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夢と現実の狭間で ~ 『セント・エルモス・ファイアー』



どこの世界にも、学生気分の抜けないヤツっているもんだよな。



卒業して、社会人になってだいぶん経っているというのに、

平日の真夜中に三浦半島までドライブして、服着たまま泳いだり、

雑居ビルに備え付けの消火器を、街で噴射して騒いだり、

ハードロックのクラブの真っ暗な階段で、ゆきずりの女とエッチしたり、

'70年代ポップスのバーで、劇団員と殴り合いの喧嘩をしたり、

ジャズバーの2階から、ションベンを巻き散らかしたり、

満員電車の中で缶ビールを飲んだり、

スナックの看板を蹴飛ばして、やくざ屋さんに人の倫を説かれたり・・・



現実に侵食されていく夢のかけらを、素手で取り戻そうとでもしてたのかい。



まっ昼間に、コンビニの前の歩道で酔いつぶれていたお前を引き取りに行ったのはオレさ。

結婚の約束をした彼女と別れた時、なぐさめてやったのもオレだったよな。

新しい職場でうまくやれてない仕事を手伝わされたっけ。

心が心から出られなくて、どんなこともうまく行かなかったんだろ?



“聖エルモの火“ は、嵐の中ただよう船の上に灯る炎なんだよ。

荒れ狂う大海に投げ出された者を、安全へと導く明かり。

キミの舟の上には、とうとう灯らなかったんだな。



この映画を、キミが生きてるうちに捧げればよかった。

さよなら、E。

キミは、間違いなく僕の青春の1ページ。





“ St Elmo's Fire Love Theme soundtrack “ / David Foster







001ポスター.jpg

●セント・エルモス・ファイアー(St. Elmo's Fire)
1985 アメリカ
上映時間:108分
監督:ジョエル・シューマッカー
脚本:ジョエル・シューマッカー、カール・カーランダー
製作総指揮:ネッド・タネン、バーナード・シュワルツ
製作:ローレン・シュラー・ドナー
撮影:スティーヴン・H・ブラム
編集:リチャード・マークス
美術:ウィリアム・サンデル
衣装(デザイン):スーザン・ベッカー
音楽:デイヴィッド・フォスター
配給:コロンビア映画
出演:エミリオ・エステベス、ロブ・ロウ、アンドリュー・マッカーシー、デミ・ムーア、
   ジャド・ネルソン、アリー・シーディ、メア・ウィニンガム、アンディ・マクダウェル、
   マーティン・バルサム、ジョイス・ヴァン・パタン、ジェニー・ライト ほか





“ ぼくたちの失敗 “ / 森田童子




コメント

こんにちは

「セント・エルモス・ファイアー」はまだ観てないけど、
音楽は学生時代によく聴いてました!
この映像を見てるだけで、何だか切なくなってきますね〜。
誰もがきっと、若い時分にはバカをやってるんですよね。

懐かしい!

YAスター大集合ですね。

えーと、今回はちょっとブログの雰囲気が違いますね。

RCサクセションの“ヒッピーに捧ぐ”の状態なんでしょうか・・・。

恥ずかしながら

実は、ワタシこの名作観てないんです…。
たしか、これをモチーフにしたのが、「愛というなのもとに」でしたっけ…、
これを機に、必ず観てみます!!

おはようございます。

この作品紹介
最高です。

いつもの感じと違うのですが、「個性的」な
私?の心に沁みました。

今の職業と重ね?
生き様がそのまま、その方の終わり方につながって。
多くの方の終焉を思い出しています。
その方たちは、自分には到底できない生き方で、
もしかしたら、どこかで羨ましくもあり、悲しい。

優等生には、考えられない生き方

そして
つかりこさんの優しさが伝わってきました。

「ぼくたちの失敗」

「高校教師」を思い出しました。
非現実的でしたが、本当にあるかも知れないな内容でした。
教師との恋愛、異常な親子愛

上記作品を制作された方の時代背景が影響している曲でしょうか。
好きな詩です。

おっと、映画ですが・・・
是非観てみたいと思いました。

懐かしい映画ですね~
でも内容覚えていない・・・^^;

ロブ・ロウ!懐かしい!
近年はどうなんでしょう?活躍しているのかな?
ちょっとググッてみたら、
大分、貫録のある顔に変身していました^^;
メリッサ・ギルバートとの恋仲が懐かしく思い出されましたよ。

つかりこさんがこの映画を捧げたかったその方に、
その想い、きっと届いてますね☆
思いは時空を超えて届くものだから☆


Re: こんにちは

里花さん、コメントありがとうございます。

> 「セント・エルモス・ファイアー」はまだ観てないけど、
> 音楽は学生時代によく聴いてました!
> この映像を見てるだけで、何だか切なくなってきますね〜。
> 誰もがきっと、若い時分にはバカをやってるんですよね。

↑この「愛のテーマ」と「Man in Motion」という主題歌は、
'80年代にはラジオなどでよくかかりましたよね。
僕にとっても青春時代を思い出させる1曲ですわー。
仕事が駆け出しで、ものすごく忙しかった時代ですが。

社会人になって4年目くらいでしたでしょうか、
新卒の元気なやつが入社して来まして、
よくつるんでバカをやりました。
そんなことを思い出させる映画です。
夢と現実のギャップを埋めたくて、
“学生がえり” のような行動をとって騒いだりしてだんですねぇ。

あ、映画の若者たちは、そんなにひどいバカはやりません。
大学を卒業して働いているけど、
現実の社会にもまれてあえぐ仲間の愛と友情の物語、って感じです。
お時間ある時にでも、ぜひぜひどうぞ。

Re: バニーマンさん、コメントありがとうございます。

> 懐かしい!
>
> YAスター大集合ですね。

↑そうですねー。
この出演者たち、その後、けっこう目立ちましたよね?
でも、「青春もの」で売れた俳優って、なかなか「おっさんもの」や
「おばさんもの」まで活躍できないことが多いかもですね。
ロブおじさんなんて、見たくないですもんね。
デミ・ムーアが一番出世したでしょうか?
個人的には、アリー・シーディが好きでした。

> えーと、今回はちょっとブログの雰囲気が違いますね。
>
> RCサクセションの“ヒッピーに捧ぐ”の状態なんでしょうか・・・。

↑すみません。
自己満な記事を書いてしまいました。

以前から、卒業シーズンに向かってこの映画の記事を書こうと
用意していたのですが、その直前に記事に書いたような後輩が
不遇な亡くなり方をしてしまいまして、
しばらく迷っていたのですが、書き残すことにいたしました。

ちょいと暗くなってしまって、ごめんちゃいですー。

Re: 恥ずかしながら

カッパ師匠、コメントありがとうございます。

> 実は、ワタシこの名作観てないんです…。
> たしか、これをモチーフにしたのが、「愛というなのもとに」でしたっけ…、
> これを機に、必ず観てみます!!

↑そう言われていますよね。
野島伸司さんは、この映画が好きなんだそうですね。
思えば、「男女7人」とか「同じ学校」とか「同じ部活」出身で、
仲間どうしで三角関係になったりとか、
くじけた友達をなくさめたりとか、似てる設定の映画&ドラマがたくさんあります。
この映画は、“青春群像ドラマ” の典型を生んだ作品と言えるかもしれませんね。

'80年代の『アメリカン・グラフィティ』とでも言いましょうか。
よくできた作品だと思います。
ぜひぜひ、おすすめですー。

きっと

『セント・エルモス・ファイアー』
観てないけれど、つかりこさんがEさんに捧げる映画だったと同じく、Eさんもきっと、つかりこさんに捧げたい映画だったのかと想像します。
つかりこさんのせつない優しさを文章から感じると同時に、夢と現実のギャップを受け入れられない若さが悲しく思え、、、
Eさんを考えさせられました。


Re: おはようございます。

Miyuさん、コメントありがとうございます。

> この作品紹介
> 最高です。

↑お褒めにあずかり、ありがとうございます。
ちょっと気持ちの悪い自己満足な文章になってしまいましたが、
たまにはそういう気分の時もあるんでっさー、
許してください。

> いつもの感じと違うのですが、「個性的」な
> 私?の心に沁みました。

↑時々、詩人を気取ったり、小説家をのフリをしたりしてる記事が
出てきたりしますので、ウザい時はすっとばしてくださいねー。

> 今の職業と重ね?
> 生き様がそのまま、その方の終わり方につながって。
> 多くの方の終焉を思い出しています。
> その方たちは、自分には到底できない生き方で、
> もしかしたら、どこかで羨ましくもあり、悲しい。

↑どんなご職業なんですか?
看護師さん?医師?ちょっと興味が湧きます。
自分は、太く・短く生きたいと思っているのですが、
それにはやっぱり健康でないとねー。
あ、健康だと長くも生きられるかあ。

> 優等生には、考えられない生き方
>
> そして
> つかりこさんの優しさが伝わってきました。

↑そうそう、記事の「彼」は、職業人としてはけっして優等生ではなかったんですが、
なぜかいろんな人に好かれる人でした。
社会人になっても酔っぱらってめちゃくちゃやって、
まわりからは楽しそうに見られていましたが、
仕事のことやら、人間関係のことやら、売上のことやら
いろんなことに押しつぶされちゃって、
長く心療内科のお世話になる生活を送っていました。

当時は、「この程度のプレッシャーにやられるなんて、弱すぎ」
と思っていましたが、人間、みんなそんな身の回りのストレスに
どんどん削られて生きているんだなー、って最近わかるようになってきました。

> 「ぼくたちの失敗」
>
> 「高校教師」を思い出しました。
> 非現実的でしたが、本当にあるかも知れないな内容でした。
> 教師との恋愛、異常な親子愛
>
> 上記作品を制作された方の時代背景が影響している曲でしょうか。
> 好きな詩です。

↑どうしても、あのドラマを思い出してしまいますよね。
でも、ココではそういうつもりはなかったんですよ。

この曲の意図もあのドラマとは全然関係なくて、
たぶん、学生運動を一緒にやりながら、道を踏み外してしまって
だんだん退廃的になっていった、自分か仲間か彼か彼女のことを
思い出している歌だと思います。

僕的には、学生運動やその時代とまったく関係ないのですが
(そういう年齢でもないんですよ)、
一緒に仕事に立ち向かったのに、こわれてしまって、
最後まで戻ってくることのできなかったEに捧げる思いで
この曲を張りつけてみました。

> おっと、映画ですが・・・
> 是非観てみたいと思いました。

↑同じ学校を卒業した仲間が、社会人になってからいろんなトラブルに
出くわすハナシです。(笑)
学生時代に抱いていた夢や悪ふざけの楽しさや恋心が少しずつ失われていくのを
黙って流されるやつ、我慢できずにおかしくなっていくやつ、
社会の海をうまく泳ぐやつ・・・みんなある意味大海に投げ出された
小舟のように生きてます。
溺れそうになった時、彼ら彼女らにとっての「セント・エルモスの火」とは
何なのだろうか?
・・・ってなハナシです。

びっくりするような爆発が起きたりはしませんが(笑)、
じわーっといい作品だと思います。
お時間のある時にでも、ぜひどうぞ。

この映画は観たいと思いつつ未だ観ていない作品のひとつです。
学生時代には戻りたいとは思わないけど
いろんな仲間が大勢いて本当に面白かった。
でも、社会に出たらあれもこれも思ったようにはいかなくて
一番20代の中頃がしんどかった気がします。
Eさん・・・早世した友達って、心になにやら残していきますよね。
私にも一人います。やはりハチャメチャな同級生でしたよ。

森田童子、懐かしいです。

Re: ももこさん、コメントありがとうございます。

> 懐かしい映画ですね~
> でも内容覚えていない・・・^^;

↑ですよねぇ。
かなり古いですもんね。

社会に出て思うように行ってない若者たちの恋と友情の物語、です。
もし、観られる機会があるようでしたら、
“忘れてるまま” 観た方がよろしいかと。(笑)

> ロブ・ロウ!懐かしい!

ロブ・ロウ、僕はよくデビューした頃のブラッド・ピットを観て
思い出していました。
ちょい悪なイケメン。
でもブラピは、プロデューサーをやって大作を作ったりして、
映画界の大物になりつつありますね。

ググってみたら・・・おお、見事なおっさんに!

> つかりこさんがこの映画を捧げたかったその方に、
> その想い、きっと届いてますね☆
> 思いは時空を超えて届くものだから☆

↑だといいのですが。
ろくなやつでなかったはずですが、
みんなからすごく愛されるやつで、いま、友人たちみんなが泣いて
彼の死を惜しんでいると思います。

あたたかな言葉、ありがとうございました。

Re: きっと

きたあかりさん、コメントありがとうございます。

> 『セント・エルモス・ファイアー』
> 観てないけれど、つかりこさんがEさんに捧げる映画だったと同じく、Eさんもきっと、つかりこさんに捧げたい映画だったのかと想像します。

↑あ、そうですね。
Eがこの映画を知っていたかどうかはわからないですが、
いま、彼と一緒に観ていたら・・・「あるある!」なんて言い合えたに違いないと思います。
何よりも、彼に生きる気力を与えることができたかもしれません。
僕は、この映画からたくさんのエネルギーをもらっていますよ。

> つかりこさんのせつない優しさを文章から感じると同時に、夢と現実のギャップを受け入れられない若さが悲しく思え、、、
> Eさんを考えさせられました。

↑村上春樹氏も『ノルウェイの森』で、
同じようなことを言っているかと思いますが、
「夢と現実のギャップとどう折り合いをつけていくか」、
「人は少しずつ自分を失い続けながらも、どう生きていくか」、
ということにいつかは直面するんだと思います。
それが青春の悩みであり、大人への “壁” だと。

それをうまく突き破れない人は、生きながらも死ぬし、
ホントに死んでしまいもする、ということを
いまさらながらに、Eを見てきて思います。

Re: さとちんさん、いつもありがとうございます。

> この映画は観たいと思いつつ未だ観ていない作品のひとつです。

↑古い名作なのに、皆さんの“観ていない率” が高いので、なんでか考えてみたら、
この映画って日本はバブルの絶頂期にリリースされたんですねー。
みんな、仕事や遊びでそれどころじゃなかったのかもしれませんね。

それと、内容が当時の日本人の心情とマッチしていなかったのかも。
当時のアメリカは不況を抜け出す前の時代で、
学生やヤング社会人にも何かとつらい時代だったかと記憶しています。
アメリカでは、そういう前提で作られて封切られた作品なのでヒットしたんでしょうけど、
日本の若者はその真逆で、就職も給料もめっちゃいい時代だったはず。
(僕はものすごく忙しいだけで、ちっともいい思いをしてませんでしたが)
だから、日本人はこの映画を観る気分じゃなかったんじゃないかと思いました。

> 学生時代には戻りたいとは思わないけど
> いろんな仲間が大勢いて本当に面白かった。
> でも、社会に出たらあれもこれも思ったようにはいかなくて
> 一番20代の中頃がしんどかった気がします。

↑そういうしんどさを知っている方なら、きっと感動できると思いますよ。
あー、ひょっとするといまの若者の中にも、この映画がマッチする人が
たくさんいるかもしれませんね。

> Eさん・・・早世した友達って、心になにやら残していきますよね。
> 私にも一人います。やはりハチャメチャな同級生でしたよ。

↑そうですか、根っこはいいやつだったでしょ?
“バカなやつほどかわいい” というと失礼かもしれませんが、
いまから思えば、もっと力になってあげればよかった、って
彼の不憫さが自分にも返ってくるので、余計にグサッと来ています。

> 森田童子、懐かしいです。

↑他の方へのレスにも書きましたが、
森田童子は'70年前後の東京で青春を過ごした人で、
学生運動の後半に関わっていたらしいんです。
デビュー曲もそれに関わる恋人なのか友達なのかの急死を描いたものと言われています。

この曲も、ただ単に当時の恋人か友達の思い出を歌ったのではなく、
当時、アナーキーな生活を送っていた頃の恋人か友達を思い出して
いるのではないかと思います。

この曲、Eに捧げるのに何かないかな、と深く考えずに探して貼りつけたのですが
(いやホントです)、皆さんのコメントに応えていくうちに、
そういえばこの曲、森田童子好きの野島伸司さんの『高校教師』のテーマソングであり、
『セント・エルモス・ファイアー』も、そのオマージュとして『愛という名のもとに』を書くほど
野島さんの好きな映画だったということに気づきました。
何なんでしょう?この野島つながり。
おお、不気味。

おつかれのところ、コメントいただきまして、
ありがとうございました!!

こんばんは
社会人になっても学生気分が抜けない人はいるなと思います。

Re: ネリムさん、コメントありがとうございます。

> こんばんは
> 社会人になっても学生気分が抜けない人はいるなと思います。

↑ジコ満な文章でわかりずらくてすみませんです。
すばり書きますね。

Eは、入社当時から、飲んで騒ぐ系ではピカイチの才能というか、
ハメばすしの大王だったんです。
その頃は、僕もよく一緒に街に繰り出していました。

仕事では、不真面目なところはなくて、ほがらかな人間で、
クライアントからも下請けからも、同僚からも好かれる
とっていいやつだったんです。

でも、仕事はできるというほうではなくて、
おまけに少し線の細いところがあって、
仕事の締切や各方面のダメ出しや人間関係や売上のプレッシャーなんかで、
毎日、泥酔するようになって行ったんです。

始めはみんな、「また豪快に呑んでるかー」なんて言っていたんですが、
どうも、精神的にまいっていたんですねー。
会社に来ずに、平日の昼間に会社の近くのコンビニの前で酔いつぶれて
いたりするようになって、とうとう会社をやめて病院のお世話に
なることになったんです。

それから、ずっと治療を続けていて、幾度か新しい会社に就職したりしてたんですが、
なんとなくうまく行かず、とっくに定年退職してる親のお世話になっていたんです。

そいつが、ついこの前亡くなったんです。
ちょっと不遇な亡くなり方だったものだから、
「もっと、助けてあげられなかったものか」と後悔の念を込めて
書き残させてもらいました。

ネガティブなハナシに巻き込んでしまって、すみませんでした。

つかりこさん、今晩は。

森田童子、高校生の時に高知でライブ行きました。暗い歌が多く周りの誰も好きではなかったので、一人で行ったような気がします。LPも何枚か持っています。親に隠れてこっそりと聴いていました。ドラマ「高校教師」が放映された時は社会人になっていましたが、よく森田童子を使ったなと驚いた記憶があります。

Re: 魔笛さん、コメントありがとうございます!

> 森田童子、高校生の時に高知でライブ行きました。暗い歌が多く周りの誰も好きではなかったので、一人で行ったような気がします。LPも何枚か持っています。親に隠れてこっそりと聴いていました。

↑ええーっ、いいなあ!森田童子のライブ!!
彼女のライブに行ったことのある人に初めて会いました。
(会ってないか・笑)
あんなにいたいけな声なのに、あのデカダンな歌詞、
思い切りハマリそうな気がします。

僕もレコードやカセットなどで音源はいくつも持っていますが、
魔笛さんが森田童子のファン(?)だったとは?!

> ドラマ「高校教師」が放映された時は社会人になっていましたが、よく森田童子を使ったなと驚いた記憶があります。

↑そうですよね。
あの曲の採用の理由は、脚本の野島伸司氏が森田童子の歌が好きだったからに他ならないはずですが、
その昔、森田童子がどんなイメージの歌手だったか知っていて、
なおかつ、テレビみたいな商業的な表舞台には出て来ないひとだと知っている人にとっては、
けっこうな驚きだったはずですよね。(僕も少なからず驚きました)

当時は森田童子は、ボロアパートの片隅や新宿の地下のジャズ喫茶で、
クスリやシンナーをやっているようなとんでもなく悪い子のイメージで
親や友達に内緒で聴いてしびれてたもんですよね。

'70年安保の前後に、学生運動をやっていたらしいんですね。
僕はオンタイムじゃないのでよくはわからないのですが、
学生運動って、本気で革命を起こそうと考えていた人たちと、
若者の一種の反抗期というか、流行というか、ファッションというか
熱病にかかるみたいな気分の人たちの2種類がいたとよく聞きます。

それで、運動の灯がしぼんだ後でも、そのデカダンな精神を持ち続けて
厭世的というか退廃的というか、そういう生活をプラプラやっていた人たちがいたようです。
森田童子がどこまで、そういう “学生運動くずれ” な生活をしていたのかはわかりませんが、
彼女の歌の根幹は、そういう気持ちや出来事でできているのだと思います。

いま、YOUTUBEなどの若い人の投稿コメントを読むとおもしろいですよ。
彼女の透明感のある声やわかりにくい歌詞をポエムのように捉えて、
まったく悪い子扱いしていない感想がほとんどです。
それはそれでいいのですが。
非公開コメント

プロフィール

つかりこ

Author:つかりこ
北海道生まれ。広告制作会社勤務。スポーツ、飲み食い、音楽、読書、映画などなど、興味がゆらゆら。

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