ゆらゆら草
もう少し感受性を働かせれば、毎日がスペシャルになる。そう自分に言い聞かせて、 いろいろ感じたことを書きとめてみよっと。
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うどんと蕎麦のフュージョン

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そうだ、今日は家で蕎麦を食おう!
・・・というわけで、大晦日からしまってあった半生麺をゆでて
“納豆ぶっかけ蕎麦” を作ってみたよー。
おかずはシメジの天ぷらやほうれん草のバター炒めやら。


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なかなか、いい感じだねー。


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太めで、角が立っていて、色が濃いっしょ。


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付いていた出し汁は、関東風の「かえし」の醤油黒いやつじゃなくて、
西日本のかけ汁によく見られる、薄い色の魚出しのうま味の濃いやつだねー。
納豆にもぴったり!
こりゃ、うまいねー。

麺は、コシが強めで、粉の味もしっかり感じられるねー。
蕎麦の香りは、ちょっとうすいかなあ。

もちろん小麦粉も入っているんだろうけど、
このコシは関東の手打ちそばのコシとはちがうなー。
そう、これは “うどんのくに” のコシに違いない!

これは、おもしろいねー。
「うどんのコシと蕎麦の味覚の融合」だっ!


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006パッケージ裏.jpg


・・・だって、徳島の秘境・祖谷(いや)の蕎麦なんだからさ。
祖谷は、平家の落人がひっそりと棲んだ渓谷なんだよね。
いまの日本ではなかなか見られない深山の里・大歩危(おおぼけ)、小歩危、
いまにも落っこちそうな吊り橋「かずら橋」秘湯・・・
日本三大秘境、とくしま88景の一つとしていま、
日本人にも外国人にも大人気のところなんだなー。
そう、蕎麦の在来種もあるんだよ。


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合わせて呑んだのは、宮城県石巻のうまい酒「日高見(ひたかみ)」の純米 超辛口。
原材米ひとめぼれ、精米歩合60%で、日本酒度が+11!
超辛口だけど淡麗系ではなくて、濃厚系で米の味がしっかりするのに
甘味や雑味の少ない、僕好みの酒だぜ。

あー、うまい!!

映画カッパさん(http://kappacinema.blog.fc2.com/)
ありがとうございました!
おいしかったですよー!







♪ よー、そこの若いの / 竹原ピストル





♪ ARE YOU GLAD TO BE IN AMERICA? / James “ Blood ” Ulmer




アンラッキーはないよね?

スーパーマン(スーパー好きのこと)で、広告マンでもある僕としては、
見逃せない一品だったんだよなー。


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かわいいっしょ?

最寄品って、かわいいイラストが描かれているだけで、
能書きがなくても買わせることができるんだよなー。

うまかったっす。



おお、今日はいい天気ぃー!






♪ Morning Kiss / ジャンク フジヤマ


この声、誰かに似てるよなー(笑)。この中に、ちょっとした知り合いもいます。



♪ 氷のマニキュア / 山下達郎




会場中、涙と鼻水でぐじゅぐじゅ ~ キネ旬ベスト・テン表彰式

映画カッパさん(「映画的日記」http://kappacinema.blog.fc2.com/)、
ありがとうございました!!

キネ旬の表彰式に行って来たよー!

2014年にも招待券をいただいて、大雪の中行って来たんでしたねー。
で、2015年にも招待券を送っていただいたんだけど、
その時はなんと腸閉塞で入院してて、看護婦さんに譲ったんだっけ。

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そして、またまたまた、招待券をお譲りいただいて
貴重な機会をたまわりました。
ホントにホントにありがとうございました。



<文化映画ベスト・テン>
1位/ふたりの桃源郷

2位/あるアトリエの100年
3位/五島のトラさん
4位/表現に力ありや ―「水俣」プロデューサー、語る―
5位/クワイ河に虹をかけた男
6位/鍛金 ―玉川宣夫のわざ―
7位/さとにきたらええやん
8位/名塩雁皮紙 ~谷野剛惟のわざ~
9位/氷の花火 山口小夜子
10位/不思議なクニの憲法



<外国映画ベスト・テン>
1位/ハドソン川の奇跡

2位/キャロル
3位/ブリッジ・オブ・スパイ
4位/トランボ ハリウッドに最も嫌われた男
5位/山河ノスタルジア
6位/サウルの息子
7位/スポットライト 世紀のスクープ
8位/イレブン・ミニッツ
9位/ブルックリン
10位/ルーム

<読者ベスト・テン(外国映画)>
1位/ハドソン川の奇跡

2位/キャロル
3位/スポットライト 世紀のスクープ
4位/ルーム
5位/レヴェナント:蘇えりし者
6位/オデッセイ
7位/ブリッジ・オブ・スパイ
8位/スター・ウォーズ/フォースの覚醒
9位/ブルックリン
10位/トランボ ハリウッドに最も嫌われた男



<日本映画ベスト・テン>
1位/この世界の片隅に

2位/シン・ゴジラ
3位/淵に立つ
4位/ディストラクション・ベイビーズ
5位/永い言い訳
6位/リップヴァンウィンクルの花嫁
7位/湯を沸かすほどの熱い愛
8位/クリーピー 偽りの隣人
9位/オーバー・フェンス
10位/怒り

<読者ベスト・テン(日本映画)>
1位/この世界の片隅に

2位/シン・ゴジラ
3位/怒り
4位/君の名は。
5位/リップヴァンウィンクルの花嫁
6位/64-ロクヨン- 前編 64-ロクヨン- 後編
7位/湯を沸かすほどの熱い愛
8位/永い言い訳
9位/海よりもまだ深く
10位/淵に立つ

http://www.kinenote.com/main/kinejun_best10/



2月5日(日)、会場は「文京シビックホール」
「ふーん、文京区の区民会館だろ?」なんて思ってたら、とんでもない。
すげーでかくて、カッコいい建物だったよ。
まだ、新しいんじゃないのかな。
地下鉄丸ノ内線・後楽園駅直結。
そう、東京ドームの隣だよ。

002シビックホールロゴ.jpg

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開場する前にコーヒーでものんびり飲もうかな、
なんてボチボチ出かけたんだけど、開場1時間前だというのに大行列!
地下2階から、1階のホール入口までもう千人くらいは並んでいたー。

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もう、前のほうの席なんて望むべくもないので、
列になんか並ぶのはやめて、予定通りカフェでコーヒー飲んだった。(笑)



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さてさて、開場!
ロビーに入ると、おお、授賞式らしい雰囲気。
受賞者へ贈られた花のにぎわいさー!

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本物のトロフィなんかも展示されているじゃんかー。
いいね、いいね、気分が盛り上がってきたよー。

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よしよし、チンタラ席に着きましょ。

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まずは、各部門の1位受賞作品の上映会から。



『ふたりの桃源郷』<文化映画ベスト・テン第1位>

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2016 日本
●監督/佐々木聰
●製作/久保和成
●脚本/
●出演/田中寅夫、田中フサコ ほか

日本テレビ系の山口放送が、25年にわたって撮り続けた
テレビドキュメンタリーシリーズをまとめた映画。

戦後間もない頃、職も食もままならない都会を捨てて、
岩国(?)の山奥に自力で開墾移住して、電気も水道もない
自給自足の生活を続ける夫婦のハナシ。
なんと、そこで3人の子供を産み育て、その子供達も結婚して
都会で立派に暮らしているからすごい。

夫婦は、一度は大阪の都会に出て暮らすけど、やっぱり “山” へ戻ってしまう。
日々迫りくる老い。
だんだん、畑仕事もままならなくなってくる。
それを助ける、子供達夫婦。
みんなの気持ちを繋ぐものは、あの日見た “山” なのだ。
エコロジーとは、夫婦愛とは、家族とは、戦争とは・・・
たくさんのことを教えてもらったよ。

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上映会ののっけから、涙と鼻水の滝。
会場のあっちこっちから、すすり泣きが聞こえたなあ。
すばらしいドキュメンタリー!



『ハドソン川の奇跡(Sully)』<外国映画ベスト・テン第1位>

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2016 アメリカ
●監督/クリント・イーストウッド
●製作/クリント・イーストウッド、フランク・マーシャル、アリン・スチュワート、
    ティム・ムーア
●原作/チェズレイ・サレンバーガー、ジェフリー・ザスロー
●脚本/トッド・コマーニキ
●出演/トム・ハンクス、アーロン・エッカート ほか

2009年、ニューヨーク・ハドソン川に不時着して、
奇跡的に全員が生還した飛行機事故の実話を題材にした映画だよ。

これは、よくある、ただいたずらにドキドキさせる
「旅客機パニック映画」とはちょっと違うんだな。
もちろん、飛行機内のパニックも故障した飛行機が飛ぶようすも、
救出のようすも、極めてリアルなCGを使ったり、大がかりなオープンセットを使ったりで、
手に汗握るシーンがダイナミックに繰り広げられるんだけど、
それにさらに、「裁判モノ映画」の醍醐味も加えたおもしろさなんだなー。

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きっとこの映画は、9.11テロで悲嘆にくれたニューヨーク人、アメリカ人の不安や無力感を
おもいきりすっ飛ばしてくれる!
そういう意味では、「社会派映画」の隠し味も含まれている傑作なんだと思う。



会場、また涙と鼻水の渦。



『この世界の片隅に』<日本映画ベスト・テン第1位>

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2016 日本
●監督/片渕須直
●企画/丸山正雄
●プロデューサー/真木太郎
●原作/こうの史代
●脚本/片渕須直
●声の出演/のん、細谷佳正 ほか

すばらしいアニメだなあ!
ジブリの独特な空想の世界もいいけど、
こんな、上質な実写映画のようなセンスのアニメもいいなあ。

アニメって、実写ではやりずらい「表現の強調」を
絵の世界のこととしてやれるもんだから、
激しいことはすごく激しく、楽しいことはより楽しく、
悲しいことはすごく悲しく、悲惨なことはめっちゃ悲惨に描くことができるよね。
だから、わかりやすくなる反面、つい、くどいというか大袈裟というかな表現に
なりがちになっちゃうよなあ。

でも、このアニメ映画は見事に節制がきいていると思う。
戦争の、しかも広島の原爆被害の悲惨さを描いているんだけど、
『火垂るの墓』のようなストレートで目を伏せたくなるような表現でないんだな。
当時の広島と呉に暮らす、一人ののんびり屋さんの女性のリアルな生活を
ほのぼのと描いた作品
なんだよ。

当時の街の風景描写なんかも、徹底的にリアルにこだわったみたい。
学校生活あり、不器用な恋や愛があり、昔ながらの結婚あり、
暮らしの中の嫌なこと、うれしいこと、美味しいことあり・・・
どちらかというとほのぼのとしたコミカルなタッチ
お、そういえば、何の因果か『あまちゃん』みたいなタッチといえるかもしれないなあ。

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でも、そんな文体で、
暮らしの中に「戦争」がさらっと爪跡を残すもんだから、
逆に痛さや悲惨さがくっきりと浮き彫りにされる。
暮らしの中に「戦争」が残す辛さ、悲しみが、心の中にぽつんぽつんと取り残される。

物語の中には、いたいけなヒロインのキラキラしたセリフが
たくさん散りばめられていた
よー。

映画カッパさんの感想もどうぞ
http://kappacinema.blog.fc2.com/blog-entry-1309.html



会場中、またまた涙と鼻水マックス!
おいおい泣いている、おばはんもいたよ。



涙&鼻水の上映会が終わって、
さてさてお待ちかねの個人賞の表彰式でございます。

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わかりずらい人だけ紹介。上段左から4番目が『この世界の片隅に』の片淵監督。
その右隣が、仕事で来れなかった村上虹郎の代わりに立った
『ディストラクション・ベイビーズ』の真利子哲也監督(35才)。
上段一番右が、評論家の川本三郎。
下段一番右が、ミュージシャンで助演男優賞受賞の竹原ピストル。

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<個人賞>

主演女優賞/宮沢りえ(『湯を沸かすほどの熱い愛』)

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宮沢りえちゃんは、実は表彰式スタート時点でいなかったんだよね、
仕事がぶつかってて。
でも、本人いわく「役は自分の体を通り過ぎていくもの。だから自分の人生そのもの。
それに対していただける賞だもの、遅れてでも参加したい」とのことで、
表彰式の最後のほうでやってきました。

彼女の表彰には、ゲストとして監督の中野量太氏も登場。
宮沢りえと同い年ということで、フランクな感じだったよ。
本人は、映画監督として経験が浅く自信がなかったそうだけど、
主演に宮沢りえ、助演に杉崎花に打診して、オッケーをもらった時点で、
「この映画は成功する」って確信したんだそうだ。
この映画は、ぜひとも観たい!



主演男優賞/柳楽優弥(『ディストラクション・ベイビーズ』)

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本人、ちょっと緊張してたかな?
おもしろいこと言おうとして、ややすべり気味。(笑)
子供の頃に映画に初主演してから12年間、
役者を続けようかやめようかくすぶっていた
ことを告白していたねー。



助演女優賞/杉咲花(『湯を沸かすほどの熱い愛』)

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感謝、感謝のごあいさつでした。
まだまだ子供だなあ、なんて思っていたら、
やはり大物俳優への道を着々と歩み出したねー。



助演男優賞/竹原ピストル(『永い言い訳』)

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この人は、音楽シーンでも映画シーンでも知らなかったよ。
でも、受賞のあいさつを聞くとなるほど、
声もオーラもいい感じだったな。
「こんなすごい賞をもらうことがわかったいたなら、変な芸名つけるんじゃなかった」
ってコメントがウケてた。



新人女優賞/小松菜奈(『溺れるナイフ』、『ディストラクション・ベイビーズ』、
               『黒崎くんの言いなりになんてならない』、『ヒーローマニア-生活-』)

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本人は、ハタチになったタイミングで出た『溺れるナイフ』のことを称えていたな。
キネ旬では、『ディストラクション・・・』の評価が高かったし、
虹郎くんの代わりに監督も来ていたので、すぐにフォローしてたけどね。
始終緊張した表情だったけど、8頭身?9頭身?実物を見るとものすごいスタイルしてたよ。



新人男優賞/村上虹郎(『ディストラクション・ベイビーズ』、『夏美のホタル』)

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父・村上淳、母・UA(ウーア)。
本人は、仕事がバッティングしてて来なかった。
『夏美のホタル』はまだ観てないので、その後どうなったかわからないけど、
もう少し活舌を改善してほしいなあ。



監督賞/片渕須直(『この世界の片隅に』)
読者選出日本映画監督賞/片渕須直(『この世界の片隅に』)

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うん、いかにもアニメ監督といった感じの物腰と話し方の人だね。
(まあ、平たく言うとオタクっぽい?)
元ネタの漫画が優れているせいもあるのかも知れないけど、
演出と編集が実に見事!
時代検証とその視覚化に、ものすごい情熱を傾けたそうで、
それを上質な実写映画のように節制の効いた物語に仕上げた腕は
やはり、珍しくもアニメでも監督賞が取れる実力と納得できたね。



脚本賞/庵野秀明(『シン・ゴジラ』)

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「作品が自分のすべて」というポリシーのもと、
表彰式には来なかったねー。
うん、確かにあの長くて理屈っぽい脚本は大変だったんだろうなあ。



外国映画監督賞/クリント・イーストウッド(『ハドソン川の奇跡』)
読者選出外国映画監督賞/クリント・イーストウッド(『ハドソン川の奇跡』)

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もちろん、来なかったわー。
キネ旬でも、もう幾度目かの受賞だったかな?
クリント・イーストウッドは、俳優としてもバツグンだけど、
彼の監督作もマジで名作ばかりだよね。
もう、完全にハイブランド化してる。
今回の映画もそうだけど、監督として担ぎ出されたのか
自身で発案・発動したのか、知りたいところではあるなあ。



<キネマ旬報読者賞>
読者賞/川本三郎(「映画を見ればわかること」)

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この人は、小説なんかの評論でも読んだことがあるなあ。
村上春樹作品の評論などでもおなじみだよね。
本人は、キネ旬掲載の記事で評価されたんだけど、
受賞のコメントで『この世界の片隅に』を称えていたねー。
さすが、この人のコメントが一番わかりやすかった。(笑)



キネ旬選出&読者選出で監督賞をダブル受賞した片淵監督の
トロフィ授与の時に、ビッグサプライズが!!


20%くらい、ひょっとして?って思っていたんだけど、
なんと、ヒロインの声を演った
能年ちゃんが特別ゲストとして登場!!

会場がドッと沸いたのはもちろんだけど、
またまたまた、みんな涙と鼻水ーーー!
最初から最後まで泣かさせる表彰式って、こんなのある?
みんなの涙の訳は、会場のみんなの気持ちが、
「ある想い」でひとつになったからなんだろうね。

知っている人は知っているけど、実は
この『この世界の片隅に』には、少し辛いエピソードがあるんだよね。

この映画、立案の時点から監督の熱い希望で、主役の声をのんちゃん
(僕の中では、能年ちゃんはいつまでも能年ちゃん)に決めていたらしい
んだよね。
そのせいで、出資者が一つも見つからなくなってしまったみたいなんだね。
で、クラウド・ファンディングにせざるを得なくなってしまった、
といういきさつ。

で、なんで能年ちゃんが声優をやったら、お金が集まらなかったのか?

これは、僕はホントのことは知らないんだけど、
能年ちゃんは事務所ともめにもめて、独立を果たしたんだけど、
事務所のサシガネで仕事を干されていて
事務所からは各方面に「使わないでくれ」という通達が出ていた
というウワサがあるんだよね。

「能年を使えば、同事務所のすべてのタレントをおたくには出させない」
というマイナスのバーターでもあったんじゃないかというウワサ。
だって『あまちゃん』で、あれだけ大人気を博した能年ちゃんなのに
全然テレビ等で見ないでしょ?

ウワサでは、その事務所からどんな仕打ちを受けるかも知れないから、
どの会社も、危なくて能年ちゃんがらみに近づけなかったという
ウラがあったんじゃないか、というわけよ。

だから、製作も、配給も、宣伝も、メディアも沈黙してしまったのだ
というわけ。

おまけに、「能年玲奈」の名前も芸能界では使えなくなってしまった
というわけ、本名なのにね。

ちなみに、いま話題の清水富美加も同じ事務所。
ガッキーも同じ事務所だけどね。

いや、知らないよ、ウワサ、ウワサ。
何がどうして、どうなったのか、ホントのこと知らないからね。

で、そんないきさつらしきことを知っていた人はみんな、彼女の登場の瞬間に、
この作品に関わった人たちの逆境に立ち向かうがんばりや
能年ちゃんのがんばり、封切りを応援してきた人たちの気持ちに対する感動が、
グッと胸にこみ上げた
んだろうね。
「ある想い」というのは、そういうこと。

キネ旬は、昔から社会派の作品を賞する傾向が強いと思うんだけど、
受賞のいきさつまで社会派とは、やるねー!

監督のダブル受賞の2つのトロフィのうちの1つを持ってあげてる能年ちゃんが、
「監督の受賞が、自分のことのようにうれしいです」と言ったのに対し、
司会のフジテレビアナの笠井さんがすかさず
「いや、自分のことだと思います」ってツッコンだ時に、
また涙がこみ上げてしまった。

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「ありがとう、この世界の片隅に、ウチを見つけてくれて」

その場で、ヒロインのキャラ声で劇中のセリフを演ってくれた能年ちゃん、
この先、どんな片隅にいても、
たくさんの人が何度でもキミを見つけてくれるよ、きっと。



みなさーん、「文京シビックホール」の大ホールの座席には、
たくさんの鼻水がついてるので、注意してくださーい。







♪ 春はもうすぐ / NSP





♪ 雨は似合わない / NSP




わらのスライム

埼玉県の行田市にある「古代蓮の里」というところに、
“藁で作ったスライム” が展示されているというので
行ったった。

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002タワー.jpg


なんだ、このタワーは?

003タワーと看板.jpg

おおー、あったあった。
手前のやつは、よく見る青いやつなんだろうけど、
奥のやつは何?キング?
わはは、全然くわしくなかったりして。

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012スライム大小人あり.jpg
バニーマンさんのご要望にお応えして、人が入っているバージョンもアップ

大きさの感じがわかりずらいかもしれないけど、
小さいほうは、高さ2mくらい。
でかいほうは、高さ6~7mくらいあるんじゃないかな。

なんで藁で作ったスライムなのか、って思ってたんだけど、
あ、そうか!
荒川のあたりには田んぼがけっこうあって、
稲作がさかんなんだったなー。

ちょっと調べると・・・
「コシヒカリ」、「キヌヒカリ」、「彩のかがやき」、「朝の光」、
「あかね空」、「ゆめみのり」なんて銘柄があるんだそうだ。

へぇー、しかし、埼玉県産の米なんて、スーパーで見たことないけどなあ。
いったい、どこへ行っちゃっているんだろうなあ?
水田の広大さからすると、そんなに少量でもなさそうだけど。

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006スライム小.jpg

でっかいほうは、中に入れるようになっているんだよ。

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ほらほら、梁がめぐらせてあって、
2階建ての家くらいの高さがあるんだな。



009タワー2.jpg

なんでタワーかというと、
実は、ここの敷地はかなり広くて、
古代蓮の蓮池が広大に広がっているし、
木や花などの植物がたくさん植えられているので、
きっと眺めがいいんだろうねー。

いまは真冬なので、蓮は1輪も咲いていなくて、
泥沼というか湿地帯というかがあるだけなので、
登らなかったよ。

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でも、白い梅が咲いていた。
んー、あたり一面がいい匂い!

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おー、かわいらしい蝋梅も。



ドラゴンクエストって、一度もやったことがないし、
ロールプレイングゲームも好きじゃないし、
風が強くてめっちゃ寒いんだけどさ、

スライムの好きなふたりが、喜んでくれれば倖せ、ってことで。







♪ 私の願い / オフコース





♪ Creep / Radiohead(acoustic)




“生きる” って? ~ 『BIUTIFUL ビューティフル』

1月25日に、メキシコ国境沿いに壁を建設することを命じる大統領令に署名。
27日に、シリア難民の無期限受け入れ停止や、
すべての国からの難民の受け入れを120日間停止、
イラン、イラク、リビア、ソマリア、スーダン、シリア、イエメンの
7カ国からの入国は90日間停止主旨とした大統領令に署名。

不法入国やテロリストの入国を防ぐためとされているけど、
正式なビザや居住許可の認められた人まで締め出しを
食らっていたらしいね。

大統領令という大きな権限を使っての措置だけど、
案の定、28日に、NY連邦裁判所が合法的に入国許可を受けている人
は大統領令の対象にならないことを決定。

それに対し、司法長官代理をクビにして、
おもいっきり白人至上主義の人間を司法長官に据えたというから
こりゃもう、とんでもない人物がアメリカのリーダーになった感が
はっきりしてきたよなあ。

トランプ大統領は、ホントに軽はずみな人間なのか、
何か巧妙な戦略を持って、わざと “情報騒動” みたいなことを
起こしているのか
、どうなんだろうなあ。

だってね、大統領ぐらいの人物になると、
ツイッターでちょっとつぶやくだけで、株価も為替も激しく動く
んだよ。
トランプ大統領は、世間話でなくて、政策に関わるようなことを
中学生みたいにかるくアップして、何かをねらっているのかねぇ。

大統領のスタンドプレイで、政府とその他の機関との分断化がどんどん進むのか?
行政機関も企業もグルで、大統領の尻拭いまで予定調和でやってんのか?
いずれにしても、日本はいろんな面でアメリカから「自主独立」する
時を迎えたんじゃないだろうか。



僕のまわりに、難民として移民して来た人はもちろん見当たらないし、
不法入国や不法滞在してる人も知らない。
中国残留孤児で、帰国してこちらで結婚して暮らしている人は1人
知っていたけどね。

おっと、「移民」と「不法入国者」を一緒にしちゃだめだよな。
それは、「移民」は一時的か永久的にかはわからないけど、
正式に国民になることを認められた人なんだし、
かたや「不法」なんだから。

移民の暮らしは、過酷なんだろうな。
だって、なんらかの理由で、自国にいたって辛くて大変だから
移民することにしたんだろうけど、
移民先の国でだって優遇されるわけがないんだから。



この映画は、もともとスペインの国民であって、
かつてメキシコに移住していて、
また、スペインに移民として戻ってきた男のハナシ。

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いつの時代かはっきりしないけど、
「スペイン内乱」がらみの現代で、何かつらいことがあって
メキシコに移民したのかも知れない。
それで、やっぱり移民先での暮らしも過酷で、
またスペインに戻ってきた、そんなところなんだろうなあ。

男は、バルセロナの街で暮らしているんだけど、
これまた、厳しい生活をしているんだ。
子供が二人いて、学校に通わせているんだけど、
奥さんは精神を病んでいて別居状態で、どこにいるのかもわからない。

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まともな職に就くこともできず、
不法入国・不法滞在している人たちに闇商売をやめさせて職を斡旋したりして、
いくばくかの金を稼いで生きているんだよ。
やっぱり、移民しても最低レベルの生活環境しかないことをこの映画は教えてくれる。

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ある時、体調が悪くて病院に行ったら、自分が余命数カ月であることを知らされる。
泣きっ面に蜂。
不幸 × 不幸で、どん底とはこのことだよな。
残された子供たちはどうするんだ!?



この男は、不思議な力を持っているんだよ。
まあ、日本でいう「霊能力」というやつだな。

病院だったか、警察だったかの霊安室で、亡くなったばかりの人の所へ行って、
その霊があの世へ旅立つ時にコメントを聞いて、
遺族に伝えてあげるという仕事もやっているんだ。

信じる人もいるけど、フツーの人から見たら、
他人の悲しみにつけこんだ、インチキ詐欺に見えるよね。

この映画は移民の厳しい暮らしを描いた社会派の作品ではあるけど、
でも、実はそれが主題ではなくて、かと言ってオカルト映画でもない

不思議な設定なんだよ。

スペインで、こういう霊能力のようなものが信じられているのかはわからんなあ。
でも、メキシコはマヤとかインカの国であって、スピリチュアルなことは
思い切り信じられているから、こういう映画ができるんだね、きっと。

で、主人公の男は、自分が死ぬ前に、
子供たちに少しでも多くのお金を残してあげようと
死にそうな体をおして一所懸命働くんだよ。

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でも、亡くなる直前に体を動かせなくなり、
不法滞在していて、セネガルに帰国しようとしていた女にその金と
子供たちの世話を託してしまったもんだから、
命を削って稼いだお金もまんまと奪われてしまう。
どん底 × どん底 × どん底 × どん底 × どん底くらいのどん底!

これを「ビューティフル」というのは、皮肉ってことか?



男は、この世を旅立つ時に、
清々しい気持ちで森の中に立っている自分を知る。
霊能力の伏線がここで生きるんだな。

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メキシコにこういう概念があるかどうかわからないけど、
それは明らかに「成仏」の姿に違いないと思ったなー。

「成仏?」、「なんで、この男はこんなにすっきり気分なんだ?」。
だって、唯一頼りの父親の自分がこの世にからいなくなり、
1円(1ユーロか?)の金もなく、
わが子を愛せない母親はどっかをほっつき歩いているという状況に、
子供たちが突然ぽつんと残されたというのに、
なんで清々しく成仏できるんだよ?って思うよね。

そう、この映画は、「人にとって、生きるということはどういうことか?」、
行きつくところ「何のために生きるのか?」、「生きがいとは何か?」、

という問いを観た人に突きつけているんだな。

僕が、たとえばこの主人公のように・・・
金がなく、趣味もなく、名誉もなく、これっぽっちも倖せがない、
つまり、自分のまわりから “倖せ装飾物” を全部削り落として
生きることになったとしたら・・・そんなことを想像しながら、
何のために生きるんだろう?何をもって生きがいと感じるんだろう?
何をすれば倖せになれるんだろう、そして成仏できるんだろう?
って考えてみたら、うん、わかった気がする。

そうか、この映画は、黒澤の『生きる』をオマージュした作品らしいんだなー。
なるほどー。

僕も「成仏」できるよう、がんばってみよっと。



ほとんどバラしちゃったけど、
この映画はストーリーをバラしたらヤバイ、
というテの作品でもない気がするので、許してー。

おっかなくない、とってもいい人間のハビエル・バルデム
観られるぞー。(笑)


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●BIUTIFUL ビューティフル(Biutiful)
2010 メキシコ・スペイン
上映時間:148分
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
原案:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
脚本:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、アルマンド・ボー、ニコラス・ヒアコボーネ
製作総指揮:デヴィッド・リンド
製作:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、フェルナンド・ボバイラ、ジョン・キリク
アソシエイト・プロデューサー:アルフォンソ・キュアロン 、ギレルモ・デル・トロ
撮影:ロドリゴ・プリエト
編集:スティーヴン・ミリオン
音楽:グスターボ・サンタオラヤ
美術:ブリジット・ブロシュ
製作会社:チャ・チャ・チャ・フィルムズ、ユニバーサル・ピクチャーズ、
     フォーカス・フィーチャーズ
配給:ファントム・フィルム
出演:ハビエル・バルデム、マリセル・アルバレス、アナー・ボウチャイブ、
   ギレルモ・エストレヤ、エドゥアルド・フェルナンデス、シェイク・エンディアイェ、
   ディアリァトゥ・ダフ、チェン・ツァイシェン、ルオ・チン、アナ・ワヘネル ほか
受賞:第83回 アカデミー賞(2011年)
   ・主演男優賞 ノミネート
   ・外国語映画賞 ノミネート
   第68回 ゴールデングローブ賞(2011年) 外国語映画賞 受賞
   第63回 カンヌ国際映画祭(2010年)
   ・主演男優賞 受賞
   ・パルムドール ノミネート







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