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きゃっち話。



忘年会の季節だねー。
え、早い?
そんなことないよ。
一度でも、比較的人数の多い忘年会の幹事をやったことある人なら、
10月の声を聞いた瞬間から、とっくに予約合戦が始まっていることを
知っているよね?



そう、この時期になると、毎年必ず思い出すことがある。

あれは、まだ独身だった頃。
会社の後輩と一緒によく呑み歩いていた。

その日も仕事の終わりは夜中の11時頃で、
いつものように、「呑みに行っかー」のひと言で
Iと二人で新宿に繰り出したんだよ。



当時流行っていた「プールバー」で、呑みつつビリヤードをみっちりやって
「次、行っかー」で、再び歌舞伎町の街へ出たのが午前3時頃だったかな。



人通りの少なくなった飲み屋街を歩いていると、
「一緒に、飲みに行かない?」
と、二人組の女の子が声をかけてきた。

キャバクラの客引きかと思ったけど、
見ると、フツーの感じの女のコが二人だ。

ボディコンじゃないし、髪も黒いし、化粧も濃くない
そんなに美人には見えない、または、美人に化けているように見えない。
セーターにジーンズをはいて、薄手のコートを羽織っていたっけ。
二人ともそんな感じ。

ここが、ポイントなのだ。
こんな時間に、客引きとわかるカッコのギャルギャルに声をかけられたって、
むざむざついて行くやつなんているわけないのだ。



「このコ、さっき彼氏と別れちゃって、二人でやけ酒してたんだ」
(なんだと?)って一瞬考え込んでいたら、
すかさず、少し酔ったIが割り込んで、

「いこ、いこ! やけ酒、いこー、いこーっ!」

と叫んで、すでに背の低いほうの女のコと腕を組んでいる。
つくづく軽いやつだ。

僕ら4人は、そんな感じで歩き出した。

「どこ、行こっかー?」
午前3時ともなると、さすがの歌舞伎町でも選べる店が減ってくる。
背の高いほうの女のコが、知ってる店がある、と言うので、
そこへ行くことになった。

道すがら、仕事、何やってるの?と聞くから、
たまたまドカチン風ジャンパーを着ていた僕が、
土建屋だよ、と答えたら、
えっ、建設系?と聞き返して、
女のコ達が無言になったのが忘れられない。

「うそうそ、広告関係の会社員だよ。わっはっはー」

いつの間にか、僕も女のコと腕を組んでいた。
第三者が見れば、Iも僕も鼻の下がかなり伸びていたはずだ。
歩きながら、(酔っぱらって、どっちかの女のコのウチに上がりこむか
ラブホにでも突入するんだろうか。4人で同じ部屋、というのはやだな)
なんて考えていたっけ。



「ここだよ」
と着いたとこは、「かに道楽」の横の道を少し入った雑居ビルの2階。
数百回も来ている新宿歌舞伎町だけど、こんなところにこんな通りがあったとは。

階段を一階分のぼると、ワインレッドの木製の扉だけがペタッとある。
会員制のスナックなんかでよくある、
木彫風のドアに、店の名前をしるした小さいプレートが貼ってある入口だ。

ここで、僕はちょっとひるんだんだな。
(こりゃ、ちょっと高くつくな。1人1万円として、かける4で4万円か。
Iもいることだし、まあなんとかなるか)、なんて3秒くらいの間に考えた。
Iは、ぐいぐいドアを開けようとしてる。

すると女のコが、

「どうしたの、行かないの?」

僕は、(こんな時間に、大手チェーン系の居酒屋とかもうやってないし、
いずれにせよこういう店になるか)と0.5秒で考えた。

「行くけど、高そうだな」
「大したことないでしょ」
(まあ、いいか。知ってる店だとか言ってたし)



ドアを開けると、目の前がカウンター席になっていた。
カウンター席と背中の壁のスキマを左に入って行くと四角い部屋に開けていて、
4~5人掛けのテーブル席が3つくらいあったんだな。

「いらっしゃーい」
ここのママなんだろうな、けっこう太くて大柄な女子がいて
僕らを4人掛けのテーブルに案内した。

001マツコ.jpg
写真とハナシの内容は関係ありません

「何にします?」
まずはビールで乾杯、ということで、大瓶ビールを2本たのんだっけ。
それから、水割りにするかー、ということで、
テーブルに安いウィスキーのボトルとアイスペールなんかが並べられたのだ。

「カラオケやる?」
と女のコたちが言い出したら、Iは

「うん、やる、やるぅ!」

女のコの肩を抱いて、サザンかなんかの曲を歌っている。



ふとカウンターのほうを見ると、あれ?
来た時には見かけなかった、バーテンのお兄ちゃんがいるではないか!
しかも、アイスピックを持って、氷をカシカシ砕いている。
カウンター内の右奥にカーテンが下がっていて、奥まった部屋があるんだな。

002アイスピック .jpg

陽気にカラオケしてるIを横目に、
僕は(間違いなくボラれるな。一刻も早く4人でこの店を出よう)と思った。

歌い終わって、うま~い!もう一曲うたってぇ~、
なんて囃されているIの横っ腹をつついて、
(もうやめろ、急いで出るぞ)と耳打ちした。

Iは不審そうな顔をするも、僕のただならぬ様子を察して、
すんなり首を縦に振った。

僕は、女のコたちに、次いこ、カラオケ行こう、と言って、
ガタイのいいおねーさんに、会計を促した。

「はーい」
と言って、小さな紙を片手にやってきて
「お通し4、ビール大瓶2本、水割り4杯、キスチョコとポッキーとサービス料で・・・
132,630円になります」

!!! やられたー。
僕はこの瞬間にやっと、この店がホントにヤバイ店だということに気づいたんだよ。
ココは、ボッタクリバーではなくて、キャッチバーなのだ。
ベラボーに高く請求するんじゃなく、持ってる金を全部奪うのが目的なのだ。

鼻の下が、シュルシュルと縮む音が聞こえた気がした。

Iが、2秒のタメを作った後、叫び出した。

「バカヤローッ! そんなにぃ、、、」

とそこまで言ったところで僕は、
「お前は黙ってろ!!」
って制したんだよ。

Iがテーブルをひっくり返して、暴れる勢いだったからだ。
そう、ココはキャッチバーなのだ。
逆上して暴れる客をどう処理するかのプロなのだ。
ケンカしたって、向こうが勝つようにシナリオが用意されているのだ。

アイスピックのにーちゃんのうつむいた目が、ギラリと光った気がした。
あのカーテンの奥に、あと何人潜んでいるのかもわかったもんじゃない。
この店が、なんで出入口方面が異常に狭くなっているのかもわかった。



「そんなに、持ってねーよ」
「えー? それはまずいわねー。じゃ、身体検査さしてもらうねー」
と、デブいねーさんが体をまさぐり出すとともに、連れの女のコたちも

「ぐずぐずしてないで、出しなさいよ」

と、ほざき出して、3人で2人の身体検査を始めたのだ。

僕の鼻の下は、縮むどころか平常より短くなっているに違いなかった。
Iの鼻の下は、僕よりもっと長いままに違いないと思った。
こんなはずじゃなかった。
後で、僕らがこの二人の女子の身体検査をするんじゃなかったのか。

「なんだー、持ってるじゃない」

と言って、アマゾネス女がテーブルに広げた金は、
僕ら二人の合計で、14万くらいあったのだ!

給料日の直後だったし、僕はアパートの家賃を持ってくか振り込むだかで
運悪くけっこうな金額を持っていたのだ。
Iがなんでそんなに持っていたのかは、知らない。

「13万に負けとくね。
 かわいそうだから、帰りの電車賃あげる」


と言って、内山君みたいな女は 2,000円バックしてよこしたよ。
(電車、まだ走ってねーぞ)って言いそうになってやめといた。

もし、二人合わせて2・3万しか持っていなかったら、
クレジットカードを握ってATMに連れて行かれたんだろうか。
カードを持ってなかったら、
パンツ一丁にむかれて、階段から突き落とされていたんだろうか。

そこらへんも、ちゃんとシナリオがあるんだろうな。
それが昔でいうところの “暴力バー”、“キャッチバー” なのだ。

Iはまだプルプルしていて、何を言い出すかと思ったら、

「このウィスキー、いったいいくらなんだ、
 これ、もらって帰るからな」


だと。

「はあ、どうぞどうぞぉー」
最後に一発ぶちかましたつもりなんだろうけど、
余計に “やられた感” が増した気がした。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


それからしばらく経って、いよいよ年末も差し迫った頃、
某クライアント企業の忘年会に参加したんだよ。

一次会が終わった時、
いつも一緒に仕事をしている宣伝部の課長が寄ってきて、
「次、行こうよ」
ということで、僕と社の同僚とその課長の3人で、銀座に行くことになった。

誘われるままに着いたところは、ゴージャスな入口のクラブだった。
ハウスミュージックがガンガンかかっていて、
酸欠の中をわいわい踊る “クラブ” でなくて、
いわゆる『銀座のクラブ』。

「ここ、高いんじゃないですか?」
「いやあ、大したこたないよ、ボトルが入っているし」
と言うので、そっかー、なら大丈夫かあ、
ということで、入ったんだった。

壁にはシャガールの本物なんかがたくさん掛かっていて、
おねーさんたちもピカイチにきれいだ。
席に一緒についたホステスは3人だっけな、
僕らの話に合わせるのも、さりげなくうまい。

キープしてあるボトルと水割りのセットが出てきて、
チャームはアポロチョコとポッキーだ。

んー、どっかで見たことある。
僕は、デジャヴのような空気の流れに、クラクラした。



おねーちゃんが、スッポンポンになって踊ったりとか、
裸でお酌をしてくれたりとかは、一切ない。
ただ、ちょびっとお話しただけだ。

それぞれ、水割り2杯程度とポッキー2本くらいをいただいただけで、
「よし、もう一軒行こう」
ということに。

その課長は、僕らと同じトシの頃だけどクライアント様なので、
「ココは、ウチらが出しますわ」
と、レジに会計に行くとなんと、

「245,000円です」

・・・だと!! びっくりぽん!

水割りと、ポッキーで?
おっぱいのひとつもなしで?

お一人様・およそ 82,000円!

おいおい、酔っぱらったクライアントと銀座のカタギのクラブは、
キャッチバーよりコワイぜー。



003水割り.jpg







“ Hold Me ” / Fleetwood Mac





“ 10$の恋 ” / 憂歌団




コメント

貴社の経理では「245,000円です」の領収書は清算して頂けたのでしょうか?

あわわわわ

アイスピックのくだりが、まんま映画かドラマのようで生々し過ぎる〜。
「ぼったくりバー」と「キャッチバー」って、そんなに違うんですか。へぇーえええ。
ぼったくりバーの経験もおありということですよね?笑

とっておきのネタを出しましたか?(笑)
男の人ってタイヘンね〜。
でも、こういう武勇伝があると楽しいわね〜(本人は楽しくないか?)
新宿・銀座コワイですね〜。
一度だけ銀座のBarで呑みましたがそれなりのいい値段でした。
その後、引退したそこのBarのママの自宅に招待されていきましたが
つつましやかでいいお宅でした。
憂歌団、懐かしいです。今はどこで聴けるのでしょうか?

こんばんは

 同郷のよしみで笑ってはいけないのでしょうね、この場合。
 しかし、久しぶりに笑いました。
 他人の不幸って、こんなに愉快とは、長い人生で初めてのこと。
 いやあ!! あるんですねえ、ドラマのような話が。
 
 それにしても、歌舞伎町がそんなにコワい所とは。
 40数年前は終電に乗り遅れても、ジャズ喫茶で時間を過ごすことができました。ハシゴをしても数百円の世界。
 コワいお兄さんはいなかったなあ。ま、貧乏学生ゆえにアルコールを提供する場に近寄らなかっただけですけど。

 内山君似の女性が2000円キャッシュバックしてくれたシーンは、どのコントよりもおかしい。

 失礼しました。このコメントで出入り禁止にしないでください。
 BGMの 憂歌団、勘太郎のボトルネックがアイスピックとダブります。
 

大変でしたね!

大変でしたね~「ぼったくり」と「キャッチ」って、そんなに違うんですね。
すみませんが、大笑いしてしまいました。
しかしそれより怖いのが、シャガール本物の銀座クラブとは!
すみませんが、更に大笑いしてしまいました。

アタシも気を付けようって、そういうところに行くことはないだろうけどね。
働くことはあるかもしれないけれど。
雇ってくれないか。ちぇっ!

∑( ̄ロ ̄|||)

ハラハラしながら読みました。
どんな推理小説よりもドキドキしました。
最後にオチがあると期待しつつ読みましたが、
・・・大変残念なことでしたね^^;

いやそれにしても怖いですねー!
実際そんなお店があるんですね。
せめて下心の一つでも満足させてもらえたら良かったのに・・・

つかりこさんがご無事でいてくれて何よりでした☆

Re: バニーマンさん、コメントありがとうございます。

> 貴社の経理では「245,000円です」の領収書は清算して頂けたのでしょうか?

↑おおっ、しぶいところをツッコまれましたねー。

ええ、会社に清算してもらったんですが・・・
実は「銀座のクラブ」のハナシには続きがありまして。
そのクラブを出た後、クライアントの課長は自分のハラが痛くないもんだから
「よし、つぎ行こう!」なんて言い出したんですよ。
また、行ったことある店ということで、引っ張られるままについて行ったら、
今度は少し小振りなスナックのような店だったのですが、
やはりホステスが3人くらい同席するスタイルだったんですよ。
また同じように、水割りを2~3杯飲んで会計すると・・・
210,000円だったんですよ!!!!!

その日、合計で455,000円!!
はい、245,000円どころか、その倍近く。
両方ともカードで払って、領収書を持って経理に相談に行ったんですが、
社長に呼び出しをくらって、根掘り葉掘り聞かれた上に、
めっちゃくちゃ怒られました。
結局、僕らがウハウハ豪遊したのではなくて、
クライアントに騙されるようにして連れて行かれたことを
信じてもらうことができて、会社の交際費で払ってもらえました。

その時に社長が領収書を見ながら言った言葉・・・
「お前ら、ここは銀座でも最高級の店だぞ!
D通の役員を接待する時だってためらう、
オレだって行ったことのない店なんだぞ」。

だって、連れて行かれたんだもん、しょうがないですよねぇ。

Re: あわわわわ

> アイスピックのくだりが、まんま映画かドラマのようで生々し過ぎる〜。

↑だって、生なんですもん。
僕の創作がうまいんじゃないですよ。
その時にあった、覚えているいることそのまんま書いただけなんです。
まじで、背筋にイヤな汗を書いたのを思い出しますわ。

> 「ぼったくりバー」と「キャッチバー」って、そんなに違うんですか。へぇーえええ。
> ぼったくりバーの経験もおありということですよね?笑

↑「ぼったくりバー」>「キャッチバー」です。

●「ぼったくり」は、提供したものよりはるかに高く請求することですよね。
提供されたものよりなんだか高いのは、「プチぼったくり」と呼ばれているみたいです。(笑)
とにかくひどく高く請求することのことで、どのように客から受け取るかにはふれていない言い方ですね。
客が「高いなあ」といいなからも、すんなり払う場合もあるわけです。

●「キャッチ」は、店の外にいる人が、色仕掛けや腕力で店に連れ込むという意味で、
字面では「暴力」が表現されていませんが、
その昔は「暴力バー」と同意義で、飲ませた後、客を脅してクレジットカードで払わせたり、
暴力をふるって身ぐるみを剥いだりして払わせたりするやり方のことを言ったんですね。
「高いなあ」というレベルではなくて、持ってる金品を全部奪って、
警察に訴える意欲もなくなるくらいぎゃふんと言わせるのが目的です。

この経験をして、あれこれ調べたのですが・・・
女性がお酌など接客につくタイプの飲み屋の場合、
どんなに飲んだ酒やツマミの量や質、接客サービスの内容などがプアでも、
1人あたり3万円くらいまでは警察も検挙しないらしいんですよ。
だから、4人×3万円で12万円くらいまではぼったくりにならないんですよ。
もし、うまいこと警察に仲介に入ってもらうことができたとしても、
あまり問題にはならないと想像されるんですよ。

僕らをキャッチした女の子の分を差し引いたら、
払いは6万円はということになりますが、
この店が撤退する前に警察を呼ぶことができるか?
彼女二人が店とグルだということをいま証明できるか?
ということになるんですねぇ。
敵もよく考えて悪いことをやっているんですねー。
あ、いまでは「キャッチ行為」そのものが違法ということになっています。

その課長おかしくないですか?
ちゃんとまともな人?
あ~酒が入ると人って変わっちゃうか(笑)

Re: バニーマンさん、どうもどうも。

> その課長おかしくないですか?
> ちゃんとまともな人?
> あ~酒が入ると人って変わっちゃうか(笑)

↑その課長、何年も仕事をご一緒させていただいたのですが、
仕事は水準以上で、いわゆる「できる」人だったんですよ。
その出来事が起こるまで、誠実で理にかなった人でした。
いや、ひょっとするとフツーの人以上に誠実で義理堅い人だったように思います。

それで、なんであの時、あの人があの人らしくもなく
ああいうことをしたのかって、後々考えてみたんですが・・・

当時、そのクライアントの広告制作の取引業者は、
僕らの会社の他に、もうひとつライバル会社があったんです。
付き合いの長さとクォリティの差で、ウチの方が断然扱いが多かったのですが、
その頃、そのライバル会社が仕事獲得のために
かなり攻勢をかけていた感があったんです。
どっちの店にもボトルが入っていたところからすると、
そのライバル会社が必要以上に接待をしていたのではないかと思われます。

それで、その課長はふだんあまり接待などしない僕らをつかまえて・・・
「君らのライバルにこれくらいの接待を受けてしまった。このままだと情に流されてしまって、
むこうにたくさん仕事を出してしまうことになるかもしれない」と言いたかった
のではないかと思ったのです。
あ、悪い意味ではなくて、その課長にしてみれば
「これで、あっちとこっちとチャラ。レベルが低い上に、姑息なことをやる向こうを
ひいきにしなきゃならない借りはなくなった」というくらいの気持ちだったのではないかと。
だって、その課長に接待の要求をされたことなんて、その前にも後にも
まったくないのですから。
ウチの社長は、「取引先をつついて私欲を肥やそうなんて、あいつはロクな人間じゃない!」
って激怒していましたけどね。

あ、得意先をもてなす経費については、ルールがあったんですよ。
1人3,000円くらいまでなら、経費扱いにできるので、ノーチェックで出金伝票で処理。
それ以上なら、事前にプランを提出して仮払いか、事後に事由と明細を提出して交際費扱い。
あの時は、事前に会社に1人1.5万くらいまでなら接待OKという権限をもらっていたんです。

なんだか、ものすごく細かく暗いハナシになってしまいましたね。
すんません。

Re: さとちんさん、コメントありがとうございます。

> とっておきのネタを出しましたか?(笑)

↑そうですね、大きめのネタですね。(笑)
まだまだ、たくさんあるのですが、
時間とエネルギーのいる作業なので
なかなかアップできない状態なんです。

> 男の人ってタイヘンね〜。

↑あ、非難してますねー。(笑)
タイヘンなんですよー、仕事がらみや欲望がらみやで。

> でも、こういう武勇伝があると楽しいわね〜(本人は楽しくないか?)

↑黙ってただけで、武勇しまんせんでしたけどねー。
当時は、ぎゃふんとグロッキーしていました。
まわりは、授業料、授業料、って言っていましたが、高過ぎでしょ?
いまでは、笑えますけどねぇ。

> 新宿・銀座コワイですね〜。
> 一度だけ銀座のBarで呑みましたがそれなりのいい値段でした。

↑銀座の「クラブ」があんなに高いとは知りませんでした。
しかも、ハングリーな若者にはちっともおもしろくない。
とても、自腹では行けませんね。
社用で通う人たちも、何がそんなにおもしろいんだ、って思いましたよ。

> その後、引退したそこのBarのママの自宅に招待されていきましたが
> つつましやかでいいお宅でした。

↑清貧、が一番です。

> 憂歌団、懐かしいです。今はどこで聴けるのでしょうか?

↑たまにはライブしているんでしょうかね?
グループではやっていないのかもしれませんね。
ライブには一度しか行ったことがないのですが、
たまに、聴きたくなります。

Re: mikitaka08さん、コメントありがとうございます!

> こんばんは
>
>  同郷のよしみで笑ってはいけないのでしょうね、この場合。
>  しかし、久しぶりに笑いました。
>  他人の不幸って、こんなに愉快とは、長い人生で初めてのこと。
>  いやあ!! あるんですねえ、ドラマのような話が。

↑いやいや、笑ってください。
笑い話として書いているんですよ。
真剣に読まれると、つらい気持ちがよみがえってしまいます。(笑)

>  それにしても、歌舞伎町がそんなにコワい所とは。
>  40数年前は終電に乗り遅れても、ジャズ喫茶で時間を過ごすことができました。ハシゴをしても数百円の世界。
>  コワいお兄さんはいなかったなあ。ま、貧乏学生ゆえにアルコールを提供する場に近寄らなかっただけですけど。

↑おー、ジャズ喫茶時代にこちらに住まわれていたんですね!
僕が学生だった時代にもジャズ喫茶はたくさんありましたよ。
でも、その頃は、僕は終電を逃したら、オールナイトの映画館に行きましたね。
深夜のジャズ喫茶で、森田童子を見かけませんでしたか?(笑)

歌舞伎町は、やのつく皆さんも商売で欲望産業をやっているので、
誰かとケンカをしたりしなければ、そういう人のお世話になることはほぼないんですよ。

でも、キャッチバーはいまでもあります。
毎日、たくさんの男が引っかかっているのではないでしょうか。
出くわす確率が低いだけだと思います。
その当時でさえ、まさかそんな昭和ひとケタ時代のような店があるわけないと
思っていたのですが、そう思っていたからキャッチされたんですね。(笑)

終電がなくなった以降に、男一人か二人で酔っぱらったフリをして、
ディープ歌舞伎町を歩けば、十中八九誰かが寄って来ます。
「ウチの店に来ない?」とか、「女の子のいる店、どうですか?」とかならまだ安心です。
それはいわゆる客引きなので、プチぼったくりというケースはあるかもしれませんが、
連中も商売を続けられなくなるようなことはあまりやらないはずです。

気を付けなければならないのは、
僕らのケースみたいな「客引きに見えない人」が誘いに来る場合ですね。
それは、「だます」ことを前提にしているからですね。
フツーに見える女の子だったりする場合は、完全に怪しいですね。
“客引きじゃないフツーの女子が、道端で飲みに誘ったりすることは、絶対にない!!”んですね。
飲みに誘ってほしそうに見える女子は、たまにはいるかもしれませんが、
道端で「逆ナン」なんて、絶対にないですね。
「ウチの店に・・・」と言わないということは、
「フツーに飲ませて、すんなり会計させるわけがない」と言っているようなもんです。

「よく暴力沙汰覚悟で強盗みたいなことが続けられるなあ?
警察沙汰になったら、商売できなくなるだろ」
って、思いますよね?
ところが、連中は一度やったらすぐさま店を閉めて、
次の日は違う店に移ったりしてまた繰り返すんですよ。
客がその店を出て、すぐに交番に行って警官を連れてきても
店はもぬけの殻だったりするんです。

あ、北海道の方に歌舞伎町のキャッチバーの詳細を語ってもしょうがないですよね?
つい、悔しさがよみがえってきて、熱くなっちゃいました。
でも、札幌あたりでは気をつけてくださいねー。

>  内山君似の女性が2000円キャッシュバックしてくれたシーンは、どのコントよりもおかしい。

↑でしょ?ふざけたマネをしてくれますよねぇ。
電車がないんだから、タクシー代でしょ。

>  失礼しました。このコメントで出入り禁止にしないでください。
>  BGMの 憂歌団、勘太郎のボトルネックがアイスピックとダブります。

↑出入り禁止だなんて、とんでもない。
また、とほほばなしを書きますので、ちょくちょく慰めに来てくださいねー。

内田勘太郎のボトルネックは、カルピスの瓶だそうです。
自分で割って作るそうです。
フチのギザギサが鋭利そうで、見てて冷や冷やしますよね?

カルピスの原液入りのボトルがしばらく前にプラスチックに変わった時
(いまはお歳暮&お中元用の詰め合わせのやつしか、ガラス瓶は使われていない)、
勘太郎さんはカルピス社に直に相談に行って、
空き瓶をたくさんもらってきたそうです。

日本が誇るブルースギタリストのひとりですよね?

Re: 大変でしたね!

きたあかりさん、コメントありがとうございます。

> 大変でしたね~「ぼったくり」と「キャッチ」って、そんなに違うんですね。

↑「ぼったくり」は、不当に高く請求することですよね。
で、客引きが客を読んでくる場合もあるし、
たまたま入った店がそうだったりする場合もあるんですが、
無理やり払わせるとは限らないんですよ。
要するに「想像を越えて高い店」のことです。

「キャッチ」は、客引きとは違ってぼったくるのを目的に
客を何らかの方法でひっかけてくる。
なぜひっかけるかというと、高く請求するのではなくて、
客に悪酔いさせて財布や貴重品を奪ったり、
客に暴れさせてケンカを誘発してのして金品を奪うことですね。
暴力沙汰になることを想定してやってるんです。


> すみませんが、大笑いしてしまいました。
> しかしそれより怖いのが、シャガール本物の銀座クラブとは!
> すみませんが、更に大笑いしてしまいました。

↑大笑い、ありがとうございます!
これには、考えさせられましたねー。
客が納得ずくなら、ベラボーに高くても犯罪にならない、ってことですよね。
だから、やくざ屋さんのお店も、客が満足するものを提供すれば、
高くたって犯罪にならないということでしょ?
まじめにやればいいのにねぇ。

僕らは若かったので、銀座のクラブのコストパフォーマンスには
全然納得がいかなくて、ほとんど犯罪だと感じましたが。(笑)

> アタシも気を付けようって、そういうところに行くことはないだろうけどね。
> 働くことはあるかもしれないけれど。
> 雇ってくれないか。ちぇっ!

↑むははは、お会いしたことないですが、
これまでのお付き合いから想像すると・・・
背が高くて、スカヨハよりすらっとしてて、色白で・・・雇ってくれるのでは?
お店で絵本の読み聞かせをすると、話題の店になるかも。
すみません、悪ふざけが過ぎましたねー。

Re: ∑( ̄ロ ̄|||)

ももこさん、コメントありがとうございます。

> ハラハラしながら読みました。
> どんな推理小説よりもドキドキしました。
> 最後にオチがあると期待しつつ読みましたが、
> ・・・大変残念なことでしたね^^;

↑ははは、派手なアクションで相手と戦って勝って、
やくざに無理やりやらされていた二人の女の子を助け出す、
ってなオチがあればよかったんですが、
現実はそんなに甘くなかったです。

> いやそれにしても怖いですねー!
> 実際そんなお店があるんですね。
> せめて下心の一つでも満足させてもらえたら良かったのに・・・

↑そうそう、ずいぶん前の出来事なんですが、
その当時でさえ、あんなやくざ映画や漫画に出てくるみたいな
「キャッチバー」なんて、まさかあるとはまったく思っていなかったんですよ。
あったとしても、戦後間もない頃の昔のことだと思っていたんです。
アタマっからそう思っていたからこそ、ひっかかってしまったんですね。(悔)

周囲の連中は、「バカだなあ、オレならぜったいひっかからない」
ってみんな言いましたが、あれは引っかかりますわ。
だって、その二人の女子、全然客引きに見えないんですよ。
フツーの女子大生くらいに見えました。
あばずれた感じも全然ないんです。

店内の見えない入口のところで、ひるみましたが、
それも、「居酒屋より高くつくな」と思っただけです。
会員制のスナックみたいなたたずまいなので、
まともな店だったとしても怪しくて、まだ早い時刻だったなら、
ほかになんぼでも飲み屋があるので絶対に行かないんですけど、
あそこで、まあいいか、と思ったのも敗因です。
敵もうまいこと考えているというか、大昔から洗練されてきた
ノウハウなんでしょうね。

> つかりこさんがご無事でいてくれて何よりでした☆

↑ありがとうございます!
僕も連れのIも、ケンカには強いので、
あそこで暴れてやったらどうなったか、いまでも興味深いですが、
向こうは客が暴れるのは想定済みでしょうし、
場合によっては警察が来るのも想定済みだから、
先に手を出した方の負けになる可能性が高いんでしょうね。
ケガしなくて何よりだったと自分をなだめておりますです。

あの事件で学んだことは・・・

●見知らぬ女子に何かを誘われても、絶対にのるな!!
ナンパは、男がするものだ。

●見知らぬ人(男女)と飲みに行くのに、自分の知らない店に行くな!!
そこは、アウェイだ。

・・・です。(笑)

おはようございます。

わあ~
つかりこさん若い頃、すごい経験されているのですね。
都会は、怖いですね。

狙われるのは、お金があると思われたということでしょうか?
&スケ○そうだと思われたから(~_~メ)

お金がなかったらどうなるのですか???
警察呼んでも無駄なのでしょうか?

田舎者にはわかりません。
消灯は、八時くらいですし。

夜遅く、帰れば
近所のおばあたちに注意されるのです。

今やっと、自由に夜遊び?できるようになりました(*^_^*)
でも、体がついて行きません・・・。

若いっていいですね。


ふふふ

おカネはあれだけど、おいしい体験でございますわ。
私の知り合いは、おっかない男らにATMまで連れて行かれて支払いしたそうです。
男性の方々、普通のスナックやクラブでも、歌舞伎町では値切る客でも銀座ではバカ高いカネ払うのですよね。
歌舞伎町ではぼったくりでも、銀座では、それだけ払えるってことがステイタスなんですよね。

こんにちは

「キャッチバー」って、名前だけしか知らなかったけど、
そういうところなんですね!
キャッチバーや銀座のクラブ、どのくらいお金がかかるのか
今まで想像もできませんでした。
いやはやすごい・・・勉強?になりました!

Re: おはようございます。

Miyuさん、しょーもないハナシにおつきあいたまわり、
ありがとうございます。

> 狙われるのは、お金があると思われたということでしょうか?
> &スケ○そうだと思われたから(~_~メ)

↑いまよりだいぶん若かったし、
職業柄、スーツとかピシッとした服装ではなかったので、
お金持ちには見えなかったと思います。
(ホントにお金持ちじゃないし)

酔って歩いている1人か2人組の男なら誰でもよかったのでは?
あの時間にそういう人はあまりいないですからね。

> お金がなかったらどうなるのですか???
> 警察呼んでも無駄なのでしょうか?

↑そうそう!それは後々いろいろと考えました。

A 若もんなので、2~3万でも持ってる金だけを奪う。
B 持ってる金品をすべて奪う。
C 持ってる金品を全部とって、足りない分はATMから引き出させる。
  または、「ツケ」ということにして、後から会社や家に回収に来る。

いずれの場合でも客が暴れれば、ボコボコにやられた上に、
払う金が増えるだけです。
敵は絶対に先に手を出さず、被害を訴えるからです。

店から出て、すぐに警察を呼んできても、風俗営業扱いの女性の接客つきの
飲み屋の場合、1人3万円くらいまでは違法にならないんですよ。
だから、3万円×4人で12万、払った金は13万ですので、
1万円は返してもらえる可能性がありますね。

でも、キャッチした二人の女子はグルですから、3万円×2人だろ
ということになりますが、それも、警察を連れてきた時に
その2人が消えていなければのハナシですよね。

客が暴れて、器具を壊したり、店員をケガさせていたりすれば、
逆に賠償金としてもっと巻き上げられるだけなのです。

↑この事例は、歌舞伎町交番の警官が書いた本を読んで知ったのですが、
毎日毎日、何人も交番に「ボラれたので、いますぐ来てほしい」という人が
飛び込んで来るそうです。
だから警察は、ぼったくりバーをだいたい把握していて、
被害者が飛び込んで来た場合は、いつもの店の顔なじみの店長に
1人3万円で処理するらしいんです。

それ以上にぼったくったり、暴力や脅しで金を奪うような店は、
被害者が警察を呼びに行っている間にトンヅラして、
翌日は別のビルでまた同じことをやるというやり方をします。

> 夜遅く、帰れば
> 近所のおばあたちに注意されるのです。

↑あはは、でも、それはMiyuさんの人徳でしょう。

> 今やっと、自由に夜遊び?できるようになりました(*^_^*)
> でも、体がついて行きません・・・。
>
> 若いっていいですね。

↑若者は、時間とエネルギーはあっても金がない、
おじんおばんは、お金はあっても時間とエネルギーがない。
あ、僕はお金もないや。

ずっとがんばって来たのだから、
これからはちょっとくらいは楽しみましょうね。

Re: ふふふ

びーさん、コメントありがとさんです!

> おカネはあれだけど、おいしい体験でございますわ。
> 私の知り合いは、おっかない男らにATMまで連れて行かれて支払いしたそうです。

↑うーわー、それはかなりやばいですねー。
もしその店がエロ系で、家族や会社に知られたくないようなところだったら、
ゆすられるケースですね。
ヘタをすると、いつまでも付きまとわれて、何百万円もとられます。
その方、いまは大丈夫なのでしょうか。

> 男性の方々、普通のスナックやクラブでも、歌舞伎町では値切る客でも銀座ではバカ高いカネ払うのですよね。
> 歌舞伎町ではぼったくりでも、銀座では、それだけ払えるってことがステイタスなんですよね。

↑そうですねー。
ステイタスなんでしょうね。
昔は、ホステスさん達が触媒となった、
企業重役同士のコミュニケーションの場だったみたいですが。

ホステスさんたちは、きれいで上品で、会話もうまく、
心地よく飲ませてくれるのですが、
若者には、まあ、とにかくつまんないとこでした。
しょっちゅう来られるところではないので、
現実感が湧かないからなんでしょうね。

Re: こんにちは

里花さん、コメントありがとうございます。

> 「キャッチバー」って、名前だけしか知らなかったけど、
> そういうところなんですね!

↑そういうところだったんですよー。
僕も、映画とか小説の中だけのハナシだと思っていたのですが、
まさか自分がそういうめにあうとはこれっぽっちも思っていなかったんです。
でも、それが油断というやつなんですね。
海外でなら、もっと警戒心がわくのですが、
まさか日本でそんなことが・・・って、これが平和ボケというやつでしょうかね。
調べると、いまでも日常的に行なわれているみたいですね。
“当たる” 確率が低いだけです。

> キャッチバーや銀座のクラブ、どのくらいお金がかかるのか
> 今まで想像もできませんでした。
> いやはやすごい・・・勉強?になりました!

↑体験談だと、金額や状況がわかって勉強になるでしょ?(笑)
とにかく、客引きや見知らぬ人の誘いは警戒したほうがいい、
という基本を守っていれば、何事もないと思います。
バリでも気を付けてくださいねー。

それでも僕は、なんでもある新宿が好きですわー。

>写真とハナシの内容は関係ありません
に、吹き出しました!

女の子2人が声を掛けてきた時点で「予感」しましたが
…やっぱり来ましたね!
でも、ボトルキープの店でボラれるなんて…
それとも、そんな高い酒だったということですか!?

Re: Beat Wolfさん、コメントありがとうございます。

> >写真とハナシの内容は関係ありません
> に、吹き出しました!

↑あんな感じの人に見えたんですよぅ。
写真の方は、いい方でしょうから、
いちおう、エクスキューズをば。

> 女の子2人が声を掛けてきた時点で「予感」しましたが
> …やっぱり来ましたね!
> でも、ボトルキープの店でボラれるなんて…
> それとも、そんな高い酒だったということですか!?

↑あ、銀座のほうはぼったくりじゃないんですよ。
ボトルキープしてあっての正規料金なんです。
連れて行ってくれた課長は、そういう値段だということを知っていたんですね。
とんでもない「客引き」ですよねぇ。(笑)

それにしても、↓すばらしい記事、ありがとうございました。
http://lmbeat.blog.fc2.com/blog-entry-183.html

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Re: ミキタカ08さん、コメントありがとうございます!

北海道出身のミュージャンを忘れてもらっては困るべや、ですよねぇ。
道産子アーティストは、すごい人が多いですよねー。
吉田美和とか、中島みゆきとか、北島三郎とか・・・(笑)
最近では、サカナクションがすごいと思います。

Jは、歌手としてボチボチやってるみたいですよ。
好きなら、儲けとは関係なく、ずっとやれているのが何よりだと思います。

ミキタカ08さんも、バンド等、されていたんですか?

ミキタカ08さんのお持ちのレコードの多さに驚愕しております。
僕は、広くも深くもない音楽ファンなので、知らない曲がたくさんです。
これからもいろいろ教えてくださいねー。
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プロフィール

つかりこ

Author:つかりこ
北海道生まれ。広告制作会社勤務。スポーツ、飲み食い、音楽、読書、映画などなど、興味がゆらゆら。

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