ゆらゆら草

もう少し感受性を働かせれば、毎日がスペシャルになる。そう自分に言い聞かせて、 いろいろ感じたことを書きとめてみよっと。

お前なしで・・・ ~ さよなら、ウォルター  


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♪ I'm Not the Same Without You / Donald Fagen





♪ I'm Not the Same Without You

Since you've been gone, an awesome change has come about
お前が去ってしまってから、すばらしい変化が起こったよ

My life is different now,
オレの人生はいまは前とは違うんだよ

I'm not the same without you
お前なしで、オレはすっかり変わったんだよ


I'm evolving at a really astounding rate of speed
オレはマジで驚異的なスピードで進化してる

Into something way cooler, than what I was before
前よりずっとクールな方法でさ


I feel much stronger than I have in years
ここ数年の自分よりはるかに強くなったように感じる

My mind is sharp, and my spirit's high
意識が研ぎ澄まされ、精神も崇高だぜ


Now people tell me the shape of my face is changing
みんな顔の形も変わったって言ってるし

I've grown an inch taller since July
7月から1インチも背が伸びたぜ

What in the world is going on?
いったい、世界で何が起こってるのかってさ

Please tell me
教えてほしいくらいだぜ


Without you, I now have eyes to see some other destiny
お前がいなくなっていま、別の運命が見えてきたぜ

A futurescape of bright arcades
明るいアーケード街の未来の風景さ

In which I bring off heroic escapades
英雄気取りの悪ふざけなんかもうしないのさ


I can hold my breath for a really long time now
やっと、のびのび呼吸し続けられるぜ

I can hold my own
やっと自分を保てる

I'm not the same without you
お前なしで、オレはすっかり変わったんだよ


Without you, I now have eyes to see some other destiny
お前がいなくなっていま、別の運命が見えてきたぜ

A futurescape of bright arcades
明るいアーケード街の未来の風景さ

In which I bring off heroic escapades
英雄気取りの悪ふざけなんかもうしないのさ


Since you've been gone, it's like somebody switched the stars back on
お前が去ってしまってから、誰かが星に輝きを戻してくれたみたいだ

I can see into everybody's heart, and everybody's dreams
みんなの心の中も、みんなの夢の中も見えるんだよ へい


I don't need sleep anymore,
オレはもう眠る必要がないんだよ、

If I close my eyes, I sleep the sleep of the gods
だって目をつぶるだけで、神の眠りに就けるんだから

I'm not the same without you
お前なしで、オレはすっかり変わったんだよ

And no, no, no
だから拒否、お断り、ノーだ


I'm not the same without you
お前なしで、オレは前と同じじゃなくなった

I'm not the same without you
お前なしで、オレはまったく違う人間になった

I'm not the same without you
お前がいなくなって、オレはせいせいしたぜ





ウォルター・ベッカーが死んじゃった。

スティーリー・ダンはこれで消滅。
万一、ライブプロジェクトとしての名前が残ったとしても、
フェイゲン&ベッカーのコンビネーションはもう実現しない。


上に貼った曲は、ドナルド・フェイゲンが2012年に発表したアルバム
『Sunken Condos』の2曲目。
和訳は、僕の拙訳。

この曲は、さらっと聴くと、
「あんな女と別れて、せいせいしたぜ」とか、
「あんなロクでもない男と別れて、新しい世界が広がったわ」
ってな感じの歌詞に読めるけど、
これは麻薬のことを言っているんじゃないかなあ、って思うのさ。

> A futurescape of bright arcades
> 明るいアーケード街の未来の風景さ
>
> In which I bring off heroic escapades
> 英雄気取りの悪ふざけなんかもうしないのさ

↑ だって、曲中に2カ所あるこの部分って怪しくね?
文字にしてみたら「arcades=アーケード街」とか
「heroic escapades=英雄気取りの悪ふざけ」ということになるけど、
耳で聴くと「arcades」が「alkaloid=アルカロイド(麻薬性の塩基化合物)」
「heroic escapades=ヘロインへの逃避」とも聴きとれるような
つくりになっているんじゃないかな?
そう、ダジャレ。

◎ A futurescape of bright arcades
明るいアルカロイドの未来の風景さ

◎ In which I bring off heroic escapades
ヘロインへの逃避なんかもうしないのさ
・・・って、意味を隠してあるんじゃないのかい?!

してみれば、散々出てくる「without you」の「you」って、
「麻薬」のことじゃないのか?
って勘ぐってしまうんだな。

「I'm not the same without you」=麻薬をやめて、オレは変わった。
すばらしい変化、星は輝き、人間らしい心や夢や希望を理解できるようになり、
曲作りの感覚も鋭くなり、顔つきが変わり、世界ががらっと変わり、
新しい運命を待ってわくわくできるようになった、ってね。

そして、その「you」は、ひょっとして「麻薬に溺れてしまった “誰か”」
のことでもあるんじゃないのか?
とも思いつくんだよなあ。

そう、フェイゲンの相棒のウォルター・ベッカーのこと。
だってさ、スティーリー・ダンが '80年にアルバム『ガウチョ』を
出した直後に活動休止になった大きな理由の一つに、
ウォルター・ベッカーが麻薬に溺れてしまっていたことがある
んだな。

彼には前科があって、なかなかやめられないと聞く麻薬のことだから、
勘ぐりたくなってしまうんだよ。

この曲が、親友でもあり盟友でもあるフェイゲンからベッカーへ、
「オレもかなりのめり込んだけど、きっぱりやめたら人生が変わった、
お前も早くやめろ」という励ましのメッセージなのか?


「何度言ってもわからない腐れジャンキーとはもう絶交だ、
お前なしでアルバム作ったら、こんなにいいのができたぜ」という
絶縁状なのか?
それはわからない。

スティーリー・ダンとして出した最後のアルバム
『Everything Must Go』が2003年、
ウォルター・ベッカーが最後に出したソロアルバム
『Circus Money』が2008年、
この曲が収録されている、“ベッカーなし” で作られた
ドナルド・フェイゲンの直近のソロアルバム
『Sunken Condos』は2012年のリリース。

ウォルター・ベッカー、2017年9月3日没、享年67歳。
死因、死亡場所、詳しい状況等は、9月23日現在不明。





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ウォルター・ベッカーは、1967年に僕らがバード大学の学生として
出会った時からの友人であり、作曲のパートナーであり、バンド仲間だった。
僕らは、ワード・メイナー(大学が寮として使っていたハドソン川の淵に建つ、
朽ち果てた古いマンション)のロビーの小さな客間にあるアップライト・ピアノで
バカげた小品を書き始めたんだ。

僕らは多くの好みが一致していた。
ジャズ('20年代から'60年代あたり)、W.C.フィールズ、
マルクス兄弟、SF、ナボコフ、カート・ヴォネガット、トーマス・バージャー、
ロバート・アルトマンの映画なんかを思い出すね。
ソウル・ミュージックやシカゴのブルースなんかもね。

ウォルターは非常に荒れた少年時代を過ごした-詳しいことは割愛するけど。
幸運にも彼は鞭のように頭が良くて、極上のギタリストであり
偉大なソングライターだった。
彼は自分自身を含む人間の本性についてシニカルであり、
とてつもなく面白い奴だった。
崩壊した家庭で育った多くの子供たちのように、
創造的なモノマネのコツをつかんでいて、
人の隠れた心理を読んで、彼が見たものを気まぐれで鋭い芸術に変えた。
彼はよく僕の妻であるリビーの口調で手紙(送ることを目的とせずに)
を書いていて、僕ら3人はそれを読んで笑い転げたもんだ。

'70年代の終わりには、彼の悪い癖が絶好調となってしまった。
そして、僕らはしばらく接触を絶ったんだよ。
'80年代、僕がリビーとニューヨーク・ロック・アンド・ソウル・レビューに
取り組んでいる時、僕らは再びつながって、
スティーリー・ダンのコンセプトを復活させて、
別のすばらしいバンドを開発していったんだ。

僕は、僕らが一緒に作った音楽をできる限り永く生かし続けようと思う、
スティーリー・ダン・バンドと共に。
永遠に彼の欠落は埋められないけど。

ドナルド・フェイゲン
2017年9月3日



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※上記追悼文は、米『ローリング・ストーン』誌に発表された全文を
勝手に転用させていただき、つかりこが翻訳したものです。





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※上記写真は、オフィシャル・サイト「http://walterbecker.com/」
から勝手に引用させていただきました。
(c) 2006 - 2017 Walter Becker:All Rights Reserved





♪ Dog Eat Dog "You Gotta Walk Like You Talk It" / Steely Dan





♪ Cousin Dupree / Steely Dan





♪ Any Major Dude Will Tell You / Steely Dan




ニュース番組観てて・・・  


“真珠湾” って聞いたら、どうしてもこれ思い出しちゃうんだよねぇ。



♪ うわさのカム・トゥ・ハワイ / ザ・ナンバーワンバンド


1982年のジャパニーズ・ラップミュージック


冬といえばギターだぜ  



物心ついた頃、気づいたらそこにギターがあった。
親父が弾いていたんだな。
ボディも弦も茶色くなってしまった、ガットギター。

弦は、古くなったら交換するもの、
切れたらバラで買えるものということも知らずに
いじくっていたんだよ。



中学になった頃、
フォーク歌手が使っているようなやつが欲しくなって
バイトして買った。
当時、1万8千円。

憤りや、恋心や、世界平和や・・・
訳もなく自分の中から出てくるものの分だけ練習した、
とでもいうのかなあ。



高校ではエレキを覚えたよな。
でかい音が出る分、気持ちや体を爆発させた。



ハタチを越えて、
ジャズやフュージョンのギタープレイと出会った。
大人の爆発のしかたというものを知った気がしたな。

ちょっと上手くなった分だけ、いいギターを買った。
いつか、ラリー・カールトンや渡辺香津美みたいに弾けるようになって、
プロが使うような高いやつを買おうと思った。

本気であんな風に弾けるようになると信じていたんだよな。



冬になって寒くなると、そんなことを思い出すんだよ。
寒さで指が動きずらくなったり、
空気やボディが乾燥して、アコギの音が妙に良くなったり・・・。

僕のギターは、いまだに中途半端な値段のやつのまま。





“ Liquid Fingers ” / Kazumi Watanabe





“ Unicorn ” / 渡辺香津美 feat. 野呂一生 & JIMSAKU





“ Point It Up ”/ Larry Carlton





“ Mediterranean Sundance/Rio Ancho ”
/ John McLaughlin, Paco DeLucia, Al DiMeola(Friday Night in San Francisco 1981)






“ This Time ”/ Earl Klugh




たまには、聖らかなクリスマス  


“ Away in a Manger ” / Aled Jones


あの、アレッド・ジョーンズだぜ!



" Ding Dong Merrily on High " / Aled Jones





" Ding Dong Merrily on High " / Jackie Evancho


あの、ジャッキー・エヴァンコだぜ!



“ Silent Night “ / Jackie Evancho





“ 生まれ来る子供達のために” /小田和正


クリスマス的な雰囲気ということで・・・



“ Snowbound ” / Donald Fagen


トリはやっぱり “俗” っぽくなっちゃいました





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ことしのウチのやつは、こんな感じ


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玄関のげた箱の上


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キッチンカウンター


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昼間のツリーは、サマにならないね



家の中、けっこう恥ずかしいねー。
ぜんぜん聖らかでないし、清らかでもないし。(^_^;)

夜が気持ちいい季節となりました  




やや秋寄りの夏と秋の間。

夜は、寒くもなく暑くもなく、いい感じ。



この季節にはいつも、夏には気づかなかった空気の匂いや、

繊細な味や、人恋しさや、メロディの切なさなんかが、

ずけずけ入ってくるよなあ。



夜は、これからだんだん長くなる。

お気に入りでも聴きながら、

ぽけーーー







“ Don't Know Why “ / Norah Jones





“ You'd Be So Nice To Come Home To “ / Helen Merrill with Clifford Brown





“ Cool Night “ / Paul Davis





“ I Need To Be In Love “ / CARPENTERS





“ I Can't Tell You Why “ / Eagles





“ Just the two of us “ / Bill Withers & Grover Washington Jr.





“ We're all alone “ / Boz Scaggs




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