ゆらゆら草

もう少し感受性を働かせれば、毎日がスペシャルになる。そう自分に言い聞かせて、 いろいろ感じたことを書きとめてみよっと。


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これは、久々に変な映画つかまされたあ。

某レンタルショップの棚に、「著名人がおすすめする一本」みたいな
コーナーがあるんだけど、そこでコレを絶賛している人がいて、
なら観るべか、とすんなり借りたんだけどさあ。

全篇、最初から最後まで、スカーレット・ヨハンソンをたっぷりと写した映画!
スカヨハのプロモーション・ムービーじゃんか、って言いたくなるわー。


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しかも、脱ぐ、脱ぐ!
あのスカヨハが、すっぽんぽんのすっぽんぽ~~ん。
じんじろげ~のじんじろげぇ~~。



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脱いで、脱いで、最後はスカヨハまで脱いでしまう。(笑)

まあ、そういうわけで、
スカーレット・ヨハンソンのファンなら当然観たいだろうし、
裸ならなんでも観たい、という人にもおすすめな作品だけどね。



しかーし! しかしだ。
これは、極めて芸術性の高い作品だぞー。
そこんとこがミソ。

セリフが極めて少なくて、映像が極めて凝っている!
たぶん、CGはほとんど使っていないんだけど、
文字通り “映像アート” の域に入るべき作品だと思う。

そして、雅楽のような神秘的な音楽!

常人ばなれした怪しい魅力のスカヨハを、
30を越えて、少し崩れてさらに妖艶なカラダになったスカヨハを
前衛ががったタッチで、怪しく撮りまくったんだなあ。


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スカーレット・ヨハンソンは、どこから来たんだろう?
ペガスス座51番星bからか?

バックで何ものかに操られて、
健康な独身男を捕食する、というミッションを
この地球で果たし続けているんじゃないか。

スクリーン用の顔を脱いだ、ホントのスカヨハはどんな生き物なんだろう?





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●アンダー・ザ・スキン 種の捕食 (Under the Skin)
2014 イギリス・アメリカ・スイス
上映時間:108分
監督:ジョナサン・グレイザー
原作:ミッシェル・フェイバー『アンダー・ザ・スキン』
脚本:ウォルター・キャンベル、ジョナサン・グレイザー
製作総指揮:テッサ・ロス、レノ・アントニアデス、ウォルター・キャンベル、
      クローディア・ブリュームフーバー、イアン・ハッチンソン、フローリアン・ダーゲル
製作:ジェームズ・ウィルソン、ニック・ウェクスラー
撮影:ダニエル・ランディン
編集:ポール・ワッツ
美術:クリス・オッディ
衣装:スティーブン・ノーブル
音楽:ミカ・レヴィ
キャスティング:
製作会社:フィルム4、BFI
配給:スタジオ・カナル(英)、A24フィルムズ(米)、ファインフィルムズ(日)
出演:スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・マクウィリアムス、ジョー・スズラ、
   クリシュトフ・ハーディック、ポール・ブラニガン、、アダム・ピアソン、
   マイケル・モアランド、デイヴ・アクトン、ジェシカ・マンス ほか
受賞:第24回ゴッサム・インディペンデント映画賞
   ・作品賞 ノミネート
   ・主演女優賞 ノミネート
   第40回ロサンゼルス映画批評家協会賞
   ・音楽賞 受賞
   第9回ダブリン映画批評家協会賞
   ・作品賞 次点
   ・監督賞 次点
   ・女優賞 次点







“ Stop Breakin' Down Blues ” / Robert Johnson





“ Stop Breaking Down ” / The Rolling Stones




ドン引きし過ぎて、笑っちゃったよ ~ 『ムービー43』  



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なんじゃー、この映画は!?
ひどい、下品すぎる!!

ジョークやギャグが全部、下ネタとウン・ゲロ系じゃねーか。
予告編を何度か観てたけど、ここまでゲスだとは思わなかった。
おまけに、児童虐待やフリーク虐待なんかの超ブラックなくだりも。

ストーリーなんかない!
物語する気なんかまったくゼロだぜ。

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大昔に、『ケンタッキー・フライド・ムービー』(1977)というのを観たことがあるんだけど、
けっこうエロでグロでおバカな内容だった。
いまから思えば、「モンティ・パイソン」みたいな映画。

(ちなみに、『ケンタッキー・フライド・ムービー』は、ジョン・ランディス監督の初期の頃の作品。
『ブルースブラザース』、『狼男アメリカン』、『大逆転』、『スパイ・ライク・アス』、
『サボテン・ブラザーズ』、マイケル・ジャクソンのMV『スリラー』などなどを撮った超大物監督だよね)

でもね、この映画はあんな生やさしいもんじゃないよ。
だってね、ほとんど笑えないんだからさ。
笑わせるというより、“しかめっ面にさせる” とか “驚かせる” っちゅう感じ。

つまりこの映画は、『ケンタッキー・・・』みたいに、ただおっかしいんじゃなくて・・・
●えーっ!?あの正義派俳優が、あんなエロなカッコしてる!
とか
●あの淑女系女優の顔に、あんなものをくっくけた!
●あの知的美人女優が、あんなドスケベなセリフを吐いている!
●あのかわいこちゃんが、漏らした!
●あの正義のヒーローが、めっちゃゲス野郎に!
・・・って感じの、変態的なギャップで驚かせるところが特徴なんだな。
ホント、エログロとは縁の遠い人気俳優がドバドバ出てくるんだよ。

特に、ヒュー・ジャックマンとケイト・ウィンスレットの一篇はすごい!
僕はもう、ウルヴァリンを笑いなくして観られなくなってしまった。
タイタニックの純愛も、海の底にふかーく沈没してしまったぜ。

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さらに笑わせてくれるのは、着想から完成まで10年もかかっているんだそうだ。
脚本の時点で、しばらくどこも買ってくれなかったんだろうね。

さらにさらにすごいのは、
この映画は16本のショートストーリーのオムニバスでできているんだけど、全部監督が違うこと。
脚本も14~15人かかわっているし、出演も人気俳優がワサワサでしょ。

つまり、何が言いたいかっていうと、
誰がリーダーシップをとったかわかんないけど、交渉能力というかプロデュース能力というか
大物俳優を含めて、よくこれだけの大人数の首をタテに振らせたなー、ということ。
観たらわかると思うけど、フツーだったら、作るのも出るのも、即答でノーでしょ。

そういう意味でいえば、スタッフにもキャストにも、心から敬意を表わしたくなるよ。



まあ、家族で観るなんてことは、やめたほうがいいですわ。
フツーの友達や彼女なんかとも観るのは、やめたほうがいいだろうなー。
エロビデオのほうが、まだ気まずくないかもしれないな。

でも、この映画を一緒に観られるような友達がいるといいなあ、とも思う。
(変態仲間、という意味ではなくて・笑)

ところで、ムービー43の43って、どういう意味?





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●ムービー43(Movie 43)
2013年 アメリカ
上映時間:97分
監督:ピーター・ファレリー、グリフィン・ダン、ブレット・ラトナー、スティーヴン・ブリル、
   エリザベス・バンクス、ジェームズ・ガン、ウィル・グラハム、スティーヴ・カー、
   グリフィン・ダン、ジェームズ・ダフィ、ジョナサン・ヴァン・タルケン、エリザベス・バンクス、
   パトリック・フォーシュベリ、ブレット・ラトナー、ラスティ・カンデッフ
脚本:ロッキー・ルッソ、ジェレミー・ソセンコ、リック・ブリット、ウィル・グラハム、
   ジャック・クコダ、マシュー・ポーテノイ、ジョナサン・ヴァン・タルケン、ウィル・カーラフ、
   エリザベス・シャピロ、パトリック・フォーシュベリ、ウッレ・サッリ、ジェイコブ・フライシャー、
   グレッグ・プリティキン、ジェームズ・ガン
製作:チャールズ・B・ウェスラー、ピーター・ファレリー、ライアン・カヴァノー、ジョン・ペノッティ
撮影:フランク・G・デマルコ、スティーヴ・ゲイナー、マシュー・F・レオネッティ、ダリン・オカダ、
   ウィリアム・レクサー、マシアス・ラド、エリック・シェーバース、ニュートン・トーマス・サイジェル、
   ティム・サーステッド
音楽:クリストフ・ベック、デヴィッド・J・ホッジ、レオ・バイレンバーグ、タイラー・ベイツ、
   ウィリアム・グッドラム
編集:Debra Chiate、Patrick J. Don Vito、Suzy Elmiger、マーク・ヘルフリッチ、Craig Herring、
   Myron Kerstein、Jonathan van Tulleken、Joe Randall-Cutler、Sam Seig、Cara Silverman、
   Sandy Solowitz、Hakan Warn、ポール・ザッカー
製作会社:レラティビティ・メディア、Virgin Produced、GreeneStreet Films、
     Charles B. Wessler Entertainment
配給:レラティビティ・メディア(米)、アスミック・エース(日)
ナレーター:エリック・スチュアート、フィル・クロウリー
出演:エリザベス・バンクス、クリステン・ベル、ハル・ベリー、レスリー・ビブ、ケイト・ボスワース、
   ジェラルド・バトラー、キーラン・カルキン、ジョシュ・デュアメル、アンナ・ファリス、
   リチャード・ギア、テレンス・ハワード、ヒュー・ジャックマン、グレッグ・キニア、
   ジョニー・ノックスヴィル、ジャスティン・ロング、クリストファー・ミンツ=プラッセ、
   クロエ・グレース・モレッツ、クリス・プラット、リーヴ・シュライバー、
   ショーン・ウィリアム・スコット、エマ・ストーン、ジェイソン・サダイキス、ユマ・サーマン、
   ナオミ・ワッツ、ケイト・ウィンスレット ほか
受賞:第34回ゴールデンラズベリー賞(2013) 最低作品賞/最低監督賞/最低脚本賞


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