真夏の夜に、冷えすぎない涼をどうぞ 1/3


◆インビテーション(The Invitation)

01インビ_ポスター.png

2015 アメリカ
上映時間:100分
監督:カリン・クサマ
脚本:フィル・ヘイ、マット・マンフレディ
製作:マーサ・グリフィン、マット・マンフレディ、フィル・ヘイ、ニック・スパイサー
撮影:ボビー・ショア
編集:プラミー・タッカー
衣装:アリーシャ・レイクラフト
音楽:セオドア・シャピロ
音楽監修:ランドール・ポスター
配給:アットエンタテインメント
出演:ローガン・マーシャル=グリーン、タミー・ブランチャード、ミキール・ハースマン、
   エマヤツィ・コーリナルディ、リンジー・バージ、マイク・ドイル、
   ジェイ・ラーソン、ジョン・キャロル・リンチ ほか
受賞:シッチェス・カタロニア国際映画祭
   ・グランプリ受賞
   ストラスブール・ヨーロピアン・ファンタスティック映画祭
   ・審査員賞受賞


インビテーションって、どういう意味?

巷では評価が低いみたいだけど、なんでよー?
こりゃ、おもしろいよ。

サイコ・ホラーというやつだな。
まあ、たしかに、家の中を中心としたワン・シチュエーションものだし、
ちょっとは血が出るけど、チェーンソーで人をズバズバ切るとか、
壁から突然手が出てくるとかないし、
恐ろしい顔をした幽霊が出てくるというわけでもないので、
刺激が少ないと言えばその通りなんだけど、
この “不穏な空気” の描き方には脱帽だなあ。



あるカップルがいて、ある日、その男のほうにディナーの招待状が届く。
2年前に別れた、元妻からだ。
実は元妻のほうも、新しい恋人と暮らしているようだ。

元夫婦は、ある辛いことがあって別れてしまったんだよ。
喧嘩別れをしたわけではないので、
お互い憎しみ合っているというようなことはなく、
元妻の身辺で、何かいい進展でもあったんだろうなということで、
元夫はいまの恋人を連れて出かけていく。

かつての我が家に着くと、そこには旧友夫婦たちも集まっていた。
全部で10人くらい集まったのかな。
別れる前にずどーんとふさぎこんでいた元妻も、すっかり明るくなっていて、
みんなは思わぬ再会を喜び、和やかなパーティが始まろうとしていた。

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でも、元夫だけはなんとなく違和感を感じ始める。
住み慣れたはずの家の感じや、旧友たち以外に招かれている人のようすが
かすかだけど変な感じなのだ。
それが、時間が経つにつれ、少しずつ確信めいてくる・・・。

そう、この “不穏な空気” こそ、この映画の優れたとこなんだよ。

でも、「なんだー、ホラー映画によくあるワン・シチュエーションものの展開じゃん、
想像通りで安っちいなあ」って僕も観ていたんだけど・・・
ところがだ・・・
ラストで、ああーーーーっ、ぞぞーーーーっ!!

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失礼だけど小品です。
A級とB級の間くらいのカルトムービーって感じ。
でも、テレビドラマの『世にも奇妙な物語』でも観るつもりで観てませ―。
そしたら、辞書で「invitation」のもう一つの意味
確かめたくなること請け合い!

★個人的クオリティ度 6.0点
★個人的好きだなあ度 9.0点






♪ 絶体絶命 / シシド・カフカ




コメント

気になります

怖がりなので観れそうもありません(汗)
ですが、つかりこさんの文章力に惹かれ、観たいような気になっています。
「invitation」のもう一つの意味だけ調べました。
その意味から、あれこれ想像をふくらませています^^;

2017/07/26 (Wed) 15:55 | ももこ #- | URL | 編集

この映画は、初めて知りました。

>そしたら、辞書で「invitation」のもう一つの意味を
確かめたくなること請け合い!

え~、そんな~
想像しちゃいますけど、何・・・?

もしかして“絶体絶命”の歌詞に意味がある?

眠れない夏の夜にはピッタリみたいですね。

2017/07/28 (Fri) 10:27 | バニーマン #- | URL | 編集
Re: 気になります

ももこさん、いつもありがとうございます。

> 怖がりなので観れそうもありません(汗)
> ですが、つかりこさんの文章力に惹かれ、観たいような気になっています。

↑いつもお褒めくださりありがとうございます。
あ、怖いといっても、エイリエンとか幽霊とか一切でてきませんよ。
たぶん、夢に見るとか、トイレに行けなくなるということもないです。
グロいこともありません。
ヒッチコック作品と同じような心理的なもんです。

> 「invitation」のもう一つの意味だけ調べました。
> その意味から、あれこれ想像をふくらませています^^;

↑おお、調べてくださったんですね。
それでしたら、たぶん映画の途中で、「なるほどー」となると思います。
で、エンディングでも一度「おおーっ!なるほどー」となると思います。
(我ながら何言ってんのかわかんねー・笑)
あ、ムリされることは全然ないです。

巧妙に練られたストーリーというほどのことでもなく、
一発ギャグのようなハナシです。
もし観られるのなら、軽いドラマでも観るつもりでご覧ください。
そしたらきっと、「なるほどー」となると思います。(笑)

2017/07/28 (Fri) 19:20 | つかりこ #- | URL | 編集
Re: バニーマンさん、コメントありがとうございます。

> この映画は、初めて知りました。
>
> >そしたら、辞書で「invitation」のもう一つの意味を
> 確かめたくなること請け合い!
>
> え~、そんな~
> 想像しちゃいますけど、何・・・?

↑へへへー、観たらわかりますよ~。

> もしかして“絶体絶命”の歌詞に意味がある?

↑あ、全然関係ないです。
シシド・カフカちゃんは、朝ドラの『ひよっこ』に出ているので
アップしてみました。
カッコイイですよねー。
僕は、范文雀を思い出します。
あれ?范文雀知りません?

> 眠れない夏の夜にはピッタリみたいですね。

↑そうですねー、途中で眠くなるかもしれない
ストーリーの「間」がありますが、
短いのでギリギリセーフでしょうか。
まあ、テレビドラマみたいなもんですが、
最後まで観られれば、ちゃんとハナシがオチまっせー。

2017/07/28 (Fri) 19:29 | つかりこ #- | URL | 編集

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