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ゆらゆら草

もう少し感受性を働かせれば、毎日がスペシャルになる。そう自分に言い聞かせて、 いろいろ感じたことを書きとめてみよっと。

科学の方程式からわかる幸せな生き方 ~『メッセージ』  


001物体.jpg


もしキミがいま26~27才で、
世界一好きな恋人がいたとしたらどうする?
フツーなら、近い将来結婚したいなー、って思うよね。

じゃもし、キミが未来を知る能力を持っているとして、
その人と結婚した10年後に、その人が突然亡くなって
しまうことを知っていたとしたらどうする?

その人とすぐさま別れて、新しい恋人を探す?
うんでも、その新しい恋人だって短命かもしれないし、
短命じゃなかったとしても、実はDVだったりして
必ずしも幸せが待っているとは限らないよね。

そもそも、いま付き合っている世界一好きだと思っている
恋人と別れることができるんだろうか?

じゃ、どうすれば自分の人生を幸福にすることが
できるんだろうか?


・・・なんてことを考えさせられる映画だよ、これは。

ひいては・・・

もしキミが既婚者で、とっても幸せを感じているとしたら、
ツレアイにとてつもなくイヤなところがあったり、
幾度もの離婚の危機があったりなかったりしても、
いまはなんでこんなに幸せなんだろう?

とか

もし既婚者で、さほど幸せでない人がいたとしたら、
恋愛結婚にしろお見合い結婚にしろ、
ツレアイをとても愛おしく思ったことが幾度もあったのに
なんでいまは幸福感に満たされていないんだろう?

・・・なんて疑問を突きつけられる。

002HUMAN.jpg



え、この映画ってSFじゃないの?って思わせるような
僕の前置きだけど、そう、この映画はもちろんSFなんだけど、
恋愛や家族愛や人類愛なんかを考えさせられる、
ヒューマンなハナシ
なんだなー。

しかも、いくつかの科学的な思考を重ねてみることで、
これまでの生き方に対する根本的な姿勢を変えてしまう
ような哲学に触れることができる
と思う。



●エイリアンの言葉は、概念の集合体

僕らは、三次元の世界に生きているでしょ?
それと同時に、常に「時間」というものに影響を受けている。
あらゆる出来事が時系列で起こるんだな。

だから、“言葉を話す” という行為においても
ハナシのパーツを順序だてて「因果関係」や
「ストーリー」を経ながら言いたいことを伝える
よね。

ところが、この映画で登場するエイリアンは、
順序だてて話をしないんだよ。

このエイリアンは、「時間」に影響を受けていない
というか時系列や順序というものを持っていないんだな。
過去や現在、そして未来までも同時に把握しているんだよ。

だから、何かのメッセージを伝えるのに、
さまざまな概念を順序良く並べずに一度に送ってくる
んだ。

たとえば、パソコンで作成したデータを
フォルダに入れて整理するでしょ?
フォルダに名前を付けて、関連したファイルを入れていく。
その中にまた関連した別の名前のフォルダをいくつも作ったり、
そのフォルダのまとまりを別のまとまりとまとめて
一つのフォルダに入れたりもするよね。

このエイリアンのメッセージは、
その複数の階層になったフォルダをまとめて
ホイって送って寄こす感じ

つまり、言いたいことに関連した書類を何枚も
バサッと渡されるイメージ。
しかも、それらは過去も現在も、なんと未来のものも
一緒に一度に
やってくる。

劇中ではそんなことはひと言も説明されていないんだけど、
劇中で出てくる主人公が書いた言語分析マップが、
↓ 下図のようないま流行りのディープラーニングの
ニューラルネットワークのような図面
だったからさ、
僕はそういうメッセージの伝え方なんだって解釈したんだよ。

003ニューラルネット.jpg

時間とか順序という概念がないから、
その概念のまとまりを表わす文字は、
筆で書いたような円環になっている
のも納得。
伝えたいメッセージを中心にして繋がり合った
概念の集合を、始まりも終わりもない
一つの円で表現したわけだ。

004宇宙人のコトバ.jpg

それを主人公の言語学者と物理学者の二人が解読していく、
というのがこの映画のストーリーなんだよ。

待てよ、上のような概念マップは、そう、
「量子力学」の数理を利用した、
AIのビッグデータの概念図と同じ
じゃないか!



●量子力学とは?

「量子力学」とは、物質を作る最少単位である原子より
小さくて目に見えない、たとえば電子のような要素の
固有の特性を探ろうという学問
なんだそうだ。

細かいところは省いてっと・・・
その電子は波のように「波動」する性質を持っている。
というか、電子は粒子のような物体ではなくて
波動そのもの
といってもいいかもしれないのさ。
電子を代表とするそういうやつのことを「量子」と
呼ぶ
んだってさ。

原子はどんな物質でも同じもので、
その電子の「波動」や「電子の数」によって
なんらかの元素(すい、へー、りー、べ、ぼくのふね・・)
になるんだよ(知ってた?)。

だもんだから、ヒトは物質の根源の秘密を知るために、
その電子の波動の法則性(=固有の波動性質)を
探ろうとした
んだな。
それが、量子力学なんだねー。


<一般的な科学>は、下のような探求をするよね。

★ 原因 ×(作用素)= 結果
||
★ カルピスウォーター ×(作用素)= カルピスソーダ
※ カルピスウォーターになんかを作用させたらカルピスソーダになった!
||
★ レモンジュース ×(作用素)= レモンサイダー
※ レモンジュースに同じものを作用させたらレモンサイダーになった!

・・・その作用素とはなんだ? → 炭酸ガスを溶かすこと
ってぐあいに、謎を解いていく。


でも、<量子力学>の場合は、原因(物質)がなくて
結果(現象)しかないので、作用素と結果だけで
方程式を解くことになる・・・

★(電子の波動関数)× 任意の作用素 =(電子の波動関数)
作用素を探すのではなく、ある作用素を作用させても変化しない
  波動関数を探せ
!ということになる。
  それが、その作用環境における電子の固有の波動のカタチなのだ!

これを一般的な例に置き換えてみると・・・

★(結果)× 任意の作用素 =(結果)  ※(結果)=(結果)
ある作用素を作用させても、不変的な結果とはなんだろう?
||
★ ×(カルピスウォーター)× 炭酸ガスを溶かす =(カルピスソーダ)
※ カルピス系では、前の(結果)と後ろの(結果)が同じにならない
  炭酸ガスを溶かしても変わらないものってなんだ?
||
★ 〇(炭酸水)× 炭酸ガスを溶かす =(炭酸水)
※ そっか、炭酸水があった!炭酸水は、二酸化炭素を水に溶かす
  ことでできるという本質を確かめられる

・・・という答えの見つけ方だな。



●主人公は、量子力学を使って人生を幸せにする答えを出した

言語学者の主人公の女子と物理学者の男子は、
エイリアンのメッセージを解読するために雇われたんだよ。

解析を進めるうちに彼女のほうは、エイリアンが発する言葉が
過去・現在・未来を含む、量子力学的な体系で
できている
ことに気付く。

仕事を進めていくうちに、自身も過去・現在・未来を含む、
量子力学的な体系であらゆることを理解できるようになる

そう、自身の未来が必ずしもいいことばかりではないことも
知ってしまう


そこで彼女は、エイリアンから授かった分析能力を使って、
自分の人生の未来を幸せにするにはどうしたらいいのか
を考えた
のだと僕は思う。

人生における「幸せ」という概念を方程式に
当てはめてみると・・・


★ 人生におけるいろいろな出来事 × 作用素(法則)= 幸せ

フツーは、この作用素の「法則」を探し出せれば
幸せをつかむことができるわけだ。

これを量子数理的に考えてみると・・・

★ 幸せ × 任意の作用素 = 幸せ

・・・ってなるけど、人生における作用素って
とりもなおさず、「いろいろな出来事」
ってことだよね。
いろいろな出来事とは、いいことも悪いこともという意味
ヒトの人生に起こるいろいろな出来事なんて、
いいことばかりではなくて、誰しも同じようなものとして
作用素(法則)としてみる
んだな。

式に置き換えてみると・・・

★ 幸せ × いろいろな出来事 = 幸せ

人生を幸せにするということは、
いろいろな出来事が起こっても幸せでいられる
不変的な「幸せのカタチ」を探すこと。
逆に言えば「何をもって幸せとすれば」、
いろいろな出来事が起こっても幸せでいられるか

ということだよね。


エイミー・アダムス扮する主人公のルイーズは、
そんな思考方法で、「何をもって幸せとすれば」
この先の人生がいいことばかりじゃなくても
幸せでいられるか、の答えを出した
のだ。

だから彼女は最後に、ああいう道を選べたんだなー。
なんで、最後にああすることを受け入れたのか?
の答えなんだなそれは。

005解読.jpg

006親子.jpg

人生は必ずしもいいことばかりではないよね。
大好きな人と別れてしまったり、自分がケガをしたり、
肉親が亡くなってしまったり、つらいこともたくさん起こる。

この先、けっこうつらいこともぽつぽつ起こることが
わかっていたとしたら、なんとかそれを回避できる
別の生き方はないかと模索するよね、フツーは。

でも、回避してもまた同じように、いいことも悪いことも
必ず起こるのが人生
、泣いたり笑ったりが当たり前だとしたら、
それが運命というものだとしたら・・・
幸せって、つらいことを回避しようとしたって
つかめるものではないということになる
よなー。

じゃ、どうするの?
それは、この映画を観て、自身で答えを出してみようねー。



●科学理論の方程式から生まれるドラマ

クリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』が
アインシュタインの「特殊相対性理論」を使ってヒューマンドラマ
を作った映画とするならば、このドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の
『メッセージ(Arrival)』は、量子力学の考え方の根幹となる
「シュレディンガー方程式」に当てはめてヒューマン哲学を
語った映画
と言えるな。

でも、んなめんどくさいことを考えなきゃおもしろくない
映画なのかというと、そうでもないかなー。
ヒューマンドラマの部分もあるからなー。
んー、でもやっぱりあんましおもしろくないかなー。



●それでも最後まで残る疑問

制作者のワナにまんまとハメられているのかいないのか、
最後まで観てもいくつか疑問が残るなあ。

エイリアン(ヘプタポッド)は、いまから3,000年後に
地球人に助けられるので、そのお返しの贈り物として
人類を救うための「武器=道具」を持ってやってきた
と言っていたけど・・・

●3,000年後に何があるんだろう?どんなふうに助けた?
●「武器=道具」とは何か?人類は危機に面してるの?


↑ 誰か教えてくれないかなあ。


007二人.jpg







008ポスター.jpg

●メッセージ(Arrival)
2016 アメリカ
上映時間/163分
監督/ドゥニ・ヴィルヌーヴ
製作/ダン・レヴィン、ショーン・レヴィ、デヴィッド・リンド、
   カレン・ランダー、アーロン・ライダー
製作会社/フィルムネーション・エンターテインメント、ラバ・ベアー・フィルムズ、
     21ラップス・エンターテインメント
原作/テッド・チャン『あなたの人生の物語』
脚本/エリック・ハイセラー
撮影/ブラッドフォード・ヤング
編集/ジョー・ウォーカー
音楽/ヨハン・ヨハンソン
美術/パトリス・バーメット
衣装/レネー・エイプリル
視覚効果監修/ルイ・モラン
配給/パラマウント映画(米)、エンターテインメント・ワン(英)、
   ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(日)
出演/エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカー、
   マイケル・スタールバーグ、マーク・オブライエン、ツィ・マー ほか
受賞/第22回放送映画批評家協会賞 ・SF / ホラー映画賞
   第16回ニューヨーク映画批評家オンライン賞 ・今年の映画ベスト12
   2017年度全米脚本家組合賞 ・脚色賞
   第70回英国アカデミー賞 ・音響賞
   第89回アカデミー賞 ・ アカデミー音響編集賞(Sylvain Bellemare)







♪ On the Nature of Daylight / Max Richter





♪ A HAPPY NEW YEAR / 松任谷由実



今年もたくさんいいことがあなたにありますように!


コメント

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# | 
2018/01/06 05:26 | edit

まいどです

Q.E.D.的な数式計算によって、森羅万象の全てが証明できる!
むろん、ヒトの運命までも...っていう話はよく耳にするのだけれど、
元来が算数苦手な自分には、上手い具合に理解できなくって、
そもそも計算要素こそが、人生の結論や仮定に基づくものじゃないのか??
なんてね...野蛮人ですね、まるで自分は....!

新スタートレックの時代は24世紀なんだけど、同時翻訳機というチップで
殆どの宇宙言語を互いに理解しあえるっていう、まあ御都合主義な
システムなのだけれど、時々それが通用しない言語の宇宙人が現れる....。
単語は正しく訳されるんだけど、意味が通じない。その星の伝説や伝承が
比喩となって、文体をなしていたりするから。そしてそうした
コミュニケーションブレークダウンがあらぬ誤解を引き起こし、
「壁は崩れ落ちた!」が、本当は「親愛」の意味なのに、交戦的と勘違い
され、決闘状態!何て事になるなんて話もあるわけです....。
まあ、同じ宇宙ものでも、こちらは理系ではなく、多分に文系!ってこと
ですかね!。

pipco1980 #- | URL
2018/01/06 11:45 | edit

さすがつかりこさんデスネ。
格調高いレビューをありがとうデスヨ。

> 主人公のルイーズは、そんな思考方法で、「何をもって幸せとすれば」
> この先の人生がいいことばかりじゃなくても幸せでいられるか、
> の答えを出したのだ。
私は凡人だから彼女のような答えを出せないような気がします。
運命を変えようとジタバタ悪あがきするんじゃないかな〜と思いました。
自分自身のことならいざ知らず、子どものことだと運命を受け入れ難いなぁ。

> 人生を幸せにするということは、
> いろいろな出来事が起こっても幸せでいられる
> 不変的な「幸せのカタチ」を探すこと。
これなんですよね、この映画がすごく哲学的に思えたのは。
つかりこさんの解説(方程式)のおかげで言いたいことはわかりましたが、
変わらない「幸せのカタチ」ってなんだろう?
それは、個人個人でちがうもの? それともあまねく共通するもの?
普遍的な「幸せのカタチ」?
私にはとっても難しい映画でした。

さいごに、難しさの極めつけ
「武器=道具」
なんなのさ〜〜?! 私も知りたい。

さとちん #- | URL
2018/01/06 15:20 | edit

こんばんわ
幸せは計算できるんだなと思いました。

ネリム #oM6tt0T6 | URL
2018/01/06 21:49 | edit

Re: はじめまして!

鍵コメさん、コメントありがとうございます。

> 面白い解釈のしかたですね。そして、わかりやすい。昨年私もこの映画をみました。概念がとても面白い映画でした。最近相方とよく、量子力学と素数の話します。彼女はとっても面白がりながら色々と調べごとをしているようです。上手く説明できませんが、もともと、自分は何で生まれ、何でできているのかとかいう疑問を考えることが好きなのだと言っています。私もいろいろな環境の中で埋め込まれてしまったフラックを一つずつ取り除くことがより真理に近い答えが生まれるのだと思うようになりました。

↑奥さま、おもしろい方ですねー。
量子力学に興味をお持ちとは。
僕の場合は、電子の波動とかにはあまり興味はないのですが、
量子力学の数理といか考え方を用いたブランディングとかポジショニングが
昨今、マーケティングの世界で活用されたり、
いま話題のAIの世界でビッグデータの構造にニューラルネットワークが
使われていることなど、仕事で触れることが増えてきて
少し知っていたという程度なんですよ。

> 今では光より早いモノが見つかりアインシュタインが間違えている部分があることがわかってきています。時間は流れではなく、一点しかなのだとも感じています。空間が移動しているという感覚には未だピンときませんが・・・今までに埋め込まれてしまった既成概念の多さに驚かされるばかりです(苦笑)と、
> とりとめのないコメントで申し訳ありません。なんだか読んでいて感じたものですから・・・では、また。

↑ アインシュタインの理論や、ニュートン力学の限界、
ユークリッド幾何学の矛盾など、僕らが当然のように教わってきたことが
間違いだったとか、未解明な部分があるとかどんどんいろんなことが
わかってきていますよね。
まあ、人間が進化でもしなければホントの真理なんて見つからないのかも
しれませんよね。
だって、人間そのものがパーフェクトでなければ、間違いはなくなりませんものね。
人間と言うフィルターを通して物事を計っているわけですから。
物差しが狂っていれば、データも狂っているし、特定の法則も見つけられないでしょう。
物差しで図れるものも、宇宙のごく一部でしょうしね。

妙な記事をがっちりお読みいただき、ありがとうございました。

つかりこ #- | URL
2018/01/08 13:56 | edit

Re: まいどです

pipco1980さん、まいどコメントありがとうございます。

> Q.E.D.的な数式計算によって、森羅万象の全てが証明できる!

↑僕の記事で「一般的な科学」と言ったのは、そのQ.E.D.ですね。
演繹法というやつですよね。
この量子力学の計算法のほうは、現象面の答えを設定して
固有の特性を探すという逆のことをやるんですね。
帰納法というやつですね。

> むろん、ヒトの運命までも...っていう話はよく耳にするのだけれど、
> 元来が算数苦手な自分には、上手い具合に理解できなくって、
> そもそも計算要素こそが、人生の結論や仮定に基づくものじゃないのか??
> なんてね...野蛮人ですね、まるで自分は....!

↑ まったくおっしゃる通りだと思います。
(野蛮人ということではなくて・汗・笑)
電子の波動現象は人間が認知したものだし、
それをあれやこれや計算するのも完璧でない人間が生み出したのですから、
計算そのものが不確かなものなんでしょうね。

量子力学の数式を文系の概念に当てはめることは、
おっしゃる通り「作用素」の部分は人生の結論や仮定に基づいています。
「誰の人生だって、イヤなことがたくさん起こるもの」という考えを
結論として設定した上での答え探しなんですね。
作用素を「人生、いいことばっか」と設定すれば、
また答えも違ってきます。
この数式は、答えそのものを数値や法則で示すものではなくて
新しい「考え方」を教えてくれるものなんでしょうね。
電子の波動関数は、はっきりとした関数で答えがでるようですが、
それだって「何でそういう波動なのか?」という答えは出ないわけです。

ところで、全然、算数が不得意に思えないですけど。(笑)

> 新スタートレックの時代は24世紀なんだけど、同時翻訳機というチップで
> 殆どの宇宙言語を互いに理解しあえるっていう、まあ御都合主義な
> システムなのだけれど、時々それが通用しない言語の宇宙人が現れる....。
> 単語は正しく訳されるんだけど、意味が通じない。その星の伝説や伝承が
> 比喩となって、文体をなしていたりするから。そしてそうした
> コミュニケーションブレークダウンがあらぬ誤解を引き起こし、
> 「壁は崩れ落ちた!」が、本当は「親愛」の意味なのに、交戦的と勘違い
> され、決闘状態!何て事になるなんて話もあるわけです....。
> まあ、同じ宇宙ものでも、こちらは理系ではなく、多分に文系!ってこと
> ですかね!。

↑ あれ?映画版のスタートレックにそういうハナシがあったんですか?
映画版は全部観たのですが。
やー、すみません、ほとんどストーリーが思い出せません。
最近、ほとんどの映画のストーリーが出て来ないのはやはりトシなんでしょうね。
も一度その作品を見ると、けっこう隅々まで憶えているのですが。
脳のニューラルネットワークが、あっちこっちでブチブチ切れているんでしょうね。(笑)

で、そのハナシ、おもしろそうですねー。
そうそう、この映画でもエイリアンの発する言葉の解釈の正誤が
重要なポイントとなっています。
『メッセージ』の原作は、テッド・チャンという人の
「あなたの人生の物語」("Story of Your Life")という小説で、
1998年に出版されたものらしいです。
ので、スタートレックのそのハナシがそれより前なら、
チャンちゃんがパクった可能性が出てきますかね。(笑)

つかりこ #- | URL
2018/01/08 14:41 | edit

Re: さとちんさん、コメントありがとうございます。

> > 主人公のルイーズは、そんな思考方法で、「何をもって幸せとすれば」
> > この先の人生がいいことばかりじゃなくても幸せでいられるか、
> > の答えを出したのだ。
> 私は凡人だから彼女のような答えを出せないような気がします。
> 運命を変えようとジタバタ悪あがきするんじゃないかな〜と思いました。
> 自分自身のことならいざ知らず、子どものことだと運命を受け入れ難いなぁ。

↑難しいですよねぇ。
でも、不幸を回避するために、過去に戻って結婚しなおす、
または結婚するのをやめます?
それでは、子供達が生まれてくることもなくなりますよね?
回避してもまた何らかの不幸が起こるもの、という観念でこの映画は
描かれているように思います。

> > 人生を幸せにするということは、
> > いろいろな出来事が起こっても幸せでいられる
> > 不変的な「幸せのカタチ」を探すこと。
> これなんですよね、この映画がすごく哲学的に思えたのは。
> つかりこさんの解説(方程式)のおかげで言いたいことはわかりましたが、
> 変わらない「幸せのカタチ」ってなんだろう?
> それは、個人個人でちがうもの? それともあまねく共通するもの?
> 普遍的な「幸せのカタチ」?
> 私にはとっても難しい映画でした。

↑観ていない人にはネタバレに近いことになりますが、
僕なりの答えを書いちゃおうっかなー。
この映画の主人公が得た答えは、下記の3つのうちのどれか
だと思います。

①幸せとは、その瞬間瞬間の幸せを最大化することで得られる
時系列で考えるのをやめる。
人生には幸せと不幸が順番に並んでいるのではなく、「点在」しているのだから。

以下は、僕の考察とズレた考え方ですが・・・

②やむなくああいう人生を選んだ(世界の幸せを選んだ)
ルイーズは、使命感に駆られて自分の幸せを捨てた。
未来を変えずに、後にあのエイリアンと話す方法の本を発刊して後世に残して、
3,000年後にあのエイリアンを助ける=いま人類を助けることに
貢献したいと思った。

③ああいう人生を選んでも最後は幸せになれる
ルイーズは、エイリアンの言語に接したことで、時制を超えて事実と
接することができる能力を授かったので、過去のつらいことを変えられる。
(今回、エイリアンが過去に戻って人類に会いにきたように)
ので、この先不幸があってもとり返しがつくと思った。


> さいごに、難しさの極めつけ
> 「武器=道具」
> なんなのさ〜〜?! 私も知りたい。

↑ これも実は僕なりの答えを持っているんでしたー。(汗)
これは、「中国をはじめとする世界の国々とよくコミュニケーションをとって
誤解や憎しみをなくすことを「お礼の贈り物=平和への最高の武器・道具」として
持ってきた(教示しに来た)ということではないでしょうか?
だって、劇中で世界中の国が連絡を取り合うのをやめて、エイリアンに対して
ともすれば各国が核攻撃を開始するかもしれない状況になったでしょ?
そうすれば、地球上の主要の12カ所で核爆弾が大量に爆発することになって、
地球が滅亡に向かったかもしれないですよね。
それを防いだのは、エイリアンの言葉を理解して中国とコミュニケーションを
とったからだったでしょ?
良好なコミュニケーションを通じて世界を一つにまとめて平和を維持するという
経験を後世に残させることを教示したということなのでは?
と思います。

つかりこ #- | URL
2018/01/08 16:57 | edit

Re: ネリムさん、コメントありがとうございます。

> こんばんわ
> 幸せは計算できるんだなと思いました。

↑「幸せ」って抽象的なものだし、個人の主観でも異なるので
行きつくところ「計算」できないんでしょうね。

ここで挙げた計算式も、幸せになる方法というより
「幸せを確かめる」方法という意味であって、
幸せを積極的に探し求められる計算ということではないようですね。
なんか、禅問答のような計算式です。

自身が幸せだと思える時を思い切り楽しめ。
他にどんなにつらいことがあったとしても、
人生のいいことと悪いことに繋がりはないのだ。
人生は点の集まりであるのだ。
人生に点在する、自身が幸せだと思える時を思い切り楽しむこと、
それは人生の一部であり、すべてなのだ。
・・・と言っているのだと思います、この映画は。

つかりこ #- | URL
2018/01/08 17:12 | edit

たびたびですまぬです、

イヤイヤ、算術苦手な野蛮人で間違いないです!

新スタートレックはテレビ版の方ですね。Damokっていうタイトルの
このエピソード、今ちょいと調べてみたら、TNGの第102話(第5シーズン)
ですから、おおよそで1992年くらいの制作ですかね。

ちなみに現在また新シリーズの「Star Trek Discovery」ってTVシリーズが
始まってまして、今回の設定はカーク船長やスポックが活躍するT.O.S
(The Orijinal Series)の10年前!って設定。TOSではクリンゴンとの
戦後という設定が、今度のはまさにクリンゴンと戦争中、しかもその戦争を
引き起こした張本人(黒人女性士官)が主役!ってことで波乱必死!。
クルーにはLGBTも普通に存在ってことらしいです!。
でも日本ではsNetFlixのみ放送中...うーむ、どうしよう...。

pipco1980 #- | URL
2018/01/08 20:57 | edit

Re: さとちんさん、コメントありがとうございます ~ その2

補足です。

> > 人生を幸せにするということは、
> > いろいろな出来事が起こっても幸せでいられる
> > 不変的な「幸せのカタチ」を探すこと。
> これなんですよね、この映画がすごく哲学的に思えたのは。
> つかりこさんの解説(方程式)のおかげで言いたいことはわかりましたが、
> 変わらない「幸せのカタチ」ってなんだろう?
> それは、個人個人でちがうもの? それともあまねく共通するもの?
> 普遍的な「幸せのカタチ」?
> 私にはとっても難しい映画でした。

↑僕は記事中で、
★ 幸せ × 任意の作用素 = 幸せ
の「任意の作用素」を人生における作用素を「いろいろな出来事」と
置いたでしょ?
この計算式のミソは、この作用素をいろいろに置き換えてみることが
できるというところにあります。
たとえば、「いい出来事」とか「悪い出来事」とか「スポーツによる」とか
「食べ物」とか・・・いろいろな場合分けができる。
場合分けができるという意味では、この数式は「普遍的」ではないということになりますが、
でも、それぞれの場合で出る答えは「普遍的」(個人個人で違わない)なので
「不変的」と書いたんです。

●幸せとは、その瞬間瞬間の幸せを最大化することで得られる。
人生には幸せと不幸が時系列に並んでいるのではなく、「点在」している。
人生に点在する、自身が幸せだと思える時を思い切り楽しむこと、
それは人生の一部であり、すべてなのだ。

つかりこ #- | URL
2018/01/09 05:31 | edit

Re: たびたびですまぬです、

pipco1980さん、ふたたびコメントありがとうございます。
いえいえ、すまぬことなど全然ないです。

> 新スタートレックはテレビ版の方ですね。Damokっていうタイトルの
> このエピソード、今ちょいと調べてみたら、TNGの第102話(第5シーズン)
> ですから、おおよそで1992年くらいの制作ですかね。

↑おおっ、さすがスタートレックですねー。
これは、チャンちゃんパクリましたねー。

お互いに言葉の真意を理解(=誤解せずに)することこそが、平和の基本。
このことは、文化や慣習の違う地球外の生き物とのコミュニケーションも
文化や慣習の違う地球上の他国とのコミュニケーションも同じ
ということなんでしょうね。
そういうテーマをいち早くやったスタートレックは、
やはりSWなんかよりだいぶん深いですね。

> ちなみに現在また新シリーズの「Star Trek Discovery」ってTVシリーズが
> 始まってまして、今回の設定はカーク船長やスポックが活躍するT.O.S
> (The Orijinal Series)の10年前!って設定。TOSではクリンゴンとの
> 戦後という設定が、今度のはまさにクリンゴンと戦争中、しかもその戦争を
> 引き起こした張本人(黒人女性士官)が主役!ってことで波乱必死!。
> クルーにはLGBTも普通に存在ってことらしいです!。
> でも日本ではsNetFlixのみ放送中...うーむ、どうしよう...。

↑オリジナルの10年前!
おお、いよいよ壮大なるストーリーですね。
カーク船長やMr.スポックは出て来ないの?
LGBT差別とか、人種差別問題とかに迫る内容なんでしょうかね。
Netflixのみ!?
ええーっ、困るなあ。

つかりこ #- | URL
2018/01/09 06:23 | edit

 こんにちは^^

難しいことは分からないけど(汗)

人生、良いことも悪いことも起きる。
悪いことを避けることができたならどんなにいいか・・・
だけど避けられなかったとしても、
その出来事から何かを学ぶことはできると思います。
これからも後悔や痛みを感じることはあるとは思いますが、
もしかしたらそういう経験をするたびに、
幸せ感度は高くなるのかもしれませんね。
今こうやって元気にPCを開いて、
つかりこさんのブログを拝見できる!
私は幸せです♪

今年もよろしくお願いします!

ももこ #- | URL
2018/01/09 14:50 | edit

Re:  こんにちは^^

ももこさん、お帰りなさーい!
今年もどうぞよろしくで~す。

> もしかしたらそういう経験をするたびに、
> 幸せ感度は高くなるのかもしれませんね。

↑あ、そうですね!
フツーであることでさえ、幸せなことなんだ、って気付きますよね。

この映画では、たぶん、多少は違いがあるかもしれないけど
人生誰しもいいことも悪いことも同じくらい起こるもの、
だったら、楽しいこと、うれしいこと、幸せなことを
思い切り楽しむべき、それが人生を幸せにする方法なのだ、
って言っているような気がしました。

> 今こうやって元気にPCを開いて、
> つかりこさんのブログを拝見できる!
> 私は幸せです♪

↑こんなブログでもお役に立てたとしたら、うれしいです。
忙しさにかまけて、放置プレイが多いですが、
できるだけ頑張りますので、今年もどうぞよろしくおつきあいくださいませー。

つかりこ #- | URL
2018/01/09 16:45 | edit

> 人生に点在する、自身が幸せだと思える時を思い切り楽しむこと、
> それは人生の一部であり、すべてなのだ。
おー、そういうことだったらよく理解出来るし、
ワタシが実践していることじゃ〜ん(笑)

さとちん #- | URL
2018/01/09 18:28 | edit

Re: さとちんさん、コメントありがとうございます。

> > 人生に点在する、自身が幸せだと思える時を思い切り楽しむこと、
> > それは人生の一部であり、すべてなのだ。
> おー、そういうことだったらよく理解出来るし、
> ワタシが実践していることじゃ〜ん(笑)

↑むははははー

あ、1/8のコメ返しも読んだ?

風邪、治そうねー。

つかりこ #- | URL
2018/01/09 19:49 | edit

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