ゆらゆら草

もう少し感受性を働かせれば、毎日がスペシャルになる。そう自分に言い聞かせて、 いろいろ感じたことを書きとめてみよっと。

コンフェデで得たこと ~ FIFA Confederations Cup 2017  


001ドイツ優勝.jpg


コンフェデ、観た?
今回は、日本代表が出られなかったので、
全然盛り上がっていなかったけど、
個人的には、けっこう興味深く観させてもらったなあ。

FIFA Confederations Cup とは、
アジア、南米、北中米、オセアニア、ヨーロッパ、アフリカ各大陸の
直近の国対抗のカップ大会で優勝した国に、
FIFAワールドカップの前回優勝国と、
次回開催国を加えて行なわれる
、夢のような大会なんだな。

まあ、過去に行なわれた各大陸単位のカップの優勝者を招集して、
ドリームマッチというか、お祭りやろうぜ的なイメージだし、
次回開催国(ロシア)の運営の予行演習的な意味合いも強いらしいんだけど、
それでも、各大陸の王者が大集合するんだからね。

で、さすがの「プレ・ワールドカップ」
個人的には、知りたいことが知れて、収穫の大きかった大会だったなー。





<オーストラリアは強い!>

002オーストラリア.png


まず、気になっていたのは、8月にアジア最終予選で
本大会への出場が決まるか否かの大一番となる相手のオーストラリア。

これは、想像以上に強いなあ。
まあ、アジアやオセアニア以外の地域のチャンピオンチームと戦えば、
そりゃ、戦績も振るわないに決まってるけど、けっこう強かったぞー。

特長と言えば・・・
● 図体がでかくて、ボデイコンタクトで相手を抑える能力が高い
● 背が高くてヘディングの競り合いが強い
● 個人の足技がうまくて、一対一にも強い
● 走るスピードも早い


少しばかりの弱点と言えば・・・
● ケーヒル以外、攻撃面での創造性や意外性、器用さなどが低く、
 決定力に欠ける
● 守備も組織的で固いが、まだ熟成してない3バックできた場合は、
 サイドをえぐりやすいかも知れない。


でも、無得点試合は一つもなく、スピードと意外性の高いチリや
カメルーンからも1点ずつ取っているし、いずれとも引き分け。
教科書通りのドイツには、負けたけど2点とってるし、
優勝国のドイツ以外には負けていないんだよ。

そう、技のチームでも、組織プレイのチームでも
ドンと来い、という強さなんだな。
うん、技も、スピードも、フィジカルもあるチームということだ。

要注意点は、チリと1対1で引き分けたゲームで見られるなあ。

チリ代表の選手は、南米のチームの中でも小柄なほうで、
ヘディングの競り合いや、体のぶつかり合いでは明らかに不利なんだけど、
ものすごく身体能力が高くて、技術とスピード、
そして熟成された組織プレイで、ブラジルやアルゼンチンに勝って
このコンフェデに出てきたんだな。

前回のワールドカップで、“トランジション・サッカー” をひっさげて
スペインをジャイアント・キリングしたチリを覚えているかなあ?
今回のチームも、その時のままのすごさがあったんだなー。

でも、オーストラリアも考えたね。
前からの積極的なプレス!
そして、激しい体当たり!

プレスをかけてもチョロチョロするチビは、どついたれ、
ってことだよね。

キタナイ作戦だけど、これが功を奏して、
チリの細かいパスワークとランニングワークはガタガタ。
全然思うようにプレイできなかったんだね。

日本も、オーストラリアと戦うのに、
いまんとこ、巧妙なパスワークとスペースサッカーしかないでしょ?
走力だって、競り合いだって上回っているわけじゃないんだから。

ならば、オーストラリアはパスワークとスペース取りを防ぐために、
“前線からガンガン体当たりしてプレス” してくるに決まってるよね。
日本は、それにうまく対処して勝つための方策を考えているのかな?

● 敵の前からの激しい体当たりプレスをどうかわす?
● 敵の弱点の両サイドをどうやってえぐる?
● えぐってから、ヘディングでもドリブルでもなくどうやってゴールする?






<やっぱりか! トランジション・サッカー と 3-4-2-1>

見どころはやっぱり、決勝戦だった!
チリ対ドイツ。

これは、前回の「2014 FIFA ワールドカップ BRASIL」の
超新興国と超優勝国の対決なんだよ!

それは、次のW杯を担う若手(ドイツ)と、
南米でブラジルやアルゼンチンをやっつけてきた熟練のベテラン(チリ)
との戦い
という観方もできておもしろい。

しかも、フタを開けてみれば、いずれも前回W杯の話題をさらった
チリ、コスタリカ、メキシコなどの「トランジション・サッカー」と、
オランダがスペインのパスサッカーを封じるために引っ提げてきた
「3-4-2-1」をベースとするマルチフォーメーション・サッカー
の戦いだったのだ!

さすが、コンフェデがW杯予告編と呼ばれるだけのことがあるね。
本番を待たずして、最先端の戦術同士の雌雄決戦を観られるなんて!



◆ トランジション・サッカーって?

003サンチェス.png


transition とは、「変わり目」とか「場面転換」っていう意味なんだな。
その変わり目とは、守備と攻撃の変わり目ということさ。

簡単に言うと、守備をしててボールを奪ったら、
即座に攻撃に転じてゴールに迫る、またはその逆、ということ。

なんだ、それってカウンターのことじゃないか、ということになるけど、
いわゆるカウンターとはちょっと違う

カウンターは、しっかり自陣に引いて、
がっちり守備陣形をとって守りながら、
ボールを奪ったらすばやく前方に運んで、
敵のディフェンスを置き去りにするというやり方だよね。

トランジションは、その「しっかり自陣に引いて、
がっちり守備陣形をとって守りながら」というところが
違うところなんだな。

「しっかり自陣に引いて、がっちり守備陣形をとって」しまってから
攻撃に転じるとなると、当然、敵のゴールに遠いしので、
カウンターするにもゴールまで迫るのに時間がかかるよね。
つまり、敵が守備の体制を整えるのにも時間の余裕がある
ということなんだな。

トランジションは、雑な言い方をすれば、
「しっかり自陣に引かず、攻撃時の陣形に近いままがっちり守って、
ボールを奪ったらすばやく攻撃時の陣形にして攻め上がる」

というやり方。
(もちろん、しっかり引いて守ってからのやり方もある)

たとえば、4-3-3だったら、
守備に転じたらフォーワードの2人が下がって
4-5-1で前線からプレスして守って、
ボールを奪ったら中盤の2人が即座にフォーワードに上がって
4-3-3に戻して、その瞬間の状況に応じた得点パターンに持ち込む。

4-4-2だったら、守備に転じたら中盤の2人が逆に上がって
4-2-3-1で前線からプレスして守って、
ボールを奪ったらそのままその瞬間の状況に応じた
4-4-2の得点パターンに持ち込む、といったやり方。

前からプレスするやり方は大昔からあるので、
奪ってからの攻撃の方法に重きを置いた考え方なんだな。

(実際は、好守陣形ともに4バックのままということはほとんどないけど、
ハナシをわかりやすくしました)

なんだ、それは昔からある「リアクション・サッカー」じゃないか、
という人がいるかもしれないけど、これもちょっと違う
んだな。

リアクション・サッカーは、敵の攻めに応じて「柔軟に対応」して、
攻撃に転じれば相手の裏のスペースを取る、といった意味合いで
使われることが多くて、どちらかというと守備の対応に重きが
置かれていた
んだよ。

でも、トランジションの真髄は、上記のように・・・

● 基本陣形をちょっと変化させるだけで、
 瞬時に、守備陣形にも攻撃陣形にも変化させることができる
● ボールを奪った瞬間の状況に応じて、効果的に展開できる
 複数の得点パターンが確立されている


・・・というところが違うんだな。
言ってみれば、リアクションとカウンターを足して、
もっと進化させた戦術
、と言っていいんじゃないだろうか。

コンフェデ決勝戦のチリは、
4-3-3の基本陣形で、4-5-1といったカタチで守って
ボールを奪ったら、状況に応じて・・・

① センターかサイドを衝くカウンター
② ロングパスで中盤を省略してサイド攻撃
③ 縦パスを多用した遅攻でセンター突破


・・・という攻撃オプションで戦っていたように見えた。

トランジション・サッカーについては、
↓僕は、前回W杯で分析していたので、よかったら。

◎ ダークホースの条件 ~ 2014 FIFA W杯
http://yurayuragusa.blog.fc2.com/blog-entry-126.html



◆ 3-4-2-1 から始まるマルチフォーメーション

004ドラクスラー.png


前回のW杯を観て、僕は「ちょっとした歴史的瞬間を観たかも」
って書いたんだよ。

それは、オランダがスペインを破った時のフォーメーション
↓3-4-1-2
のこと。

◎ スペイン・パスサッカーの攻略法を目撃 ~ 2014 FIFA W杯
http://yurayuragusa.blog.fc2.com/blog-entry-122.html

これは、「向こう4年、サッカー界の戦術トレンドになる」
とも予言
したんだよ。(おほほ、自慢、じまん、ジマン)


・・・で、それ見ろ!
前回優勝国のドイツが研究して持って来たぁーーーーー!
チリとの決勝戦は、「3-4-2-1」だった
んだよ!
(-1-2が-2-1になっていたけど、考え方は同じ)

このフォーメーションは、昔からある「3-4-3」じゃんかよ、
という人がいるかもしれないけど、実は全然違う
んだよ。

005ダブルエム.jpg

昔の「3-4-3」はWMと言って、攻撃の5人と守備の5人の
役割がはっきり分かれている
スタイルだね。

いまの「3-4-3」も基本的には同じ考え方で、
真ん中の4人を守備の2人と攻撃の2人に固定せずに、
“攻撃も守備もやる4人” という考え方。

でも、注目の「3-4-2-1」は、「4」の考え方が新しくて、
4のうちの2人が下がれば5バック、中盤では6~7人、
サイドバックのように前に上がっても6~7人で分厚く攻められる

という布陣なんだよ。

なんだよ、それなら「4-2-3-1」の4バックのサイドバックと
同じやり方じゃんかよ、と言えるかもしれないけど、
守備時には5バック、攻撃時には最大7人かけられて、
「4-2-3-1」より常に数的優位を作れる
やり方なんだなー。

しかも、4バックシステムではサイドバックが両方とも上がるのは
不可能に近いんだけど、この「3-4-2-1」なら
「4」のうちの2人ともが上がってしまっても3バックが残るので、
攻撃力アップもリスク回避もできるというしかけ。

じゃ、ドイツの「3-4-2-1」と、チリの「4-3-3」を
比較してみると・・・

基本形の「3-4-2-1」
006基本形

守備時の「3-4-2-1」
007守備時

攻撃時の「3-4-2-1」
008攻撃時

・・・ってなことなんだなー。
これは、考え方としては、「4」うちの2人が上下にスライドすることで、
守備の時は「5-4-1」、中盤での攻守は「3-4-3」、
攻撃に加担すれば「3-2-5」と陣形を “転換” していく
ということであり、
なんだ、これだってトランジション・サッカーじゃないか
ということになるわなー。

ただ、トランジション・サッカーのほうが、
“転換” のスピード、特に攻撃時にカウンターを仕掛ける意識が
強い
んじゃないかな。

「3-4-2-1」は、“転換” が組織的というか段階的で、
必ずしもすぐに攻撃、というわけではない気がする。
でも、システマティックな分ミスの少ない、
しっかりした戦い方のできる戦型
じゃないかな。



で、そのどっちも最先端の戦術どうしのぶつかりあいが
この決勝戦で観られたというわけ。

で、どうだったかというと、なんとこれが五分五分!

チリのディフェンダーのちょっとした不注意で、
大底でドイツのフォワードにボールを逸して、
1点取られたのが結局、決勝点になってしまったんだけどさ。

009_01得点.png

010_02得点.png

011_03得点.png




チリの前からの激しいプレスとボール奪取。
そして、攻撃へのトランジッション。

南米のとてつもない瞬発力とテクニックをもって
縦バスとドリブル、サイド攻撃でチリは突破を狙うけど、
でかくて早くて強い体と、分厚い中盤の守備から5バックへ変化する
組織的な守備で守るドイツ。

必然、チリは遅攻を余儀なくされて、ショートパスを回して
ボールを持たされて、チャンスをうかがうばかり。

チリはボールを奪われれば、またすぐにトランジッションして
高い位置からの激しいプレッシング。

ドイツがたまに中盤をカウンターで突破しても、
チリが殺人的なタックルと当たりでそれを制す・・・。
そんなことの繰り返し。

クリエイティブ VS システマティック。
ベテラン VS 新人。
技 VS 力。
悪ガキ VS 優等生。


まったく違うものどうしの対決なのに、まったくの五分五分。

ボールポゼッションは、チリ60%対ドイツ40%だったし、
終始チリの攻撃が目立ったけど、これは互角だなー。

でも、ドイツはラームとか、ボアテングとか、エジル、ミュラー、
ポドルスキー、クロース、ゲッツェ、クローゼなんかのすごい選手が
一人も来ていなかったからね。

ドイツは、わざと二軍だけでコンフェデを戦ったのか?
それとも、フォーメーションを新しい「3-4-2-1」に変えて、
がっつり戦術も人も若返りをはかったのか?

もし、今回のチームに、一軍選手が混じったらどうなるのか?
やっぱりW杯本番は、トランジション VS 「3-4-2-1」の
決着が見ものになるということだねー。

まあ、他にも新しい戦術が出てくるかもしれないけど・・・。





<日本は、どうやれば勝てるのか?>

それは、僕にもわからないけど、
でも、前回大会のコスカリカや、今回のチリ、メキシコの
戦い方は参考になるよね。

流れている血の熱さも骨格も違うけど、体の大きさは近いから、
でっかい相手と戦うためのヒントになると思うよ。

● 前から激しくプレスをかける
● 90分間切れない闘争心
● テクニックと体力
● “トランジッション” と、「3-4-1-2」から始まる
マルチフォーメーション、または、それに準じたシステムを
融合させた戦術をチームとして確立させる




◎ SAMURAI BLUE のために ~ 2014 FIFA W杯
http://yurayuragusa.blog.fc2.com/blog-entry-131.html

◎ ふりだしに戻った日本サッカー ~ 2014 FIFA W杯
http://yurayuragusa.blog.fc2.com/blog-entry-125.html



がんばれ、ニッポン!!







♪ Aoi / サカナクション




コメント

サッカー♪

わぁ!スゴイ!詳しいですねー!!
つかりこさんのサッカーに対する熱い思いが伝わってきましたよ!
(内容に触れることができずすみません・・・^^;)

学生の頃、夜中にワールドカップ観ていたのを思い出します。
サッカーマガジンとかサッカーダイジェストとかの雑誌も買っていましたよ。
マラドーナが活躍していた頃です。
好きだったのに・・・(汗)

ももこ #- | URL
2017/07/08 17:21 | edit

まいどです

サッカー...あんまり詳しくないので…。

チリのアグレッシヴさと云うか、戦略的にもその変幻自在さが
華やかで、何しろ目についた大会でした…よく知らないですけど…。

しかしそれでも「完全2軍」のドイツが、大して観るべきものも
ないまま、最後は勝ちきるって言う、その強さって
いったいなんだろうか??っていう大会でもありましたよね。

奇しくもドイツ対オージー戦辺りが、そのトランジションサッカー
の、ぶつかり合いだったように思いますが、なんだかね、
お互いに、ワイドなポジションの選手にまで、激しいタックルや囲い込みで
徹底的に潰してくるような、そんなセセコマしいサッカーで
ちょっと自分的にはつまらなかったですね。

日本代表的には、なんとか8−31埼スタ決戦は、キチンとブロックを
維持しさえすれば、あのレベルのオージーには、突発事故以外に
点は取られそうにないように感じました。

後は大迫を中心に、香川、原口、久保、さらには乾の、激しい
ポジシャンチェンジ等あれば、3点は取れるかなあなんてね。
夢見ちゃってますよ…

サッカー、全然詳しくないんですけど...そろそろ柴崎と、それから
堂安律が観たいなあ…オージー戦勝った後のサウジ戦かなあ???




pipco1980 #- | URL
2017/07/08 21:16 | edit

相変わらずスゴイ分析ですね。
勉強になります!

技術はある、といわれる日本ですが、
ブラジルの誰か(忘れました・・・)が、日本人は何をするのか
分らないということが無いので、怖くないと言ったそうです。
基本的な上手さはあるけど、えっ!?となるようなことは出来ない、
と言うわけですかね・・・。

根本的に、日本はスピードが無いと思います。
攻撃でも守備でも。

それにFW。
点取り屋がね~。

愚痴はそれくらいで(^_^;)

8月のオーストラリア戦、勝ってくれないとね。

バニーマン #- | URL
2017/07/08 21:32 | edit

Re: サッカー♪

ももこさん、いつもありがとうございます。

> わぁ!スゴイ!詳しいですねー!!
> つかりこさんのサッカーに対する熱い思いが伝わってきましたよ!
> (内容に触れることができずすみません・・・^^;)

↑ やー、僕なんて詳しい人の範疇に入りませんよ。
ブログを見ると、「サッカーバカ」はものすごくたくさんいて、
ものすごくマニアックですよね。
僕ごときでしたら、全然会話にならない恐ろしい世界ですわ。(笑・汗)

> 学生の頃、夜中にワールドカップ観ていたのを思い出します。
> サッカーマガジンとかサッカーダイジェストとかの雑誌も買っていましたよ。
> マラドーナが活躍していた頃です。
> 好きだったのに・・・(汗)

↑ おやまあ、ももこさんの学生の頃というと、
日韓大会の頃くらいかと思っていました。
マラドーナをご存知、ということは・・・(笑)。
僕が学生の頃は、アルゼンチンならその少し前のマリオ・ケンペス、
イタリアのロッシ、そしてマラドーナあたりの時代でした。
でも、サッカーをやっていた子供の頃は、
釜本&メキシコ五輪銅メダルの時代です。(がははー・古い!)

今回のコンフェデにも、マラドーナとブラジルのロナウドが
表彰式に来ていましたよ。
悪いことやって、捕まったりしていましたが、
チリの選手にとっては、いまでもマラドーナはアイドルなんだと思います。

つかりこ #- | URL
2017/07/09 01:34 | edit

No title

サッカー、テレビで観戦することはあるけど
ノリできゃ〜きゃ〜言って観てるだけ★
正直、つかりこさんの記事読んでもちんぷんかんぷんで
よくわかりません。すんませ〜ん。

サカナクションは いかしてるぅ☆
ってことだけはわかるんだけどな (๑˃́ꇴ˂̀๑)♪

さとちん #- | URL
2017/07/10 12:07 | edit

Re: まいどです

pipco1980さん、コメントありがとうございます。

> サッカー...あんまり詳しくないので…。

↑ また、またあ、僕知っているんですよ、
過去にサッカー部を創設されたりしたことを。
もう、お恥ずかしい記事ですんませんです。

> チリのアグレッシヴさと云うか、戦略的にもその変幻自在さが
> 華やかで、何しろ目についた大会でした…よく知らないですけど…。

↑ はい、チリは一見、センスや才能だけで戦っているように見えますが、
その辺はいまのブラジルとは全然違って、かなりシステマティックに
フォーメーションを変化(トランジッション)させて戦っているようですね。
キホン4-3-3ですが、攻守の切り替えに応じて、
4-4-2、4-1-4-1、3-4-3、3-5-2などに
目まぐるしく変化させているのが見てとれますね。
実に柔軟で戦術的にこなれている思います。

> しかしそれでも「完全2軍」のドイツが、大して観るべきものも
> ないまま、最後は勝ちきるって言う、その強さって
> いったいなんだろうか??っていう大会でもありましたよね。

↑ ドイツは昔から、おもしろくないサッカー、って言われてきたように、
たしかに南米やラテン系の選手みたいに、アドレナリンが鼻から噴き出すような
ファンタジックなプレーをすることが少ないですが、
よく見ると、走るスピードも、キープ力も、ボールを奪う能力も、瞬発力も、
パスの精度も、持久力も、ミスの少なさも・・・ファンタジック以外のすべての面で、
平均点よりかなり上なんですよね。
おまけに図体がでかくて、タッパもリーチも長いし、ぶつかりにも強い。
だから、敵がクリエイティブさを失ったら、あらゆる局面でドイツのほうが優勢になって、
やってることは基本通りのスペースサッカーでも、全体性というかなんとなくというか
いつの間にかドイツが勝つ、ということが起こるんじゃないかと思っています。
「華麗でなくても結局、基本性能が高くて、ちゃんと仕事をこなす」ドイツの工具や
建設機械と同じ。(笑)

pipco1980さんは、フットボールを観るだけでなく、
「やる」ほうも重々ご存知だからわかると思いますが
(僕は小学の時にサッカーを3年、いまはフットサルを週一で始めて20年目でっせー)、
なんだかんだ言って、結局、全員で走りまくるチームって強いですよね?
ドイツのサッカーのおもしろくなさと強さって、
そういうことなんだと個人的には思っています。
(今回来なかった一軍の選手は、かなりファンタジですックが)

> 奇しくもドイツ対オージー戦辺りが、そのトランジションサッカー
> の、ぶつかり合いだったように思いますが、なんだかね、
> お互いに、ワイドなポジションの選手にまで、激しいタックルや囲い込みで
> 徹底的に潰してくるような、そんなセセコマしいサッカーで
> ちょっと自分的にはつまらなかったですね。

↑ そうですね、基本的にはプレッシングありきなんですよね。
ゾーンで守るのは最後の砦であって、そこに行くまでは守備陣形を変えながら
プレスをかけ続けて反転を狙うんですね。
オーストラリアもドイツも欧州型のシステムサッカーなので、
「プレス&転換」のやり合いとなりましたが、これが膠着状態になると
とてもつまんないゲームになりますよね。
プレスのかけあいでちっともファンタジックじゃないし、点も入らない
イタリアが強かった時のセリエAの試合を思い出します。
そういえば、トランジッションサッカーって、
ミランかどっかが得意だったはずです。
W杯がつまんないゲームばっかりにならないことを祈りましょう。(笑)

> 日本代表的には、なんとか8−31埼スタ決戦は、キチンとブロックを
> 維持しさえすれば、あのレベルのオージーには、突発事故以外に
> 点は取られそうにないように感じました。

↑ あ、そうですか。
僕は、オージーの体当たりサッカーで、うまく点を入れられなくて
変な負け方をするんじゃないかと、冷や冷やしてます。
もちろん心は、勝て!勝て!ニツポン!です。

> 後は大迫を中心に、香川、原口、久保、さらには乾の、激しい
> ポジシャンチェンジ等あれば、3点は取れるかなあなんてね。
> 夢見ちゃってますよ…

↑ 大迫、原口、乾には、どんどんゴールを狙って、
「なんでその位置でシュートしないんだニツポン」の殻を
ぶち破ってほしいですよね。
彼らが有効に機能すれば、勝てますよねー!

> サッカー、全然詳しくないんですけど...そろそろ柴崎と、それから
> 堂安律が観たいなあ…オージー戦勝った後のサウジ戦かなあ???

↑ めっちゃ詳しいじゃないすかー!(笑)

つかりこ #- | URL
2017/07/12 19:16 | edit

Re: バニーマンさん、コメントありがとうございます。

> 相変わらずスゴイ分析ですね。
> 勉強になります!

↑ いやいや、大したことないっすよ~。
マジでサッカーマニアと呼ばれる人たちのブログなら、
まったくついてゆけないものがありますからねぇ。
僕なんて、ほんの入口程度です。

> 技術はある、といわれる日本ですが、
> ブラジルの誰か(忘れました・・・)が、日本人は何をするのか
> 分らないということが無いので、怖くないと言ったそうです。
> 基本的な上手さはあるけど、えっ!?となるようなことは出来ない、
> と言うわけですかね・・・。

↑ そういうことですよね。
サッカーって、というか、対人スポーツって、騙し合いなんですね。
フェイントとか、フェイクとか・・・。
個人技はもちろん、チーム全体としての戦術やゲームプランなど、
どうやって裏をかくかが勝負のキモだったりします。
そう考えると、国民性とか育ち方でみたら、
日本人は、ブラジル人なんかと比べると
「何をやらかすかわからないような意外な」=フェイクとかトリックとかは
まだまだ遺伝子への刷り込みが足りないのではないでしょうか。

ヨーロッパ人も個人技レベルでの「意外性」と言う意味では、
南米などより程度が低いかも知れませんが、
でも、走るスピードや持久力、体躯の強さ、戦術の理解力、
足やジャンプのリーチなど、アスリートとしての基本性能がバツグンに高いので、
ワールドクラスで戦えるものを持ってると思うんです。
でも、日本はどうでしょう?
日本独自のコンピタンスは何でしょうね?
一時期「フリーキック」というのがありましたが・・・。
(しょぼい感じがするようですが、あれはあれで強力な強味だと思います)

> 根本的に、日本はスピードが無いと思います。
> 攻撃でも守備でも。

↑はい、僕もそう思います。
よく外国のフレイヤーからは「日本人はテクニックがあって速い」と
評されますが、僕もちっとも速くないと思います。
ちょこちょこ動くのは速いですが、走るスピードや、
ハイスピードでのプレーのうまさという点では、
世界のトップクラスとは全然言えてないと思います。
これも、どうやって勝つか、という答えを出すのにアテにならない
マターだと思います。

> それにFW。
> 点取り屋がね~。
>
> 愚痴はそれくらいで(^_^;)

↑ これは、日本代表の誰かに聞いてみたいですねー。
他国の代表にいるような点取り屋がいないですよねぇ。
確かに、がむしゃらに切れ込んで、無茶なシュートを打つより
もう一つパスを出せば確実にゴールをとれた、というシーンは
多々あるものですが、日本代表は自分でシュートしたほうがいいのに
まだまだパスを出して、あげくはシュートをせずにボールをとられてしまう
ということが多すぎますよね。
何なんでしょうね、あの習性は。
国民性なんでしょうか、シュートをミスると罰金でもとられるとか?
僕は、「ミドルシュートを入れるのが世界一うまいチームになる」
というのも、日本がW杯で上位に進む一つのテだと思っているのですが。

> 8月のオーストラリア戦、勝ってくれないとね。

↑はい!!
まあ、W杯の本大会に、6回も7回も連続して出るというのは、
実はほとんど不可能に近い所業なんですけどね。
どこの予選エリアでも、日本より強い国代表が2大会ぶりとか
3大会ぶりとか、それがフツーなんですけどね。
しかし、出てもらいたい!!
一所懸命、応援したいと思いまーす。

つかりこ #- | URL
2017/07/16 01:05 | edit

Re: さとちんさん、コメントありがとうございます。

> サッカー、テレビで観戦することはあるけど
> ノリできゃ〜きゃ〜言って観てるだけ★
> 正直、つかりこさんの記事読んでもちんぷんかんぷんで
> よくわかりません。すんませ〜ん。

↑すんませんねー。
サッカーは、なんだかんだでフットサルを20年やってるので、
ちょいと熱くなりがちなんですよ。
ほら、ゴルフのことになったらいろいろ人に教えたがったり
ウンチク語るおっちゃんっているでしょ?
あれと同じですわー。

でもね、今回の戦術バナシは、フットサル仲間の間でも
侃々諤々、いいハナシのタネになっているんですよ。

> サカナクションは いかしてるぅ☆
> ってことだけはわかるんだけどな (๑˃́ꇴ˂̀๑)♪

↑そういう聴き方でいいんだと思います。
僕も、この歌詞とか何を言いたいのかよくわかんないし、
メロディやエレクトロな感じはおもしろいとは思うのですが、
すごく好みだというわけでもないんです。
でも、仕事柄か「世の中で高評価されているのに、
自分ではよくわからないもの」について、
「自分も好きになってみたい」というクセが身に付いているんですよ。
サカナクションについてはいまんとこ、
「なんだか、いかしてるぅ☆」ってとこまではわかってきました。(笑・汗)

つかりこ #- | URL
2017/07/16 01:28 | edit

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