな準備が有効か、
それを知ることが最も重要なことに、そろそろ気付くべきですよね。

> 今日も夜の帰り途で、歩道ではなく路肩を対向でランニングするキ○○イと遭遇しましたが、
> もはや何がリスクかも計れない人たちばかりです。

↑歩行者やジョガー(古い)、自転車は通行がめちゃくちゃな人が多いですよね。
歩道を走っている自転車にリンリン鳴らされたりして、
めちゃめちゃ腹が立ちます。


復興用の予算が、1兆円以上も余っているそうです。
1兆円あったら福島に家が何戸建つのでしょう?

つかりこ #- | URL
2018/03/11 09:37 | edit

Re: ラマラマ子さん、コメントありがとうございます。

> 震災で被災して、電気のない生活を送りました。
> ただ、ガスがすぐに復旧してどうにかなりましたが、
> 実際電気が完全になくなったら、水も出ない、給湯器やヒーターの電源もないからお湯も沸かない。
> 二週間のサバイバルライフでしたが、
> いかに”生きていく力”を身につけていたか…で、明暗分かれる2週間でした。
> そういう意味では、考えさせられる映画かもしれないですね。

↑ 3.11で被災されたんですね。
大変なご経験と現状、いかばかりかとお察しいたします。
災害って、事後も続いているんですよね。
いや、事後が被害の本番に違いありません。
どうか、これからはサバイバルなんて思わずに
ご自身の幸せを思い切り追求してください。

つかりこ #- | URL
2018/03/11 10:50 | edit

Re: バニーマンさん、いつもありがとうございます!

> ニートはneatでしたっけ、昔は・・・。

↑【neat】は、きちんとした、こぎれいな、こざっぱりした、きれい好きな、身だしなみのよい、
整った(形をした)、均整のとれた、手際のいい、巧妙な、適切な・・・というだそうです。
この歌のほうは、そういう意味でしょうね。
ひと頃は、女性ファッション誌なんかでも、ニートな着こなし、って感じで
頻繁に使われていましたよね。

いま言う【NEET】は、Not in Education, Employment or Training の頭文字で、
元々はイギリスで生まれた言葉だそうです。就学・就労・職業訓練のいずれも行っていない
という意味で、日本では、15〜34歳までの非労働力人口のうち通学・家事を行っていない
人のことで「若年無業者」と訳すらしいです。(35才以上は無職)
(ただし、法的理由・身体的理由・経済的理由・社会的理由・精神的理由・その他の理由など
により 就学・就職をしたくてもできない人を除く)

> 矢口監督はというかコメディを撮る人はああいった賞とは無縁ということを
> 本人もそのファンも認識している・・・よね?(笑)
> 矢口監督は駄作がないのがスゴイですが。
> って、全作は観ていませんが。
> 今作もまだ観ていないんです。

↑ そうですね、賞にこだわっていないのでしょうね。
そうそう、この人の監督作品は大ヒットとまでいかないものが多いですが
ハズレもほとんどないですねー。
僕も全部は観ていませんが、でも、ほとんど観させられています。

> サバイバルというと、ゴルゴ13もサバイバルもさいとう先生は生き抜く知恵が
> スゴイですね。
> あと浦沢直樹のMASTERキートンとか。

↑『MASTERキートン』はまったく知らなかったです。
WIKIでストーリーを読むと・・・おお、これはおもしろそうですね。
読んでみたくなりました。!

> 震災経験者の方々のコメントを読むと、自分は三日間を生き抜く準備すら
> 満足にできていないな~と反省しきりです。
> 電気が止まるとあらゆるインフラがダウンしちゃいますからね。

↑ 人間、三日水を飲まずにじっとしているだけで命が危ぶまれるらしいですよね。
なのに実状は2週間も遭難状態だったとは。

いま気付いたのですが・・・
この映画では、コンセントの電気だけではなく、電池、充電池、自家発電も
だめになったという設定なのですが、よく考えるとそうなると
日本中の原発がメルトダウンするんですよね。
(劇中ではそういうハナシではありませんが)
万一そうなると、また別の事後対策が必要になりますよね。

復興庁は、あと3年ほどで解散となるようですが、ODAなんかやめて
「復興&災害対策省」などとして期限付きじゃない行政機関にしてほしいものです。
災害大国日本なんだから。
日本は、災害の事前・事後対策とエコ&自然エネルギーの大国になればいいと思います。
そうすれば、当面、産業のイノベーションを得ることができるし、
グローバル経済の世界で戦える国になれると思うのですが。

つかりこ #- | URL
2018/03/11 11:37 | edit

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