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いまそこにいる工作員


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●『影の中の影』
月村 了衛(つきむら・りょうえ)
2015年9月(単行本)
新潮社文庫



映画の『ボーン』シリーズ、って好き?
それから、『ミッション・インポッシブル』とか、
ケビン・コスナーの『ラスト・ミッション』とか、
アメリカのドラマの『24』とか、
スパイ・エージェントじゃなくて、特殊部隊隊員だけど
ジェイソン・ステイサムの『ワイルドカード』とか・・・。

最近のスパイものとか特殊部隊員ものって、
007の時代とはちょっと違って、“元” CIAエージェントとか、
“元” 兵士とかがミソだよね。

たとえば・・・
CIAや軍隊の本部が、過去に超重要なマターの
極秘工作を企んでいて、何かの原因で失敗してしまう。
敵国の政権転覆を狙った暗殺とか、テロとか。
最新の核兵器や細菌兵器の資料の強奪とか・・・。

政府の諜報機関は、それが失敗したことによって、
自分らの企みが表沙汰になるのを防ぐために
あらゆる情報を完全に消し去ろうとする


そう、その工作の実行部隊員として雇った
エージェントの存在までも。
元エージェントは、極秘マターの情報をちょっとでも
知っているからね。
そんな感じで、元CIAエージェントや元兵士が出てくるわけ。


そうして、元エージェントは、元味方で雇い主の
国の諜報機関から命を狙われる
ことになる。
さらには、別件を仕立てられたリして、
警察からも追われることになる。
さらにさらには当然、工作のターゲットだった敵からも
刺客
を放たれてしまう。

でも、元エージェントは、国の超重要工作の要員として
雇われるくらいの人物だからして、めっぽう強い。
次々と敵を倒して、タイムリミットぎりぎりのところで
強大な悪行を暴いてしまう。

しかし、国も敵も、罪をスケープゴートになすりつけて
最小限の被害でコトを片付けて、なおもはびこる
ことに。
元エージェントは、虚しさだけを抱えて、
また、深い闇の中へ消えていく・・・

・・・といったパターンだよね。
もう、これ系のハナシは何十本あるかわからないほど。
もはや、スパイアクションものの典型になってしまった
感があるよね。

でもこれが、日本での出来事だったとしたらどうだろう?
さらに、物語の設定が、かなりリアルな世界や日本の
情勢を背景に
していたとしたら。

某国のウイグル自治区民族迫害の実体・・・
某国の極秘諜報組織と工作実行部隊の存在・・・
やくざと警察、公安の癒着・・・
一般人をいとも軽く犠牲にする国対国の政治・・・
米国CIAの強力な捜査力・・・
警察のプライド主義と隠蔽体質・・・

まあ、どこまでがホントでどこまでがフィクション
なのかは、僕の知識ではわからないのだけど、
これはホントにおもしろい!
2日くらいで、一気に読まされてしまったよ。

昔、「ノンフィクション・ノベル」なんてのがあったよね。
この物語は、実際にあったことを題材にしているわけでは
ないのだろうけど、ホントにあることと、ホントにありそうなことで
緻密なストーリーが創られている
からおもしろいんだろうなあ。

ぜひとも、映画にしてほしい!
世界的にヒットすること間違いなし、だなー。
いや、国際問題になったりしそうだから、ムリかなあ。
でもぜひぜひ、小説のシリーズ化はしてほしいなあ。



僕には、ブログを訪問し合ってコメントを書き合ったり、
オフ会をやっちゃって一緒に酒を飲んだりするような
「ブロ友」が何人かいるんだけど、
でもほとんどは、アクセスして写真を見せてもらったり、
テキストを読ませてもらうだけなんだよなー。

「こいつは、何年も前から毎日やって来るけど、
コメントのひとつも残さない失礼なやつだな」
なんて思っている人もたくさんいるんだろうけど、
ただ照れくさいだけで、怪しいことは何もないので許してちょ。

コメントしないだけで、大好きなブログサイトが
たくさんあったりするんだよ。
(誰でも、そんなもんかなあ)

この本は、そんな「読み逃げ」訪問先、だけど大好きな
ブログサイトの一つ、イーグルス16さん
『めんどくせぇことばかり』http://jhfk1413.blog.fc2.com/
紹介されていたので読んでみたんだわ。

ご本人に断わりもせずに紹介しているので、
なんて言われるか心配だけど・・・

このブログは、なんで『めんどくせぇことばかり』なんて
名前をつけているのかわからないけど、
実は本の感想・紹介のサイトで、特に国際政治・社会情勢ものがメイン。
時々、ご本人が作るためのはずの「料理の本」や「山登りの本」、
それから、実際の山登りのドキュメントなんかも。

たぶんアフィリエイトを追求されているんだろうけど、
でも、イーグルス16さんはものすごい読書家のはずで、
紹介されている本以外のジャンルでも、どんだけいろんな
ものを読まれているのかわからないほどで、
テキストも見識とユーモアに富んでいてとてもおもしろいので、
いつも、アフィリのことはどうでもよくなってしまう次第。

そのイーグルス16さんが、珍しく「小説」を紹介されていて、
しかも、諸手をあげて「おもしろかった」と書かれていたので、
「これは!」と飛びついたわけ。

なるほど、あーおもしろかった!





♪ KEYHUNTER / Tokyo Panorama Mambo Boys





♪ Gメン '75 テーマ / 菊池俊輔&スーパー・オーケストラ





♪ 太陽にほえろ OPテーマ / 井上堯之バンド









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ぼん天「海老タンメン」



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ぼん天「海老あんかけ焼きそば」



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フーガさんのコーヒー


国分寺マニアックス ~ ボブを探しに


♪ ゆらゆら / YeYe





「独断映画評あらため北米が好き」http://newbii.blog.fc2.com/
NEWびーさんに教えてもらった “ボブ” がいるらしいので、
国分寺(東京都国分寺市)へ行ってみたよ。

国分寺は、11年も住んだ街なので、
どんなふうに変わったのかも見たかったんだなー。



駅に着いて、さっそく北口から出てみたよ。

およよー、駅前左前方の2ブロック分くらいのエリアが
なんにも無くなってる!

駅前の寿司屋も、シャノアールも、よく行ったラーメン屋も
なんもかんも。

で、その空けたスペースの半分くらいで、
北口側に出っ張った駅ビルを作ってんだなあ。
南口側はとっくの昔に丸井と専門店の入った駅ビルが
できていたからね。

その上に、さらに拡大かあ。
東西南北ぱっとしない沿線エリアから、
ばしばし人を集めようってわけだなー。

また、家賃が上がるんだろうな。
僕が住んでいた時、南口の駅ビルができたら、
家賃がいきなり1万円上がったことがあったんだよ。

で、そのうちにJR中央線の「特別快速」が停まるようになったら、
続けてポンと家賃が1万円上がったことがあったからなあ。



001駅マンション.jpg

一番わかりやすい変貌は、駅前の高層マンションだろうね。
これは、次々と2~3棟建ったよなー。
あんなに標高も価格も高いマンションなんて、全然国分寺的じゃないなあ。
1軒5,000~7,000万円、最上階は3億円とかじゃなかったっけ?


北口を出て、すぐに右折。
学芸大学のほうへ向かう駅前商店街へ。

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タイ人のおじさんがやってる(た?)タイ料理店。
本格的で、うまい!
昔、「タイと同じ辛さにしてください」って言ったら、
ぶっ飛ぶほど辛かったよ、トムヤムクン。


003たからや.jpg

はい、昔の学生街おなじみの質屋ですねぇ。
僕は、自分の持ち物を入れたことはなかったけど、
バッタもんや質流れ品も売ってるココで、
冷蔵庫やラジカセや本棚を買ったんだった。


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店内が、狭い喫茶店みたいな店だけど、
ココの中国料理はピカいちだよ(ラーメン屋ではない)。
たぶん、一流店からの独立組だろうね。
素材と味の洗練度がバツグン。
30年くらい前にできた店なんだけど、いまでも、あるんだねぇ。

国分寺街道に出る前の通りには、国分寺名所と言われていた
元ヒッピーのマスターがやってた「ほら貝」というバーが
あったんだけど、なくなっちゃってたなー。


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ココは元自転車屋。


006胡桃堂喫茶店.jpg

隣に、なんだかおしゃれな喫茶店ができたねぇ。


国分寺街道を右折して、中央線のガードをくぐって
東京経済大学方面へ出て、すぐに右折。

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マンションの1階の奥まった店。
ココは昔は、手作り陶器の店だったなー。
カフェにもなっていて、カレーがものすごくうまかった、
1,000円だったけど。
ここで買った皿は、いまでも使ってる。

その道を挟んでの向いに、
こんなおしゃれなパン屋さんができたんだね。

008キイニヨン.jpg

駅南口に向かって坂を少し上って右に入ると・・・

009古美術南川.jpg

この古美術商は前からあったはずだなあ。
そうそう、国分寺といえば、アンティークショップ、古本、古着
そこらじゅうが、アンティーク、古本、古着だったなあ。

その奥にあるのが、セコハンレコード屋の「珍屋(めずらしや)」
おおー、ココは大昔からのままだねー。

010珍屋.jpg

011珍屋2.jpg

いまでも、LPレコード集めている人がいるんだよね。
僕も少しは持ってるけど。

ほらほら、古着屋発見。

012POT BOUND.jpg


さらに坂の上のほうにあるのが、国分寺マンション。
昔は、あそこの1階にも、古着屋があったねー。

013国分寺マンション_トミービル.jpg

この写真を撮った僕が立っている左側には、
「トミービル」というのが建っているんだけど、
なんと、このビルの地下に、村上春樹さんがやっていたJAZZバー
「ピーター・キャット」があった
んだよ。
ビルの写真撮るの忘れちゃったー。


そのトミービルの裏が「南町診療所」。
友達のみっちゃんがバイクの事故で運び込まれたっけ。

014南町診療所.jpg

トミービルのはす向かいにあるのが「ほんやら堂」

015ほんやら堂.jpg

シンガーソングライターの中山ラビの店だそうだ。
ココも昔から変わらないねー。


016まどそら堂.jpg

国分寺マンションの1階?地下?半地下?
ココは、昔から住居ではなくて、ショップがならんでいたね。

017アンティークアヴェニュー.jpg

そうそう、アンティーク系のお店の集まり。
んー、昔はたしか歯医者なんかもあった。
おー、ここはまだ国分寺的なままだねぇ。


殿ヶ谷戸庭園の入口。

018殿ヶ谷戸庭園.jpg

ここは、府中のほうに向かって崖になっているところで、
大昔の武蔵野の自然がそのまま残っているんだな。
崖だから、湧水池なんかもあったはずだけど、
あの高層マンションができた時に、地下水脈が絶たれて、
湧水の水が出なくなったとか言って、
問題になっていたことがあったなー。

一気に坂を上りきった、駅南口の向いには
僕が住んでいた30年以上前には陶器の専門店があったね。
で、その前は、椎名誠さんの『さらば国分寺書店のおババ』で
おなじみの古本屋「国分寺書店」があった
んだよ。



さてさて、再び国分寺駅に突入。
そして、中を通って再び北口から外へ。

はい、そこに “ボブ” がいましたー!!
ボブ、ゲット。
屋外販売のおじさん、ありがと、がんばってねー。



♪ 言う / YeYe





北口出てから、今度は左へ。

019四文屋.jpg


おおーっ、カフェ「ジョルジュ・サンク」がまだあるねぇ!

020ジョルジュサンク01.jpg

021ジョルジュサンク02.jpg

ココは、高っかいコーヒーの店だよ。
でも、当然うまい。
そして、シフォンケーキがピカイチ!
僕は、いまだにココのシフォンケーキよりうまいやつに
出会ったことがないわさ。

このはす向かいには、画材屋あったんだよなあ。
ムサビの学生や美大受験の予備校生御用達。


そのまま真っすぐ行くと、西部多摩湖線の踏切。
はい、その向こうには、あこがれの「国分寺女子ハイツ」ですなー。
男子禁制の女子学生マンションでっせー。

022女子ハイツ.jpg

国分寺は、近辺にたくさんの大学があるので、
学生が住むアパートなんか山ほどあったんだけど、
このマンション然とした女子ハイツは当時、
ひときわ格上なイメージだったなあ。
津田塾女子大学とか、武蔵野美術大学とか、学芸大学とかの
お嬢様が住んでいたんだろうねぇ。
友達と上の窓に向かって手を振っていたら、
管理人のおっさんに追いかけられたことがあったよ。


あ、いけねー、
“僕さあ、ボクサーなの” の「だんごの輪島」へ行くの忘れてたー。



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024駅マンション02.jpg


今度は、北口の駅前通りを直進!

025元三成堂書店.jpg

ココは、以前は大きな書店があったんだな。
駅ビルに入っている紀伊国屋書店とネット販売に
やられちゃったんだろうなー。
地下には、インドかぶれのおねーさんがやってた
超辛いカレー屋さんがあった。

地下奥には、茶葉のボトルキープができる
おしゃれな紅茶専門店
もあったなー。


026いながき.jpg

駅前通りから少し右に入ると、おっと!
もつ焼きの「いながき」があった!
ココは、知る人ぞ知る店。

素材が新鮮、目の前で焼く、安い。
ので、ジモティだけでなく、中央線沿線から
わざわざいろんな人が食べにくる店なんだよ。

でもね、午後5時から9時半までとなっているけど、
その日に仕入れた素材がなくなったら終わりなので、
9時くらいに終わることもちょくちょく。

社会人駆け出しの頃は仕事柄、夜9時頃に家に帰られることなんて
ほとんどなかったし、早く帰れてもだいたい都内のどこかにみんなで
わいわいやりにいってたし、ごくごくたまにチャンスがあっても
いながきはいつも満席で、「他へ一軒目行ってから、
後でまた来るわー」とか言って再度来たらネタ切れでおしまい
なんてことが何度もあったりして、これまでに2回くらいしか
行ったことがなかったなあ。


いながきから、さらにディープなほうへ行くと・・・
あった、あった!

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これが、あの有名な名曲喫茶「でんえん」やーー!!
屋根のあたりがくずれかかってる。
僕が35年前に初めて行った時も、
なんだかくずれかかっている印象だったからね。

027でんえん02.jpg

“名曲喫茶” なんだから、もちろんクラッシック音楽だよー。
入ってすぐ左は、中二階みたいなあがりになっている。
全体的に木造だね。

店の一番奥に、わりと大きなスピーカーが2つあるねー。
外はくずれかかっているけど、中は古くてくすんでいても
傷んでいるとか壊れているようすは全くなくて、
アンティークで落ち着いたいい感じの喫茶店でしょ?

内装の壁にはアート作品があちらこちらに。
そう、ココではよくムサビや学芸大学の学生の個展やグループ展が
行なわれたりしてた
んだ。
いまでも、やってるのかなあ?

店主は、もう頭が真っ白になっちゃっているおばあちゃん。
もちろん、35年前に来た時と同じ方。
お互いに、ただトシをとっただけだなあ。
毎日、毎日、少しずつ、少しずつ。

どれだけの、後の偉大な芸術家や音楽家が通ったんだろう。

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美容院?床屋?
35年前でも、カット + 洗髪 = 4,500円だった。
僕は、自分で切っていたけど。



はいはい、これがかの「フジランチ」でっせ。
いまでもやってるんだねー。
ちょっと覗いてみると、仕込み中のお二人は・・・
わお、あのおじさんとおばさんそのまんま!
いったい何歳になったんだろう?
遠目には、おじいさん、おばあさんには見えないけど、
きっとけっこういいトシになっているんだろうなあ。

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ココは、いまは昭和のなつかし洋食屋、って感じで
行列ができるほどの人気店になっているようだけど、
僕が通った頃は、それとはちょっと趣きが違ったなあ。

チキンカツセットとか、チーズバーグとか、
ポークソテー定食とか、ピーマン肉詰め&ライスとか・・・
メニューはそれこそ洋食屋だけど、
学生向けのめし屋ってイメージだったなあ、その当時は。

だってね、おかずのボリュームもでかけりゃ、
ライスの盛りもすごくて、安く、腹いっぱい食べられる食堂
って感じだった
んだよ。
ライスはフツー盛りでも大盛り、だから大盛りは禁断の注文だった。

ある時、大食いのみっちゃんと一緒に行って、
彼が「ライス大盛り」を頼んだ時、お店のおばちゃんが
「えっ?」って驚いてたなあ。
(売ってる側のくせに、どうしよう・汗、という戸惑いがみられた)
「ものすごく多いけど、残さないよねぇ」って
めんどくさそうに言っていたよ。
(どうなっても知らねーぞ、お前ら、という迫力を感じた)

なんだかイヤな予感がしたんだけど、はい、出てきたものは
“てんこ盛り” とか “メガ盛り” というシロモノじゃなかったよ。
あれは、“盛り” じゃないな、あれは “盛り固め” だなー。
盛っただけでは崩れるので、しゃもじでまわりを押して固めてあるのだ。
中身を掘っていないかまくら。

みっちゃん、ペロッと全部食べたけどね。
いまは大食いの時代じゃないので(昔だってそんな時代じゃないか)、
あんな大盛りは出していないのかなあ?



“ウラブンジ” には、こんな古本屋も。
んー、ココはその昔もあった、あった。

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駅前通りに戻って、どんどん北へ・・・

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ココには、24時間営業のスカイラークがあったなあ。
駐車場のないファミレス。
当時は珍しかったんだよ。

たぶん、スカイラーク創業からひとケタ台の古い店
だったんだと思う。
2階3階は客席ではなくて、調理場か倉庫があったはず。
いくつかの店舗の食材を一手に作っていたのかも。


後ろを振り向けば・・・
おー、ココのはす向かい(ローソンの看板のあるところ)に、
昔は「日本信託銀行」というのがあったんだよ。
そう、あの「三億円事件」のお金の出所だよ。
(持ち主は東芝の府中工場だけど)

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で、この三菱東京UFJ銀行は、そのお金を積んで
あの現金輸送車(セドリック)が出発したところ

当時は、日本信託から三菱銀行に、“一時預金” というのをして
三菱銀行から三億円が出発したんだよ。
当時の報道では一時、三菱銀行の車が狙われた、
って言われていたけど、まあ間違いではないけど、
中身は日本信託銀行のお金だったんだね。
(まあ、持ち主は東芝の府中工場だけど)



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おおー、まだあったねー。
ココはいわし料理専門の店、「菊地」
お造りを頼むと、水槽から生きているいわしをすくって、
目の前でさばいてくれる。
安くて、うまい、したがって生き残っている。


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この古本屋もずっと昔からあるねー。
国分寺北口の駅前通りは、古本屋だらけだったんだよ。


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039クローネンバーグ.jpg



ここは、ロック系のライブハウスだったなー、
てか、いまでもやってるわー。

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ああー、なつかしいなあ。
ここは、元「池田屋酒店」だなあ。
個人店でワインを並行輸入してた。

おばちゃんがワインソムリエの資格を持っていて、
地下に高いやつ用のワインセラーがあったんだよ。
夜中の1時頃まで開いていたので、
独身の頃は、会社帰りにしょっちゅう寄って帰ったよ。

そのおばちゃんの娘さんもワインにくわしくて、
まだ、日本で人気が出てなかった頃に
チリワインや南アワインを教えてもらった
っけ。



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元「浅見酒店」。
こちらは、日本酒&焼酎系に力を入れてたなー。
近所に移転して、いまもやってるようだね。


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元セブンイレブン。


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いまも、OKスーパー。


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元「小僧寿し」。


僕が住んでいたアパート。
もちろん、リニューアルされているね。
大家は、清志郎の親戚のはず。

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ここもまだやっているんだね。
ホンダのロードのワークスマシン
飾っていたこともあったよ。



ずずーいと小平市の上水南町へ侵入!

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おー、残ってる、残ってる。


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左奥に見えるのは、文化女子大学。


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これは、某有名少女漫画家の自宅兼アトリエだよ。
わっかるかなー?


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国分寺街道と五日市街道(玉川上水)の交差点。

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ここまで来たなら、国分寺街道を真っすぐ北上して、
西武新宿線の小平駅へ歩いて行っちまえー。

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ところで、「ボブ」とは、この猫ちゃんのこと。
雑誌「ビッグイシュー」の表紙、2度目の登場でーーす。
いい顔してるねー。

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「ビッグイシュー」とは、一般の市民が希望を持って
生きられるよう、社会問題、政治、環境・エコロジー問題、
自由・人権、平和、国際事情などを取り上げて編集されている
雑誌なんだそうだ。

特長的なのは、販売方法だな。
ホームレス状態の人が、街中に立って売っているんだよ。
(通販もあるけど)
売価350円のうちの180円が、販売員さんの報酬になる、
というしくみ。

ホームレスの人に無償の救済をするのではなく、
“仕事を提供” するという考え方がいいなあ。

発祥は1991年のイギリス・ロンドンだそうだ。
いまは、イギリスを含めて世界の6カ国に展開中。
同じビジネスモデル(ストリート・ペーパー)の
雑誌はすでに世界で100誌(紙)もあるんだそうだ。



NEWびーさん、ありがと!
なんか、すっきりしたわー。







♪ He Doesn't Have Christmas / YeYe




「ビックラゲーション」って、知ってるかい?


本を片付けていたら、こんなのが出てきたよー。

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002ビックラゲーション.jpg


学校帰りに、本屋でよく立ち読みしたなあ。
その本屋、もうなくなっちゃったけど。

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●故郷からなくなったもの


駅前のダイエー

駅ビルの丸井今井

鶴丸デパート

母校の古い校舎

友達家族が住んでいた社宅、テニスコート

親友の実家

オーダーメイドのテーラー

布団も売っていたおもちゃ屋

でっかいスピーカーのあるジャズ喫茶

うまいけど、ものすごく辛いカレー屋

同級生の親が営む帽子専門店

福福饅頭をふかしてた食堂

銭湯の前でゆでトウキビを売ってたおばちゃん

今川焼きの甘太郎

F畳店

W呉服店

N青果店

水すましのいた池

とんび、野うさぎ、シマリス、赤トンボ

親友の実家

寒い冬の夜に、彼女と初めて〇〇した道

初めて〇〇した、丘の上の古い展望台

母のまな板の音

父の怒鳴り声



・・・だんだん思い出だけになっていくなあ
だんだん忘れていくんだろうなあ







♪ 青春 / Off Course





♪ 老人のつぶやき / Off Course





♪ 汐風のなかで / Off Course




ふかいことをおもしろく ~ 『吉里吉里人』


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●『吉里吉里人』
井上ひさし(いのうえ・ひさし)
1981年 新潮社
※イラスト:安野光雅



初版の発刊は、1981年かあ。
思い出すなあ、あの頃。

友達に、なまらおもしれーぞ、って勧められて読んだんだっけ。

本屋で現物を目にした時は、ビビッたよ。
だって、ハードカバーのいわゆる単行本サイズで、800ページ以上もあったんだよ。
背表紙の厚さを見ると、辞書並み!
しかも、中を開いてみるとなんと、ページの文字組みが2段組み!
当時の僕は、1冊でこんなに分厚い本は見たことがなかったんだな。

「えーっ、これホントに読めんの?どんだけ日にちがかかるんだろ」、
なんて不安になったんだけど、別の友達も、あれはおもしろい!って
言っていたのを思い出して、思い切って買ったんだったなー。

でも、読み出したらけっこうスイスイ行ける。
しかも、ものすごくおもしろい。
おもしろい、というのは、ストーリーに惹きつけられるという意味でもあるけど、
主にゲラゲラ笑える、という意味。
1週間くらいで、バーッと読んじゃったなあ。

あ、いまは文庫で上・中・下で出てるねー。
それぞれ、500ページくらいあるけど。(笑)



ストーリーを簡単に書けば・・・
東北にある「吉里吉里(きりきり)」という村が、
日本国から独立しようとするハナシだよ。

吉里吉里村は、岩手県に実在する地名だけど、
どうも地理的にはズバリそこにハマるわけではなく、
その近辺の架空の村という設定になっているみたい。

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その吉里吉里が、ある日突然、独立宣言をするんだけど、
独立するための準備や体制を整えたり、日本国からの妨害などがあったりして、
いろいろなことが起こるといった内容だね。
それが、実にユーモラス、かつアイロニックに展開するんだなー。

第33回読売文学賞、第13回星雲賞、第2回日本SF大賞を受賞。
“SF“ って言っても、この小説の場合は、スターウォーズみたいな
“Science Fiction(空想科学小説)“ じゃなくて、
社会的なテーマを語るという意味で、“Speculative fiction(思弁的創作)”
というジャンルに入るのかな、この小説は。
違うかなあ?
要は、科学とか宇宙じゃないけど、ファンタジーってこと。
SFの定義って、難しいんだよな。

なんか、難しそうな感じになっちゃったけど、全然そんなじゃないよ。
全篇おもしろおかしい、マンガみたいなハナシ。
終始、笑わせてくれるんだよ。



この小説の笑えるポイントは、3つあると思う・・・
一つ目は、方言をいじくり倒した “言葉遊び”
東北弁を標準語に訳してすっとぼけたりして、これはホントおっかしい。
でも、ちょびっと知的な遊びって気がするのが、井上ひさし節なんだろね。

二つ目は、登場人物のキャラのおもしろさ。
さすが、演劇の世界で長いこと活躍してきただけのことはあるね。
キャラクターの設定は明確で個性的。
みーんな、愛すべき変な人なんだなー。

三つ目は、含み笑いさせられるブラック・ジョーク
日本国に反抗して独立しよう、ってんだから、
おのずと日本の政府や、制度や、行政なんかをおちょくることになるわけ。
欧米風の風刺画を連発して見せられるようなおかしさもあるんだね。

で、腹を抱えながら読んでいくことになるんだけど、
だんだんと「んー、このハナシはそれほど荒唐無稽でもないかなー」、
なんて気になってくるから、コワイよねー。
“ふかいことをおもしろく“ の井上爆弾が炸裂するんだなー。

沖縄米兵少女暴行事件や米軍用地特別措置法問題などがあった '90年代後半に、
沖縄でこの本のリバイバルブームがあったらしいよ。
「日本政府が非協力的なら、我々は独立しようぜ」という気運があったんだよね。
いや、今でもあるのか。



これを読んだからって、「日本だって、アメリカから独立しようぜ」とか
「政権、変えようぜ」なんて気になるわけがないじゃん。
ひたすら、笑って読みましょうや。
・・・ってか







“ Stop Whispering “ / Radiohead





“ Inside Looking Out “ / Grand Funk Railroad




『記憶スケッチアカデミー』 記憶は偉大なコメディアン



001表紙

●ナンシー関の『記憶スケッチアカデミー』
ナンシー関(なんしー・せき)
2000年
株式会社カタログハウス



この本は、ある方法によって、ヒトの断片的な記憶をアウトプットさせることで、
脳の深層に潜む心理を科学的に分析しようとするものである。
・・・というのは真っ赤なウソ。
めっちゃ笑える “絵本” のようなものなのだー。

『通販生活』っていう、カタログ誌があるよね?
それの読者投稿コーナーだったものを再編集して単行本化したんだね。
知ってる人も多いかもしれないけど。

ナンシー関が、毎回、「お題」 を出す。
たとえば、「かえる」とか。
それに対し、読者がハガキに、かえるを “記憶だけを頼りに“ 描いて、投稿する。
・・・という、一見、ホントに大丈夫かよという趣向だけど、
これが、めっちゃおっかしい!



お題:ペコちゃん

002ペコちゃん



お題:ウルトラマン

003ウルトラマン



お題:パンダ

004パンダ



・・・ってな感じ。
ウチなんか、大人も子供も友達も親戚も、大笑いしちゃいました。
一家に一冊、おすすめ。

みょうちきりんな絵はもちろん、
それに添えたコメントがおもしろいんだよねー。



ナンシー関(なんしー・せき)
1962年青森県生まれ。
2002年6月12日(満39歳)没。
消しゴム版画家、コラムニスト。
主な著書、『耳部長』(朝日新聞社)、『テレビ消灯時間』(文芸春秋)、
『何がどうして』(世界文化社)



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更新遅いけど、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


プロフィール

つかりこ

Author:つかりこ
北海道生まれ。広告制作会社勤務。スポーツ、飲み食い、音楽、読書、映画などなど、興味がゆらゆら。

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