他国の国益を守るために、死ぬことになるかも


あんまり政治的なハナシで盛り上がりたくないんだけど、
今回ばかりは、かなり歴史的な出来事だと思うので、
現時点での自分の考えを確かめるためにも、少し勉強しておこうと思ったんだよ。

それは、「国家安全保障基本法案」について。
やれ、憲法9条に違反するとか、戦争が始まるぞとか、徴兵されるぞとか、
かなりやばいハナシがよくわからないうちに進んじまっている、って感じだよね。



■「国家安全保障基本法案」ってなに?


自民党が3年前に出した法案の概要に、自分なりの注釈を入れてみたよ。

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国家安全保障基本法案 (概要)


平成24 年7 月4 日

第1条 (本法の目的)
本法は、我が国の安全保障に関し、その政策の基本となる事項を定め、国及び地方
公共団体の責務と施策とを明らかにすることにより、安全保障政策を総合的に推進し、
もって我が国の独立と平和を守り、国の安全を保ち、国際社会の平和と安定を図るこ
とをその目的とする。

この法律は、日本の独立と平和と安全、
世界の平和と安定をはかるために制定する、ということだよね。
「国際社会の平和と安定を図る」というのが、余計なお世話じゃないの?
決まれば、政府はもちろんあらゆる官公庁は、具体的な施策と責任を負うことになる。



第2条 (安全保障の目的、基本方針)
安全保障の目的は、外部からの軍事的または非軍事的手段による直接または間接の
侵害その他のあらゆる脅威に対し、防衛、外交、経済その他の諸施策を総合して、こ
れを未然に防止しまたは排除することにより、自由と民主主義を基調とする我が国の
独立と平和を守り、国益を確保することにある。

日本の独立や平和、国益が脅かされる時は、軍事はもちろん話し合い、経済制裁など
いろんな方法を投じてそれをやめさせる
、ということだよね。
ここでのポイントは、「国益」という言葉だと思う。
これは、独立や平和だけでなく、たとえば「株価が下がる」みたいなことも含めたら
日本が戦う機会はかなり増大化する
ということだよね。

ここでいま、“自衛” とは何かが問われていると思うな。
自衛隊が発足した頃の自衛とは、たぶん、外部からもたらされる “武力” に対する
防衛という限定的な意味だったと思うけど、
今回は、“経済・国益” とか “情報” というような意味も含まれているような気がする。
その分、戦闘参加の機会も拡大するんじゃないだろうか。



2 前項の目的を達成するため、次に掲げる事項を基本方針とする。
一 国際協調を図り、国際連合憲章の目的の達成のため、我が国として積極的に寄
与すること。

国連憲章にきちんと則る



二 政府は、内政を安定させ、安全保障基盤の確立に努めること。

内乱が起こったりしたら、軍が制圧することもあるということかい?



三 政府は、実効性の高い統合的な防衛力を効率的に整備するとともに、統合運用
を基本とする柔軟かつ即応性の高い運用に努めること。

すぐにでも出動できる戦闘体制を整える、ということだよね。
しかも、「統合的」というのがよくわからない。
国内のことだとしたら、あたりまえのことだけど、
アメリカや韓国などとの連携のことか?



四 国際連合憲章に定められた自衛権の行使については、必要最小限度とすること。

「必要最小限度」なんてあやふやな言葉だよね。
日本の主要都市を無差別に徹底的に空爆し、沖縄を焼き尽くし、原爆を何発も落とすのを
アメリカは当時、「やり過ぎだ」と思いながらやったのかな?



第3条 (国及び地方公共団体の責務)
国は、第2条に定める基本方針に則り、安全保障に関する施策を総合的に策定し実
施する責務を負う。

政府が施策を立てる、ということだよね。



2 国は、教育、科学技術、建設、運輸、通信その他内政の各分野において、安全保
障上必要な配慮を払わなければならない。

軍事や外交だけでなく、あらゆる分野に対して政府が指図する、ということでしょ。



3 国は、我が国の平和と安全を確保する上で必要な秘密が適切に保護されるよう、
法律上・制度上必要な措置を講ずる。

ものによっては、国民に秘密で行う施策もあるぞ、ということかな。



4 地方公共団体は、国及び他の地方公共団体その他の機関と相互に協力し、安全保
障に関する施策に関し、必要な措置を実施する責務を負う。

あらゆる官公庁は、この法律と決められた施策を実行する義務がある、ということ。
反抗や謀反は許さんぞ、ということだろう。



5 国及び地方公共団体は、本法の目的の達成のため、政治・経済及び社会の発展を
図るべく、必要な内政の諸施策を講じなければならない。

意味がよくわからないねぇ。
いざ有事の時のために、命令系統はじめ具体的な施策、ITの整備、
道具や施設の建設などを民間と協力して、いまから進めなさい

と言っているように読めるけど。



6 国及び地方公共団体は、広報活動を通じ、安全保障に関する国民の理解を深める
ため、適切な施策を講じる。

「適切な施策」というのが曲者だよね。
僕には、場合によっては情報を伏せたり、プロパガンダも必要だ、と読めるよ。



第4条 (国民の責務)
国民は、国の安全保障施策に協力し、我が国の安全保障の確保に寄与し、もって平
和で安定した国際社会の実現に努めるものとする。

厳格な言い方ではないけど、国民はこの法律や決議の施策に反すれば違法となる
ということだね。



第5条 (法制上の措置等)
政府は、本法に定める施策を総合的に実施するために必要な法制上及び財政上の措
置を講じなければならない。

この法律や施策に反すれば、罰則を与えるとか、有事課税や財産没収など
ネガティブな強制
を想像するのは僕だけかなあ。



第6条 (安全保障基本計画)
政府は、安全保障に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、国の安全保
障に関する基本的な計画(以下「安全保障基本計画」という。)を定めなければならな
い。

政府が計画を立てる、ということ。



2 安全保障基本計画は、次に掲げる事項について定めるものとする。
一 我が国の安全保障に関する総合的かつ長期的な施策の大綱

不勉強で申し訳ないけど、これはもう進んでいるのだろうか?
この法案が通ったら、のハナシかな。



二 前号に掲げるもののほか、安全保障に関する施策を総合的かつ計画的に推進す
るために必要な事項

“基本法” より、こういう実際の施策のほうがやばかったりするよね。



3 内閣総理大臣は、前項の規定による閣議の決定があったときは、遅滞なく、安全
保障基本計画を公表しなければならない。

あたりまえ。



4 前項の規定は、安全保障基本計画の変更について準用する。

“決定” だけでなく、“変更” した時も、公表するということだよね。
でも、「第3条の6」を使って、“隠す” という “適切な施策” をとることも
ありうる
ということだよね。



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別途、安全保障会議設置法改正によって、
・安全保障会議が安全保障基本計画の案を作成し、閣議決定を求めるべきこと
・安全保障会議が、防衛、外交、経済その他の諸施策を総合するため、各省の施策を
調整する役割を担うこと
を規定。
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「安全保障会議」というのが設置されることが付加されているね。
「安全保障会議」が施策を立案して、行政各省のやることに口出しする、
という意味でしょ。



第7条 (国会に対する報告)
政府は、毎年国会に対し、我が国をとりまく安全保障環境の現状及び我が国が安全
保障に関して講じた施策の概況、ならびに今後の防衛計画に関する報告を提出しなけ
ればならない。

軍事活動やIT戦争、経済戦争などに関して、毎年、国会の議題になるということだね。



第8条 (自衛隊)
外部からの軍事的手段による直接または間接の侵害その他の脅威に対し我が国を防
衛するため、陸上・海上・航空自衛隊を保有する。

これは、「間接の侵害その他の脅威」というのが曲者だよね。
たとえば、「アメリカがその戦争で負けた場合、沖縄が敵国に奪われる」
という状況になっていたとしたら、日本も戦うということになるわけだよな。
たとえ、アメリカが多分に侵略的色合いの濃い戦争を敵国にしかけたのだとしても、だ。
もちろん、侵略戦争に手を貸すのか?って国会などで問題になるだろうけど、
そんなことは、事が起こった時の空気やその他の利害などで、
なんとでも解釈が転がるんじゃないんじゃないかな。



2 自衛隊は、国際の法規及び確立された国際慣例に則り、厳格な文民統制の下に行
動する。

まあ、あたりまえだよね。
文民統制というのは、どんなに位が上でも下でも、自衛隊に属する人間は
自衛隊の行動を仕切ってはならない
、あくまで政治家から選ばれた防衛大臣や
総理大臣が仕切る、ということ。



3 自衛隊は、第一項に規定するもののほか、必要に応じ公共の秩序の維持に当たる
とともに、同項の任務の遂行に支障を生じない限度において、別に法律で定めるとこ
ろにより自衛隊が実施することとされる任務を行う。

自衛隊は、有事の戦闘以外の任務も行うということだよね。
これまでと同じように、インフラの土木工事や不明者の捜索・救助のことなんだろうけど、
「公共の秩序の維持」というのは、“国民の反動の制圧“ ということじゃないの?



4 自衛隊に対する文民統制を確保するため、次の事項を定める。
一 自衛隊の最高指揮官たる内閣総理大臣、及び防衛大臣は国民から選ばれた文民
とすること。

これも気になるなあ。
自衛隊の人や軍事的なレジスタンスの人なんかが戦力を指揮すると、
軍事国家になる可能性が高いということだけど、
内閣総理大臣や防衛大臣は戦闘に参加しない、というエクスキューズ
呈することにはならないんだろうか。



二 その他自衛隊の行動等に対する国会の関与につき別に法律で定めること。

これも、勉強しなくちゃ。
こういう下位法案のほうがやばかったりするんだよね。



第9条 (国際の平和と安定の確保)
政府は、国際社会の政治的・社会的安定及び経済的発展を図り、もって平和で安定
した国際環境を確保するため、以下の施策を推進する。
一 国際協調を図り、国際の平和及び安全の維持に係る国際社会の取組に我が国と
して主体的かつ積極的に寄与すること。

あたりまえに見えるけど、主体的かつ積極的に戦闘する場合もあることだよね。



二 締結した条約を誠実に遵守し、関連する国内法を整備し、地域及び世界の平和
と安定のための信頼醸成に努めること。

締結した条約が不当なものだったとしても、国を挙げて順守するつもりのなのか?



三 開発途上国の安定と発展を図るため、開発援助を推進すること。なおこの実施
に当たっては、援助対象国の軍事支出、兵器拡散等の動向に十分配慮すること。

これは、同盟国や親密な関係の国への軍事援助が含まれるよね。
武器を売ったりして、戦闘に参加させる可能性がうかがえるね。



四 国際社会の安定を保ちつつ、世界全体の核兵器を含む軍備の縮小に向け努力し、
適切な軍備管理のため積極的に活動すること。

実質的にこんなことは可能だとは思えないな。
日本の防衛上の戦闘力も、“軍備” と呼んでしまっているね。



五 我が国と諸国との安全保障対話、防衛協力・防衛交流等を積極的に推進するこ
と。

当然だけど、大きな戦争になりそうでこわいよな。



第10条 (国際連合憲章に定められた自衛権の行使)
第2条第2項第4号の基本方針に基づき、我が国が自衛権を行使する場合には、以
下の事項を遵守しなければならない。
一 我が国、あるいは我が国と密接な関係にある他国に対する、外部からの武力攻
撃が発生した事態であること。

この辺がずっともめている「集団的自衛権」のことだよね。
たとえば、アメリカが中国と戦うとして、その時は、密接な関係にある日本は、
日本にも火の粉がかかりそうな場合は一緒に戦う、ということだ。
たとえ日本が直接的に攻撃されなくても、たとえアメリカが不当に仕掛けた
戦争だとしても
だ。
もちろん問題ありの場合は、国会で話し合うことになるだろうけど、
先にも書いた通り、判断はその時にならないとわからないだろうな。



二 自衛権行使に当たって採った措置を、直ちに国際連合安全保障理事会に報告す
ること。

これは実質、日本の軍事行動はアメリカの管理下にあるという意味だな。



三 この措置は、国際連合安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措
置が講じられたときに終了すること。

停戦条約などが結ばれたら戦争は終わり、ということだけど、
アメリカを長とする国際連合安全保障理事会が停戦に関与するということ。
つまり、アメリカが敵とする国とは、停戦しても日本は平和を希求して
手放しで仲良くすることができないだろうということがわかる。



四 一号に定める「我が国と密接な関係にある他国」に対する武力攻撃については、
その国に対する攻撃が我が国に対する攻撃とみなしうるに足る関係性があること。

これは、日本の物質に対する攻撃だけでなく、国益に対する攻撃と判断されれば、
なんでもかんでも協力する、と解釈することもできる
よね。



五 一号に定める「我が国と密接な関係にある他国」に対する武力攻撃については、
当該被害国から我が国の支援についての要請があること。

そりゃ、そうだ。



六 自衛権行使は、我が国の安全を守るため必要やむを得ない限度とし、かつ当該
武力攻撃との均衡を失しないこと。

何を言っているのかな?
相手を全滅させたり、東京空爆みたいに隅から隅まで人を殺したりしてはならない
ということだろうけど、それって戦争を長引かせるだけでは?
敵より武力による脅威が上回った時に戦争は終わるんでしょ。



2 前項の権利の行使は、国会の適切な関与等、厳格な文民統制のもとに行われなけ
ればならない。

当然だろう。



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別途、武力攻撃事態法と対になるような「集団自衛事態法」(仮称)、及び自衛隊法
における「集団自衛出動」(仮称)的任務規定、武器使用権限に関する規定が必要。
当該下位法において、集団的自衛権行使については原則として事前の国会承認を必
要とする旨を規定。
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「集団自衛事態法」や自衛隊法における「集団自衛出動」(仮称)的任務規定、
武器使用権限に関する規定、というのを知らないといけないな。
さっきも述べたように、こういう細かな法律や規定の方が危険なんだよ。



第11条 (国際連合憲章上定められた安全保障措置等への参加)
我が国が国際連合憲章上定められ、又は国際連合安全保障理事会で決議された等の、
各種の安全保障措置等に参加する場合には、以下の事項に留意しなければならない。
一 当該安全保障措置等の目的が我が国の防衛、外交、経済その他の諸政策と合致
すること。

アメリカを長とする国際連合が何をやらかすか知らないけど、
日本は日本の国益を保障するための戦い以外はやらない、ということだろうけど、
それ以外のことなんてあるんだろうか?



二 予め当該安全保障措置等の実施主体との十分な調整、派遣する国及び地域の情
勢についての十分な情報収集等を行い、我が国が実施する措置の目的・任務を明確に
すること。

ここまで来て、どんな場合でも、やっぱり土木工事だけの後方支援だけ、
というのはなさそうに感じるけどなあ。



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本条の下位法として国際平和協力法案(いわゆる一般法)を予定。
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この法律で、なんでもかんでも協力するのは防げる可能性もあるけど・・・。



第12条 (武器の輸出入等)
国は、我が国及び国際社会の平和と安全を確保するとの観点から、防衛に資する産
業基盤の保持及び育成につき配慮する。

すごい言い回しだけど、わが国の平和・安全を守るために必要なら、
武器や戦闘技術の輸出入もする
よ、ということだよね。



2 武器及びその技術等の輸出入は、我が国及び国際社会の平和と安全を確保すると
の目的に資するよう行われなければならない。特に武器及びその技術等の輸出に当た
っては、国は、国際紛争等を助長することのないよう十分に配慮しなければならない。

「武器及びその技術等の輸出入」が、「国際社会の平和と安全を確保する」ことに
なるのだろうか?
「武器及びその技術等の輸出入」が、国際紛争等を助長しないことがあるのか?



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■憲法9条に合憲?


1. 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、
  武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2. 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
  国の交戦権は、これを認めない。


↑これが、憲法9条の条文。

● 日本は政府が主導しようが、別の勢力が主導しようが、国際紛争を解決する手段として
  武力を使うことは永久にない。
● 武力を使うことがないのだから、軍隊その他の装備を一切持つことはない。
  日本には、交戦権(戦争をする権利も、戦時に保障される権利も)はない。


・・・ってな感じかな。

となると、自衛隊だって明らかに違憲ということなるよね。
でもこれは・・・

●当時の軍部のしわざだったとはいえ、「天皇バンザイ」と言って狂信的に戦うような
 危ない日本に二度と戦争をさせないためにと、その後も極東の紛争に乗り出して
 自ら利権を得ようとしたアメリカが押し付けた憲法だし
●この条文は狂信的な侵略戦争等を防ぐためのもので、
 国として当然持てるべき自衛権の放棄までうたったものではない
●マッカーサーノートでも、のちのGHQの発言でも自衛権を奪うつもりはなかった旨
 なんとなく公になっている

・・・などのもみ合いがあって、自衛隊というものがいま存在しているんだね。

それでこうしてみると、今回の「国家安全保障基本法案」だって明らかに違憲だけど、
“自衛権” の発動という点において、日本の独立や平和や国益が脅かされるという意味では
アメリカみたいな利害の一致度の大きい国が戦っているのを手伝うのは、
“自衛” 行動なんじゃないか、というのが「自衛の拡大解釈」
というやつなんだな。

でもさ、前述みたいに「国家安全保障基本法案(概要)」を読み解いてみると・・・
たとえばアメリカが起こした戦争が、侵略戦争であろうと、イデオロギーの対立であろうと、
解釈次第で日本にも被害や損害が発生しそうだということになれば、
いやでも戦闘に協力するハメになって、たくさんの人が死ぬことになりそうな気がしない?



■戦争をやらない国だって、自衛のための戦いはするんじゃないの?


僕はそもそも、日本が戦力を持つことに反対ではないんだよ。
でも、戦争や戦闘には反対
自分の大切な人を殺されたくないし、自分だって死にたくない。
友達だって知人だって、見ず知らずの人だって、けがをしたり死んだりするのはいやだ。
逆に、どんな理由があろうとも人を殺すのはいやだ。

「だったら、最初から戦力なんか持たなきゃいい」というのが、
戦争反対論の人たちの論理じゃないのかと思ってる。
「戦力がなければ、戦えないのだから、他の方法で何とかするしかないわけで、
結果、戦争を避けることができる」、
「憲法9条で、“ウチは絶対に戦争をやらない” とうたっているのだから、
そういう国を不当に攻撃する国はない
、“軍備による抑止力” の逆、
これからも “無抵抗の抵抗” でいこう」ということでしょ?

もっともだと思うし、それで紛争が収まるのならそれが一番いいんだと思う。
でもね、そういう日本のスタンスが通用しない時が来たらどうなるだろう?
相手が狂信的で「襲われても戦わない国かあ、ラッキー。かるーく、占領してまえ」
って、家族がどんどん殺されることがないとは言えるのだろうか?
やわらかい防波堤を決壊させられた時の方策を持たなくていいんだろうか?

スイスは、永世中立国だよね。
戦争とはほど遠い国のように感じるけど、
それは、他国と軍事的な同盟を結ばない、紛争には関わらないという意味であって、
戦闘をしないという意味ではないんだね。
ちゃんと軍隊も持っているんだよ。
同盟は結ばないけど、自分の国は自分で守る、ということさ。

悲惨な結果を伴う戦争はやりたくない、でも、もし理不尽にも殺人鬼が攻めてきたら、
家族もろとも黙って切り刻まれるつもりはない、
というのがフツーの人間や国家のマインド
だと思う。
「戦争はたくさんの悲劇を生むからやっちゃいけない」というのは、
誰もが願うあたりまえの “感情論” であって、リスク管理になっていないだろう。

そもそも、戦後からこれまで、憲法9条のおかげで戦争をやらずに済んできたと
思うのは大違いだろうな。
日本の領空や領海が侵犯されることなんて、戦後、何百回も起こっていることだし、
その度に、アメリカ軍の協力と自衛隊のスクランブル発進などで事件になることが
食い止められてきている
ことは、ほとんど知られていないんだね。
実は、“自衛行動” は、小さくとも数えきれないほども行われてきて、
いまの平和な日本はあるんだよ。

いまは現に、日本海や南シナ海の領土や資源を奪われつつあるし、
現に、人質テロやITテロも起こっているよね。
テロというのは、誰だかが予言した現代の戦争のカタチのひとつなんだよね。



■「国家安全保障基本法案」に反対! & その理由


ハナシが最初に戻るけど、「国家安全保障基本法案」って何なんだろう?
それは、やっぱり、「集団的自衛権」の行使を可能にする法律、という点が
ポイントだよね。

じゃ、「集団的自衛権」って何よ?
なんで、「日本の自衛権」の行使を具体化する法律にしないないんだろう?
って思わない?
そりゃ、憲法9条があるし、アメリカとの安保条約があるからだろ、
なんて言う人がいたら、それは間違いだろう。

だって、すでに既成事実化している自衛隊が憲法9条に合憲と仮定するなら、
その自衛の具体化法案は憲法9条の下位法なだけで、違憲になるわけがないし、
国連憲章の個別的自衛権の定義に違反していないし、
そもそもすでにそういう法律が整備されてあるんだよ。
つまり、「国家安全保障基本法案」なんていらない、ってことになる。

でも、「集団的自衛権」行使の具体化は、それとは違うよね。
乱暴な言い方をすれば・・・

●主にアメリカの戦闘の手伝いをする(日本にも害が及ぶと考えられる場合)
●停戦後もアメリカ(=国連)のいう通りにする


・・・ということでしょ?
まるで、アメリカとの軍事同盟条約だろう。
いや、アメリカが日本人を徴兵するかのようなイメージだな。
そこんところが気に食わないんだよなあ。

アメリカは、第二次大戦後も、ベトナム戦争はじめ湾岸戦争、アフガン、イラクなんかで
自ら戦争をふっかけてきたし、最近ではウクナイナなんかに首を突っ込んでいるよね。
そう、ずっと “戦争は、農業革命、産業革命の後にくる、儲かる商売” ということで
国策化され続けてきたんだと思う。

そう、アメリカは世界一戦争の好きな国と言ってもいいのかも知れない。
勝って、領土や資源や利権を得て、武器や兵站物資を売って儲ける。
その昔の帝国主義がまだ残っているみたいだよね。
まあ、それはアメリカだけじゃないと思うけど。

でも、最近は国民が死んで国力に悪影響を及ぼすし、予算はないし、
“世界の警察” としての威厳もなくなってきているしで、
割に合わない商売かもしれない、と気づきつつあるんじゃないかと思う。
そもそも、オバマ政権の民主党は、ハト派だしね。

それで、極東の武力政策については “飼い犬” の日本と韓国にやらせて、
後でおいしいところだけ持ってけばいいや、ってことではないのかい?

日本は戦後、アメリカのおかげで復興して、ここまで成長してきて大いに感謝しているし、
いまでも、“アメリカの財布がわり” の属国みたいなもんだけど、
アメリカの “戦後ポスト帝国主義” みたいなもんに付き合わされるのはどうだろう?

そこんとこが、腑に落ちないところ。
僕は、日本が戦力を保持して、あくまで自衛・防衛のためにそれを具体化する法律を
作るのは否定しないけど、アメリカのような戦争をしたりそれを手伝うことになる
可能性のある法律には、断固反対
だなー。

このままこの法案が通ってしまって、アメリカから理不尽な自衛隊の出動要請があったとしたら、
まずは、その時の総理大臣が先頭に立って前線に行ってもらいたいもんだなー。



001まずは総理から.jpg
コピーライティング/糸井重里 デザイン/浅葉克己 1982



■自主独立しない限り、アメリカのための法律から抜けられない


大前提として・・・
北からは、ロシアが領土主張や日本の漁船の締め出しを行い、
横から、北朝鮮がミサイルを飛ばし、
南や東で、中国が領域を侵して海や土地や資源を片っ端からかっぱらっている状況
だということで、日本の防衛政策は2つに1つじゃないかな。

① 戦後70年続けてきた防衛政策をなお続ける

いままで通り、軍事的な部分についてはアメリカに全面的に頼むということ。
その代わり、国土を米軍基地として提供して、
戦勝による利益もアメリカに自由にしてもらって結構、ということだよね。
現在はそうなっているんだよ。

それで、どんだけアメリカ製の兵器やプルトニウムや石油や食品を買わされてきたことか、
どんだけ “アメリカ側” として、円借款やODAで金を払わされてきたことか、

ってことと、いまや、いつアメリカが「日米安保はもうやめた、そっちで勝手にやってくれ」
って言い出すかわからない状況
になっていて、
この①は、もはや不安でいっぱいの方策になりつつあるんじゃないかな。

② 自分の国は、自分で守る

これは、基本的には自国の国益が損なわれそうになったら、
自国の判断と力で守るということ。
自衛するんだから、日本が直接攻撃される時はもちろんだけど、
アメリカみたいな利害が大きく一致する国が攻撃されることで
日本にも損害が及ぶ場合なんかに、じゃ、日本も協力するよ、と言って
その時点でよーく検討したうえで、同盟したっていいんだよ。

でも、これが「国家安全保障基本法」と違うのは・・・

●アメリカが、自国の判断や利害を先行させて、東アジアで戦闘を始めるのを
 防げる可能性があること。
 日本が軍事的に独立していたら、
 アメリカが「お前んとこのために、軍隊を出動させようか?」と言った時に、
 それが不当だと判断されれば「いらない」って言えるよね。
●アメリカが、どっかで自分勝手に戦争を始めて、「手伝ってくれ」と言っても、
 場合によってはノーと言えること。


「国家安全保障基本法」が成立したら、↓こんなことが起こるかも知れないな。

[ケース1]

ア「お前んとこを守るために戦争始めたんだから、お前も手伝えやー」
日「どうしてもやってくれって頼んでないし、アメリカの利益のために始めたんでしょ、
  悪徳商売を手伝うなんてイヤですよ」
ア「ほー、なら勝っても分け前はやらないぞ。で、もし勝っても負けても、
  かかった費用は払えよな。それから、アメリカ製の “和牛” や米も買えよな」

[ケース2]

ア「お前んとこを守るために戦争始めたけど、負けそうだ。お前も手伝えやー」
日「最初から、不純な動機で戦争するのはやめろ、って言ったじゃないですか。
  いまさら、いやですよ」
ア「ほー、そうかい。なら、ウチはもうやめた。後はそっちで勝手にやってくれ。
  でも、ここまでかかった費用は払えよな。もし、間違って勝った時は
  オレが調停してやるから呼んでくれ」

[ケース3]

日「あんたが、やばいぞやばいぞって言うから、防衛のための戦闘を始めたけど、
  負けそうですよ。助けてください」
ア「やだよー、誰が負けるとわかってるけんかに手を貸す?
  自分でなんとかしろよ」
日「そんなこと言わないでくださいよー」
ア「んー、なら、ウチの名前を伏せるという約束が守れるなら、武器の供給はしてやる。
  でも、負けても金は払えよな」

・・・そう、どう転がっても、アメリカが損しにくい仕掛けになっていそうだよね。
うん、日本の「日本がやばい、どうしても外敵から身を守らなくちゃ」という
マインドの高まりもなく、日本の防衛を大義名分とした、アメリカの利益や権利のための
法律に見えるから、賛成したくない
んだよ、個人的には。

つまりね、日本は、こんなアメリカの国益を守ることを主役にした
中途半端な法律をどうするか、ごちゃごちゃやる前に、
まず、①アメリカから完全に独立すること、と、
②いまなぜ、国家安全保障を具体化する必要があるのか、
国全体のコンセンサスを固めるのが先
だと思うんだけどなあ。

①がない状態だから、何か月もかけて国会中継して②を行おうとしても、
アメリカの強欲ばかりがちらちらするせいで、みんなが納得できないんじゃないの?
だから、“強行採決” ってことになるんだろ。

「子供やカミさん、母ちゃんや父ちゃんを、むざむざ殺されてたまるか、
自分の国は自分で守る」、ってマインドをしっかり持って、
「もし、侵略者が日本を攻めて来たら、こうやって防衛しよう」ってプランを
立てなきゃ、ホントの国家の安全を保障するための法律にならないんじゃないか?




■世界で最も自衛力の強い国だけど、世界で最も戦闘しない国


じゃ、どうしたらいいのか。
まだまだ考えがすっきりしないけど、下記みたいなことを考えてみた。

① 国の戦力を強大化する

これは、大反対で怒り出す人もいるかもしれないけど、考えの根幹は前述した通り。

僕は、日本は軍事力の規模で世界上位第3位以上の戦力をもつべきだと思う。
いや、世界でもっとも喧嘩の強い国になるべきだと思う。

あ、これは、一概に武器や兵士の量のことを言っているのではなくて、
万一、戦闘になった時に勝てれば、なんだっていいんだよ。

たとえば、世界一の機能を持った軍事衛星を持っているとか、
世界一のハッキング機能を持ったネットワークを持っているとか、
世界一正確で成功率の高い迎撃ミサイルが使えるとか、
世界一気づかれない無人偵察機を保有しているとか、
世界一正確に敵の軍事要衝を破壊できるリモコン戦車が使えるとか、
絶対死なない防弾防爆シールドを発明するとか・・・・

そう、最近の戦争ってこんなんなんだよ。
ノルマンディ作戦みたいに、海から人間が上陸して、銃弾をかいくぐって進んで、
占領した場所に国旗を立てるなんてことは、いまはほぼありえない。

いまでも、最も強力な兵器は、最もたくさんの人を殺傷できる火力、
のことで、そう、核兵器のこととされているけど、
でも、現代では、戦闘員やその指揮官以外の一般人を殺傷することは
昔よりは厳しく取り締まられているから、核兵器はナンセンス化しているんだね。

で、この、世界で最も強い戦力を持つ国になることができれば、
それこそ、世界で最も強い抑止力になるだろうし、
最も自衛力の強い国になれるんじゃないかな。
結果、武力を持たない国になるより、死傷する人の数が減るんじゃないの?

ウクライナや中東に、数千億円も支援してるお金があるんなら、
自分とこの腕力を鍛えるのに使ったほうがいいんじゃないだろうか。

② 戦争以外の方法で、紛争を解決する達人になる

世界一の戦闘力を持っていても、世界一武力行使しない国になる
というのはどうだろう?

国土のあっちこっちを基地として提供して、アメリカの軍事力を楯にしながら、
アメリカの財布がわりになって、アジア諸国はじめ世界中にお金をばらまいたり、
開発途上国に計り知れないほどの技術供与をしたりして、
紛争や戦闘が起こりにくい外交政策をとって、ここまで来た日本だけど、
そんなもんで、これからも戦争を防げるかは疑問だよな。
だって、お金をばらまけなくなってきているし。

今回の法案にも、“総合的に” とか、“統合的に” という言葉で表現されているけど、
戦闘力としての軍事力ばかりでなく、もっと “積極化” すべきことが
いろいろとあるんじゃないかな。

たとえば・・・
良好なギブ&テイクを維持できる貿易、早く正確な情報をハンドリングできる諜報活動、
戦争勃発を確実に防ぐ工作活動、強力な経済制裁によるおどし、経済的&軍事的に強力な味方づくり、
敵国内における味方づくり・・・などなど、
大々的な武力衝突になる前に、それを防ぐ活動さ。

僕が言っているのは、これまでやってきたような “外交政策” のことじゃないんだ。
戦争を防ぐための、脅迫、工作、囲い込み、制裁、煽動・・・なのだ。
それがたとえ、けっこう汚い手段でも、それで悲惨な戦争を事前に防げるんなら
かまわないんじゃないかと思っているんだよ。
たくさんの兵士や一般人が死ぬより、全然ましじゃない?
それくらい本気で、戦争をやめさせよう、ってこと。

僕のアイデアなんてプア過ぎて笑っちゃうし、
先進国のほとんどがCIAのような諜報機関が相応の活動をしてるに決まってるはずだけど、
もっと積極的で実効力のある “事前防衛活動” ができないかと思うんだけどなあ。

とにかく、戦争を防ぐためなら手段を選ばない、というくらいの “非交戦防衛策” さ。
開戦してしまって、手段を選ばず相手国の国土にミサイルを落とし合うより、だいぶん平和的でしょ?
もちろん、それが原因で戦争が始まってしまうような、中途半端なものじゃあかんのだけど。

外交官とか大使館とかに任せとかないで、
そういう方面で世界一長けた国になるってのはどうかな?



僕が、ちょろい頭でいま考えていることは、そんなこと。
自分でも、はっ、と気づいたんだけど、キーワードは “自主独立” だろうな。
他力本願のままじゃ、みんながすっきり納得できる法律も、プランも浮かばないし、決まらない。
そして、かけがえのない人や、国土や、モノや、文化を守れないんじゃないのか。



002福田繁男.jpg
福田繁雄 1975 ワルシャワ戦勝30周年記念国際ポスターコンクールグランプリ







“ 風に吹かれて “ / RCサクセション





“ Blowing In The Wind “ / Bob Dylan





“ What a Wonderful World “ / Louis Armstrong



コメント

こんばんは。

>そう、アメリカは世界一戦争の好きな国と言ってもいいのかも知れない。
>勝って、領土や資源や利権を得て、武器や兵站物資を売って儲ける。

“いいのかも”ではなく、言い切っていいんです!
アメリカの経済のかなりの部分を戦争産業が担っているので、
ロビー活動も活発だし、軍事産業の民生化(GPSとか)も活発ですよね。
とにかくアメリカが軍事産業が廃れると困るんですよね。

>でも、最近は国民が死んで国力に悪影響を及ぼすし、予算はないし、
>“世界の警察” としての威厳もなくなってきているしで、
>割に合わない商売かもしれない、と気づきつつあるんじゃないかと思う。

“気づきつつあるんじゃないかと思う。”のでは無く、もうとっくに気が付いているので、アメリカ政府高官も日本に対して、金だけじゃなく軍も出せ!、アジアの問題は日本が何とかしろ!と言い出したんですよね。

で、どうしようというのが、問題なんですよね・・・。
総理は今のところ、アメリカの言われるままのことを言っているだけで、
とても何かを考えて今の案を出したとは思ませんね。

CIA的なものは日本も必要だと思いますが、CIAがまるで役に立っていないのをみると、・・・と考えちゃいますよね。

つかりこさんの“自主独立”はまっとうな意見だと思います。

スイスは永世中立国の立場を保つために、市民にはシェルターをつくらせるし、徴兵制度はあるし、あらゆることに対して手を打っていますよね。

政府もアメリカの言いなりでは無く、まず日本としてはどうすべきかを議論してくれないと。

ごめんなさい、意見がまとまりません。

2015/07/29 (Wed) 18:28 | バニーマン #- | URL | 編集
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2015/07/30 (Thu) 06:27 | # | | 編集
つかりこさん、スゴイ!!

解りにくい事を、
解りやすく説明して下さってありがとうございます!
モヤモヤしていたものが、少し鮮明になってきましたよ。

とはいえ、私の軽い軽い思考では、
何を書いたら良いのかうまくまとめることができません^^;


全ての国が、全ての人が同じように愛の心を持ったら、
全ての問題はすんなりと解決するのにね。


せめて今日は笑顔で周りに接しようっと♪^^


2015/07/30 (Thu) 12:27 | ももこ #- | URL | 編集

>「戦力がなければ、戦えないのだから、他の方法で何とかするしかないわけで
> 結果、戦争を避けることができる」、
>「憲法9条で、“ウチは絶対に戦争をやらない” とうたっているのだから、
> そういう国を不当に攻撃する国はない、“軍備による抑止力” の逆、
> これからも “無抵抗の抵抗” でいこう」
実は私も子どもの頃からずっとそう考えていました。
でも、ここ数年で “無抵抗の抵抗” は現実的でないと思うようになりました。
つかりこさんのおっしゃる
「世界一の戦闘力を持っていても、世界一武力行使しない国になる」
は、いいと思います。
思いますが、人間て持っているものは使ってみたくなる生き物ですから
そこいらへんがとっても心配です。
じゃあどうしたらいいのか? 本当に難しくていい考えが浮かびません・・・

あ、でも諜報活動の話はうちでよく出ますよ。
例えばですね、対中国・・・独立したい少数民族の自治区に諜報員を送り込んで
独立を手助けすれば中国は国内問題で手一杯になり
最近のような強引な国外への進出の歯止めにならない?
あわよくば国内の分裂、さらにそれが引き金になって共産党政権が倒れるとか?
・・な〜んて。
いや、冗談でなく優秀な諜報員を養成しての “事前防衛活動” 案
アリかもなと思います。 なんせスパイ大作戦世代なもんで☆

あ、それと、あれ知っていますか?
「あかりちゃん ヒゲの隊長に教えてあげてみた」
これ、すっごくおもしろくてよく出来ているな〜と思いました☆

2015/07/31 (Fri) 18:43 | さとちん #- | URL | 編集
国家安全保障基本法は

第2条(安全保障の目的)にあるように「我が国の独立と平和を守り、国益を確保」なんですよね。
守るのは、国民ではなく「国」なんですね!

いざ戦争になれば、多くの人は、自衛隊が前線に行ってくれると、思っているのでしょう。
自衛官は、指揮官として、前線にも行くでしょうが、前線で戦うのは、この法案をどうでもいいと思っている若い人なのです。

何故、法案の成立を急ぐのか?
尖閣で、非常事態になった時に、米国を信じていないのは、安倍首相自身では、ないでしょうか?

2015/07/31 (Fri) 21:47 | ネット #- | URL | 編集
ありがとうございます

国家安全保障基本法案 (概要)、ありがとうございます。連日報道され、怖いなとは思っているのに、肝心のそれを読んだことがありませんでした。勉強になります。
つかりこさんのおっしゃるとおり、感情論でリスク回避にはなりません。無理です。とするとどうしたらいいか、自主独立は大いに賛成です。

>本条の下位法として国際平和協力法案(いわゆる一般法)を予定。

なんですね。どうとでも解釈できる曖昧な表現満載の上位法(というの?わかんないけど)を具体化した内容なのかどうか、具体化したのならどのへんまでのどんなのなのか、興味がアルところですね。土木工事だけじゃなさそうな気がしますが。

いやあ、法の解釈ってむつかしいヨ、むつかしいからずるく利用もできんの?と今更ながらつくづく思いました。

つかりこさんの記事を読んで、非常に考えさせられ、ここ数日間、コメントをどう書こうか悩んでしまいました。脳が活性化した気がします。感謝です。

2015/08/02 (Sun) 21:54 | きたあかり #- | URL | 編集
No title

つかりこさん、こんにちは。
純粋に学問に対する姿勢に尊敬します。
調べてみるという作業とブログ記事へのアウトプット、見習いたいです。

個人的な関心事、というか卒論のネタに日々左右されている僕にとって、<死刑制度>を思い浮かべながら読ませていただきました。
なので、僕は死刑制度の視点から少しだけ今回のことを見つめてみたことを書いてみます。よければ、苦悩する学生の一視点として読んでください^^

これは完全に大学での講義での出来事になるのですが、やはり大学教員の中にも今回の国家安全保障基本法について触れる人が多いです。
なので、戦争について意見を述べる教員もいるのですが、講義を聞きながら僕が思うのは、戦争を考えるということは、死刑を考えることと同じなのではないだろうか、というのがここ数日の感想です。
憲法に照らし合わせた上での解釈といった共通項もそう感じさせる点なのですが、やはり“感情論”という存在が共に出てくるように感じます。
死刑の場合、死刑制度賛成の理由として「被害者・遺族感情の考慮」というものが感情論として出てきます。
これに対して、論理的な、理屈的な批判なども多くあるのですが、それでもやはり感情論は強く残っています。
僕自身は、その感情論をも踏まえた上で、それを超えるような死刑廃止の理論を考えることが賛成・反対に関わらず重要なのではないかと思っています。
ただ、ドキュメンタリー映画『A』の監督である森達也氏は、それも踏まえた上で、もう理屈では死刑制度反対を訴えることは厳しいのではないか、感情の領域で死刑を廃止していくことができないかと、エッセイ『死刑』を執筆することで挑戦もしています。

感情論と論理や理屈との関係は戦争に限らず議論が絶えないのだろうと思います。
こんな僕にとっては、「だれもが戦争をしたくない」という考えが「だれもが人を殺したくない」と頭の中で変換されていました。
だとすると尚更<死刑>という刑罰の存在が頭をよぎります。

<死刑>も<戦争>もきっと地続きで考えることが他にもあるのではないかと思いますし、また、それぞれを考えるということで、それぞれに新しい視点をもたらすようにも思います。
『死刑の<昭和>史』の著者である池田浩士氏は昭和の戦前、戦中、戦後まもないころにかけて、その社会情勢が死刑囚を生み出したことに触れており、双方を考えています。
ただ、つかりこさんがおっしゃるように<戦争>の形態が変化するものであるからこそ、現在の<戦争>と<死刑>はまた昭和とはことなる様相を呈しているのかなあ、と漠然と思いました。

長々と失礼いたしました^^

2015/08/03 (Mon) 18:15 | ちょい若おやじ #6nHvXW6U | URL | 編集
Re: バニーマンさん、コメントありがとうございます。

> >そう、アメリカは世界一戦争の好きな国と言ってもいいのかも知れない。
> >勝って、領土や資源や利権を得て、武器や兵站物資を売って儲ける。
>
> “いいのかも”ではなく、言い切っていいんです!
> アメリカの経済のかなりの部分を戦争産業が担っているので、
> ロビー活動も活発だし、軍事産業の民生化(GPSとか)も活発ですよね。
> とにかくアメリカが軍事産業が廃れると困るんですよね。

↑戦争をやって儲かる企業群を “軍産複合体” っていうんですよね。
兵器・弾薬類はもちろん、食べ物、薬、食料品、衣類、果ては麻薬まで、
戦争が行われれば短期間に大量に消費されることになるんですよね。
自分の国の軍隊で消費されれば、税金で好景気を呼ぶことになるし、
武器や物資を売れば、外貨が得られる。
戦勝すれば相手国に賠償を請求できるし、利権を得られるということですよね。

アメリカが悲しいのは、戦争を通じて儲けるというビジネスモデルが定着というか
“あて” にされてしまっていることでしょうね。
戦争が資本主義の “拡大再生産” の手段のひとつになってしまっている。
日本のいう防衛は、いまんとこそういう意味は希薄で、
儲けるためでなく、文字通り被害を受けないために、という原理に立っているはず。
そこんところも、アメリカの押し付け法律に府が落ちない大きな理由ですよね。

> >でも、最近は国民が死んで国力に悪影響を及ぼすし、予算はないし、
> >“世界の警察” としての威厳もなくなってきているしで、
> >割に合わない商売かもしれない、と気づきつつあるんじゃないかと思う。
>
> “気づきつつあるんじゃないかと思う。”のでは無く、もうとっくに気が付いているので、
> アメリカ政府高官も日本に対して、金だけじゃなく軍も出せ!、アジアの問題は日本が何とかしろ!
> と言い出したんですよね。

↑勝っても、負けても、コストをミニマムにして、利潤を最大化する方法を
考えたんでしょうね。

> で、どうしようというのが、問題なんですよね・・・。
> 総理は今のところ、アメリカの言われるままのことを言っているだけで、
> とても何かを考えて今の案を出したとは思ませんね。
>
> CIA的なものは日本も必要だと思いますが、CIAがまるで役に立っていないのをみると、
> ・・・と考えちゃいますよね。

↑そうなんです。
僕がこの法案に反対なのは、“集団的” とか言って、戦争で儲けることを考えているアメリカに
言われるままに駆り出される可能性の高い法律だからです。
個別的自衛権を保持して行使することには反対ではないんです。

でも、戦争なんてしたくない。
だから、武力衝突になる前に、絶対に戦争にならないで紛争を解決する方法を考えるべきだと思うんです。
CIAみたいな程度のもんではだめでしょう?
いま、僕には決定打が思いつきませんが、ノーベル平和賞をとるより難しいほど
のことではあると思いますが、そっちのほうに全力を注ぐべきでは?

> つかりこさんの“自主独立”はまっとうな意見だと思います。
>
> スイスは永世中立国の立場を保つために、市民にはシェルターをつくらせるし、徴兵制度はあるし、
> あらゆることに対して手を打っていますよね。
>
> 政府もアメリカの言いなりでは無く、まず日本としてはどうすべきかを議論してくれないと。

↑いま、東アジアと接する共産主義国が、不穏な動きをしていますよね。
まったくこっちの理屈が通じず、やりたい放題です。
この時、考えるべきは日本は “自分で“ どうやってそれを防ぐべきか、ということだと思います。
アメリカが日本を守ってくれる、ということを忘れたほうがいい。
アメリカはドライな利潤追求の国ですから、ひょっとすると中国やロシアと戦争なんかしたくないと
思っている可能性も大です。
なぜなら、どちらの国もアメリカにとってまだまだ伸びしろのある大きな市場だからです。
だから、アメリカはこの “集団的” というあやふやな法案を日本に押し付けて、
アジアで戦争をやるテもやらないテも選べる方法を考えたんだと思います。
戦争してもしなくても、おいしいところを持って行けるということです。
だから僕は、誰も手伝ってくれなくても、日本が自分自身で防衛できる方法を議論すべきだと思うんです。

2015/08/07 (Fri) 18:29 | つかりこ #- | URL | 編集
Re: 鍵コメMさん、コメントありがとうございました。

心やさしいお言葉、ありがとうごさいます。

それから、僕のサイトのご紹介を賜り、ありがとうございました!
とても、うれしいです。

「おっさん」みたいなパンのハナシ!
そういえば、そんなコメをアップしましたねー。
忘れていました、すみません。
あー、同じパンだったんですねー。
でもね、今回もやっぱり「おっさんの顔」みたいだなー、って思いましたよ。
もうちょいで、書くところでした。
おー、2度も同じおちゃらけをしないで済んでよかった。

2015/08/09 (Sun) 05:39 | つかりこ #- | URL | 編集
Re: つかりこさん、スゴイ!!

> 解りにくい事を、
> 解りやすく説明して下さってありがとうございます!
> モヤモヤしていたものが、少し鮮明になってきましたよ。

↑おー、わかりやすくしたい、と思って書いているので、
そう言っていただいて、とてもとてもうれしいです。

でも、僕の考えが正しいとは限らないし、代案として書いてあるものも
まだまだどうしたらいいのかよくわからないまま書いてあるので、
ご意見がありましたら、ご遠慮なくコメ批判してくださいねー。

> 全ての国が、全ての人が同じように愛の心を持ったら、
> 全ての問題はすんなりと解決するのにね。
>
> せめて今日は笑顔で周りに接しようっと♪^^

↑んー、そうですねー、それが一番いいのだと思います。
世界中どの国も・・・「武器を持たない」、「戦争をしない」ということを
絶対の約束事として、打ち合わせて紛争を解決するという決まりにすれば
いいんでしょうね。
相手の国のことなんてどうでもいい、って思っているから戦争するんですよね。

話し合いじゃまとまらないから、即決するために戦争するんでしょうけど、
世界の国々が軍隊を持ってる限り、民主主義なんてうそっぱちだと
いうことですよね。

All we need is love.

2015/08/09 (Sun) 05:56 | つかりこ #- | URL | 編集
Re: さとちんさん、コメントありがとうございます。

> >「戦力がなければ、戦えないのだから、他の方法で何とかするしかないわけで
> > 結果、戦争を避けることができる」、
> >「憲法9条で、“ウチは絶対に戦争をやらない” とうたっているのだから、
> > そういう国を不当に攻撃する国はない、“軍備による抑止力” の逆、
> > これからも “無抵抗の抵抗” でいこう」
> 実は私も子どもの頃からずっとそう考えていました。
> でも、ここ数年で “無抵抗の抵抗” は現実的でないと思うようになりました。

↑僕もずっと「日本は、あーだこーだ日米安保闘争や憲法9条論議が行われているけど、
結局、戦争をやらないで済んでいるんだから、それでいいじゃないか」
って思っていました。
利益を持って行こうが、アメリカが守ってやると言っているのだから、
それでもいいじゃないか、って。
いま思えば、良い悪いは別にして、現に日本にはアメリカの基地が
そこらじゅうにあるし、核を持っているアメリカが楯になってくれて
いたおかげで日本の平和と経済発展があったんだろうな、って思います。

でも、現状をよく見ると、どうもアメリカは本気で日本を守る気が
ないように感じるんですね。
軍事予算も半分に減ってるし、やる気も減っている。
それでこの「日本にも手伝わせて、勝っても負けてもアメリカが損を
しない」風な法律のハナシでしょ?
モチベーションも責任も義務も、はっきりしない取り決めが行われようと
しているように感じるんですよ。
こんなんじゃ、ホントにやばい危機に面した時に、
乗り切れないような気がするんです。
だから、そんなんなら、アメリカ主導ではなく、
日本が自分で個別的自衛権のことを考えて、発動できるようにしたほうが
いいのではないか、って思っているんです。
もしやばそうだったら、「集団的」とか行ってないで、
日米安保条約を確認しあったり、新しい条約をアメリカと結んだっていい。
でも、いまのままでは、日本もアメリカも逃げ腰なのが見え見えで、
ろくなことにならないような気がするんです。
日本が軍事的に独立していれば、「戦争はやらない」ということを
自分で決めることもできるし、アメリカに対して「やめろ」ということもできるし、
自身で平和的な防衛策を立てて実行することもできるでしょ?

もちろん、戦争をやる、ということを前提に話しているのではなくて、
日本が武力衝突になる前に紛争を解決する達人であることを
前提としてのハナシです。

> つかりこさんのおっしゃる
> 「世界一の戦闘力を持っていても、世界一武力行使しない国になる」
> は、いいと思います。
> 思いますが、人間て持っているものは使ってみたくなる生き物ですから
> そこいらへんがとっても心配です。
> じゃあどうしたらいいのか? 本当に難しくていい考えが浮かびません・・・

↑そう、これはとても難しいことだと思います。
きっと、世界中の国の専門家が何十年もかけて考えていると思います。
それでも、戦争がなくならないのには、孤島に住む日本人には
理解できないほどの困難があるのだと思います。

僕は、戦力を持っていようといまいと、時の空気次第で
戦争になる時はなるし、ならない時はならないと思っています。
いずれにせよ要は、その時に「やらない」と決められるか
どうかだと思います。
空手家やボクサーだって、喧嘩をしないひとは絶対しないでしょ?

この前、「アウト・オブ・デラックス」という番組に、
日本のマフィアの元ボスという人が出て、おもしろいことを行っていました。
「やくざや中国マフィアと抗争になることはないの?」という質問に、
「抗争になる前に、完璧に問題を解決するから、抗争にならないんです」って。
どうせ、ロクな方法じゃないだろうけど、抗争になって何年もいがみあい、
たくさんの人が死んで、一般の人を巻き込んで社会不安を巻き起こすよりは
ましだなあ、と思いました。

> あ、でも諜報活動の話はうちでよく出ますよ。
> 例えばですね、対中国・・・独立したい少数民族の自治区に諜報員を送り込んで
> 独立を手助けすれば中国は国内問題で手一杯になり
> 最近のような強引な国外への進出の歯止めにならない?
> あわよくば国内の分裂、さらにそれが引き金になって共産党政権が倒れるとか?
> ・・な〜んて。
> いや、冗談でなく優秀な諜報員を養成しての “事前防衛活動” 案
> アリかもなと思います。 なんせスパイ大作戦世代なもんで☆

↑日露戦争の時の明石元二郎のハナシが有名ですよね。
日露戦争のハナシは奉天まで進んだ陸軍のハナシや日本海海戦のことが目立ちますが、
明石元二郎という間諜(スパイ)も活躍したらしいんですよね。
シべリア鉄道を爆破したり、革命分子を活動支援してロシア革命を促したりして、
心臓部を破壊してロシアの戦意を削いだと言われています。

たぶん、先進国ならどこの国もこういうことをやる機関を持っているはず。
そう、そういうことも含めて、大々的な武力衝突になる前に
紛争を終わらせられないか、本気で考えて取り組めばできるんじゃないか
って思っています。
腕力で解決するというのは、物事の善悪とか真偽を無視した、
短絡的な方法に違いないですよね。

> あ、それと、あれ知っていますか?
> 「あかりちゃん ヒゲの隊長に教えてあげてみた」
> これ、すっごくおもしろくてよく出来ているな〜と思いました☆

↑知らなかったので、観てみましたよー。
おもしろいですねー。
誰が作ったのでしょう?
これは、見事にこの法案の欠点を隅々まで衝いていますよね。
ただ、じゃどうすればいいの?ってところが希薄なので、
「反対派の一般論」で終わってしまっているのが残念です。
あー、だから女子高生にしといたのかあ、なるほどうまく作ったなあ
とも感心されられます。

レスが遅くなり、ごめんちゃい。

2015/08/09 (Sun) 17:19 | つかりこ #- | URL | 編集
Re: 国家安全保障基本法は

ネットさん、コメントありがとうございます。

> 第2条(安全保障の目的)にあるように「我が国の独立と平和を守り、国益を確保」なんですよね。
> 守るのは、国民ではなく「国」なんですね!

↑まあ、国民のための平和や国益なんでしょうけど、
いま議会で多数決をとるのは、無理がありますよね。
だって、学者が違憲だとはっきり言っているんだし、
国民の大部分が反対なのだから。

でも、自民党が考えていることもわかります。
安倍首相や自民党は、違憲であることや、アメリカの言いなりであることを
わかっててもなお、この法律を通したいと思っているんでしょうね。
それでもなお、現在の危機に鑑みて日本の防衛力を高めたいと
思っているのでしょう。

僕は、日本が個別的自衛権を我がものにして、防衛力を高めることには
反対ではないんです。
でも、アメリカのお手伝いを目的としたこの法案には反対です。
また、どんな理由があろうとも戦争をすることにも反対なんです。
> いざ戦争になれば、多くの人は、自衛隊が前線に行ってくれると、思っているのでしょう。
> 自衛官は、指揮官として、前線にも行くでしょうが、前線で戦うのは、この法案をどうでもいいと思っている若い人なのです。

万一、武力衝突になった時に、日本がどんなことをするのかわかりませんが、
自衛隊員がたくさん亡くなることは間違いないでしょう。
そして、人員が足りなくなれば、有事立法で強制的な徴兵もあるでしょう。
だって、どこの国もこれまでずっとそうやって来たんですから。

> 何故、法案の成立を急ぐのか?
> 尖閣で、非常事態になった時に、米国を信じていないのは、安倍首相自身では、ないでしょうか?

↑安倍さんは信じていないでしょう。
というか、たぶんアメリカが全面的に守ってくれることはないと
わかっているのではないかと思います。
きっと、アメリカにそう言われているのでは?

2015/08/12 (Wed) 15:42 | つかりこ #- | URL | 編集
Re: ありがとうございます

きたあかりさん、コメントありがとうございます。

> 国家安全保障基本法案 (概要)、ありがとうございます。連日報道され、怖いなとは思っているのに、肝心のそれを読んだことがありませんでした。勉強になります。
> つかりこさんのおっしゃるとおり、感情論でリスク回避にはなりません。無理です。とするとどうしたらいいか、自主独立は大いに賛成です。

↑がっちり読んでくださって、こちらこそありがとうございます。
ネットで調べたら、この法案の「概要」というのがあったので、
読み解いてみました。
自分でも、どんな文案になっているのか、知りたかったんですよ。

法律の条文とか、契約書の条文、裁判の判決文とかって、
読むとけっこうおもしろいですよ。
読んだ人によって誤解が生じないように、
時には持って回った表現になっているものが、
余計に誤解が生じそうだったり、何を言っているのかわからなかったり・・・。
それから、けっこう文学的な表現だったりするんですよね。
その「文学的」なところがあやふやを生んだりします。

> >本条の下位法として国際平和協力法案(いわゆる一般法)を予定。
>
> なんですね。どうとでも解釈できる曖昧な表現満載の上位法(というの?わかんないけど)を具体化した内容なのかどうか、具体化したのならどのへんまでのどんなのなのか、興味がアルところですね。土木工事だけじゃなさそうな気がしますが。
>
> いやあ、法の解釈ってむつかしいヨ、むつかしいからずるく利用もできんの?と今更ながらつくづく思いました。

↑僕なんかは、ざっぱり大ざっぱな人間なので、
条文が何を言わんとしているのか、言葉じりを捉えることはせずに
大局的に捉えるようにしています。
重箱の隅をつつくと、キリがないですよね。

でも、こういう条文って、書いた人が明らかに意図して「どっちでも受け取れる」とか
「読み方によっては、拡大解釈できる」ように書いてある部分もあるんですよ。
そういう部分が曲者で、僕らは戦争の経験も有事の行政も経験がないので
想像に乏しくて、危険な可能性をはらんでいるのに気づかないこともあります。
それをなんとかできないか、と思って、僕の知っている限りで注釈を書いてみました。

いままた読んで見ると、安倍首相が参院答弁で
「(アメリカの)戦争に巻き込まれることは絶対にない」、
「徴兵制の導入は全くありえない」、「専守防衛、いささかの変更もない」
と断言したことは、条文からは読み取れないでんね。
つまり、有事の時に、安倍さんじゃない人が総理大臣をやっていたら、
そうとは限らないということですよね。

> つかりこさんの記事を読んで、非常に考えさせられ、ここ数日間、コメントをどう書こうか悩んでしまいました。脳が活性化した気がします。感謝です。

↑ちょっとでも、役だったとしたらうれしいです。
でも、僕の意見が正しいとは限らないので、
いち意見として捉えといてくださいねー。
(もっと悩めー・笑)

2015/08/12 (Wed) 16:17 | つかりこ #- | URL | 編集
Re: ちょい若おやじさん、コメントありがとうございます。

> つかりこさん、こんにちは。
> 純粋に学問に対する姿勢に尊敬します。
> 調べてみるという作業とブログ記事へのアウトプット、見習いたいです。

↑僕はけっこうめんどくさがりなのですが、
辞書があるとわりと調べるほうですかね。
いまは、インターネットがあるので、便利ですよね。
時々、検索魔になることがあります。(笑)
学ぶことはまず、文章を読むことなり。
昔、勉強をおこたったので、いまでもたくさん読むハメになってます。(汗)

> 個人的な関心事、というか卒論のネタに日々左右されている僕にとって、<死刑制度>を思い浮かべながら読ませていただきました。
> なので、僕は死刑制度の視点から少しだけ今回のことを見つめてみたことを書いてみます。よければ、苦悩する学生の一視点として読んでください^^
>
> これは完全に大学での講義での出来事になるのですが、やはり大学教員の中にも今回の国家安全保障基本法について触れる人が多いです。
> なので、戦争について意見を述べる教員もいるのですが、講義を聞きながら僕が思うのは、戦争を考えるということは、死刑を考えることと同じなのではないだろうか、というのがここ数日の感想です。
> 憲法に照らし合わせた上での解釈といった共通項もそう感じさせる点なのですが、やはり“感情論”という存在が共に出てくるように感じます。
> 死刑の場合、死刑制度賛成の理由として「被害者・遺族感情の考慮」というものが感情論として出てきます。
> これに対して、論理的な、理屈的な批判なども多くあるのですが、それでもやはり感情論は強く残っています。
> 僕自身は、その感情論をも踏まえた上で、それを超えるような死刑廃止の理論を考えることが賛成・反対に関わらず重要なのではないかと思っています。

↑そうですねー。
「大義名分が立てば、人を殺してもいい」、とでもいうようなメカニズム
になっている点で、戦争と死刑は同じですよね。
プラトンやアリストテレスの時代から、
「どんな後天的な理由があっても、人は人を殺してはならない」という "理性" を
人類は生まれながらにして持っているものと、僕は信じているのですが、
人は自分の持っている「プラス」と、外から蒙る「マイナス」を天秤に
かけてしまうものですよね。
残念ながら、戦争も裁判も「やられれば、やられた分やり返す」という論理で
成り立っているんでしょうね。

> ただ、ドキュメンタリー映画『A』の監督である森達也氏は、それも踏まえた上で、もう理屈では死刑制度反対を訴えることは厳しいのではないか、感情の領域で死刑を廃止していくことができないかと、エッセイ『死刑』を執筆することで挑戦もしています。
>
> 感情論と論理や理屈との関係は戦争に限らず議論が絶えないのだろうと思います。
> こんな僕にとっては、「だれもが戦争をしたくない」という考えが「だれもが人を殺したくない」と頭の中で変換されていました。
> だとすると尚更<死刑>という刑罰の存在が頭をよぎります。
>
> <死刑>も<戦争>もきっと地続きで考えることが他にもあるのではないかと思いますし、また、それぞれを考えるということで、それぞれに新しい視点をもたらすようにも思います。
> 『死刑の<昭和>史』の著者である池田浩士氏は昭和の戦前、戦中、戦後まもないころにかけて、その社会情勢が死刑囚を生み出したことに触れており、双方を考えています。
> ただ、つかりこさんがおっしゃるように<戦争>の形態が変化するものであるからこそ、現在の<戦争>と<死刑>はまた昭和とはことなる様相を呈しているのかなあ、と漠然と思いました。
>
> 長々と失礼いたしました^^

↑裁判の場合、社会情勢や世論や被害者の感情というものを重視して
判決を下すことになっているんですよ。
だからこそ、裁判員裁判なんてのも導入されるようになってます。
たとえば、昔、『四畳半襖の下張』というエロ小説が有罪になったことがありました。
これは、いま読むと罪に問われるほどわいせつとは思えないんですよ。
つまり、刑罰の基準は時代によって変わるということですよね。

死刑に対する判断基準も、明らかにその時の時代の気分によって変わるのだと思います。
少年犯罪について大人と同じ刑罰と犯罪歴を与えるようにしよう、
という昨今の動きも同じだと思います。
ただ、それが「真理」がどうかはわからないと思います。
多数決が正しいとは限らない、のと同じではないかと。

おっしゃる通り、哲学的な「真理」と、「社会論」や「感情論」がごっちゃに
なっているんでしょうね。
そこんところの "ゆらぎ" を少しでも少なくする基準というものを考えて
標準化する学説を唱えられれば、卒論パスどころかノーベル賞を
とれるかもしれませんね。

歴史に学ぶのか、哲学に学ぶのか、社会学的に推量するのか、
はたまた生物学的に検証するのか、
そこんところの「説」を立てるというのが、この問題の答えだろうという
ところまではわかるのですが・・・

個人的には、死刑とか懲役刑というものは、
死刑囚が犯した殺人等の“社会的にマイナスの行為”に対して、
その犯人を殺したり、閉じ込めたりする “マイナスの罰” を与えるという
こと自体に誤りがあるような気がします。
マスナスには、プラスで償うというのが、バランスというものでは?
そこが、死刑制度が腑に落ちない理由では?
死刑に変わる画期的な刑罰を考える、というのはどうでしょう?

なんだか、卒論制作に役立っていませんねー。
ごめんねー。
これは、言うまでもなくけっこう難しいテーマですねー。
おもしろい、卒論ができたら読ませてねー。
(逃げます、逃げます・笑)

2015/08/12 (Wed) 17:23 | つかりこ #- | URL | 編集

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