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ゆらゆら草

もう少し感受性を働かせれば、毎日がスペシャルになる。そう自分に言い聞かせて、 いろいろ感じたことを書きとめてみよっと。

国分寺マニアックス ~ ボブを探しに  


♪ ゆらゆら / YeYe





「独断映画評あらため北米が好き」http://newbii.blog.fc2.com/
NEWびーさんに教えてもらった “ボブ” がいるらしいので、
国分寺(東京都国分寺市)へ行ってみたよ。

国分寺は、11年も住んだ街なので、
どんなふうに変わったのかも見たかったんだなー。



駅に着いて、さっそく北口から出てみたよ。

およよー、駅前左前方の2ブロック分くらいのエリアが
なんにも無くなってる!

駅前の寿司屋も、シャノアールも、よく行ったラーメン屋も
なんもかんも。

で、その空けたスペースの半分くらいで、
北口側に出っ張った駅ビルを作ってんだなあ。
南口側はとっくの昔に丸井と専門店の入った駅ビルが
できていたからね。

その上に、さらに拡大かあ。
東西南北ぱっとしない沿線エリアから、
ばしばし人を集めようってわけだなー。

また、家賃が上がるんだろうな。
僕が住んでいた時、南口の駅ビルができたら、
家賃がいきなり1万円上がったことがあったんだよ。

で、そのうちにJR中央線の「特別快速」が停まるようになったら、
続けてポンと家賃が1万円上がったことがあったからなあ。



001駅マンション.jpg

一番わかりやすい変貌は、駅前の高層マンションだろうね。
これは、次々と2~3棟建ったよなー。
あんなに標高も価格も高いマンションなんて、全然国分寺的じゃないなあ。
1軒5,000~7,000万円、最上階は3億円とかじゃなかったっけ?


北口を出て、すぐに右折。
学芸大学のほうへ向かう駅前商店街へ。

002TARA.jpg

タイ人のおじさんがやってる(た?)タイ料理店。
本格的で、うまい!
昔、「タイと同じ辛さにしてください」って言ったら、
ぶっ飛ぶほど辛かったよ、トムヤムクン。


003たからや.jpg

はい、昔の学生街おなじみの質屋ですねぇ。
僕は、自分の持ち物を入れたことはなかったけど、
バッタもんや質流れ品も売ってるココで、
冷蔵庫やラジカセや本棚を買ったんだった。


004秀永.jpg

店内が、狭い喫茶店みたいな店だけど、
ココの中国料理はピカいちだよ(ラーメン屋ではない)。
たぶん、一流店からの独立組だろうね。
素材と味の洗練度がバツグン。
30年くらい前にできた店なんだけど、いまでも、あるんだねぇ。

国分寺街道に出る前の通りには、国分寺名所と言われていた
元ヒッピーのマスターがやってた「ほら貝」というバーが
あったんだけど、なくなっちゃってたなー。


005元自転車屋.jpg

ココは元自転車屋。


006胡桃堂喫茶店.jpg

隣に、なんだかおしゃれな喫茶店ができたねぇ。


国分寺街道を右折して、中央線のガードをくぐって
東京経済大学方面へ出て、すぐに右折。

007南口カレーの店.jpg

マンションの1階の奥まった店。
ココは昔は、手作り陶器の店だったなー。
カフェにもなっていて、カレーがものすごくうまかった、
1,000円だったけど。
ここで買った皿は、いまでも使ってる。

その道を挟んでの向いに、
こんなおしゃれなパン屋さんができたんだね。

008キイニヨン.jpg

駅南口に向かって坂を少し上って右に入ると・・・

009古美術南川.jpg

この古美術商は前からあったはずだなあ。
そうそう、国分寺といえば、アンティークショップ、古本、古着
そこらじゅうが、アンティーク、古本、古着だったなあ。

その奥にあるのが、セコハンレコード屋の「珍屋(めずらしや)」
おおー、ココは大昔からのままだねー。

010珍屋.jpg

011珍屋2.jpg

いまでも、LPレコード集めている人がいるんだよね。
僕も少しは持ってるけど。

ほらほら、古着屋発見。

012POT BOUND.jpg


さらに坂の上のほうにあるのが、国分寺マンション。
昔は、あそこの1階にも、古着屋があったねー。

013国分寺マンション_トミービル.jpg

この写真を撮った僕が立っている左側には、
「トミービル」というのが建っているんだけど、
なんと、このビルの地下に、村上春樹さんがやっていたJAZZバー
「ピーター・キャット」があった
んだよ。
ビルの写真撮るの忘れちゃったー。


そのトミービルの裏が「南町診療所」。
友達のみっちゃんがバイクの事故で運び込まれたっけ。

014南町診療所.jpg

トミービルのはす向かいにあるのが「ほんやら堂」

015ほんやら堂.jpg

シンガーソングライターの中山ラビの店だそうだ。
ココも昔から変わらないねー。


016まどそら堂.jpg

国分寺マンションの1階?地下?半地下?
ココは、昔から住居ではなくて、ショップがならんでいたね。

017アンティークアヴェニュー.jpg

そうそう、アンティーク系のお店の集まり。
んー、昔はたしか歯医者なんかもあった。
おー、ここはまだ国分寺的なままだねぇ。


殿ヶ谷戸庭園の入口。

018殿ヶ谷戸庭園.jpg

ここは、府中のほうに向かって崖になっているところで、
大昔の武蔵野の自然がそのまま残っているんだな。
崖だから、湧水池なんかもあったはずだけど、
あの高層マンションができた時に、地下水脈が絶たれて、
湧水の水が出なくなったとか言って、
問題になっていたことがあったなー。

一気に坂を上りきった、駅南口の向いには
僕が住んでいた30年以上前には陶器の専門店があったね。
で、その前は、椎名誠さんの『さらば国分寺書店のおババ』で
おなじみの古本屋「国分寺書店」があった
んだよ。



さてさて、再び国分寺駅に突入。
そして、中を通って再び北口から外へ。

はい、そこに “ボブ” がいましたー!!
ボブ、ゲット。
屋外販売のおじさん、ありがと、がんばってねー。



♪ 言う / YeYe





北口出てから、今度は左へ。

019四文屋.jpg


おおーっ、カフェ「ジョルジュ・サンク」がまだあるねぇ!

020ジョルジュサンク01.jpg

021ジョルジュサンク02.jpg

ココは、高っかいコーヒーの店だよ。
でも、当然うまい。
そして、シフォンケーキがピカイチ!
僕は、いまだにココのシフォンケーキよりうまいやつに
出会ったことがないわさ。

このはす向かいには、画材屋あったんだよなあ。
ムサビの学生や美大受験の予備校生御用達。


そのまま真っすぐ行くと、西部多摩湖線の踏切。
はい、その向こうには、あこがれの「国分寺女子ハイツ」ですなー。
男子禁制の女子学生マンションでっせー。

022女子ハイツ.jpg

国分寺は、近辺にたくさんの大学があるので、
学生が住むアパートなんか山ほどあったんだけど、
このマンション然とした女子ハイツは当時、
ひときわ格上なイメージだったなあ。
津田塾女子大学とか、武蔵野美術大学とか、学芸大学とかの
お嬢様が住んでいたんだろうねぇ。
友達と上の窓に向かって手を振っていたら、
管理人のおっさんに追いかけられたことがあったよ。


あ、いけねー、
“僕さあ、ボクサーなの” の「だんごの輪島」へ行くの忘れてたー。



023駅マンション01.jpg

024駅マンション02.jpg


今度は、北口の駅前通りを直進!

025元三成堂書店.jpg

ココは、以前は大きな書店があったんだな。
駅ビルに入っている紀伊国屋書店とネット販売に
やられちゃったんだろうなー。
地下には、インドかぶれのおねーさんがやってた
超辛いカレー屋さんがあった。

地下奥には、茶葉のボトルキープができる
おしゃれな紅茶専門店
もあったなー。


026いながき.jpg

駅前通りから少し右に入ると、おっと!
もつ焼きの「いながき」があった!
ココは、知る人ぞ知る店。

素材が新鮮、目の前で焼く、安い。
ので、ジモティだけでなく、中央線沿線から
わざわざいろんな人が食べにくる店なんだよ。

でもね、午後5時から9時半までとなっているけど、
その日に仕入れた素材がなくなったら終わりなので、
9時くらいに終わることもちょくちょく。

社会人駆け出しの頃は仕事柄、夜9時頃に家に帰られることなんて
ほとんどなかったし、早く帰れてもだいたい都内のどこかにみんなで
わいわいやりにいってたし、ごくごくたまにチャンスがあっても
いながきはいつも満席で、「他へ一軒目行ってから、
後でまた来るわー」とか言って再度来たらネタ切れでおしまい
なんてことが何度もあったりして、これまでに2回くらいしか
行ったことがなかったなあ。


いながきから、さらにディープなほうへ行くと・・・
あった、あった!

027でんえん01.jpg

これが、あの有名な名曲喫茶「でんえん」やーー!!
屋根のあたりがくずれかかってる。
僕が35年前に初めて行った時も、
なんだかくずれかかっている印象だったからね。

027でんえん02.jpg

“名曲喫茶” なんだから、もちろんクラッシック音楽だよー。
入ってすぐ左は、中二階みたいなあがりになっている。
全体的に木造だね。

店の一番奥に、わりと大きなスピーカーが2つあるねー。
外はくずれかかっているけど、中は古くてくすんでいても
傷んでいるとか壊れているようすは全くなくて、
アンティークで落ち着いたいい感じの喫茶店でしょ?

内装の壁にはアート作品があちらこちらに。
そう、ココではよくムサビや学芸大学の学生の個展やグループ展が
行なわれたりしてた
んだ。
いまでも、やってるのかなあ?

店主は、もう頭が真っ白になっちゃっているおばあちゃん。
もちろん、35年前に来た時と同じ方。
お互いに、ただトシをとっただけだなあ。
毎日、毎日、少しずつ、少しずつ。

どれだけの、後の偉大な芸術家や音楽家が通ったんだろう。

028でんえん03.jpg



029ニューロダン.jpg

美容院?床屋?
35年前でも、カット + 洗髪 = 4,500円だった。
僕は、自分で切っていたけど。



はいはい、これがかの「フジランチ」でっせ。
いまでもやってるんだねー。
ちょっと覗いてみると、仕込み中のお二人は・・・
わお、あのおじさんとおばさんそのまんま!
いったい何歳になったんだろう?
遠目には、おじいさん、おばあさんには見えないけど、
きっとけっこういいトシになっているんだろうなあ。

030フジランチ.jpg

ココは、いまは昭和のなつかし洋食屋、って感じで
行列ができるほどの人気店になっているようだけど、
僕が通った頃は、それとはちょっと趣きが違ったなあ。

チキンカツセットとか、チーズバーグとか、
ポークソテー定食とか、ピーマン肉詰め&ライスとか・・・
メニューはそれこそ洋食屋だけど、
学生向けのめし屋ってイメージだったなあ、その当時は。

だってね、おかずのボリュームもでかけりゃ、
ライスの盛りもすごくて、安く、腹いっぱい食べられる食堂
って感じだった
んだよ。
ライスはフツー盛りでも大盛り、だから大盛りは禁断の注文だった。

ある時、大食いのみっちゃんと一緒に行って、
彼が「ライス大盛り」を頼んだ時、お店のおばちゃんが
「えっ?」って驚いてたなあ。
(売ってる側のくせに、どうしよう・汗、という戸惑いがみられた)
「ものすごく多いけど、残さないよねぇ」って
めんどくさそうに言っていたよ。
(どうなっても知らねーぞ、お前ら、という迫力を感じた)

なんだかイヤな予感がしたんだけど、はい、出てきたものは
“てんこ盛り” とか “メガ盛り” というシロモノじゃなかったよ。
あれは、“盛り” じゃないな、あれは “盛り固め” だなー。
盛っただけでは崩れるので、しゃもじでまわりを押して固めてあるのだ。
中身を掘っていないかまくら。

みっちゃん、ペロッと全部食べたけどね。
いまは大食いの時代じゃないので(昔だってそんな時代じゃないか)、
あんな大盛りは出していないのかなあ?



“ウラブンジ” には、こんな古本屋も。
んー、ココはその昔もあった、あった。

031古書買入.jpg


駅前通りに戻って、どんどん北へ・・・

032元スカイラーク.jpg

ココには、24時間営業のスカイラークがあったなあ。
駐車場のないファミレス。
当時は珍しかったんだよ。

たぶん、スカイラーク創業からひとケタ台の古い店
だったんだと思う。
2階3階は客席ではなくて、調理場か倉庫があったはず。
いくつかの店舗の食材を一手に作っていたのかも。


後ろを振り向けば・・・
おー、ココのはす向かい(ローソンの看板のあるところ)に、
昔は「日本信託銀行」というのがあったんだよ。
そう、あの「三億円事件」のお金の出所だよ。
(持ち主は東芝の府中工場だけど)

033三菱銀行.jpg

で、この三菱東京UFJ銀行は、そのお金を積んで
あの現金輸送車(セドリック)が出発したところ

当時は、日本信託から三菱銀行に、“一時預金” というのをして
三菱銀行から三億円が出発したんだよ。
当時の報道では一時、三菱銀行の車が狙われた、
って言われていたけど、まあ間違いではないけど、
中身は日本信託銀行のお金だったんだね。
(まあ、持ち主は東芝の府中工場だけど)



034菊地.jpg

おおー、まだあったねー。
ココはいわし料理専門の店、「菊地」
お造りを頼むと、水槽から生きているいわしをすくって、
目の前でさばいてくれる。
安くて、うまい、したがって生き残っている。


035七七舎.jpg

この古本屋もずっと昔からあるねー。
国分寺北口の駅前通りは、古本屋だらけだったんだよ。


036_01木造家屋.jpg

036_02木造家屋.jpg

037電器屋.jpg

038星野模型.jpg

039クローネンバーグ.jpg



ここは、ロック系のライブハウスだったなー、
てか、いまでもやってるわー。

040ライブハウス.jpg


041はと屋.jpg



042元池田酒店.jpg

ああー、なつかしいなあ。
ここは、元「池田屋酒店」だなあ。
個人店でワインを並行輸入してた。

おばちゃんがワインソムリエの資格を持っていて、
地下に高いやつ用のワインセラーがあったんだよ。
夜中の1時頃まで開いていたので、
独身の頃は、会社帰りにしょっちゅう寄って帰ったよ。

そのおばちゃんの娘さんもワインにくわしくて、
まだ、日本で人気が出てなかった頃に
チリワインや南アワインを教えてもらった
っけ。



043尾崎金物店.jpg


044元浅見酒店.jpg

元「浅見酒店」。
こちらは、日本酒&焼酎系に力を入れてたなー。
近所に移転して、いまもやってるようだね。


045元セブンイレブン.jpg

元セブンイレブン。


046OKスーパー.jpg

いまも、OKスーパー。


047フルヤマ文具.jpg

048シンカイ写真館.jpg


049元小僧寿し.jpg

元「小僧寿し」。


僕が住んでいたアパート。
もちろん、リニューアルされているね。
大家は、清志郎の親戚のはず。

050元第一中の井荘.jpg


051樋川工務店.jpg


052神山モータース.jpg

ここもまだやっているんだね。
ホンダのロードのワークスマシン
飾っていたこともあったよ。



ずずーいと小平市の上水南町へ侵入!

053大さわ食堂.jpg

おー、残ってる、残ってる。


054横山商店.jpg

左奥に見えるのは、文化女子大学。


055桜上水公園.jpg


056山岸邸.jpg

これは、某有名少女漫画家の自宅兼アトリエだよ。
わっかるかなー?


057喜平橋.jpg

国分寺街道と五日市街道(玉川上水)の交差点。

058喜平橋02.jpg

059五日市街道.jpg


ここまで来たなら、国分寺街道を真っすぐ北上して、
西武新宿線の小平駅へ歩いて行っちまえー。

060こだいらマンホール.jpg

061エンフィールド.jpg



ところで、「ボブ」とは、この猫ちゃんのこと。
雑誌「ビッグイシュー」の表紙、2度目の登場でーーす。
いい顔してるねー。

062ビッグイシュー.jpg

「ビッグイシュー」とは、一般の市民が希望を持って
生きられるよう、社会問題、政治、環境・エコロジー問題、
自由・人権、平和、国際事情などを取り上げて編集されている
雑誌なんだそうだ。

特長的なのは、販売方法だな。
ホームレス状態の人が、街中に立って売っているんだよ。
(通販もあるけど)
売価350円のうちの180円が、販売員さんの報酬になる、
というしくみ。

ホームレスの人に無償の救済をするのではなく、
“仕事を提供” するという考え方がいいなあ。

発祥は1991年のイギリス・ロンドンだそうだ。
いまは、イギリスを含めて世界の6カ国に展開中。
同じビジネスモデル(ストリート・ペーパー)の
雑誌はすでに世界で100誌(紙)もあるんだそうだ。



NEWびーさん、ありがと!
なんか、すっきりしたわー。







♪ He Doesn't Have Christmas / YeYe




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