ゆらゆら草

もう少し感受性を働かせれば、毎日がスペシャルになる。そう自分に言い聞かせて、 いろいろ感じたことを書きとめてみよっと。

自分の気持ちに会いに ~ 青猫書房  






去年の末から、行ってみたいと思っていたところがあるんだよ。

子どもの本「青猫書房」

自分、子供じゃないし、絵本なんかを買ってあげるような子供が
まわりにいるわけじゃないけどね。



仕事仲間のMさんから借りた本で、
田中和雄さんという編集者が詩の魅力について語っていて、
いくつかの詩の作品を紹介されていたんだよ。

それを読んでいたら、詩を読みたい気持ちがムラムラしてきて、
いくつかの本を手にしたいと思っていたんだった。

そうこうしているうちに、Mさん情報で、
田中和雄さんの友達だか後輩だかが新規オープンさせる書店に
それらの本があるはず・・・というのが、「青猫書房」というわけ。

アマゾンあたりで検索して注文すれば、手っ取り早いんだろうけど、
お店まで行ってみることにした。

なんとなく、電子の力に頼るんじゃなくて、
自分の足を使わなきゃと思ったんだよ。



最寄り駅は、東京都北区にある赤羽駅。

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赤羽といえば、私は宇宙から来たと言い張るおじさんや
AKBNとかいうアイドルグループ(?)とか、何かと “変な系” で話題な所なので
ちょびっと、別の意味でもわくわく。


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駅を出て「LaLaガーデン」という商店街に向かって行くと・・・
なんと美しい協会が!
赤羽のイメージがコロンと変わってしまった。


003LaLaガーデン.jpg

「LaLaガーデン」は、よくあるアーケード街だ。

004魚屋.jpg

昔ながらの魚屋や・・・

005帽子屋.jpg

“駅前” の基本、帽子屋なんかもちゃんとある。
活気のある商店街だね。

006お菓子屋.jpg

007居酒屋?.jpg

よく見ると、全国ブランドの飲食店や、アパレルショップとか、
レンタルショップなんかと昔からの “地元“ 共存しているんだなあ。
シャッターの降りている店舗なんかは一つもないや。
いい商店街だなあ。



「LaLaガーデン」を突き抜ける一歩手前で、左に折れて住宅街へ侵入。
ちょっと行った右手に、なんとオシャレなたたずまいの入り口が。

008入り口01.jpg

009入り口02.jpg

これだ、これだ。

010看板.jpg

またまた、僕の中の赤羽のイメージがぽんとアップ。



できてまだ一年も経っていないので、店内はすごくきれい。
白を基調としたすっきりした内装に、
いくつかの書棚があちこちにレイアウトされている。
本屋というより、画廊って感じ。

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012陳列02.jpg

013内装.jpg

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015グリーン.jpg


奥のほうへ入っていくと、こんなミーティングスペースみたいなのが。

016奥のテーブル.jpg

もらったパンフレットを見るとね、詩の音読会とか、絵本の読み聞かせとか、
トークショーとか、趣味のサークルなんかがこのスペースを使って
行なわれているようだね。

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それらがない時間は、カフェになっていて、簡単な飲み物をたのめるのだ。
シルバーウィーク中のその日は、けっこうあったかかったので、
アイスコーヒーを注文。

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ほしい本の一部が手に入ったよ。

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020塀の猫.jpg







死んだ男の残したものは    谷川俊太郎


死んだ男の残したものは
ひとりの妻とひとりの子ども
他には何も残さなかった
墓石ひとつ残さなかった

死んだ女の残したものは
しおれた花とひとりの子ども
他には何も残さなかった
着もの一枚残さなかった

死んだ子どもの残したものは
ねじれた脚と乾いた涙
他には何も残さなかった
思い出ひとつ残さなかった

死んだ兵士の残したものは
こわれた銃とゆがんだ地球
他には何も残せなかった
平和ひとつ残せなかった

死んだかれらの残したものは
生きてるわたし生きてるあなた
他には誰も残っていない
他には誰も残っていない

死んだ歴史の残したものは
輝く今日とまた来る明日
他には何も残っていない
他には何も残っていない




※ 「ポケット詩集」童話屋 より勝手に転載いたしました。
※ 初出 「日本の詩人17谷川俊太郎詩集」河出書房 1968年





●子どもの本 『青猫書房』
東京都北区赤羽2-28-8
03-3901-4080
11:00 ~ 19:00
定休日/火曜日 (正月休み、夏季休暇あり)







“ For the Peace of All Mankind (落ち葉のコンチェルト)“ / Albert Hammond




口コミでこっそりやってるもんだと思ってた  



001タトゥ屋.jpg


東京・杉並区にある「中杉通り」を歩いていたら、見つけたんだよ。

平和でほのぼのとした通りなんだけどね。

わくわく写真を撮ってみた。

刺青入れたい人は、ココでどうかな?

赤信号が灯っているけどね。


どういう商売?  



春の陽気、四谷から新宿まで散歩してみた。

四谷見附交差点から新宿通りを新宿方面へ。
ぶらぶらぶら・・・っと行くと、消防博物館のある「四谷三丁目交差点」に出くわす。

それをさらにまっすぐ行くと「四谷四丁目交差点」。
江戸時代に、甲州街道で江戸城へ上る時の最後の関所=「四谷大木戸」のあったところだよ。

左手が内藤新宿と「新宿御苑」だなあ、右手はサンミュージックのあったビルだなあ、
ここから先は甲州街道の最初の宿場のあった「新宿」なんだなあ、
なんて思いながらちょびっと歩くと、右手の喫茶店の隣に、こんなのがありました?!



001宇宙村.jpg



怪しいなあ。
天体観測は好きだけど、UFOの観測はちょっとなあ。


ツマミは、ハラミ、煮込み、記号論・・・  


行きつけの呑み屋、持ってる?

僕は、いくつかありますよ。
週に何度か行く、というほどの行きつけでもないんだけど、
思いついたら、たま~に一人で行く呑み屋。

一人で行く、というのは、一人で行きたいんじゃなくて、
呑みに行こうかな、と思いついた時に
自分一人のことが多いからそうなってしまうだけ。

だいたい、ちょっと変な店が多いかなあ。



焼き鳥屋もよく行くねー。
けっこうな大串で、材料も新鮮で美味しくて、かなり安い店、とか
寿司屋みたいなナリで、ものすごく美味しくて、かなり高い店、とか・・・。

でもね、ココの店は特筆もの!
いや、ホントは特筆したくなかったとこ。
安い、うまい、行列しない、うるさくない・・・そして、変

『萬太郎』。
観たところ、外観も内装もただの場末の焼き鳥屋なんだけど、
変、だというのは↓コレです。

001社長の言葉01.jpg

聞いたら、「社長の言葉」だと、お店の人が言ってた。
そういえば、僕がココに初めて来た頃、
インテリな顔をしたおじさんが焼き鳥焼いていたねー。
あれが、店長?社長?なのかなあ。

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アングルに入りきらないので、前のほうを部分拡大。
ほう、なんだかおもしろいな。
今でも生きているのかなあ?亡くなってしまったのかなあ?

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カウンターの側面(赤破線のところ)に貼ってあるんだよ。

読みにくいので、↓書き取ってみました。



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言葉の真意とは

世の中の人々にとって大事な物は「書物」である。
だが、本当に大事にされているのは書物ではなく
そこに書かれた「言葉」である。

しかし、言葉自体が大事ではなくて、
言葉のうちに含まれている「意味」の方が大事である。

だが、意味も又究極の物ではなく
意味が指向している「事実」こそ最も大事なものである。

ところが、この事実というものは
言葉では伝えられないものなのである。

言葉によって伝えられるのは物の名前と声にすぎず
目によって見ることのできるのは物の形と色にすぎない。

このようにその物の本質を伝えることはできない。

つまり、道が絶対的で無限な真理が
「人間の言葉ではいい表わせない」ということである。

人間のことばは「一つのものを二つに分け、相対差別を設ける」
という特性を持っているからである。

日本語で「わかる」というのは物を分ける事であり、
中国語で「弁ずる」ということばは物を別ける意味を持っている。

このように、人間のことばは「分別」や「弁別」によって
全体的で不可分な真理を破壊してしまうのである。

「真理が真理だ」といったとたんに真理である、真理でない、
ものとに二分され、真理と虚偽の対立差別が生まれる。

それだけでなく、真理は虚偽を排除することによって
自らを限定し、自らを有限化することにある。

だから、人間のことばでとらえられた世界はつねに
真と偽、美と醜、善と悪、といった相対差別に陥るのである。

このように人間のことばは
「無限であるべき真理を有限化し、絶対であるべき道を相対化する」
という欠陥を持っている。

だから、絶対無限の真理については
「弁ずるは黙するに若かず」
「至言は言を去る」
「知る者は言わず、言う者は知らず」
「聖人は不言の教えを行なう」
と言う他はいいようがないのである。

だから、聖人は言葉の虚しさを知って言葉を用いないのである。

                          萬太郎


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・・・ね、おもしろいでしょ?
これは、言語記号論の一種だよね。

そういえば、白とも黒とも言えないことってあるよね。
それを、ああだこうだ論証して「白だ」って、結論づけちゃうと
いや、でもそうじゃないなー、ってことが後から生じてしまう。

そういう場合は、白でも黒でもない、というのが答えなんだろうね。
または、こういう場合は白、というような条件つきの答えなんだろうな。



言葉って、ヒトの頭の中にある後天的に得た「概念」を
ひっぱり出すための「記号」なんだよね。
人によって経験の内容が異なるから、同じ言葉でも人によって意味が違うんだよ。

たとえば、「青」と聞いて、キミはどんな色を思い出すだろう?
「空の青」の人もいるだろうし、「海の青」の人もいるよね。
「ティファニーの青」、「制服の青」、「ボールペンの青」・・・・

絵や写真で見せる「青」と、言葉で伝える「青」は人の数だけ違うんだなー。
その違い(誤解?)が、文学になるのだ、って習ったことがあるなー。

・・・なんて、ココに来るたびに考えてしまう。
安くてうまい焼き鳥の他に、もひとつおまけの “おつまみ” が置いてあるんだよ。
ググーッと読み込むと、悪酔いするけどね(笑)。





このカテゴリーでの記事の内容は、
この「社長の言葉」で終わりにしようと思っていたんだけど、
ついでに食べ物の紹介も。

008メニュー.jpg

002大根酢の物.jpg

僕がまずたのむのは、「冷しトマト」とこの「大根スノモノ」
焼き鳥が出てくるまで時間がかかるし、野菜類も食べなきゃ。

「大根スノモノ」は、千切りの大根とにんじんのなますだよね。
甘酢あえに、ゴマ油と唐辛子で味付けしてあるんだなー。

それと、瓶ビール。

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サッポロ・ラガーだよ。
珍しいっしょ?

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ぼんじり1本150円はタレで。
もちろん、炭火焼きだよ。

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串焼きは、なんでもそこそこうまい。
この “そこそこ” というのがミソだと思うな、僕は。
安いんだから文句はないし、
いつでも気負わずに来れる理由がそこにあると思う。

でも、この「ハラミ」はめっちゃジューシーで、全然そこそこじゃないよ。
写真の奥2本が「ハラミ」で、手前2本が「カシラ」。
いずれも豚、塩焼き。

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「煮込み」は2種あって、「牛スジ煮込み」と、この「煮込み」。
この「煮込み」は、いわゆる豚の白モツだね。
豚の白モツは、徹底的に洗わないと臭みが強いので、
味噌とか生姜とかでごまかして作ることが多いんだけど、
ここのはなんと塩味なんだよ。

超徹底的に洗って、長時間水で煮て、何度も水を取り換えて、
油とアクをとって・・・ものすごく手間がかかっているのがわかる。
出汁も、ただモツと野菜を煮ただけのものでなくて、
別に作ったものだなあ。

白モツのほか、煮崩れしてない人参とごぼうとこんにゃく、
土台的に大きな豆腐も入っている。
煮崩れしていない、というのがミソ。
割烹や料亭の煮物とおんなじやり方をしているのがわかるね。
仕上げに、きざみネギと白ゴマまで振ってある。

これは、さりげないけど、すごい400円だぞ。

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油がひとつも浮いていないのがわかる?
そのまま食べても、さっぱりした塩味&合わせ出しのモツ煮が楽しめるけど、
器のへりにひっかけてある、コチュ醤みたいな甘味のある唐辛子醤を
溶かして食べればさらにバツグン!

実は、ココの第一の名物は、「牛レバ刺し」だったんだよ。
500円で、新鮮な牛レバーをにんにく味のごま油タレで食べられた。
それやこれやで、いまはもうないのが残念。



009外観.jpg

場所は、西武新宿駅(=新宿プリンスホテル)のすぐ横の路地を入ったとこ。
ギラギラ歌舞伎町にこんな通りがあったっけ?という感じのとこにある。

こきたない店だし狭いから、みんな来んなよーー。


四谷三丁目(東京都新宿区)の楽器屋さん  



猫好きのキャーコ(知人)が、楽器好きの僕に、
「四谷三丁目におもしろい楽器店があるよ」というので、
行ってみたっけ・・・。








001ねこや外観

002ねこや寄り

003ねこや看板



「・・・・・・・」



↓何か言いたいこと、聞きたいことがある方はこちらへ(苦笑)。



●『ねこや』
東京都新宿区四谷3丁目6-1
03-3351-1647
10:00~19:00
定休日/日曜日・祭日


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