ゆらゆら草

もう少し感受性を働かせれば、毎日がスペシャルになる。そう自分に言い聞かせて、 いろいろ感じたことを書きとめてみよっと。

人は母に育まれる ~ 『マダム・イン・ニューヨーク』  



藍音ななをさんのとこ「そらのごきげん -想天流転-」で、
お母さんについての素敵な詩を読ませてもらいました。
『朝の台所』
この映画を観たばっかりだったので、感動もひとしおだった。
ななをさん、ありがとう!



“お母さん” というと、何を思い出すだろう?
いろいろあるけど、僕にとっての一番は、朝ご飯を作ってくれているまな板の音なんだなー。
寝ぼけまなこ状態で聞く炊事の音は、お母さんに抱きつきたくなるほど愛おしい。
それがかけがえのないものだと、大人になってからのある日、ふと気づいた。

お母さんが、毎日決まった時間に朝ご飯のいい匂いを漂わせている。
お母さんが、毎日正しく生をつないでくれている。
みんな仲良く健康で、ウチの家庭はきちんとしてる、という安心を肌で感じていた。


それから・・・
眠くても寒くても朝早く起きたりして、大人は子供よりちゃんとしているんだ、とも思った。
嫌いなところがあったり、時々アタマにくることもあるけど、
大人は正しく誠実に生きているんだ、という尊敬も心のどこかで感じていた。


そうだ!
お母さんのまな板の音や味噌汁の匂いは、
子供が、愛情豊かで誠実な人に育っていくための魔法の呪文なんだよ。

そんなふうに今でも思う。



ぞ う さ ん     まど・みちお

ぞ う さ ん
ぞ う さ ん
お は な が  な が い の ね
そ う よ
か あ さ ん も  な が い の よ

ぞ う さ ん
ぞ う さ ん
だ あ れ が  す き な の
あ の ね
か あ さ ん が  す き な の よ



仕事仲間のMさんから借りた本に、田中和雄さんという編集者(『葉っぱのフレディ』などを編集)の
ハナシが載っていて、この『ぞうさん』のことが書かれていたんだよ。

この童謡の歌詞は、ぞうの子供とお母さんのことを
人間の子供とお母さんが仲良く歌い、聴くためのもの、って、サラッと捉えていたんだけど、
実はけっこう深い、ということに気づかされたのだ。

いじめや、親子愛、自分のアィデンティティ、
ひいては親の責任と子供の尊敬心など、いろんなことを考えさせられる詩
だったんだ。
これも、何の偶然か、この映画を観る少し前に知ったことだった。

母の日は、とっくに過ぎているのに、なぜだか母づいている今日この頃だ、というわけ。





お母さんって、大変な肩書なんだよなあ。
よく考えたら、やることが膨大な量だし、
休みが全然なくて、あっても分散的で休んだ気にならないでしょ?
子供のことオヤジのこと、近所のこと、家のこと、学校のこと、親戚のこと・・・
属性も多重人格的だもんね。

ホント、思い切り感謝しなきゃいけないのに、
オヤジは仕事の不具合の八つ当たりにするわ、
子供はダサイとか数学ができないとかバカにするわで、
マジでいやになってしまうんじゃないかと思う。
(男の他人に、そう言われるのも腹立たしいのかもしれない)



この映画は、そんな、家庭に埋もれてしまったお母さんが
ちょっぴり人生の喜びを取り戻すハナシなんだよ。

ホントはすばらしい女性なのに、オヤジはただのコックだと思っているし、
子供は彼女が英語を話せないことをバカにしてる
(インドでは英語は、元公用語。いまでも、ビジネスシーンや都会で使われる言葉なのだ)。

家庭のため、育児のためにどんだけの興味や時間を犠牲にしてきたと思ってんだ!
そんなとこを突っつくなんて、お前は人でなしか!ってことだよねー。

まあ、どっかにもありそうな切り口ではあるけれど、
これがインド映画だってことに驚かされるな。
もちろん、マサラ映画の片鱗はちゃんとあって、
ちょいと踊り出したり、説明的な歌詞の歌が流れたりもするけど、
全然マハラジャな感じではなくて、とても魅力的なドラマなんだよ。

彼女はアメリカに住む姉の子の結婚式の手伝いをするために、
家族よりひと足先に(5週間前)ニューヨークへ行くことになる。
英語ができない、家や暮らしのこと以外の世間のことは知らない。
だから、飛行機に乗って行って、現地で入国審査を受けるだけでも大変なめに合うんだな。

001ニューヨークに来た.jpg

このままじゃ、結婚式の本番だってやばいことになる。
というわけで、彼女は街頭で見かけた英会話スクールに通うことにするんだな、誰にも内緒で。
そこには、これまで忘れていたいろんな喜びがあったんだね。

002英会話仲間.jpg

003恋.jpg

そして、彼女は姪っ子の結婚式でスピーチをすることになる・・・。

004結婚式.jpg



主役のシュリデヴィっていう女優さん、きれいでしょ?
彼女は、2014年現在でなんと51歳?!
インドでは、超大御所の国民的女優らしいよ。

005ヴォーグ.jpg



うん、ありそうな、なさそうな、わかりやす過ぎるストーリーだけど、
けっこうおもしろかった!
感動しました。



006ラドゥ.jpg





007ポスター.jpg

●マダム・イン・ニューヨーク(ENGLISH VINGLISH)
2012 インド
上映時間:134分
監督:ガウリ・シンデー
脚本:ガウリ・シンデー
製作:スニール・ルッラー 、 R・バルキ 、 ラケシュ・ジュンジュンワラ 、 R・K・ダマニ
音楽:アミット・トリヴェディ
撮影:ラックスマン・ウテカー
編集:ヘマンティ・サーカー
配給:彩プロ
出演:シュリデヴィ、アディル・フセイン、メーディ・ネブー、アミターブ・バッチャン
   プリヤ・アーナンド、スジャーター・クマール ほか
受賞:2012年 フィルムフェア賞 最優秀新人監督賞
   2012年 IIFAインド国際映画批評家協会賞 最優秀新人監督賞
   2013年 Stardust Awards 最優秀監督賞/最優秀新人監督賞
   2012年 トロント国際映画祭 観客賞ノミネート











コメント

No title

つかりこさん、ご紹介ありがとうございました。

実はね、私、変な言い方ですが母とは少し縁が薄いんですよ。
なので余計に自分が「母でいること」に思い入れがあるのか
もしれません。あ、とは言え同じ家にはずっと一緒に住んで
ましたし、母は本物の(ってへんな言い方ですが)生物的に
言う母なんですけど、役割的に「妹の」母だったりしたこと
もあって、子供の頃から「お母さん」ってなんだろうなぁと
よく考える子供でした。

そんななんかちょっと妙な世界観のせいか、お母さんでいる
立ち位置、今でも考えることが多いです。で、自分が憧れて
いた母親像に近づきたいなと思ったりするのが今の私の母親
の立ち位置だったりします。

子供の頃、馬鹿なこと言って母と笑い転げたりしたかったも
んねぇ。大人になってやっと母の立場や思いや考え方がわか
ってわだかまりも解けたんですけど、そこまで長かったなぁ。

で、この映画凄く気になります。探して見てみますね。
なかなかよさげです。楽しみです。

藍音ななを #- | URL
2014/12/05 01:56 | edit

こんにちは^^

「朝の台所」の詩を拝見させていただきました☆
私の朝もまさにこんな感じですよ^^;
更には、相方を起こす仕事もしています(汗)

小さい頃、2階の遠くの部屋に寝ている私たち兄弟の名を、
母は何度も叫んで起こしてくれました。
あの時の気持ちが今とてもよくわかります。
寒い朝は、コタツで私達兄弟が朝身に着ける靴下等を、
温めていてくれました。
給食がなかったので、幼稚園から高校まで作ってくれました。4人分も!
本当にありがたいことでした。今頃気づきました。今気づいて本当に良かった^^

つかりこさんの小さい頃のお話も良かったら聴かせて下さいね^^

それにしてもこの女優さん、若くてきれ~い☆ 
いずれ迎える年齢ですが、とても励みになりました。
自分磨き頑張らなくっちゃ^^

動画の歌もしみじみとして良いですね♪^^


今日もつかりこさんにプレゼントいただきました。
いつも本当にありがとうございます☆


ももこ

ももこ #- | URL
2014/12/05 15:16 | edit

こんにちは

あ、「マダム・イン・ニューヨーク」気になってた映画でした。
やっぱり面白そうですね。近いうち観たいなあ。
でもこの方、51歳!?
すごいきれい!
日本の「美魔女」なんて目じゃなくて、ほんとに美人ですね!

私の実家はずっと朝パンだったので、まな板とんとん、はなかったです。
でも、コーヒーの香りや、パンをトーストする匂いや卵を焼く匂い、朝独特の匂いは幸せに包まれてたなあと思います。
学校から帰ってくると、洗濯物や干した布団がお日様の匂いで、それも好きでした。
お母さんがいるだけで嬉しくて、大好きだったなあ。
それなのに、八つ当たりしたり、嫌なこと言ったりもずいぶんしました。
母はまだ健在ですが、いろいろ思い出しちゃいました。

里花 #- | URL
2014/12/05 17:19 | edit

No title

こんばんは。

いやいやホントに母親って大変ですね。

家族の中では一番早く起きて、家事すべてを担当して、
共働きだとそのあと仕事もして(ウチはそうでした)、
そのわりにあまり感謝されず・・・(感謝しています!)、
ちゃんと親孝行しないとね!

この映画は知りませんでした。

“きっと、うまくいく(2009)”を観てから、インド映画に
対する認識が変わりました。
この作品観ていないならオススメです↓
http://oukei1963.blog90.fc2.com/blog-entry-311.html

最近では“チェイス!”も評判ですし、この「マダム・イン・ニューヨーク」も観たいです。


バニーマン #- | URL
2014/12/05 20:45 | edit

Re: 藍音ななをさん、コメントありがとうございます!

そうかあ、ウチもそうでしたけど、長男、長女で、子供の頃
「なんで、妹(弟)にばかりやさしいんだ?」という気持ちで
育った知人はけっこういますよね。
自分が多感な時期だとかなり根に持って、
親の方も、「なんだか変な子だねぇ」なんて思って、
負のスパイラルに陥ったりするんじゃないでしょうか。
親だって人間なので、子供と常にスーパーマンのように接することは
できないのでしょう。
親の欠点を反面教師として捉えるというのも、よくあることだと思います。

僕も場合も、特に馬鹿なこと言って母と笑い転げたりするような
仲でもなかったし、むしろ口を開けば厳しいことばかりで
反抗期には険悪な状態にもなったりしていたんです。
(過去形で言っていますが、健在です・笑)

まあ、ウチの親は子供たちを概してほったらかしで、
特別に母親の愛情を感じるとような出来事はなかったはずなんですが、
ある時、一見毎日のあたりまえのように思える、朝の炊事の音や匂いって、
思えば自分は「安心感」をもらっていたなあ、と思い出したことがあったんです。
逆に家の中が散らかっている時があったりすると、
「不安」な気持ちになったりもしていました。

そんなことを思い出して、ああ、母親の愛情って、
本人が知っているかいないかは別として、
そんな毎日の家事の繰り返しの中にあるんだなあ、って思うようになったんです。
いまでは、母にとても感謝しています。

あ、炊事や掃除は母親がやらなくちゃ、って言いたいんじゃないですよ。
僕にとっては、そういう思い出があるということです。
人によって母の愛情を感じることっていろいろだと思うんです。

つかりこ #- | URL
2014/12/06 03:24 | edit

No title

> ホントはすばらしい女性なのに、オヤジはただのコックだと思っているし、
> 子供は彼女が英語を話せないことをバカにしてる
こんな美人の奥さんをただのコックだと思ってるオヤジの目は節穴か?!
こんな美人のお母さんだったらそれだけで自慢だろうが!!
・・・と思うんですけど〜。

この映画、NHKの朝の情報番組で紹介されていましたよ。
この番組で紹介される作品ってなかなか選択がよくていつも参考にしています。

私も子どもの頃の朝は懐かしいです。
平日は仕事があるのでゆっくり料理なんかする時間がない母でしたが
休みの日の朝だけは、鰹節を削る音が聞こえてきて
そのうちお味噌汁のいいにおいがしてきて
・・・そうですね、包丁トントンより
私には鰹節をシャッシャッと削る音が一番記憶に残っているな〜。
あの頃はちゃんと自分で削っていたんですよねぇ。

でも、母とは子どもの頃から相容れないものがあって
好きだけど苦手、気になるけど干渉してほしくない
いまだにそんな存在です。
私も母を反面教師としてしてきたところがあって
おかげで私と娘たちとの関係は良好です。
これこそ一番母に感謝すべき点かもしれない。
あ〜母子関係ってむずかしいですよね〜。

さとちん #- | URL
2014/12/06 11:34 | edit

No title

良い話しだなあ、としみじみしていたら、女優さんの美貌が全て持って行ってしまった(笑)ゾクゾクゾクゾク、ほんとヤバイでしょ!さすが世界一の映画生産大国、近年のインド映画は良作が多いです。
実は自分の母は、ほぼ寝たきりの生活を送っています。もうかれこれ2年経つでしょうか。今は一緒に住んでいる妹とヘルパーさんが世話をしてくれています。妹には感謝以外の言葉がありません。
そして今頃になって自分のこれまでの人生の後悔と不甲斐なさに悔いる毎日です。両親には迷惑ばかりかけて親孝行らしいことをしてやれなかった。
今は母の元気な声と姿を見れることがなによりも嬉しい。母の笑顔を長く見ていたい。だから僕は頑張っていきます、母が笑顔でいてくれるために。

ヒッシー #- | URL
2014/12/06 20:12 | edit

いろんなお母さん

人それぞれ個性があって、もちろん、お母さんだって、個性があると思います。
「やることが膨大な量だし、休みが全然なくて、あっても分散的で休んだ気にならないでしょ?
子供のことオヤジのこと、近所のこと、家のこと、学校のこと、親戚のこと・・・属性も多重人格的だもんね。」
そういうお母さんもいるとは思いますが、そうじゃあないお母さんもいます。

お母さんが、毎日決まった時間に朝ご飯のいい匂いを漂わせている。
これは、お父さんだっていいような・・?

家庭それぞれ、いろいろで良いと思います。家庭内、穏やかに幸せなら。もっと言えば、それが家庭ではなくても、施設でも。

性によって、役割があった過去は否定しませんが、いろんな家庭がありますからね~。


でも、この映画は、そんなお母さんなのでしょうか?
気にはなっていたんですが、観ていないのです~。

つかりこさんが感動されたなら、とっても観たくなってきました!

インド映画、「きっとうまくいく」は、自分としては好みじゃあなかったですが、「巡りあわせのお弁当」は良かったです。さてさて、これはどうかしら?楽しみです。ありがとうございます。

きたあかり #- | URL
2014/12/06 22:18 | edit

Re: こんにちは^^

ももこさん、コメントありがとうございます!

> 「朝の台所」の詩を拝見させていただきました☆
> 私の朝もまさにこんな感じですよ^^;
> 更には、相方を起こす仕事もしています(汗)

↑あ、そうか、僕も目覚ましが鳴っても起きていない時、
起こしてもらっていたっけ。
感謝しなくちゃですねー。

> 小さい頃、2階の遠くの部屋に寝ている私たち兄弟の名を、
> 母は何度も叫んで起こしてくれました。
> あの時の気持ちが今とてもよくわかります。
> 寒い朝は、コタツで私達兄弟が朝身に着ける靴下等を、
> 温めていてくれました。
> 給食がなかったので、幼稚園から高校まで作ってくれました。4人分も!
> 本当にありがたいことでした。今頃気づきました。今気づいて本当に良かった^^
>
> つかりこさんの小さい頃のお話も良かったら聴かせて下さいね^^

↑ウチの母親は、稼業のからみもありましたが、朝起きるのが早くて
朝3時半頃には起きていましたねー。
そして、僕と妹が幼稚園と高校の時に、朝食と弁当を作ってくれていました。
晩ご飯も全然不足はなく、毎日しっかり食べさせてもらいましたねー。
反面、洗濯と掃除はかなり不得意だったようです。

ウチは両親ともかなり放任主義で、いろんなことを咀嚼して教えてもらったとか
親と仲良しだったという思い出はあまりないのですが、
礼儀に反することをしたりして、何度もがっつり怒られたことや
風邪をひいたりてんかんを起こしたりした時に看病してくれたことなどは
強い印象で記憶に残っています。

そういうことにももちろん感謝しているのですが、
大人になったある時にふと気づいたのがこの朝ご飯の時の記憶なんです。
これについては、ありがとうの気持ちばかりでなく、特別な感情がわきます。
大人が毎日きちんとやる姿を見ることで、大きな安心感と
誠実に生きるべきことを教えられたような気がしてるんです。
自分がグレたりせず、社会や家族と道を踏み外すことなくやっていられるのも
そのおかけだとさえ思っています。

特に、マザコンだという訳ではないんですよ。
親子の関係はよくあるような関係だったと思います。
むしろ、普通より冷めた関係だったかもしれませんね。
いまは、離れて暮らしていますし、母親も病気をかかえた老人なので
また別の問題と感情をもって暮らしているのですが。

> それにしてもこの女優さん、若くてきれ~い☆ 
> いずれ迎える年齢ですが、とても励みになりました。
> 自分磨き頑張らなくっちゃ^^

↑んー、ももこさんは、51歳より若いんですね。(バレたよ)
「美と若さを保つ方法は?」との質問に、この女優さんは
「油ものをあまり食べないことと、水をたくさん飲むこと」だそうです。

> 動画の歌もしみじみとして良いですね♪^^

↑この人は、オフコースの結成時からのメンバーの2人のウチの1人、
小田和正さんの親友の鈴木さんです。
いまも1人やコラボで音楽をやっています。
生きているうちに、オフコースの再結成を見たいです。

> 今日もつかりこさんにプレゼントいただきました。
> いつも本当にありがとうございます☆

↑いやいや、とんでもないです。
つたない記事におつきあいくださいまして、ありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

つかりこ #- | URL
2014/12/07 05:26 | edit

Re: こんにちは

里花さん、いつもありがとうございます!

> あ、「マダム・イン・ニューヨーク」気になってた映画でした。
> やっぱり面白そうですね。近いうち観たいなあ。
> でもこの方、51歳!?
> すごいきれい!
> 日本の「美魔女」なんて目じゃなくて、ほんとに美人ですね!

↑うんうん、すごいきれいですよね。
この人は特別な遺伝子でも持っているんでしょうね。
本人いわく、「油ものを控える」のと「水をたくさん飲む」のが
若さの秘訣らしいですが、それだけで済めば誰も苦労しませんよねぇ。

> 私の実家はずっと朝パンだったので、まな板とんとん、はなかったです。
> でも、コーヒーの香りや、パンをトーストする匂いや卵を焼く匂い、
> 朝独特の匂いは幸せに包まれてたなあと思います。
> 学校から帰ってくると、洗濯物や干した布団がお日様の匂いで、それも好きでした。
> お母さんがいるだけで嬉しくて、大好きだったなあ。
> それなのに、八つ当たりしたり、嫌なこと言ったりもずいぶんしました。
> 母はまだ健在ですが、いろいろ思い出しちゃいました。

↑そうそう、そういうことです!
ご家庭によって、いろいろだと思いますが、お母さんやお父さんの働く姿に
ついて書きたいと思ったんです。
僕が言いたかったのは、「あの時のおかあさんは優しかったなあ」というのとは
ちょっと違って、“毎日、家事をしている人の姿を子供が見る” ということは、
きっとその子の人間形成に大きな影響を与えるんだろうな、ということなんです。
ただ感謝している、というのではなく、毎日ちゃんと家庭生活が守られている「安心感」や「安定感」、
大人のまじめな部分や子供より優れている部分を毎日見ることで、
理屈じゃなく心理学的に「日常から得られる幸福感」や「大人への尊敬」なんかが
育まれているのではないかということなんです。

できれば、実験をして論文のひとつも書いてみたいと思っているところです。(笑)

つかりこ #- | URL
2014/12/07 06:17 | edit

Re: バニーマンさん、コメントありがとうございます!

> 家族の中では一番早く起きて、家事すべてを担当して、
> 共働きだとそのあと仕事もして(ウチはそうでした)、
> そのわりにあまり感謝されず・・・(感謝しています!)、
> ちゃんと親孝行しないとね!

↑んー、耳が痛い。
僕も親不孝ばかりかけて、ちっともお返しができてない。
いまは、遠く離れているので、余計にそう感じてます。

> この映画は知りませんでした。
>
> “きっと、うまくいく(2009)”を観てから、インド映画に
> 対する認識が変わりました。
> この作品観ていないならオススメです↓
> http://oukei1963.blog90.fc2.com/blog-entry-311.html
>
> 最近では“チェイス!”も評判ですし、この「マダム・イン・ニューヨーク」も観たいです。

↑記事を拝見しました!
うんうん、僕もバニーマンさんとまったくおんなじ感想です。
インド映画を見る目が180度変わりました。
“チェイス!” は予告編をみましたが、アーミル・カーンが大活躍ですよね。
ますます、おもしろくなってきました、インド映画!

「マダム・イン・ニューヨーク」は、ひねりが全然ないまっとうな作品で、
インドでも上流階級のお母さんのハナシですが、
世界中のお母さんが、同じような想いを抱いているんだろうな、という感慨と
インドもこういうテーマをドラマにするほどの成熟社会なんだなー、
という感心が得られる作品だと思います。

それともうひとつは、民族衣装を来たインド女性がニューヨークで
実に凛として行動するようすを見ると、
インドが、国としてのプライドやイデオロギー、いまの成長力に
胸を張って躍動してしていることを象徴的に感じることができるのではないか
と思いました。

ぽんぽんハプニングが起こるような映画ではないですが、
よくできたドラマだと思います。

つかりこ #- | URL
2014/12/07 06:51 | edit

Re: さとちんさん、いつもありがとうございます!

> 私も子どもの頃の朝は懐かしいです。
> 平日は仕事があるのでゆっくり料理なんかする時間がない母でしたが
> 休みの日の朝だけは、鰹節を削る音が聞こえてきて
> そのうちお味噌汁のいいにおいがしてきて
> ・・・そうですね、包丁トントンより
> 私には鰹節をシャッシャッと削る音が一番記憶に残っているな〜。
> あの頃はちゃんと自分で削っていたんですよねぇ。

↑へぇー、鰹節を削る音というのは、すばらしいですね!
これは、家が料理やでもなければまず聞けない。
または、明治時代生まれ?(ごめん)

手間が大きい分、感じるものも大きいと思います。
どうりで、さとちんさんって素敵な女性だと思いました。
(一杯、おごりでお願いします・笑)

> でも、母とは子どもの頃から相容れないものがあって
> 好きだけど苦手、気になるけど干渉してほしくない
> いまだにそんな存在です。
> 私も母を反面教師としてしてきたところがあって
> おかげで私と娘たちとの関係は良好です。
> これこそ一番母に感謝すべき点かもしれない。
> あ〜母子関係ってむずかしいですよね〜。

↑うんうん、ウチもかなり近いですよ。
特に、仲が悪いとか、恨んだままとかはないのですが、
特に仲がいいということもなく、どちらかというと意見が食い違うことが
多かったと思います。
お互いに、嫌なところもあるだろうし、話し合っても相容れないと
わかっていることもたくさんあるんです。
でもそう、その鰹節と同じです。
別にすごい母親だとは思っていなくても、朝の支度のことを思い出して
よくよく考えると、“親の背中を見て育つ” というのは
こういうことなんだと気付いたということなんです。
まあ、ロクな人間に育っていませんがねー。

つかりこ #- | URL
2014/12/07 07:19 | edit

Re: ヒッシーさん、ご訪問ありがとうございます!

ヒッシーさん、ホントにコメントありがとうございます。

実はウチも似たような状況なんですよ。
母は、寝たきりではないのですが、近年、病気を患っている状況でして、
入退院を繰り返したり、退院しても週に何度も病院通いをしています。
歩くのもままならなく、実家は北海道で僕は所沢なので、
妹夫婦やヘルパーさんが面倒を看てくれているんです。
ホント、妹には頭があがりません。
いま、近くで恩返しができない状況へのもどかしさも手伝って、
過去の親不孝や疎遠を悔いているところです。

ヒッシーさん、それならなおさら腰痛等まずご自身の体を健常にしなくちゃです!
そして、親がびっくりするようなご活躍を!
ヒッシーさんの明るさがあれば、ぐいぐい乗り切れると思っています。
なんか、親戚のおっさんみたいなコメ返しになってしまってすみません。
がんばって!

つかりこ #- | URL
2014/12/07 12:58 | edit

No title

ありがとう!元気が出てきましたよ!お互い頑張っていきましょう!

ヒッシー #- | URL
2014/12/07 20:33 | edit

Re: いろんなお母さん

> 人それぞれ個性があって、もちろん、お母さんだって、個性があると思います。
> 「やることが膨大な量だし、休みが全然なくて、あっても分散的で休んだ気にならないでしょ?
> 子供のことオヤジのこと、近所のこと、家のこと、学校のこと、親戚のこと・・・属性も多重人格的だもんね。」
> そういうお母さんもいるとは思いますが、そうじゃあないお母さんもいます。

↑そういうお母さんのほうが多いのでは?

> お母さんが、毎日決まった時間に朝ご飯のいい匂いを漂わせている。
> これは、お父さんだっていいような・・?
>
> 家庭それぞれ、いろいろで良いと思います。家庭内、穏やかに幸せなら。
> もっと言えば、それが家庭ではなくても、施設でも。
>
> 性によって、役割があった過去は否定しませんが、いろんな家庭がありますからね~。

↑そうですね、いろんなお母さんがいますし、
家事をお父さんやおじいちゃんや施設の人、その他の人など、誰がやってもいいのです。
僕はジェンダー信奉者ではないんですよ。
藍音ななをさんへのコメ返しに書かせていただいたように、
炊事や掃除は母親がやらなくちゃ、って言いたいんじゃないです。
ウチの母は、毎日、朝ごはんを作っていたということです。
そう、たまたまウチの家庭では、母がやっていたんです。
この映画はお母さんをテーマにしたものなので、
かねがね自分の母について思っていたことを書かせてもらったわけです。
父が朝ご飯の支度をやっていたとしたら、
この映画の紹介には書かなかったかもしれませんね。(笑)

僕が言いたかったのは、朝ごはんを作るのが誰であるべきか、とか
「あの時のおかあさんは優しかったなあ」というのとは違って、
“毎日、家事をしている人の姿を子供が見る” ということは、
きっとその子の人間形成に大きな影響を与えるんだろうな、ということなんです。
ただ感謝しているというのではなく、毎日ちゃんと家庭生活が守られている「安心感」や「安定感」、
大人のまじめな部分や子供より優れている部分を毎日見ることで、
理屈じゃなく心理学的に「日常から得られる幸福感」や「大人への尊敬」なんかが
育まれているのではないかということなんです。
それが、母親じゃなかった場合でも、僕がそう感じたかどうかはわかりませんが、
ウチのケースでは母親だったということです。

> でも、この映画は、そんなお母さんなのでしょうか?
> 気にはなっていたんですが、観ていないのです~。

↑「そんな」の意味がよくわかりませんが、
「子供のことオヤジのこと、近所のこと、家のこと、学校のこと、親戚のこと・・・」
のことだとしたらその通りです。
オヤジに料理だけはうまいと言われ、近所に手作りのお菓子を売ったり、
子供に英語ができないとバカにされ、三者面談に行って先生とも話し、
ニューヨークの姉の子も結婚式を手伝いに行くんです。

ただ、おしんの家庭のような苦節に見舞われているような家庭ではないです。
たぶん、インドではカーストの最上級に近いお金持ちの家ですね。
日本人が見ても裕福な家庭です。
まあ、それを無視して観ても、ある種のお母さんの持つ不満というものが
わかると思います。
ちなみに、監督・脚本は女性です。

> つかりこさんが感動されたなら、とっても観たくなってきました!
>
> インド映画、「きっとうまくいく」は、自分としては好みじゃあなかったですが、
> 「巡りあわせのお弁当」は良かったです。
> さてさて、これはどうかしら?楽しみです。ありがとうございます。

↑あらら、僕はどちらもおもしろかったですよー。
命題にしていることも表現も異なって、カテゴリーが違う映画だと思うので、
僕にとっては比較対象にならないんです。
おでんもカレーライスも好き、ということです。
でも、どちらかというとこの作品は、コメディタッチではないという意味で、
「巡りあわせのお弁当」のほうにテイストは近いかもしれません。

このお母さんの家庭状況や悩んでいることに、
うまく自身の気持ちを置き換えられない場合は、
観ても、根本的なところからおもしろくないかもしれませんね。

つかりこ #- | URL
2014/12/08 06:56 | edit

Re: ヒッシーさん、コメコメありがとうございます!

> ありがとう!元気が出てきましたよ!お互い頑張っていきましょう!

↑ありきたりな言い方ですみませんが、お互いがんばりましょう!
体を直さないと、がんばれないぜー、まじで。

つかりこ #- | URL
2014/12/08 07:01 | edit

No title

素敵なお母様に育てられたのですね。

つかりこさんの紹介される映画はいつも奥が深いです。
皆様のコメントも深いわ。

インド映画というと必ずダンスシーンがあり
ミュージカル要素が含まれていますがニューヨークが
舞台ならそのシーンは出てこないのかな?

ちっち #- | URL
2014/12/08 17:42 | edit

こんばんわ
母親との時間は大切なんだなと思いました

ネリム #oM6tt0T6 | URL
2014/12/10 17:04 | edit

Re: ちっちさんコメントありがとうこざいます。

> 素敵なお母様に育てられたのですね。

↑いやいやとんでもないです。
ウチはほったらかしでしたねー。
朝ごはんは、稼業の関係で早くから起きて作ってくれましたが。

> つかりこさんの紹介される映画はいつも奥が深いです。
> 皆様のコメントも深いわ。
>
> インド映画というと必ずダンスシーンがあり
> ミュージカル要素が含まれていますがニューヨークが
> 舞台ならそのシーンは出てこないのかな?

↑そうですよね。
この映画もダンスやオジリナルの歌が入るシーンがありますが、
かつてのようなマハラジャが大人数でド派手な踊りをするような
ことはなかったです。
シーンに対して説明的な歌詞の歌が入っていたりして、
なんか恥ずかしい感じの部分もありますが、
一曲だけいい感じの映像+音楽のシーンもありましたよ。

この作品は、そんなに奥が深いということはなく、
気軽に観られると思います。

それより、みなさんのコメントは奥が深いですねー。
ハナシのテーマが女性がだったりお母さんだったりすると
少しだけ反応がシリアスになるような気がします。
変なことを言うと、怒られる予感がしますね。(汗)

つかりこ #- | URL
2014/12/12 14:53 | edit

Re: ネリムさん、コメントありがとうございます!

> こんばんわ
> 母親との時間は大切なんだなと思いました

↑はい、家事の役割が必ずしもお母さんでなければ
ならないということはないと思いますが、
赤ちゃんの時にたっぷりと親の愛情が注がれないと
しっかりした子供に育たないとよく言われますよね。
それと同じように、決まった時間に食事のしたくがなされて、
できるだけ家族全員で食べる、というのは、
親への感謝や尊敬が培われる大切なポイントなのではないか
と思っています。

また、家の掃除がきちんとされているかいないかは、
子供やオヤジさんが出世するかしないかにつながっているような気がします。
(スピリチャアルな意味ではなくて)

つかりこ #- | URL
2014/12/12 15:02 | edit

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