ゆらゆら草

もう少し感受性を働かせれば、毎日がスペシャルになる。そう自分に言い聞かせて、 いろいろ感じたことを書きとめてみよっと。

他国の国益を守るために、死ぬことになるかも  


あんまり政治的なハナシで盛り上がりたくないんだけど、
今回ばかりは、かなり歴史的な出来事だと思うので、
現時点での自分の考えを確かめるためにも、少し勉強しておこうと思ったんだよ。

それは、「国家安全保障基本法案」について。
やれ、憲法9条に違反するとか、戦争が始まるぞとか、徴兵されるぞとか、
かなりやばいハナシがよくわからないうちに進んじまっている、って感じだよね。



■「国家安全保障基本法案」ってなに?


自民党が3年前に出した法案の概要に、自分なりの注釈を入れてみたよ。

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国家安全保障基本法案 (概要)


平成24 年7 月4 日

第1条 (本法の目的)
本法は、我が国の安全保障に関し、その政策の基本となる事項を定め、国及び地方
公共団体の責務と施策とを明らかにすることにより、安全保障政策を総合的に推進し、
もって我が国の独立と平和を守り、国の安全を保ち、国際社会の平和と安定を図るこ
とをその目的とする。

この法律は、日本の独立と平和と安全、
世界の平和と安定をはかるために制定する、ということだよね。
「国際社会の平和と安定を図る」というのが、余計なお世話じゃないの?
決まれば、政府はもちろんあらゆる官公庁は、具体的な施策と責任を負うことになる。



第2条 (安全保障の目的、基本方針)
安全保障の目的は、外部からの軍事的または非軍事的手段による直接または間接の
侵害その他のあらゆる脅威に対し、防衛、外交、経済その他の諸施策を総合して、こ
れを未然に防止しまたは排除することにより、自由と民主主義を基調とする我が国の
独立と平和を守り、国益を確保することにある。

日本の独立や平和、国益が脅かされる時は、軍事はもちろん話し合い、経済制裁など
いろんな方法を投じてそれをやめさせる
、ということだよね。
ここでのポイントは、「国益」という言葉だと思う。
これは、独立や平和だけでなく、たとえば「株価が下がる」みたいなことも含めたら
日本が戦う機会はかなり増大化する
ということだよね。

ここでいま、“自衛” とは何かが問われていると思うな。
自衛隊が発足した頃の自衛とは、たぶん、外部からもたらされる “武力” に対する
防衛という限定的な意味だったと思うけど、
今回は、“経済・国益” とか “情報” というような意味も含まれているような気がする。
その分、戦闘参加の機会も拡大するんじゃないだろうか。



2 前項の目的を達成するため、次に掲げる事項を基本方針とする。
一 国際協調を図り、国際連合憲章の目的の達成のため、我が国として積極的に寄
与すること。

国連憲章にきちんと則る



二 政府は、内政を安定させ、安全保障基盤の確立に努めること。

内乱が起こったりしたら、軍が制圧することもあるということかい?



三 政府は、実効性の高い統合的な防衛力を効率的に整備するとともに、統合運用
を基本とする柔軟かつ即応性の高い運用に努めること。

すぐにでも出動できる戦闘体制を整える、ということだよね。
しかも、「統合的」というのがよくわからない。
国内のことだとしたら、あたりまえのことだけど、
アメリカや韓国などとの連携のことか?



四 国際連合憲章に定められた自衛権の行使については、必要最小限度とすること。

「必要最小限度」なんてあやふやな言葉だよね。
日本の主要都市を無差別に徹底的に空爆し、沖縄を焼き尽くし、原爆を何発も落とすのを
アメリカは当時、「やり過ぎだ」と思いながらやったのかな?



第3条 (国及び地方公共団体の責務)
国は、第2条に定める基本方針に則り、安全保障に関する施策を総合的に策定し実
施する責務を負う。

政府が施策を立てる、ということだよね。



2 国は、教育、科学技術、建設、運輸、通信その他内政の各分野において、安全保
障上必要な配慮を払わなければならない。

軍事や外交だけでなく、あらゆる分野に対して政府が指図する、ということでしょ。



3 国は、我が国の平和と安全を確保する上で必要な秘密が適切に保護されるよう、
法律上・制度上必要な措置を講ずる。

ものによっては、国民に秘密で行う施策もあるぞ、ということかな。



4 地方公共団体は、国及び他の地方公共団体その他の機関と相互に協力し、安全保
障に関する施策に関し、必要な措置を実施する責務を負う。

あらゆる官公庁は、この法律と決められた施策を実行する義務がある、ということ。
反抗や謀反は許さんぞ、ということだろう。



5 国及び地方公共団体は、本法の目的の達成のため、政治・経済及び社会の発展を
図るべく、必要な内政の諸施策を講じなければならない。

意味がよくわからないねぇ。
いざ有事の時のために、命令系統はじめ具体的な施策、ITの整備、
道具や施設の建設などを民間と協力して、いまから進めなさい

と言っているように読めるけど。



6 国及び地方公共団体は、広報活動を通じ、安全保障に関する国民の理解を深める
ため、適切な施策を講じる。

「適切な施策」というのが曲者だよね。
僕には、場合によっては情報を伏せたり、プロパガンダも必要だ、と読めるよ。



第4条 (国民の責務)
国民は、国の安全保障施策に協力し、我が国の安全保障の確保に寄与し、もって平
和で安定した国際社会の実現に努めるものとする。

厳格な言い方ではないけど、国民はこの法律や決議の施策に反すれば違法となる
ということだね。



第5条 (法制上の措置等)
政府は、本法に定める施策を総合的に実施するために必要な法制上及び財政上の措
置を講じなければならない。

この法律や施策に反すれば、罰則を与えるとか、有事課税や財産没収など
ネガティブな強制
を想像するのは僕だけかなあ。



第6条 (安全保障基本計画)
政府は、安全保障に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、国の安全保
障に関する基本的な計画(以下「安全保障基本計画」という。)を定めなければならな
い。

政府が計画を立てる、ということ。



2 安全保障基本計画は、次に掲げる事項について定めるものとする。
一 我が国の安全保障に関する総合的かつ長期的な施策の大綱

不勉強で申し訳ないけど、これはもう進んでいるのだろうか?
この法案が通ったら、のハナシかな。



二 前号に掲げるもののほか、安全保障に関する施策を総合的かつ計画的に推進す
るために必要な事項

“基本法” より、こういう実際の施策のほうがやばかったりするよね。



3 内閣総理大臣は、前項の規定による閣議の決定があったときは、遅滞なく、安全
保障基本計画を公表しなければならない。

あたりまえ。



4 前項の規定は、安全保障基本計画の変更について準用する。

“決定” だけでなく、“変更” した時も、公表するということだよね。
でも、「第3条の6」を使って、“隠す” という “適切な施策” をとることも
ありうる
ということだよね。



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別途、安全保障会議設置法改正によって、
・安全保障会議が安全保障基本計画の案を作成し、閣議決定を求めるべきこと
・安全保障会議が、防衛、外交、経済その他の諸施策を総合するため、各省の施策を
調整する役割を担うこと
を規定。
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「安全保障会議」というのが設置されることが付加されているね。
「安全保障会議」が施策を立案して、行政各省のやることに口出しする、
という意味でしょ。



第7条 (国会に対する報告)
政府は、毎年国会に対し、我が国をとりまく安全保障環境の現状及び我が国が安全
保障に関して講じた施策の概況、ならびに今後の防衛計画に関する報告を提出しなけ
ればならない。

軍事活動やIT戦争、経済戦争などに関して、毎年、国会の議題になるということだね。



第8条 (自衛隊)
外部からの軍事的手段による直接または間接の侵害その他の脅威に対し我が国を防
衛するため、陸上・海上・航空自衛隊を保有する。

これは、「間接の侵害その他の脅威」というのが曲者だよね。
たとえば、「アメリカがその戦争で負けた場合、沖縄が敵国に奪われる」
という状況になっていたとしたら、日本も戦うということになるわけだよな。
たとえ、アメリカが多分に侵略的色合いの濃い戦争を敵国にしかけたのだとしても、だ。
もちろん、侵略戦争に手を貸すのか?って国会などで問題になるだろうけど、
そんなことは、事が起こった時の空気やその他の利害などで、
なんとでも解釈が転がるんじゃないんじゃないかな。



2 自衛隊は、国際の法規及び確立された国際慣例に則り、厳格な文民統制の下に行
動する。

まあ、あたりまえだよね。
文民統制というのは、どんなに位が上でも下でも、自衛隊に属する人間は
自衛隊の行動を仕切ってはならない
、あくまで政治家から選ばれた防衛大臣や
総理大臣が仕切る、ということ。



3 自衛隊は、第一項に規定するもののほか、必要に応じ公共の秩序の維持に当たる
とともに、同項の任務の遂行に支障を生じない限度において、別に法律で定めるとこ
ろにより自衛隊が実施することとされる任務を行う。

自衛隊は、有事の戦闘以外の任務も行うということだよね。
これまでと同じように、インフラの土木工事や不明者の捜索・救助のことなんだろうけど、
「公共の秩序の維持」というのは、“国民の反動の制圧“ ということじゃないの?



4 自衛隊に対する文民統制を確保するため、次の事項を定める。
一 自衛隊の最高指揮官たる内閣総理大臣、及び防衛大臣は国民から選ばれた文民
とすること。

これも気になるなあ。
自衛隊の人や軍事的なレジスタンスの人なんかが戦力を指揮すると、
軍事国家になる可能性が高いということだけど、
内閣総理大臣や防衛大臣は戦闘に参加しない、というエクスキューズ
呈することにはならないんだろうか。



二 その他自衛隊の行動等に対する国会の関与につき別に法律で定めること。

これも、勉強しなくちゃ。
こういう下位法案のほうがやばかったりするんだよね。



第9条 (国際の平和と安定の確保)
政府は、国際社会の政治的・社会的安定及び経済的発展を図り、もって平和で安定
した国際環境を確保するため、以下の施策を推進する。
一 国際協調を図り、国際の平和及び安全の維持に係る国際社会の取組に我が国と
して主体的かつ積極的に寄与すること。

あたりまえに見えるけど、主体的かつ積極的に戦闘する場合もあることだよね。



二 締結した条約を誠実に遵守し、関連する国内法を整備し、地域及び世界の平和
と安定のための信頼醸成に努めること。

締結した条約が不当なものだったとしても、国を挙げて順守するつもりのなのか?



三 開発途上国の安定と発展を図るため、開発援助を推進すること。なおこの実施
に当たっては、援助対象国の軍事支出、兵器拡散等の動向に十分配慮すること。

これは、同盟国や親密な関係の国への軍事援助が含まれるよね。
武器を売ったりして、戦闘に参加させる可能性がうかがえるね。



四 国際社会の安定を保ちつつ、世界全体の核兵器を含む軍備の縮小に向け努力し、
適切な軍備管理のため積極的に活動すること。

実質的にこんなことは可能だとは思えないな。
日本の防衛上の戦闘力も、“軍備” と呼んでしまっているね。



五 我が国と諸国との安全保障対話、防衛協力・防衛交流等を積極的に推進するこ
と。

当然だけど、大きな戦争になりそうでこわいよな。



第10条 (国際連合憲章に定められた自衛権の行使)
第2条第2項第4号の基本方針に基づき、我が国が自衛権を行使する場合には、以
下の事項を遵守しなければならない。
一 我が国、あるいは我が国と密接な関係にある他国に対する、外部からの武力攻
撃が発生した事態であること。

この辺がずっともめている「集団的自衛権」のことだよね。
たとえば、アメリカが中国と戦うとして、その時は、密接な関係にある日本は、
日本にも火の粉がかかりそうな場合は一緒に戦う、ということだ。
たとえ日本が直接的に攻撃されなくても、たとえアメリカが不当に仕掛けた
戦争だとしても
だ。
もちろん問題ありの場合は、国会で話し合うことになるだろうけど、
先にも書いた通り、判断はその時にならないとわからないだろうな。



二 自衛権行使に当たって採った措置を、直ちに国際連合安全保障理事会に報告す
ること。

これは実質、日本の軍事行動はアメリカの管理下にあるという意味だな。



三 この措置は、国際連合安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措
置が講じられたときに終了すること。

停戦条約などが結ばれたら戦争は終わり、ということだけど、
アメリカを長とする国際連合安全保障理事会が停戦に関与するということ。
つまり、アメリカが敵とする国とは、停戦しても日本は平和を希求して
手放しで仲良くすることができないだろうということがわかる。



四 一号に定める「我が国と密接な関係にある他国」に対する武力攻撃については、
その国に対する攻撃が我が国に対する攻撃とみなしうるに足る関係性があること。

これは、日本の物質に対する攻撃だけでなく、国益に対する攻撃と判断されれば、
なんでもかんでも協力する、と解釈することもできる
よね。



五 一号に定める「我が国と密接な関係にある他国」に対する武力攻撃については、
当該被害国から我が国の支援についての要請があること。

そりゃ、そうだ。



六 自衛権行使は、我が国の安全を守るため必要やむを得ない限度とし、かつ当該
武力攻撃との均衡を失しないこと。

何を言っているのかな?
相手を全滅させたり、東京空爆みたいに隅から隅まで人を殺したりしてはならない
ということだろうけど、それって戦争を長引かせるだけでは?
敵より武力による脅威が上回った時に戦争は終わるんでしょ。



2 前項の権利の行使は、国会の適切な関与等、厳格な文民統制のもとに行われなけ
ればならない。

当然だろう。



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別途、武力攻撃事態法と対になるような「集団自衛事態法」(仮称)、及び自衛隊法
における「集団自衛出動」(仮称)的任務規定、武器使用権限に関する規定が必要。
当該下位法において、集団的自衛権行使については原則として事前の国会承認を必
要とする旨を規定。
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「集団自衛事態法」や自衛隊法における「集団自衛出動」(仮称)的任務規定、
武器使用権限に関する規定、というのを知らないといけないな。
さっきも述べたように、こういう細かな法律や規定の方が危険なんだよ。



第11条 (国際連合憲章上定められた安全保障措置等への参加)
我が国が国際連合憲章上定められ、又は国際連合安全保障理事会で決議された等の、
各種の安全保障措置等に参加する場合には、以下の事項に留意しなければならない。
一 当該安全保障措置等の目的が我が国の防衛、外交、経済その他の諸政策と合致
すること。

アメリカを長とする国際連合が何をやらかすか知らないけど、
日本は日本の国益を保障するための戦い以外はやらない、ということだろうけど、
それ以外のことなんてあるんだろうか?



二 予め当該安全保障措置等の実施主体との十分な調整、派遣する国及び地域の情
勢についての十分な情報収集等を行い、我が国が実施する措置の目的・任務を明確に
すること。

ここまで来て、どんな場合でも、やっぱり土木工事だけの後方支援だけ、
というのはなさそうに感じるけどなあ。



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本条の下位法として国際平和協力法案(いわゆる一般法)を予定。
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この法律で、なんでもかんでも協力するのは防げる可能性もあるけど・・・。



第12条 (武器の輸出入等)
国は、我が国及び国際社会の平和と安全を確保するとの観点から、防衛に資する産
業基盤の保持及び育成につき配慮する。

すごい言い回しだけど、わが国の平和・安全を守るために必要なら、
武器や戦闘技術の輸出入もする
よ、ということだよね。



2 武器及びその技術等の輸出入は、我が国及び国際社会の平和と安全を確保すると
の目的に資するよう行われなければならない。特に武器及びその技術等の輸出に当た
っては、国は、国際紛争等を助長することのないよう十分に配慮しなければならない。

「武器及びその技術等の輸出入」が、「国際社会の平和と安全を確保する」ことに
なるのだろうか?
「武器及びその技術等の輸出入」が、国際紛争等を助長しないことがあるのか?



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■憲法9条に合憲?


1. 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、
  武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2. 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
  国の交戦権は、これを認めない。


↑これが、憲法9条の条文。

● 日本は政府が主導しようが、別の勢力が主導しようが、国際紛争を解決する手段として
  武力を使うことは永久にない。
● 武力を使うことがないのだから、軍隊その他の装備を一切持つことはない。
  日本には、交戦権(戦争をする権利も、戦時に保障される権利も)はない。


・・・ってな感じかな。

となると、自衛隊だって明らかに違憲ということなるよね。
でもこれは・・・

●当時の軍部のしわざだったとはいえ、「天皇バンザイ」と言って狂信的に戦うような
 危ない日本に二度と戦争をさせないためにと、その後も極東の紛争に乗り出して
 自ら利権を得ようとしたアメリカが押し付けた憲法だし
●この条文は狂信的な侵略戦争等を防ぐためのもので、
 国として当然持てるべき自衛権の放棄までうたったものではない
●マッカーサーノートでも、のちのGHQの発言でも自衛権を奪うつもりはなかった旨
 なんとなく公になっている

・・・などのもみ合いがあって、自衛隊というものがいま存在しているんだね。

それでこうしてみると、今回の「国家安全保障基本法案」だって明らかに違憲だけど、
“自衛権” の発動という点において、日本の独立や平和や国益が脅かされるという意味では
アメリカみたいな利害の一致度の大きい国が戦っているのを手伝うのは、
“自衛” 行動なんじゃないか、というのが「自衛の拡大解釈」
というやつなんだな。

でもさ、前述みたいに「国家安全保障基本法案(概要)」を読み解いてみると・・・
たとえばアメリカが起こした戦争が、侵略戦争であろうと、イデオロギーの対立であろうと、
解釈次第で日本にも被害や損害が発生しそうだということになれば、
いやでも戦闘に協力するハメになって、たくさんの人が死ぬことになりそうな気がしない?



■戦争をやらない国だって、自衛のための戦いはするんじゃないの?


僕はそもそも、日本が戦力を持つことに反対ではないんだよ。
でも、戦争や戦闘には反対
自分の大切な人を殺されたくないし、自分だって死にたくない。
友達だって知人だって、見ず知らずの人だって、けがをしたり死んだりするのはいやだ。
逆に、どんな理由があろうとも人を殺すのはいやだ。

「だったら、最初から戦力なんか持たなきゃいい」というのが、
戦争反対論の人たちの論理じゃないのかと思ってる。
「戦力がなければ、戦えないのだから、他の方法で何とかするしかないわけで、
結果、戦争を避けることができる」、
「憲法9条で、“ウチは絶対に戦争をやらない” とうたっているのだから、
そういう国を不当に攻撃する国はない
、“軍備による抑止力” の逆、
これからも “無抵抗の抵抗” でいこう」ということでしょ?

もっともだと思うし、それで紛争が収まるのならそれが一番いいんだと思う。
でもね、そういう日本のスタンスが通用しない時が来たらどうなるだろう?
相手が狂信的で「襲われても戦わない国かあ、ラッキー。かるーく、占領してまえ」
って、家族がどんどん殺されることがないとは言えるのだろうか?
やわらかい防波堤を決壊させられた時の方策を持たなくていいんだろうか?

スイスは、永世中立国だよね。
戦争とはほど遠い国のように感じるけど、
それは、他国と軍事的な同盟を結ばない、紛争には関わらないという意味であって、
戦闘をしないという意味ではないんだね。
ちゃんと軍隊も持っているんだよ。
同盟は結ばないけど、自分の国は自分で守る、ということさ。

悲惨な結果を伴う戦争はやりたくない、でも、もし理不尽にも殺人鬼が攻めてきたら、
家族もろとも黙って切り刻まれるつもりはない、
というのがフツーの人間や国家のマインド
だと思う。
「戦争はたくさんの悲劇を生むからやっちゃいけない」というのは、
誰もが願うあたりまえの “感情論” であって、リスク管理になっていないだろう。

そもそも、戦後からこれまで、憲法9条のおかげで戦争をやらずに済んできたと
思うのは大違いだろうな。
日本の領空や領海が侵犯されることなんて、戦後、何百回も起こっていることだし、
その度に、アメリカ軍の協力と自衛隊のスクランブル発進などで事件になることが
食い止められてきている
ことは、ほとんど知られていないんだね。
実は、“自衛行動” は、小さくとも数えきれないほども行われてきて、
いまの平和な日本はあるんだよ。

いまは現に、日本海や南シナ海の領土や資源を奪われつつあるし、
現に、人質テロやITテロも起こっているよね。
テロというのは、誰だかが予言した現代の戦争のカタチのひとつなんだよね。



■「国家安全保障基本法案」に反対! & その理由


ハナシが最初に戻るけど、「国家安全保障基本法案」って何なんだろう?
それは、やっぱり、「集団的自衛権」の行使を可能にする法律、という点が
ポイントだよね。

じゃ、「集団的自衛権」って何よ?
なんで、「日本の自衛権」の行使を具体化する法律にしないないんだろう?
って思わない?
そりゃ、憲法9条があるし、アメリカとの安保条約があるからだろ、
なんて言う人がいたら、それは間違いだろう。

だって、すでに既成事実化している自衛隊が憲法9条に合憲と仮定するなら、
その自衛の具体化法案は憲法9条の下位法なだけで、違憲になるわけがないし、
国連憲章の個別的自衛権の定義に違反していないし、
そもそもすでにそういう法律が整備されてあるんだよ。
つまり、「国家安全保障基本法案」なんていらない、ってことになる。

でも、「集団的自衛権」行使の具体化は、それとは違うよね。
乱暴な言い方をすれば・・・

●主にアメリカの戦闘の手伝いをする(日本にも害が及ぶと考えられる場合)
●停戦後もアメリカ(=国連)のいう通りにする


・・・ということでしょ?
まるで、アメリカとの軍事同盟条約だろう。
いや、アメリカが日本人を徴兵するかのようなイメージだな。
そこんところが気に食わないんだよなあ。

アメリカは、第二次大戦後も、ベトナム戦争はじめ湾岸戦争、アフガン、イラクなんかで
自ら戦争をふっかけてきたし、最近ではウクナイナなんかに首を突っ込んでいるよね。
そう、ずっと “戦争は、農業革命、産業革命の後にくる、儲かる商売” ということで
国策化され続けてきたんだと思う。

そう、アメリカは世界一戦争の好きな国と言ってもいいのかも知れない。
勝って、領土や資源や利権を得て、武器や兵站物資を売って儲ける。
その昔の帝国主義がまだ残っているみたいだよね。
まあ、それはアメリカだけじゃないと思うけど。

でも、最近は国民が死んで国力に悪影響を及ぼすし、予算はないし、
“世界の警察” としての威厳もなくなってきているしで、
割に合わない商売かもしれない、と気づきつつあるんじゃないかと思う。
そもそも、オバマ政権の民主党は、ハト派だしね。

それで、極東の武力政策については “飼い犬” の日本と韓国にやらせて、
後でおいしいところだけ持ってけばいいや、ってことではないのかい?

日本は戦後、アメリカのおかげで復興して、ここまで成長してきて大いに感謝しているし、
いまでも、“アメリカの財布がわり” の属国みたいなもんだけど、
アメリカの “戦後ポスト帝国主義” みたいなもんに付き合わされるのはどうだろう?

そこんとこが、腑に落ちないところ。
僕は、日本が戦力を保持して、あくまで自衛・防衛のためにそれを具体化する法律を
作るのは否定しないけど、アメリカのような戦争をしたりそれを手伝うことになる
可能性のある法律には、断固反対
だなー。

このままこの法案が通ってしまって、アメリカから理不尽な自衛隊の出動要請があったとしたら、
まずは、その時の総理大臣が先頭に立って前線に行ってもらいたいもんだなー。



001まずは総理から.jpg
コピーライティング/糸井重里 デザイン/浅葉克己 1982



■自主独立しない限り、アメリカのための法律から抜けられない


大前提として・・・
北からは、ロシアが領土主張や日本の漁船の締め出しを行い、
横から、北朝鮮がミサイルを飛ばし、
南や東で、中国が領域を侵して海や土地や資源を片っ端からかっぱらっている状況
だということで、日本の防衛政策は2つに1つじゃないかな。

① 戦後70年続けてきた防衛政策をなお続ける

いままで通り、軍事的な部分についてはアメリカに全面的に頼むということ。
その代わり、国土を米軍基地として提供して、
戦勝による利益もアメリカに自由にしてもらって結構、ということだよね。
現在はそうなっているんだよ。

それで、どんだけアメリカ製の兵器やプルトニウムや石油や食品を買わされてきたことか、
どんだけ “アメリカ側” として、円借款やODAで金を払わされてきたことか、

ってことと、いまや、いつアメリカが「日米安保はもうやめた、そっちで勝手にやってくれ」
って言い出すかわからない状況
になっていて、
この①は、もはや不安でいっぱいの方策になりつつあるんじゃないかな。

② 自分の国は、自分で守る

これは、基本的には自国の国益が損なわれそうになったら、
自国の判断と力で守るということ。
自衛するんだから、日本が直接攻撃される時はもちろんだけど、
アメリカみたいな利害が大きく一致する国が攻撃されることで
日本にも損害が及ぶ場合なんかに、じゃ、日本も協力するよ、と言って
その時点でよーく検討したうえで、同盟したっていいんだよ。

でも、これが「国家安全保障基本法」と違うのは・・・

●アメリカが、自国の判断や利害を先行させて、東アジアで戦闘を始めるのを
 防げる可能性があること。
 日本が軍事的に独立していたら、
 アメリカが「お前んとこのために、軍隊を出動させようか?」と言った時に、
 それが不当だと判断されれば「いらない」って言えるよね。
●アメリカが、どっかで自分勝手に戦争を始めて、「手伝ってくれ」と言っても、
 場合によってはノーと言えること。


「国家安全保障基本法」が成立したら、↓こんなことが起こるかも知れないな。

[ケース1]

ア「お前んとこを守るために戦争始めたんだから、お前も手伝えやー」
日「どうしてもやってくれって頼んでないし、アメリカの利益のために始めたんでしょ、
  悪徳商売を手伝うなんてイヤですよ」
ア「ほー、なら勝っても分け前はやらないぞ。で、もし勝っても負けても、
  かかった費用は払えよな。それから、アメリカ製の “和牛” や米も買えよな」

[ケース2]

ア「お前んとこを守るために戦争始めたけど、負けそうだ。お前も手伝えやー」
日「最初から、不純な動機で戦争するのはやめろ、って言ったじゃないですか。
  いまさら、いやですよ」
ア「ほー、そうかい。なら、ウチはもうやめた。後はそっちで勝手にやってくれ。
  でも、ここまでかかった費用は払えよな。もし、間違って勝った時は
  オレが調停してやるから呼んでくれ」

[ケース3]

日「あんたが、やばいぞやばいぞって言うから、防衛のための戦闘を始めたけど、
  負けそうですよ。助けてください」
ア「やだよー、誰が負けるとわかってるけんかに手を貸す?
  自分でなんとかしろよ」
日「そんなこと言わないでくださいよー」
ア「んー、なら、ウチの名前を伏せるという約束が守れるなら、武器の供給はしてやる。
  でも、負けても金は払えよな」

・・・そう、どう転がっても、アメリカが損しにくい仕掛けになっていそうだよね。
うん、日本の「日本がやばい、どうしても外敵から身を守らなくちゃ」という
マインドの高まりもなく、日本の防衛を大義名分とした、アメリカの利益や権利のための
法律に見えるから、賛成したくない
んだよ、個人的には。

つまりね、日本は、こんなアメリカの国益を守ることを主役にした
中途半端な法律をどうするか、ごちゃごちゃやる前に、
まず、①アメリカから完全に独立すること、と、
②いまなぜ、国家安全保障を具体化する必要があるのか、
国全体のコンセンサスを固めるのが先
だと思うんだけどなあ。

①がない状態だから、何か月もかけて国会中継して②を行おうとしても、
アメリカの強欲ばかりがちらちらするせいで、みんなが納得できないんじゃないの?
だから、“強行採決” ってことになるんだろ。

「子供やカミさん、母ちゃんや父ちゃんを、むざむざ殺されてたまるか、
自分の国は自分で守る」、ってマインドをしっかり持って、
「もし、侵略者が日本を攻めて来たら、こうやって防衛しよう」ってプランを
立てなきゃ、ホントの国家の安全を保障するための法律にならないんじゃないか?




■世界で最も自衛力の強い国だけど、世界で最も戦闘しない国


じゃ、どうしたらいいのか。
まだまだ考えがすっきりしないけど、下記みたいなことを考えてみた。

① 国の戦力を強大化する

これは、大反対で怒り出す人もいるかもしれないけど、考えの根幹は前述した通り。

僕は、日本は軍事力の規模で世界上位第3位以上の戦力をもつべきだと思う。
いや、世界でもっとも喧嘩の強い国になるべきだと思う。

あ、これは、一概に武器や兵士の量のことを言っているのではなくて、
万一、戦闘になった時に勝てれば、なんだっていいんだよ。

たとえば、世界一の機能を持った軍事衛星を持っているとか、
世界一のハッキング機能を持ったネットワークを持っているとか、
世界一正確で成功率の高い迎撃ミサイルが使えるとか、
世界一気づかれない無人偵察機を保有しているとか、
世界一正確に敵の軍事要衝を破壊できるリモコン戦車が使えるとか、
絶対死なない防弾防爆シールドを発明するとか・・・・

そう、最近の戦争ってこんなんなんだよ。
ノルマンディ作戦みたいに、海から人間が上陸して、銃弾をかいくぐって進んで、
占領した場所に国旗を立てるなんてことは、いまはほぼありえない。

いまでも、最も強力な兵器は、最もたくさんの人を殺傷できる火力、
のことで、そう、核兵器のこととされているけど、
でも、現代では、戦闘員やその指揮官以外の一般人を殺傷することは
昔よりは厳しく取り締まられているから、核兵器はナンセンス化しているんだね。

で、この、世界で最も強い戦力を持つ国になることができれば、
それこそ、世界で最も強い抑止力になるだろうし、
最も自衛力の強い国になれるんじゃないかな。
結果、武力を持たない国になるより、死傷する人の数が減るんじゃないの?

ウクライナや中東に、数千億円も支援してるお金があるんなら、
自分とこの腕力を鍛えるのに使ったほうがいいんじゃないだろうか。

② 戦争以外の方法で、紛争を解決する達人になる

世界一の戦闘力を持っていても、世界一武力行使しない国になる
というのはどうだろう?

国土のあっちこっちを基地として提供して、アメリカの軍事力を楯にしながら、
アメリカの財布がわりになって、アジア諸国はじめ世界中にお金をばらまいたり、
開発途上国に計り知れないほどの技術供与をしたりして、
紛争や戦闘が起こりにくい外交政策をとって、ここまで来た日本だけど、
そんなもんで、これからも戦争を防げるかは疑問だよな。
だって、お金をばらまけなくなってきているし。

今回の法案にも、“総合的に” とか、“統合的に” という言葉で表現されているけど、
戦闘力としての軍事力ばかりでなく、もっと “積極化” すべきことが
いろいろとあるんじゃないかな。

たとえば・・・
良好なギブ&テイクを維持できる貿易、早く正確な情報をハンドリングできる諜報活動、
戦争勃発を確実に防ぐ工作活動、強力な経済制裁によるおどし、経済的&軍事的に強力な味方づくり、
敵国内における味方づくり・・・などなど、
大々的な武力衝突になる前に、それを防ぐ活動さ。

僕が言っているのは、これまでやってきたような “外交政策” のことじゃないんだ。
戦争を防ぐための、脅迫、工作、囲い込み、制裁、煽動・・・なのだ。
それがたとえ、けっこう汚い手段でも、それで悲惨な戦争を事前に防げるんなら
かまわないんじゃないかと思っているんだよ。
たくさんの兵士や一般人が死ぬより、全然ましじゃない?
それくらい本気で、戦争をやめさせよう、ってこと。

僕のアイデアなんてプア過ぎて笑っちゃうし、
先進国のほとんどがCIAのような諜報機関が相応の活動をしてるに決まってるはずだけど、
もっと積極的で実効力のある “事前防衛活動” ができないかと思うんだけどなあ。

とにかく、戦争を防ぐためなら手段を選ばない、というくらいの “非交戦防衛策” さ。
開戦してしまって、手段を選ばず相手国の国土にミサイルを落とし合うより、だいぶん平和的でしょ?
もちろん、それが原因で戦争が始まってしまうような、中途半端なものじゃあかんのだけど。

外交官とか大使館とかに任せとかないで、
そういう方面で世界一長けた国になるってのはどうかな?



僕が、ちょろい頭でいま考えていることは、そんなこと。
自分でも、はっ、と気づいたんだけど、キーワードは “自主独立” だろうな。
他力本願のままじゃ、みんながすっきり納得できる法律も、プランも浮かばないし、決まらない。
そして、かけがえのない人や、国土や、モノや、文化を守れないんじゃないのか。



002福田繁男.jpg
福田繁雄 1975 ワルシャワ戦勝30周年記念国際ポスターコンクールグランプリ







“ 風に吹かれて “ / RCサクセション





“ Blowing In The Wind “ / Bob Dylan





“ What a Wonderful World “ / Louis Armstrong



もっと夏向けのわらび餅  


スーパーで、「ひんやり、わらび餅はないかなー?」って探していたら、
こんなのを見つけたよー!



001ラムネわらび餅.jpg



うっすらと、ブルー。
ラムネの瓶の色のイメージだね。

保冷剤の中身って、こんなんかな?(汗)



002ラムネわらび餅中身アップ.jpg



食べてみると・・・んー、甘酢っぱい!うんうん、ラムネだねー。



003ラムネわらび餅かじり.jpg



おいしく食べるには、わらび餅のことは忘れたほうがいいかなー。







“ 君によせて “ / ふきのとう





“ Kari “ / Earl Klugh & Bob James




一瞬、帰省  


ちょいと野暮用で、郷里へ帰って来たでー。

001荷物受け取りコーナー.jpg

到着ーっ!

002電飾ポスター.jpg

荷物の受け取りロビーにあった電飾看板。
あれ?サッポロビールの「大雪山の紅葉」を訴求したポスターだね。
北海道に来てくれりゃ、サッポロビールが売れるからねー。

でも、これからが本格的な夏なのに、もう秋の宣伝?
しかも、客はこれから北海道をめぐるのにさあ、って思うよね。
んー、これは今回来た人に、「秋の連休にも来てね」っていう、
リピート需要をねらった広告なんだね。



で、どっかで見たことある展開だけど
さとちんさんとこで「http://nimaruni.blog.fc2.com/blog-entry-1043.html」鎌倉みやげのことやってたよね)、
ウチも北海道みやげのことをば・・・。

・・・っと言っても、強行軍だったので、
ふだんお世話になっている方へのおみやげをゲットする間もなく、
空港で見つけたものを、家庭用にちょろちょろって感じ。


003ジャガポックル.jpg

カルビーが出してる「ジャガポックル」。
中を見てみると・・・なんのことはない、「じゃがビー」だなこれは。

004ジャガポックル小分袋.jpg

かなりの人気商品らしいけど、「じゃがビー」だぞこれは。
「じゃがビー」が人気あるということだなー。


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「ジャガマッシュ」?
なんでこれを買ったのか、わからないなあ。
だって、お湯で戻すフツーのマッシュポテトの粉だよね。


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オホーツクの「ホタテ焼塩」。
オホーツクの海水から採った塩に、ホタテパウダーでも混ぜたのかなあ?
おととい、しめじの天ぷらを作ってもらって、
これをつけて食べてみたけど、まあまあかな。


07ルタオのクッキー.jpg

LeTAOのチーズクッキー、「カマンベール&ブラックペッパー」だと。
パッケージには「FRAGILE」のシールが貼ってあって、
“割れやすさは、おいしさの証です。” って、書いてあるじゃん。

08ルタオのクッキー中身.jpg

アーモンドと乾燥木いちごも入ってる。
これは、うまい!
甘くないんだよ。
子供向けのお菓子じゃないな。
ワインやウィスキーのつまみにいいかもしれない。


09おとなのふりかけ.jpg

永谷園の「おとなのふりかけ」。
大人だからねー。
“じゃがバター味” 以外は、北海道産ということになってるね。


10ニセコウォーター.jpg

「ニセコ Water」。
採水地が岩内(いわない)となっているねー。
ニセコから微妙にずれている気がするけど、ま、細かいことは、イワナイ。


11支笏の秘水.jpg

「支笏の秘水」。
こっちの採水地は、苫小牧市高丘(僕の田舎)で、
やっぱし微妙に支笏湖からずれているけど、
苫小牧の水は、北海道を代表するうまい水2つのうちの1つなので、まあいいか。


12美冬箱.jpg

石屋製菓の「美冬」っちゅうチョコレート菓子。
クレープ状に焼いたクッキーに、抹茶ミルクチョコをかけたような洋菓子だね。

13美冬箱なか.jpg

14美冬かじり.jpg

抹茶が濃厚でうまいわ!
たった3個しか入ってないのは、もったいぶり過ぎだよなあ。


さてさて、最後に控えしは・・・「ジンギスカンキャラメル」だべー!

15ジンギスカンキャラメル箱.jpg

16ジンギスカンキャラメル説明.jpg

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だはははははーっ。
でも、あれれー!?

18ジンギスカンキャラメル中身.jpg

昔、食べたジンギスカンキャラメルと違うぞー。
色が美しい
僕の知ってるやつは、それこそジンギスカンのタレみたいな、あぶない感じの茶色だったもんね。

・・・で、食べてみると・・・
むむむむ、たしかにタレみたいな味というか香りというかがするけど、そんなにまずくなーーーい。
いや、けっこううまーーーい!
むは、ならばこれは、もはやジンギスカンキャラメルじゃないぞ。
だってね、ジンギスカンキャラメルは、すごくまずいもんなんだよ。
まずいからこそ、ジンキャラ(勝手に短縮するな)なのだ!

これまでの長い歴史の中で、何度もおいしく改良されてきたんだろうね。
んー、おいしくなっているのに、ものすごく残念だ、という、
やっぱり変なジンギスカンキャラメルであった。


・・・というわけで、気づけばなんと、ロクなものを買ってないじゃないか!
時間がなかったとはいえ、なんだろうなこの虚しさは。



帰りに千歳空港で、ラーメンを食べたよ。

空港内に、「北海道ラーメン道場」というフードコート的な作りのエリアがあって、
北海道各地の個性的なお店が10店舗ほど入っているんだけど、
そのうちの「銀波露(ぎんぱろう)」という店に入ってみたんだよ。

札幌らしい味噌ラーメンや、函館らしい塩ラーメンとかは食べ慣れているので、
看板を眺めて変わったメニューの店に決めたんだよ。


19サッポロクラシック.jpg

まずは、サッポロクラシックで、プハーッ。
てか、ピルスナーはこれしか置いてなかったけどね。
この日の北海道は、スコーンと快晴で気温は26度くらい。
空気が乾燥しているので、なるほどやっぱりビールがうまいわけだ。


20メニュー.jpg

北海道ではたぶん珍しい「とんこつ味噌」というのがあるねー。
驚くほどいろんな種類のあるメニューを眺めて、
あえて僕の知っている北海道的じゃない、この「とんこつ味噌」と「鶏しお白湯麺」にしてみた。


21とんこつ味噌.jpg

「とんこつ味噌」は、こんな感じ。
うん、見た目は北海道のラーメンというより、九州のとんこつラーメンだね。

で、食べてみると・・・おおーっ、これはすごいぞ!
九州で食べたとんこつ味噌は、とんこつラーメンに味噌の隠し味が感じられるといった感じだったけど、
これは、明らかにそれとは違うな。
とんこつでなく、味噌でもなく、とんこつであり、味噌であるのだ。(笑)
フィフティ&フィフティとでも言うんだろうか、見事に「とんこつと味噌」であることがわかる味だぜ。
おまけに、チーズパウダーもついているので、さらに新しい味が楽しめる。
この世の旨味三大代表を選んで、掛け合わせたとでも言うのかな。
ちょっと油っぽいけど、価値ある一杯だねー。


22鶏しお白湯麺.jpg

お次はコレ、「鶏しお白湯麺」。
ご覧の通り、近年よく見る鶏白湯系そのもののビジュアルだよね。
チャーシューも、ゆで鶏みたいな鶏肉。

ところが、食べてみると・・・んー、かなりトリっぽい!(笑)
ま、あたりまえだけど、僕がいままで食べた鶏白湯のなかでも、最もトリっぽいなあ。
でも、鶏特有の鶏臭さはなくて、旨味と芳香ががズシーンとくるしかけになってる。
こりゃ、すごいわ。

おまけに、「エビシオ」という粉がついていて、
これを使うと、やっぱり旨味が倍増。
もう一杯、別のラーメンを楽しめる、っちゅうくらいの勢いだ。
いやいや、すばらしいのひと言だったわー。

箸上げ写真を撮り忘れてたけど、ふと気づいたのは、
コレの麺は透明感の少ない、まっ黄っ黄で、やわらかめの麺だったのに、
「とんこつ味噌」のほうは、ややくすんだ黄色で、透き通り感の多い、コシの強い麺だったことなんだよ。

それって、スープにガッツリ入魂したうえに、麺もそれに合うように変えているということだよね。
まあ、それくらいのことをする店はたくさんあるけど、
この店のは、それぞれの完成度がものすごく高いうえに、
この2つ以外にも魚介出しとか、いわゆる味噌ラーメンとか、鮭ハラスバターコーンとか
ユニークなメニューがまだまだあるので、ざわっとしてしまうんだな。

味のバリエーションがいろいろある、って言うんじゃなくて、
一店でとんこつ専門とか、鶏出し専門とか、味噌専門とか、いくつもの名店の味を楽しめるという感じだね。
どうやってこの “ハイクォリティ × 多種“ を運営しているんだろ?
最近のラーメン店のレベルって、めっちゃ高いんだね。
江別のラーメン、畏るべし!


23ビールメニュー.jpg

もう少し酔いたくて、地ビールもたのんでみたよ。

24江別小麦.jpg

「江別小麦」。
ヴァイス(白ビール)ではなくて、ヴァイツェンと書いてあるね。

ゴクゴクゴク・・・・・
んー?これはどうかなあ。
ヴァイツェンな感じがしないけどなあ。
それこそ、白ビールっぽいし、炭酸のパンチがゆるいなあ。
でも、まずいという意味ではないよ。
いろいろあってこそ、地ビールだろ。
まあいいか、って感じ。
ヴァイスとヴァイツェンの違いは、また今度書くねー。



そういえば、親戚の家の花壇に花が植えてあったのを撮ったぞ。

25なでしこ.jpg

これは、最近覚えた「ナデシコ」でしょ。(汗)
なでしこジャパン、オリンピックもがんばれー!


26白い花.jpg

むむむ、これは何だろう?
一度は聞いたんだけど、忘れた。


27紫の花.jpg

これも、何だっけ?
誰か教えてー。


28ピンクラベンダー.jpg

これは、ピンク色のラベンダー、って言っていたな。
この写真ではわかりずらいけど、小さな花がうっすらとピンク色なんだよ。
それが、富良野みたいに密生していたら、遠くから見たらきれいなピンク色に見えるとのこと。
珍しい種類なのかなあ?



きれいな花たちを、愛する母へ。







“ 夏の人 “ / ふきのとう





“ 夢の生活 “ / ふきのとう




七夕、ことしも雨かなあ?  


001七夕飾り.jpg


ウチのマンションの七夕飾りでーす。

誰でも自由に短冊を書いて下げられるようになっています。



002短冊.jpg


うほほーい、栗原くんに大賛成ですー!




003星空.jpg

でも、

戦争、テロ、災害、経済恐慌・・・

“とんでもないこと” は、もうこれ以上、起こりませんように  (-m-)” パンパン





“ No Surprises “ / Radiohead





“ 最後のニュース “ / 井上陽水




会話は注意深く読もう ~ 『ある過去の行方』  


んー、これはいい映画だなあ。

バニーマンさんのとこで(「バニーマン日記」)レビューを拝見して、
こりゃおもしろそうだなー、と思って観たんだけど、やっぱりなかなかいい感じだったよ。

殺人だの、爆発だの、殴り合いだのは出て来なくて、
やれ結婚しただの、別離れただの、浮気しただのの、メロドラマ系のストーリーだけど、
「ミステリー」なんだね、これは。

次々と謎が出てきて、「なんでそうなったんだよー」って、ずんずん引っ張られてしまう。
・・・で、「おー、そうだったのかあ」って謎解きが展開されるんだけど、
例によって、最期までなんでかわからないまま謎が残るんだなあ。

そう、山田洋次監督のあの『小さいおうち』みたいな感じ。
最近は、ブログやツイッターやラインやフェイスブックの時代だから、
話題提供というか、クチコミでの盛り上がりを狙っているのか、
“謎が謎のまま終わる系“ が増えてきてる気がするなあ。

おまけに、「えっ、それってなんだっけ?」って感じで、
何度も観返したくなってしまうから、DVDやブルーレイの時代にもマッチしてるんだろうな。



<あらすじ>
※明らかにミステリーなので、まだ観てない方は、以下を読まないほうがいいかも。
 でも、観るつもりのない人は、読むと観たくなるかもねー。

イランに住む、主人公の男・アフマドはある時、
フランスに住んでる別居中の・マリーに呼ばれてテヘランからパリにやって来る。
離婚手続きをしたいとのことで、呼ばれたのだ。

001車の中.jpg

元々一緒に暮らしてた家に着くと、子供が3人になってる。
自分が結婚生活をしていた時は、女の子が2人だったのだ。
男の子が1人増えている。
会話の端々をつなぐと、元妻のマリーは
すでに新しい旦那(=その男の子の父親)と住んでるらしい。

その新しい男は、サミールといって、
不法滞在者のナイマを従業員として雇ってクリーニング店を営んでいる。
奥さんがいるんだけど、いまは植物状態になっちゃって入院中なんだよ。
こっちもまだ籍を抜いていない。
つまり、マリーとは不倫中ということだな。
ああ、そうか、それでアフマドは離婚手続きを迫られたというわけだ、とわかる。

002サミールとマリー.jpg

2人の娘のうちの長女のほうは、
最近は、学校が終わっても夜遅くまで家に帰って来ない生活を続けてる。
高校生だっけ?新しいお父さんと一緒に住むのがすんごくイヤなのだ。
多感な年頃なので、そういうのが許せないのだろうと思って観ていると、
どうもそれだけではない “重要な理由“ があるみたいだ。

新しい旦那・サミールの奥さんは、
ある出来事があって植物状態になったんだよ。



・・・おー、言えねぇ言えねぇ、もう言えねぇ。

いくつかの誤解、いくつかの想定外の展開がつながってここにあるいま。
もしその時、そっちじゃなくてこっちに転んでたらこうなったのじゃないか、って湧くいくつかの憶測。
そして、なんでそうなったのか、いまもわからないこと・・・。


ほら、原題はフランス語で『Le passe』、英語で『The Past』だからね。
なんせ過去のことだからさ、はっきりしない事実とわくわく広がる憶測と、
「あっ、そうか」ってわかることと、最期までわからないことが
組んずほぐれつになってるハナシ。
ほらほら、なんだかおもしろそうでしょ?


きっと、映画ファンをうならせるだろうな、と思うことは2つ。
1つ目は、脚本の妙だろうね。
この映画には、“回想録” というものがひとつもないんだよ。
つまり、観るとわかると思うけど、
ほぼ100%会話だけで過去の物語が語られていくのさ。
だから、スクリーンに展開する会話をしっかり注意深く聞く(字幕だから「読む」だな)ことになる。
そう、小説でも読むみたいにね。
会話の端々からいろんなことがわかったり、
やっぱりわからないということがわかったりするんだよ。(笑)

物語の冒頭では、空港の窓越しで会話する二人の声さえも聞こえなかった。(笑)
何が疑問なのかさえも疑問のまま観ながら、ぼそぼそ話を聞いていくうちに、
「あ、そうなのか」、「えっ、そうだったの?」って感じで、
少しずつハナシが見えてくる仕立てになっている
のさ。
それで、見えてきた疑問が疑問と憶測のまま終わるんだから、
ブログに書かずにいられないってわけ。(笑)
脚本を注意深く、巧妙に書いていかないとこういうやり方は成功しないだろうと思う。
脱帽

「観る人を選ぶ」と評している人がわりといるみたいけど、その辺のこともあるんだと思う。
字幕をじーっと読んでいると、すぐに眠くなる人もいるもんね。
僕は、「体調も選ぶ」と言っておくことにするねー。(笑)

それから、もう1つうならされることは・・・
この映画はフランス映画、または、フランス・イタリア・イラン合作ということになっているみたいだけど、
監督はじめスタッフ、キャストもほとんどイラン人で、
イラン映画と言ってもさしつかえない作品なんだな。

僕は知らなかったんだけど、監督のアスガル・ファルハーディーは、
『彼女が消えた浜辺』や『別離』という作品で、世界的にも有名な人らしいんだね。
イランと言えば、いまだ紛争地帯の一角をなしているので、
社会派でなくて、こんな人の心理をえぐるような作品を作る人がいるんだなー、
って驚かされたね。

003監督.jpg



全く社会派じゃないということもないんだね。
不法移民のことがやその家族のことが大きなテーマになっているような気がするし、
フランス社会のことや医療のことやスマホ社会のことも薄っすらと言っていると思えるな。

でも、やっぱりメインテーマは、
「夫婦愛」「親子愛」「家族愛」でしょ。
ミステリーだけど、意外な感動をもらえると思うよ。

残った疑問や憶測について、書きたくてしょうがないけど、やめとくわ。
愛する人と一緒に観て、あーだこーだ語り合ってくださいませー。
で、僕はなんで一人で観たのよ。



004親子.jpg





005ポスター.jpg

●ある過去の行方(Le passe)
2013 フランス・イタリア・イラン
上映時間:130分
監督:アスガー・ファルハディ
脚本:アスガー・ファルハディ
製作:アレクサンドル・マレ=ギ
撮影:マームード・カラリ
音楽:エフゲニー・ガルペリン、ユーリ・ガルペリン
製作会社:メメント・フィルム、フランス3シネマ、BIMディストリビュツィオーネ
配給:メメント・フィルム(仏)、ドマ/スターサンズ(日)
出演:ベレニス・ベジョ、タハール・ラヒム、アリ・モサファ、ポリーヌ・ビュルレ
   エリス・アギス、ジャン・ジェスタン、サブリナ・ウアザニ ほか
受賞:第66回 カンヌ国際映画祭(2013年)
   ・コンペティション部門/女優賞・全キリスト教会審査員賞
   ・パルムドール ノミネート
   第71回(2013年)ゴールデングローブ賞 外国語映画賞 ノミネート
   ダーバン国際映画祭 脚本賞
   オスロ 南からの映画祭 観客賞
   ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 外国語映画賞
   ワシントンD.C.映画批評家協会賞 外国語映画賞 ノミネート
   アジア太平洋映画賞
   ・作品賞 ノミネート
   ・脚本賞 ノミネート
   サテライト賞 外国語映画賞 ノミネート
   クロトゥルーディス賞
   ・作品賞
   ・監督賞
   ・助演男優賞
   ・オリジナル脚本賞







“ おなじ話 “ / ハンバートハンバート




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